奥大日岳


- GPS
- 06:02
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 850m
- 下り
- 850m
コースタイム
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:02
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢市営第1無料駐車場(無料/約100台/6時過ぎ到着時の駐車率は9割程度) ●立山黒部アルペンルート 扇沢〜室堂(往復9,050円) ※運賃の詳細はこちら http://www.alpen-route.com/access_new/fare/person/index.html ※時刻表の詳細はこちら http://www.alpen-route.com/access_new/timetable/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 扇沢駅、室堂にあり。 【コース状況】 ●コース全般 ・室堂当日入りでの日帰りの場合は時間制限があります。 この日の扇沢始発は7:30で室堂からの歩き始めは9時頃になり、 室堂からの最終は16:30なので7時間ほどで往復する必要があります。 ・アイゼンは奥大日岳〜雷鳥平の下りで使用/ピッケルは雷鳥平〜奥大日岳間で使用 ・雷鳥平から奥大日岳の間で出会ったのは3組 ●室堂〜雷鳥平 室堂からみくりが池温泉までは石畳が露出しているところもありましたが、 みくりが池温泉から雷鳥沢キャンプ場まではほぼ雪道となっていますが、 かなり腐っていて非常に歩きにくかったです。 ●雷鳥平〜室堂乗越 行きは雷鳥平から夏道より東側の尾根を登って稜線に乗り新室堂乗越へ進みました。 新室堂乗越と室堂乗越の間の小ピーク付近はハイマツの潅木と笹が露出していて プチ藪漕ぎがありました。 帰りは斜面の雪も安定しており、称名川も雪解けが進み水流が見えている箇所も ところどころありましたが、場所を選べば問題なく覆われた雪渓の上を渡れそう だったので室堂乗越から雷鳥平までトラバース気味に下りました。 ●室堂乗越〜奥大日岳 室堂乗越から小ピーク(約2440m)と2511mピークと2つのピークを通過し、 奥大日岳最高点(2611m)を経由して頂上標のある 奥大日岳三角点ピーク(2606m)へ至ります。 室堂乗越から1つ目の小ピークと奥大日岳最高点(2611m)は夏道は 称名川側に巻きますが、この時季は忠実に稜線を辿りました。 稜線は北側に張り出した雪庇の崩落が進んでおり、 ルート取りに終始気を使う必要があります。 また、特に雪庇の崩落が進んだ比較的急斜面の奥大日岳最高点(2611m)への 登下降は少し注意が必要かもしれません。直下ではちょっとした藪漕ぎもありました。 奥大日岳最高点(2611m)を過ぎると平坦な広い稜線となり、 400mほど進むと奥大日岳三角点ピーク(2606m)に到着です。 |
写真
感想
ここのところ週末の天気に恵まれており、
晴れるとなると「行かなくちゃ!」という気持ちが高まってしまいます。
行き先は以前より行ってみたいと思っていた雪の立山室堂界隈。
でも、立山に登ってもなぁ…ということで奥大日岳を目指すことにします。
立山黒部アルペンルートは扇沢始発6:30だと思い込んで家を出たら
この時季は7:30が始発なのね…。
6時過ぎに駐車場に到着して急いで切符売り場に行くと誰も並んでませんでした。
制限時間も8時間ほどから7時間となります。
当初は扇沢〜室堂往復の交通費のことを考えると
奥大日岳を目的にするのはちょっともったいないかなと思っていましたが、
歩いてみると大正解!短時間ながら非常に満足度の高い雪山が楽しめました。
短い時間で稜線に立つことができ、
立山三山はもちろんのこと目前に大迫力の劔が迫ります。
さらに稜線の北側には後立山の稜線と日本海。
南側には天狗平と北ア南部の名峰たちと眺望の素晴らしさは
特筆すべきものがあります。
ルートものんびり広い稜線あり、ピリッとした痩せ尾根あり、
適度に緊張感のあるトラバースあり(これはとるルート次第ですが)、
おまけにほんの少しの区間ですが藪漕ぎありと
雪山の醍醐味が短いルートにギュッと凝縮されており、
予想以上の素晴らしさでした。
雷鳥平から室堂への登り返しはいつも一番キツイですが…(笑)。
次回はテントを背負って大日三山めぐりをしたいなぁと思いました。
ゴールデンウィークから日常に戻り、
なんとなく疲れているような感じの週末。
家でのんびりしようかなぁ、、とも思いましたが、
ここのところ、晴れれば必ず山に行くような生活で、
家でのんびりって言ったって、よく考えたら、退屈そうだー!
今さら、何か特別やりたいことがあるわけでもなく。
と、、やっぱり私の足は山へ向いてしまうのでした。
一気に迫力の山々へ行くことのできる扇沢。
ここにくるのは久しぶり。
先週にひきつづき人が少ないなぁと思ったら、
始発の時間を間違えていました。
室堂のあたりはやっぱりすごい人でした。
とはいえ、登山やスキーの人はほとんどいなくて
観光の人が多かったようです。
なんども乗っているロープウェイですが、
外国からの観光客のみなさんは感激しきり。
雪が見えてくると「わぉーっ」と驚いたり、
ロープウェイがガクンと揺れれば、またまた「ほぉう〜!」と(笑)。
スマホで動画を撮ったり、立派なデジイチで写真を撮りまくっています。
この姿を見て、あらためて日本の自然の素晴らしさを思いました。
と、同時に「私は簡単にいつでも思い立ったときにこれちゃうんだ」
と気づいて、すごいことだなと。
いわゆる観光地を回るのでも、東京で爆買いするのでもなく、
ここまで足を伸ばすということは、
きっと日本がとても好きでいてくれるのでしょう。
乗り合わせた外国の人たちに「いいでしょ?」って
自慢したい感じでした(笑)。
室堂から歩き始めると、さっきの喧騒はどこへやら、、
とても静かな山歩きでした。
聞こえるのは地獄谷のシューシューいう音だけ。
そのうちに劔がどーんと。なんて贅沢。
いつでも思い立ったときに、
びゅーんと来れちゃう喜びを感じずにいられません。
家でだらだらしてないでよかった〜。
もしここに来ていなかったら、
きっと退屈すぎて、今頃私はネットショッピングで爆買いしていたかも…笑
やっぱり天気のいい日は山に限るんだな。
おしまい。
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