剱岳 小窓尾根〜早月尾根

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月04日(月)

• GPS: 23:30
• 距離: 23.0km
• 登り: 3,642m
• 下り: 3,647m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:42
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:25

5:49 馬場島
6:37 6:50 取水口
8:00 8:15 雷岩
9:15 9:30 小窓尾根1614m
14:14 宿泊地

2日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:04

4:18 宿泊地
5:30 5:40 ドーム
7:35 7:40 ピラミッドピーク
9:55 10:05 マッチ箱
10:25 10:57 三ノ窓
11:03 11:16 池ノ谷ガリー
11:22 池ノ谷乗越

3日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 1:24
• 合計: 6:36

4:24 池ノ谷乗越
5:02 5:14 長次郎のコル
5:26 5:36 剱岳
5:47 6:15 カニのハサミ
8:02 8:29 早月小屋
10:51 10:58 馬場島
11:00 ゴール地点

天候

2日　晴れ
3日　晴れ
4日　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/2 5:49

前泊し番場島から出発

5/2 5:56

池ノ谷方面へ

5/2 6:14

小窓尾根の稜線

5/2 6:37

取水口　夏道どうり左側へ

5/2 7:08

急勾配！

5/2 7:11

5/2 7:47

白萩川へ下降

5/2 7:49

池ノ谷のゴルジュ

5/2 7:59

雷岩

5/2 8:22

小窓尾根への急登

5/2 8:24

ルンゼを詰める

5/2 9:28

やっと傾斜が緩くなる

5/2 9:49

あとひと登りで

5/2 9:53

小窓尾根1614m

5/2 9:57

小窓尾根

5/2 10:30

雪が少なく藪漕ぎ

5/2 11:28

5/2 11:50

1990m

5/2 11:52

5/2 11:57

ここから本格的な藪漕ぎ！

5/2 12:27

雪が繋がっていれば楽なのに・・・

5/2 12:33

ニードルが見えた

5/2 13:07

雪が崩れそう・・・

5/2 13:14

慎重に右側の隙間を通過

5/2 13:33

トレース有り

5/2 13:55

ニードルとドーム

5/2 14:55

対面に早月小屋

5/2 15:04

ニードル手前に幕営

5/2 18:23

日本海に日が沈む

5/3 4:32

2日目　ハーネス付けて出発

5/3 4:42

ニードル右側の岩峰基部まで詰める

5/3 4:55

5m懸垂下降

5/3 5:09

ドームへ。FIXロープ有り池ノ谷側を登る。

5/3 5:30

ドーム

5/3 6:04

ピラミッドピークへ。残置ロープに導かれ登るが・・・。
結構しょっぱい登攀。

5/3 6:55

行き詰って2ピッチ懸垂し、右側を巻く。

5/3 7:49

通過したピラミッドピーク。

5/3 5:32

マッチ箱へ。

5/3 7:41

仙人谷側を歩く

5/3 7:49

アイゼン歩きなので、慎重に。

5/3 7:50

5/3 8:12

部分的に雪があるのみ

5/3 8:24

右側の基部を登る

5/3 8:37

5/3 8:40

稜線に乗り、核心部終了

5/3 8:43

5/3 8:58

小窓ノ頭から小窓ノ王

5/3 9:22

剣尾根　R4

5/3 9:36

北方稜線合流

5/3 9:42

池ノ谷　左俣、右俣

5/3 10:03

小窓ノ王の基部

5/3 10:18

ダブルロープで50m懸垂下降

5/3 10:47

三ノ窓から五竜、鹿島槍

5/3 10:58

雷鳥

5/3 11:01

池ノ谷ガリー

5/3 12:38

池ノ谷乗越

5/3 12:52

若手二人が八ッ峰上半へ

5/3 15:42

八つ峰

5/3 13:16

6峰への登り

5/3 14:09

雪が少ない！

5/3 14:38

6峰からの下降

5/3 15:45

