2024年の最初は安部奥周回 十枚山・八紘嶺・大谷嶺、山伏には届かず・・・
- GPS
- 12:22
- 距離
- 37.5km
- 登り
- 3,260m
- 下り
- 3,253m
コースタイム
- 山行
- 10:57
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 12:27
天候 | 基本的には晴れ、標高高い所は一部雲の中、やや風強いが昼間気温上がる |
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過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
六郎木の駐車場に駐車 トイレあり 近隣に自販機あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
歩いた登山道は全て楽ルートで選択できる一般登山道だが、少々危険な部分有 ・十枚山山頂付近から新窪乗越迄の区間は一部を除き積雪数cm ・崩落個所すぐ横にルートが設定されている場所多数 ・急斜面多数、ロープが設置されている場所が多くあるが、 ロープ自体が老朽化していたり、ロープを結んである樹木が 枯れていたりするので見極めが必要 ・新窪乗越から扇の要の間はザレの急斜面 特に上部は石を落とさずに通過するのが困難なレベルで、落石のリスクが高い ・大谷崩れ分岐から六郎木迄の区間はチャリで移動 ・安部峠のトイレは施錠されており使用不可 |
その他周辺情報 | 梅が島温泉とか良さげだと思っていたが、そもそも入浴可能時間に間に合わず 下山後そのまま撤退 ●新静岡ICから安部奥までの間のコンビニ インター出口のローソン 県道29号線沿いのファミリーマート 静岡新足久保店が最終 安部奥からだと30km以上あるのでコンビニ利用時は要注意 |
写真
装備
個人装備 |
ザック:アルパインライトパック20(montbell)
靴:GEL-SONOMA 7 G-TX(asics)
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感想
各位>本年もよろしくお願いいたします
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安部奥。youtubeでこの界隈の動画はよく見ていたのだが、
正直遠くてなかなか足が向かない場所。
とは言え、安部奥周回は中々に心惹かれるルートだし、
山梨百も3座ある。
日程に余裕がある正月休みに行ってこようと密かに計画していた。
1月4日、夕方に東京を出発。
東名登り車線の渋滞を横目に、順調に新静岡IC着
コンビニでおにぎりとか仕入れようと思っていたのだが、
立ち寄ったファミマがラストのコンビニだった。
一旦、六郎木の駐車場に着いて場所を確認、チャリをデポしに再度出発。
一応、エスケープの場合も考慮して大谷崩れ分岐にチャリをデポ。
幸い、今回デポ地から駐車場までほとんど登りは無く、
チャリの登りで大汗とかはなさそう。
チャリデポ後、六郎木に戻り車中で仮眠。
1月5日、2時ごろ目が覚めたがまだ早いと二度寝・・・4時頃起床。
あー寝坊した・・・開き直って出発準備。
ガスでお湯沸かしてテルモスに入れ、
おにぎりとみそ汁の朝食を取り4時半頃出発。
思ったより寒くない。
中の段迄舗装路歩き・・・上の駐車場で既に汗だく、シェルと中間着脱ぐ。
林道にはショートカットがあった様だが、そのまま舗装路で登山口へ。
約1時間で登山口。微妙に調子が悪くて息が上がる・・・
直登ルート分岐を過ぎ、100m刻みで一息入れながら山頂を目指す。
駐車場から十枚山山頂まで1400m程の標高差・・・結構な登りだが、
「3時間は掛からない程度」とか、笹山登って以来感覚がおかしい自覚がある。
夜明け直後の7時、十枚山到着
山頂は一面雪。雲に覆われ日差しは無い。眺望も微妙・・・
新年早々ガスガス、と言う訳でもなく、山頂の辺りだけ雲があるようだ
すぐにシェルを着込み、チェーンスパイク装着して早々に出発。
まずは前半、安部峠までの稜線歩き。途中まであった先行者の足跡が消え、
