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記録ID: 644081
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ハイキング
甲信越

御神楽岳(室谷コース)

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
05:56
距離
14.7km
登り
1,371m
下り
1,368m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
0:23
合計
5:56
距離 14.7km 登り 1,371m 下り 1,368m
5:56
19
スタート地点
6:15
139
8:34
8
8:42
28
9:10
9:14
32
9:46
10:04
7
10:11
10:12
83
11:35
17
11:52
ゴール地点
天候 晴れ 弱い風
気温 6時 12℃ 11時 25℃
日の出 4:28 日の入り 18:53
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新潟県東蒲原郡阿賀町。室谷登山口への林道。残雪でそれ以上進めなくなったところで路肩スペースに駐車。帰る時点で付近にはほかに3台の車と1台の除雪車が止まっていた。駐車地点から登山口までは徒歩20分くらいかかった。
コース状況/
危険箇所等
道はかなりはっきりしていた。それでも標高1150Mあたりで完全な尾根道になるまでは、残雪や小さな沢などで道の続きのわかりにくいところもあった。そんなときに先の方を見回すと、必ず赤テープの目印を見つけることができた。

数メートルから数10メートル程度の残雪が時々あらわれたが、いずれも傾斜はたいしたことがなかったので、ダブルストックをついていれば十分だった。念のために持ってきたアイゼンとピッケルは結局使わなかった。

標高1150〜1220M付近では、尾根の東側に残雪が長くつながっていた。そこまで行ってみると尾根上の林の中に夏道があったので、固い雪の斜面を登らなくてすんだ。帰りはこの雪の上を下った。下から見上げたときに思ったほどの急斜面ではなかった。キックステップで快適な下りを楽しむことができた。

尾根や山頂のような開けたところで休憩するとブヨが寄ってきた。昨年の使い残しのハッカ油の虫避けスプレーでも効果は覿面だった。

御神楽岳山頂から本名御神楽までの区間はヤセ尾根で道が細く、切り立っているところが多い。足元にヤブがあるので恐怖感はないが、ストックはしまっておいた方がよい。
ファイル
(更新時刻:2015/05/24 06:35)
車はここまで。
駐車地点から20分歩くと室谷コースの登山口に着いた。
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駐車地点から20分歩くと室谷コースの登山口に着いた。
登山道に入ってすぐに残雪の塊が出てきた。
登山道に入ってすぐに残雪の塊が出てきた。
その後も時々薄い残雪の上を歩いた。
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その後も時々薄い残雪の上を歩いた。
道がわからなくてもわからないなりに進めば赤テープの目印がある。
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道がわからなくてもわからないなりに進めば赤テープの目印がある。
尾根に上がるところ。
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尾根に上がるところ。
長い残雪。上の方の斜面がきつそうに見えたが、実際はそれほどでもなかった。林の中には夏道がある。
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長い残雪。上の方の斜面がきつそうに見えたが、実際はそれほどでもなかった。林の中には夏道がある。
小ピークから振り返れば、矢筈岳、青里岳、五剣谷岳…。奥には粟ヶ岳。
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小ピークから振り返れば、矢筈岳、青里岳、五剣谷岳…。奥には粟ヶ岳。
なだらかな残雪の上は歩きやすいが、調子に乗って進みすぎるとヤブにぶつかる。適当なところで登山道に移らないといけない。
なだらかな残雪の上は歩きやすいが、調子に乗って進みすぎるとヤブにぶつかる。適当なところで登山道に移らないといけない。
雨乞峰と御神楽岳。
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雨乞峰と御神楽岳。
水たまりの中にあった物体はクロサンショウウオの卵か。触ってみるとプルンとしたスライムの感触だった。
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水たまりの中にあった物体はクロサンショウウオの卵か。触ってみるとプルンとしたスライムの感触だった。
御神楽岳山頂から本名御神楽までは100Mあまり尾根を下る恰好になる。
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御神楽岳山頂から本名御神楽までは100Mあまり尾根を下る恰好になる。
本名御神楽から先の尾根も気持ちがよさそうだ。本名御神楽の山頂からその尾根に踏み跡が続いていたが、登山コースではないらしく、進入しないようにロープが張られていた。
本名御神楽から先の尾根も気持ちがよさそうだ。本名御神楽の山頂からその尾根に踏み跡が続いていたが、登山コースではないらしく、進入しないようにロープが張られていた。
本名御神楽から見上げる御神楽岳。
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本名御神楽から見上げる御神楽岳。
登山口から駐車地点までの間に水場があった。水は岩の中から出ていた。
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登山口から駐車地点までの間に水場があった。水は岩の中から出ていた。
子どもたちが探検したくなりそうな雪のトンネル。でも入ってはいけない。上に乗ってもいけない。
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子どもたちが探検したくなりそうな雪のトンネル。でも入ってはいけない。上に乗ってもいけない。