雪が少なく縦走断念。

5/3 17:00

5/3 15:47

池ノ谷乗越で、幕営

5/4 4:35

3日目　早朝だが雪が柔らかい。

5/4 4:41

左側の雪面をトラバースして進みたいが、雪が割れて厳しいので、

5/4 4:48

岩稜を直登

5/4 4:49

モアイ像

5/4 4:55

八つ峰

5/4 4:58

長次郎ノ頭からの下降は、雪が続いていた。

5/4 4:58

長次郎のコルから登り。雪が緩みすぎて悪すぎる！

5/4 5:06

コルから登っていると、後方で長次郎の頭から落石！

5/4 5:25

剱岳登頂！

5/4 5:28

あっという間にガスに包まれる。今年もガスの山頂

5/4 5:40

登頂記念

5/4 5:45

早月尾根で下山

5/4 6:02

ちょっとガレてるので、懸垂下降

5/4 6:47

雷鳥の番

5/4 7:51

標高下げれば、ガスも切れて富山湾が見えた

5/4 7:57

対面に登った小窓尾根

5/4 7:57

ニードルからドーム

5/4 8:03

早月小屋

5/4 8:28

アイゼン外して、サクサク下る

5/4 9:22

夏道やめて、トレース追い白萩川へ下る

5/4 9:31

イワウチワ

5/4 9:52

トレースを追跡中

5/4 10:12

あっという間に、林道合流

5/4 10:17

小窓尾根は、雲の中

5/4 10:44

早月尾根の登山口。今回も試練でした。

5/4 10:46

5/4 10:48

馬場島に生還。お疲れ！

感想

kzhashi

馬場島に前日入りして、前泊。辺りは、すっかり明るくなり、ちょっと遅めの6時前に出発。
白萩川沿いの林道を歩き、取水口から夏同様左側の巻き道をアイゼン付けて登っていく。
急斜面を登り乗越に着くと、雪渓が繋がっていたので、巻かなくても良かったかも。
白萩川に下って、雷岩から小窓尾根に取り付く。急なルンゼを詰めて1時間ほどで尾根に乗る。
ここから快適な雪稜歩きかと思いきや、雪が少なく藪漕ぎの始まり。1990mからヤセ尾根になり、
慎重に藪漕ぎ＆急登すると2時過ぎに目的のニードル手間に到着。本日は、ここで幕営。
馬場島の電波等のお陰でドコモの電波がばっちり入る。ヤマテンで予報を取ると、4日の天気が悪い。
行程を協議しながら夕飯食べて、8時前に就寝。

2日目　登攀具着けて、4時半に出発。ニードル右側の基部まで登り、5m懸垂下降。トラバースし、
コルに着いてドームへ登る。残地ロープが有り池ノ谷側を直登。上部は、ハイマツを掻き分けて、
ドームに到着。一旦下って、ピラミッドピークへ。ここも残地のロープが有ったので、ロープ沿いに
直登気味に登るが、トポでは、右に巻くとあったのでなんか違っているぽい。登るにつれて徐々に
しょっぱくなってきた。そのまま登れそうな雰囲気もあったが、リーダー判断で一旦下る事に。
周りに捨て縄が多数あったのは、皆間違えて懸垂したのかな。2ピッチ下って、踏跡を発見し右に
巻きながら右上していく。ピラミッドピークのピーク付近に出て、マッチ箱を目指す。
雪無しの岩稜ヤセ尾根を慎重に進み、高度を上げていく。登り切れば、ほぼ核心部終了し、
小窓の王が見えた。雪稜をアップダウンしながら歩き、発射台からダブルロープで50m懸垂下降。
トラバースし三ノ窓に到着。急斜面の池ノ谷ガリーを登って、池ノ谷乗越に到着。
本来明日八ッ峰縦走予定だったが、明日の天気が昼から崩れるとの事で、早々にテント張って
若者2名は、八つ峰上半に出発。リーダーと自分は、テントでお留守番。
5時過ぎに八つ峰組が帰ってきたが、8峰が雪が無くトラバースも出来ないとの事で6峰から懸垂で
降りてきたらしい。明日は、下山日なので、有りっ丈の酒と食材で宴会し、夕飯食べて就寝。

3日目　天気の崩れは、早いみたいで曇天。4時半に出発し、剱岳を目指す。気温が暖かいのか
雪が緩い。長次郎の頭手前を左側にトラバースできずに直登し、左側を下って長次郎のコルに着く。
最後の登りは、さらに雪が緩みステップが崩れていく。岩下のシュルンドに落ちそうになったが、
強引によじ登り、剱岳登頂。直にガスに包まれ、展望無しに・・・。去年と同様となってしまった。
写真撮って直に下山開始。早月尾根に下って、1箇所懸垂下降。夏道と雪のミックスを下って、
早月小屋で休憩。アイゼン外して夏道伝いに雪稜を下っていくが、トレースが白萩川へ下りている。
夏道も面倒なので、トレースを追い雪面伝いに降りていくと林道に合流。こちらが冬期ルートなのか？
まあ、楽に下山出来て、良かった。