日本百名山97座目『北岳』 98座目『間ノ岳』
- GPS
- 30:19
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,298m
- 下り
- 2,289m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:08
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:09
- 合計
- 8:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
雨具
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
針金
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
過去山行記録となります。
2023年10月7日~8日
10月の3連休は白峰三山縦走を狙ってました。
しかしながらまたしても初日以外は天気は下り坂で雨の予報に変わってしまい予定を変更することになりました。
当初は奈良田に車を停めてバスで広河原に移動してから北岳、間ノ岳、農鳥岳と縦走して下山する2泊3日のプランだったところを芦安に車停めて広河原から間ノ岳までのピストン1泊2日のプランに切り替えました。
宿泊は北岳山荘のテン場にて。
こちらは予約制で「南ぷすリザーブ」のWEB予約から4月15日に申し込んでおりました。
支払いも宿泊1ヶ月前にWEBから支払い済みで現地ではキャッシュレスでチェックイン出来ました。
10月7日(土)
業後に家を出発。
深夜割引の発生する時間までPAにて仮眠して芦安の無料駐車場へ到着したのは1時ちょうどくらいでした。
バス乗り場直近の第三駐車場はすでに満車で、次に近い第二駐車場も奥の下段に何とか停められる状況。
人気の程が伺えました。
とりあえず始発の5:15のバスに乗るべく軽く仮眠をして3時起床で準備をしてバス停へ。
南アルプスの仙流荘から北沢峠へのバスや中央アルプスの菅の台のバスのチケット争奪戦のような混雑を予想してたのにまさかのポールポジションゲットでビックリでした。
始発のバスは5台程来ており十分な運送能力があったので、そんなに慌てなくても良かったのかな😅
ちなみにおトイレは第三駐車場の敷地内にあるのが一番綺麗です。水洗ウォシュレット付で間違いがありません。
広河原到着は約1時間程バスに揺られて6:15頃でした。
こちらもインフォメーションセンター内に綺麗なトイレありますが、出発前の用足しで混雑するので出来れば先に済ませたいところです。
準備をして出発です。
広河原橋を渡って対岸へ行き、序盤は緩めに登り始めます。
徐々に道は傾斜を増し始めて木の階段を織り交ぜながらガンガン標高を稼ぎ始めます。
登山者が多いためキャパオーバー気味ではありますが、第一ベンチ、第二ベンチと所々に休める箇所もあるので適所で上手く休んで自分のペースを守りながら登るのがコツかなと思いました。あまりにも人が多いので他人のペースに乱されて疲れてしまいそうな雰囲気があります。
2時間ほどで白根御池小屋に到着します。
ここはまさにオアシスと言った感じで疲れ始めたタイミングで出てくる小屋です。
とは言えここで泊まっちゃうと間ノ岳は少し遠いですね。北岳山頂までもここから3時間以上掛かるので、ゆっくり登山の人以外はさらに進むことになると思います。
少し休憩して登山再開します。
登りは当初の計画では左俣コースで登り北岳を直で狙おうと思ってましたが何となく肩の小屋に立ち寄って登山バッジ購入しておいた方が良いのでは?と思い立ち草すべりコースで登りました。
これが結果的に正解だったみたいで北岳山荘では間ノ岳のバッジが売り切れており、購入できなかった可能性があったので勘が冴えてて良かったと思いました。
草すべりは中々の急登でしたが、花の時期に来れたら最高の場所なんじゃないかと思える場所でした。
何とか稜線まで上がると景色は素晴らしく、甲斐駒ヶ岳や仙丈ヶ岳が近くに見えて感動です。
しかしここから先はまるで冬山?と思えるくらい気温が低く、見解が甘い我が家は手袋を持ってきておらず手が冷たくてヤバヤバでした。
当初半袖で登るか!とか言ってましたのでどんだけダメなのかわかる話です。
とりあえず持ってきてる防寒なものを着込んで先に進みます。
ちょっとした岩場を登ると肩の小屋に到着です。
ここでちょうど3000mとのことでだいぶ高いところに小屋が建ってるなと感心しました。
ここでバッジだけ購入して先へ進みます。
肩の小屋が3000mなので北岳山頂まであと193m登ることになります。
でもそこまでキツく感じることはなく、息が上らないようゆっくり登るとやがて山頂となりました。
北岳山頂で少し休憩をして北岳山荘へ向けて降り始めます。
この下りは少しだけ岩岩してるので注意は必要ですが、全体的によく整備されておりとても安全に歩くことができます。
北岳山頂から約45分で北岳山荘へ到着しました。
前述してますが、この小屋はWEBで支払い済みのため受付はスムーズに完了です。
しかし残念ながら小屋閉め直近のため飲食系の販売がほぼ売り切れでした。
缶ビールはもちろんジュース類も売り切れで、到着時にはあった生ビールとワンカップの日本酒も夕方までにはなくなったとの情報もあり、小屋閉め前の山に入るには全部担ぎ上げる必要があるなと学びました。
テン場でお隣になった親子の方と色々お話しさせていただきながら夕食を食べて早めに就寝。翌日に備えました。
10月8日(日)
この日は間ノ岳を登り下山予定のため3時起床4時スタートとしました。
入山前の天気予報ではこの日の夕方から雨☂️
早めの行動が吉と言ったところです。
テントに必要のない道具を置いて最低限の装備で歩きます。
まだ夜明け前のヘッデンスタートでしたが、グローブを持ってきてない我が家には地獄でした。
指の感覚がない!ってレベルでポケットに手を突っ込んで温めながら歩くという、山登りでそれやっちゃダメだろう?みたいな感じで歩きます。
やがて体が温まってきて指の感覚が戻り普通に歩く。
間ノ岳まではアップダウン激しい岩岩な山と前日の北岳から見たイメージを抱いていたのとは裏腹にとても歩きやすい道が続き、思ってた以上に疲れもせずに山頂に着きました。
日の出まで30分も前に着いてしまい待ってる間に凍えましたが、何とか曇り空ながらも日の出を拝むことが出来て幸せでした。
日の出を堪能したら素早く下山開始です。
寒すぎてその場にとどまること出来ませんでした。
北岳山荘まで戻りテント撤収して下山開始。
帰りは八本歯のコル経由の左俣コースで下山。
行きの草すべりコース同様に急な降りで思ったより時間が掛かりました。
しかしそこから見える北岳バットレスには感動しました。
白根御池小屋からは行きと同じルートで下山。
広河原ではちょうどタクシーの人数の枠で乗ることが出来、待たずに芦安まで戻ることが出来ました。
これで今シーズンのテン泊登山は終わりですかね。
南アルプスもいよいよ終わり、残りは槍ヶ岳、富士山の2座となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する