路面委は動物の足跡のみ・・・積雪は数僂覆里如△覆鵑箸覆ルートは分かるが、
時々ルート外したかもしれない。
稜線から西側の山々、これから向かう山伏や、その向こうの山々が見える。
眺望も良いルートだが、やや風が強く泊まると寒い。
小ピークのアップダウンをいくつもこなし、黒崩れの横を通過して大光山到着。
「ひかり」でも「てかり」でもなく「ぴっかり」と読むとは・・・w
まぁ、名前が珍しいだけで眺望も無いので先へ。
その先の「奥大光山」「大笹の頭」辺りは平和な道だったように思う。
大笹の頭で小休止、ベースブレッド(メープル)補給
雪なので直接座れず、パッド出して倒木の上に敷く・・・面倒
地図見ながらペース確認・・・ここまではまぁまぁか。
基本的に稜線沿いの道だが、崩落地の際を通っていたりして結構ビビる
また、標高差は大きくないものの、急斜面の小ピークがいくつもあり、
CT短縮がなかなか難しい・・・
急斜面と言うだけでなく、雪が付いているので猶更足が進まない
ロープは随所にあるのだが、ロープ自身が古かったり、
ロープが結ばれた木が枯れていたりと、都度使えるかどうかの判断が必要
そんな急斜面を登り切ると、開けた場所に出る
「バラの段」、富士山、天子山地、毛無山、遠く甲府盆地、
その向こうに奥秩父の山々
凄い絶景だったが、アプローチが長すぎる・・・
しばし絶景を堪能した後、安部峠へもアップダウンの厳しい道。
正直、ここは時間詰められないわ・・・
安部峠で林道に上がりしばし舗装路歩き。
ゲートを過ぎて使われていない駐車場&トイレ。
youtubeではよく見ていた場所。
トイレは施錠されていて使用できず。
胸ポケットのアクエリが空になったので、ザックから水のボトル出して入れ替え。
一息ついたら大ボス、八紘嶺へ。
登山口からの標高差は500m程、1時間位で登れるかとも思ったが、
登るだけでなく距離もあって結局1時間半かかった。途中バテたせいもあるか。
山頂は木々に囲まれ眺望は良くないが、木の隙間から双耳峰の笊ヶ岳が見える。
いつか行かねば、とか思いながら朝バナナ1本チャージだけして先へ。
次のピークは五色の頭、標高差は60m程だが、
150m下ってから100m登り返し、と言う様な感じで削られる。
五色の頭の読めない山頂標識を過ぎ、
テープも微妙なエリアを適当に進んで大谷嶺のへ登り。
100m程の登りがシンドイ
急斜面を登った後、左に曲がって大谷嶺のピークへ最後の登り。
山頂は南面が開けていて海まで見渡せる。
風が強いが気温も上がっていてすごく寒い、と言う感じでもない。
一応木の陰で風をよけながら小休止。
ポットのお湯でコーヒーを淹れ、フルーツケーキ食べながら脳内会議。
既に14時を回っていて、山伏山頂は日没頃だろう。
流石にナイトスノーハイクしたい、とかいう程人間辞めてないw
山伏からの下りは沢筋・・・初見の沢筋、夜の下りは避けたい
という事で新窪乗越から下山と言う結論・・・
1DAYで周回出来れば、と思ってはいたが、
計画段階から厳しいのは分かっていたし、
日の短い時期だし、寝坊したし、雪だし・・・
山伏だけなら山伏峠から30分だが、まぁ、甲州百とかも考えれば、
どうせ一回では済まないし・・・
などとアレコレ言い訳を考えつつ新窪乗越へ
大谷嶺の南面が大谷崩れで、その際に登山道が付いているのでかなり怖い所もあり。
急斜面のロープ場は、ロープが結ばれた木が枯れていたり・・・
急斜面の先が崩落地だったりと気が抜けない。
まぁ、このルートはそういう場所が多かったが。
厳しい道を何とか下って、新越乗越から大谷崩登山口へ。
ザレザレの斜面見て、何処に道があるのか疑問に思ったが、
確かに踏み跡はある、が、一歩ごとに崩れていくような感じ。
石落とさずに歩ける自信なし・・・人気無くて良かった。
特に前半300m位は非常に怖かった。
扇の要を過ぎて、林道終点の手前あたりで広い河原状の場所を横切る。
これがまた途中でマークロスト・・・暫くキョロキョロしながらみん跡たどる。
何とかピンテ発見してコース復帰。
40分ほどで大谷崩登山口到着・・・あとはチャリデポ地点まで舗装路歩き。
舗装の林道を4,50分歩いて無事にチャリ回収
後は六郎木の駐車場までチャリで一気・・・下り坂のチャリ速い