装備

個人装備
ダブルストック 時計 GPS デジタルカメラ 携帯電話 地形図 コンパス スポーツ飲料500ml 行動食 熊鈴 ハッカ油スプレー グローブ 雨具 防寒着 非常食 ヘッドランプ 予備電池 ツェルト 半身用銀マット 救急用品 ナイフ アイゼン ピッケル
備考 水を忘れた

感想

水を持ってくるのを忘れた。1.5Lのハイドレーションバッグを前の晩に冷凍庫の中に入れたが、いつもと違うことをしたら失敗してしまった。水場はふんだんにあった。小さな沢があるたびに水を飲んだ。標高910M付近の沢が最後だった。あとは500mlのポカリスエットだけが頼りだ。少し風もあってそれほど暑くなかったので、300mlほど消費しただけですんだ。

室谷コースは、蝉ヶ平コースよりも登りやすそうなので選んだ。福島県金山町からのコースも選択肢にあったが、霧来沢林道の橋が落ちたため、現在登山口まで車で入れなくなっている。
http://www.town.kaneyama.fukushima.jp/soshiki/37/mikagura.html
http://www.h4.dion.ne.jp/~yamataro/mikagura-atama.htm

室谷コースの尾根からは、最近登った川内の山々がよく見えた。そもそも御神楽岳に登ろうと思ったのは、五剣谷岳や青里岳から見た御神楽岳の姿に惹かれたからだ。景色以外についても室谷コースはなかなかよかった。もっと残雪の多い時季ならさらに楽しめそうだ。春の花の盛りは過ぎていたが、キクザキイチゲやミヤマカタバミがきれいだった。標高710M付近の小さな流れのそばで見かけた植物はサンカヨウのようだ。これから葉を広げようとしているところで、白い蕾をつけていた。ほかのハイカーには3組4人と出会った。湯沢ノ頭への尾根を下って行く3人連れもいた。3人連れのことは山頂で出会った人が教えてくれた。こわいけれど私も行ってみたい蝉ヶ平コース。

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コメント

ありがとうございます!
お疲れ様でした。
霧来沢林道の橋が落ちているのですね!
教えて頂いて助かりました。

6月に大鍋沢あたりも候補の一つに考えていたところでしたので、おかげさまでこれで選択肢を一つ減らすことが出来ました

今年の残雪量は稜線より麓の方が多い感じでしょうかね〜。
大雪だったけど春先からの暖かさで融けるのも速い感じ?
沢には雪が沢山残りそうですね
2015/5/24 9:33
mieeさん
あるいはと思って正確な落橋箇所をさらに調べてみたのですが、やはり大鍋沢よりも手前でした。
http://www.town.kaneyama.fukushima.jp/soshiki/33/rindouhonnamuroyasen.html

いよいよ沢の季節がはじまるのですね。
こわいけれど私も楽しみです。
というか、初心者を連れて行く人たちの方がもっとこわかったりして。
2015/5/24 10:11
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