闇夜の道迷い…RCB崩れ
- GPS
- 10:53
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 1,789m
- 下り
- 1,693m
コースタイム
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 3:09
- 山行
- 6:33
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:23
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
知っているはずの道で迷う…夜トレイルの怖さを実感
連休なので春のキャノンボールコースを夜に走ってみようというチャレンジ。
宝塚からのロードで微妙に道を間違えたのはご愛敬。
しかし・・・あれ?
摩耶山、掬星台から市ヶ原への下り中。登り返しの途中で道が途切れる。おや?変なところに迷い込んだか?少し下ったところに道があるのを見つけて一安心、再度走り始める。そして看板が現れる。
え?逆向きに走ってる?
気を取り直して、改めて市ヶ原方面へ向かう。つい先ほど迷った場所に再度たどり着く。
これは同じ道間違いをやらかしたのか、それとも進む先を見失っただけなのか。
ライトを照らして目を凝らすと、不思議なことに道が見えてきた。
間違ってなかったのだ!「間違えた、行き止まり」と感じたのが間違いだったのだ。
その後しばらくはトラブルもなく進んでいた。再び、というか最大の危機が訪れたのは天王吊橋を越えて菊水山に入ったところ。普通に進んでいたつもりが、明らかに踏み固められていないところに踏み込んでしまい、「これは違うはず」と地図を眺める。合っているような、ずれているような、誤差の範囲のような。
山での道迷いは「わかるところまで戻る」が鉄則。一旦、天王吊橋まで戻る。同じ所まで進む。分岐は見当たらず、やはり同じ所に入り込んでしまう。再度チャレンジ。
「あれ?こっちか?」谷のほうに降りてみる。ダム;;湖のような水場がある。しかし、こちらも踏み固められた跡がなく、縦走路とは思えない。記憶にもない。あげく、進む先も見当たらない。断念して橋まで戻る。
何度か繰り返すうちに不安が増してくる。繰り返せば道が見える、という保障はない。進むのをやめて、明るくなるまでビバークするか?一旦道路に出てみるか?
吊橋の鍋蓋山側から道路に降りてみようとしたが、これも途中で道を見失い、橋まで引き返す。
少し休憩して、「これでダメだったらビバークだな」と思いながらチャレンジすると、「あれ?」これまで一度もたどり着かなかった道にあっさり出た。どうやら迷った二つの道の中間あたりに正解があったらしい。そのまま菊水山の頂上を目指す。菊水山から脇道に逸れたところのトイレへ寄り道。
明るくなってきた。体力的には須磨浦公園まで行けなくもなさそうだが、気力を使い果たした感がある。なにより、「夜に山を走る」目的は既に達成し、これ以上続けても積み上げられない。
というわけで、きりのいい鵯越でエスケープ。何度も通って知っているはずの道、それも分岐などなくて迷う要素など全く考えないポイントで道迷いを起こすという、夜道の怖さを痛感した山行でした。
みなさん夜は本当に気をつけましょう。
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