7km位あっという間だったw
明るいうちに周回完了、お疲れ様でした。
1DAYで周回するならもう少し日が長い時期、雪が無いのが前提かな
無論、蛭がいないのが絶対条件
1泊しちゃえば時間的には楽だけど荷物重くなるしなぁ
まわりの山との兼ね合いも含めて再検討だな
EK=30.41+31.97+27.90/2
=76.33(チャリ区間除く)
コース定数(チャリ区間除く)
=1.8x12h11m+0.3x30.41+10x3.193+0.3x2.790
=63.82
●計画時のコース定数は9 w
●出発時のザック重量8.5kg
スポドリ(PET) 0.5L 残:0L
水(PET) 0.5L 残:0.1L
水(PET) 0.3L 残:0.3L
お湯(サーモス) 0.5L 残:0.3L
ベースブレッド 1袋
フルーツケーキ 1袋
朝からバナナ 1個
リポビタンゼリー 1個
SOYJOY 2個
インスタントコーヒー1個
●本日の消費カロリー
約3700kcal
●本日のミッション
十枚山登頂 ○
八紘嶺登頂 ○
山伏登頂 ×
安部奥方面地理把握 △
コメント
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八紘嶺から山伏に至るルートは、初めてチェーンスパイク&軽アイゼンを使ったこともあり、とても印象に残っている山です。十枚山のあたりは、とにかく風が強くて寒かった記憶が…。どちらにしても、蛭を避けて冬に入った山、といった感じですね。奥大光山から安倍峠のあたりまでがまだ繋がっていないので、ちょっと繋げに行きたくなってしまいました(笑)。
コメントありがとうございます
安部奥、以前より回ってみたいと思っていたのですが、
ちょっと雪の影響を見積もり切れませんでした。
チェンスパ装着で稜線全部を歩く事になり、その分疲労度増加した様です。
無論コース自体が厳しいのもあったのですが、大谷嶺の辺りではもう精神的に疲れて、
山伏まで行く気力が残ってませんでした・・・
まぁ、山伏はまた梅ヶ島温泉に入れるようなルートで再考します。
距離に若干差はありますが、pumi3さんが八紘嶺>山伏回られた時と
同じような状況だったのではないかと思います。
そうそう、私がチャリデポした場所は、pumi3さんが自転車デポしても良かったと
後悔された場所でしたw
奥大光山から安部峠の間、バラの段からの眺望は一見の価値あると思います。
山梨側からだと安部峠通れないのでぐるっと回るようですが是非。
今回もロングルートですね〜
一般的?な周回は八紘嶺と山伏くらいの周回ですが流石ですねぇ
更に積雪、私にはできませんネ
私も八紘嶺と山伏が繋がっていないのでいつか再訪したい所です。
ただ現在コロナ罹患中で山行自体当面無理そうです…
コメントありがとうございます
本年もよろしくお願いいたします
距離の感覚はもうぶっ壊れている自覚がありますw
自分的にはそんなに長い感じではないのですけどね・・・
八紘嶺と山伏、2座の周回はよく見かけますが、
八紘嶺登るのも大谷嶺登るのも結構キツイなぁ・・・とちょっと弱気になってみたりw
コロナ、お大事になさってください。
早期の復帰をお待ちしております。
明けましておめでとうございます。
チェーンスパ履いたあたりから、こんなの行けるのかと思いながら感想もじっくり拝見しました。
いや〜さすがです、これはなかなかです😆
見延あたり少し興味持ちました、ありがとうございます。
今年もよろしくお願いします😄
あけおめです。本年も一つ良しなに。
流石に冬なので、山の上の方は降った雪が溶けずに残りますよね・・・
雪はあると思っていましたが、予想以上でした。
雪嫌いなので、しばらくはもっと低い山に行く感じですw
山梨の南端部とか、奥静と呼ばれる静岡の北端部とか、イイ感じの山が多いです。
ただ、アプローチが大変な所が多いのと、蛭が居るエリアなのは要注意です。
富士山の西側のエリアなので、午後の富士山眺めるには良い所ですね。
車止めた六郎木の辺りで🍺仕入れられるかどうかは未確認ですw
梅ヶ島温泉なら入手可能っぽいですww
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