鳳凰山 (テント泊)

2023年12月29日(金) ~ 2023年12月30日(土)

• GPS: 14:41
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,956m
• 下り: 1,943m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:13
• 休憩: 1:07
• 合計: 6:20

距離 9.0km 登り 1,285m 下り 235m

8:36 夜叉神峠登山口
9:41 夜叉神峠
9:44 10:00 夜叉神峠小屋
11:26 11:43 杖立峠
13:03 13:23 火事場跡
14:16 14:30 苺平
14:56 南御室小屋

2日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:08

距離 13.6km 登り 671m 下り 1,731m

6:44 南御室小屋
7:49 7:50 砂払岳
7:55 8:01 薬師岳小屋
8:13 8:15 薬師岳
8:50 8:58 鳳凰山
9:27 薬師岳
9:33 9:40 薬師岳小屋
9:47 砂払岳
10:25 10:52 南御室小屋
11:33 11:39 苺平
12:24 火事場跡
13:00 13:07 杖立峠
14:02 14:06 夜叉神峠小屋
14:08 夜叉神峠
14:43 夜叉神峠登山口
14:52 ゴール地点

天候

晴れ。
薬師岳から観音岳までの稜線は8m/sくらいの風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神峠駐車場に駐車。午前8:30くらいに着いたが10代分くらいは余裕があった。

コース状況／危険箇所等

夜叉神峠登山口で案内の方が3人いて、ほぼ雪が無いことが確認出来たため、アイゼン・ピッケル・スコップは車に置いていき、チェーンスパイクのみ持参。

所々凍結していたが、苺平から南御室小屋までは下りで日陰のためか雪や凍結があるためチェンスパ必須。

南御室小屋からは基本的に登りのためチェンスパ無くても行けるが付けてた方が無難。砂払岳から薬師岳小屋までは雪と岩のミックス。

薬師岳から観音岳の稜線にはほぼ雪が無かった。

その他周辺情報

日帰り温泉: 南アルプス市営温泉 樹園　600円
芦安周辺の温泉はどこも休業だった。

夕飯は双葉インター近くのほうとう小作。時間が15:30と中途半端だったためか空いてた。
朝飯はうどんだったのだが‥。

写真

12/29 9:52

夜叉神峠登山口から樹林帯を抜けてやっと白峰三山とご対面。あちらには雪があるのにこちらにはさっぱり。

12/29 12:33

この写真は雪が無い事を示したいのでは無くて、メンバーの一人が具合悪くなったので仕方なくビバーくする場所を探したところ。

12/29 13:04

具合が悪かったメンバーも幸い体調が好転し、騙しながら南御室小屋へと向かう。

12/29 14:04

苺平からの下りは凍結していたのでチェーンスパイクを装着して。

12/29 14:31

こんなに雪が残っているところもある。

12/29 14:53

ここが南御室小屋の手前で携帯電波の入る最後の場所らしい。

12/29 14:56

やっと南御室小屋に到着。年末年始は営業している。

12/29 15:09

テントを張ろうとペグを打ったが地面が凍っていて入っていかない。テン場は雪が無い所も結構あったので芝生の上に張ったのだが…。

12/29 18:07

小屋前の広場からテン場方向を撮った。

12/29 18:08

テント内の宴会をよそに、空には満点の星空。

12/30 6:54

体調が悪いメンバーとゆっくりくつろぎたいメンバーを置いて、一人観音岳を目指す。樹林帯でご来光は諦めていたが少しだけ拝むことが出来た。

12/30 6:58

南御室小屋を出た直後は雪が無かったが次第に雪や凍結の箇所が出てきた。朝一番のこの登りはしんどいなぁ。

12/30 7:38

砂払岳まで来て白峰三山に再会。あちらとこちらの標高差はそんなに無いのにこの積雪の違い。

12/30 7:43

雲海に浮かぶ富士山は見事だった。

12/30 7:50

薬師岳が見えてきた。

12/30 7:54

薬師小屋に到着。砂払岳からここまでは雪と岩のミックス。

12/30 7:54

おやっ、トイレが使えると思ったら。

12/30 7:55

今日から営業しているらしい。まだ準備中の看板。

12/30 8:12

薬師岳でのパノラマ写真

12/30 8:16

薬師岳から白峰三山。実は景色もそんなに変わらないだろうし、ここで満足して帰ろかと思っていました。

12/30 8:18

八ヶ岳は真っ黒。どうなってるんだ今年は。途中で会ったソロの女性から、南御室小屋の小屋番さんが「ここ20年来でこんなに雪が少ないのは初めて」と言っていた事を聞いた。

12/30 8:49

観音岳に到着。

12/30 8:50

一番右に甲斐駒ヶ岳。やはり雪は無さそう。

12/30 8:52

富士山が見事でまたパチリ。

12/30 8:55

観音岳でのパノラマ写真。遠く北アルプスは雪を被っているが八ヶ岳や浅間山は真っ黒。

12/30 9:17

折角なので北岳のアップ

12/30 9:10

南御室小屋のテント場の様子。積雪は少しだけ。

12/30 12:05

もうあとは下山するだけ。まったりと陽だまりの中でお昼を食べてくつろぎました。

12/30 14:21

あれこれとあった山行だったが全員無事に下山出来て何よりでした。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

iPhone 13 Apple

装備

個人装備

アイゼン/ピッケル/スコップは無し。

共同装備

ジャンテン 鍋 ストーブ 宴会用の食材

感想

kaz

年の瀬は雪山に泊まってテント宴会でしょ！　ということで意気込んで南アルプス鳳凰三山へ行ってはみたものの、全然雪を踏めないし（申し訳程度のチェーンスパ装着歩行を少しだけ）、テントも雪の無い凍結地面への設営になるしで、今回も雪を満喫できぬままの年の瀬山行になってしまいました（前回は金峰で雪の無い富士見平で幕営だったので2年連続の残念）。

それでも宴会が始まってしまえば、やはりオッサン名で盛り上がって、たのしい時間を過ごせました。皆さんありがとうございました。

2024年末こそは3度目の正直、雪の上でテント宴会を楽しみたいものです。ってまだ1年先の話ですが...

hayashima

年末恒例の雪山登山、今年は鳳凰山に行きました。しかし、ほとんど積雪がなく、晩秋の山を歩いている感じでした。それでも、テント泊でみんなで鍋を囲んでワイワイする時間は、とても楽しいものでした。個人的には久しぶりの山行だったため、体力的にきつかったです。今後の体力づくりが課題になった山行でした。

kinta6066

年末恒例の変態おやじ達のテント泊山行。山行と言いつつテントで宴会したいだけという気もするが‥。

氷点下の中でテントを張って、汚いトイレに我慢しながら、テン泊の重い荷物を担いで、現代の生活とは逆行する生活をするために行ってきた。

今回は学ぶ事があった。メンバーの1人が心臓の調子が悪いというのでビバークしようという事になり、テン場を探したり、水が足りないので南御室小屋まで3時間掛けて水を汲みに行こうとしたり、そうこうしているうちに何とか動けるようになり、騙し騙し南御室小屋まで全員辿り着く事が出来た。

学び
・余分な水は必要
・水を汲むプラティパスのようなものが必要
・浄水器もあれば水を調達出来る可能性増える

南御室小屋へのアタックは、もう1人も高山病のような症状で、もう1人は3回も来てるのでのんびりテントで待つことになり、行った方が良いという事で1人で観音岳に行く事に。

結構しんどくて薬師岳で戻ろうと思ったが、定番コースの観音岳はやはり景色が素晴らしく行った甲斐があった。

でも今度は青木鉱泉からの周回でいいかな(笑)