巨大ブナの大黒山と余呉トレイル
- GPS
- 17:24
- 距離
- 30.1km
- 登り
- 2,140m
- 下り
- 2,147m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
高圧線の工事をしていましたが、工事の車の上に3台分ほどのスペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
採石場からの登り、椿坂峠への下りは共に急坂です。スリップに注意です。 |
写真
感想
緑の世界、余呉の山を登ってきた。今日は椿坂から大黒山を経て椿坂峠へ。「余呉トレイル」とされている。
まずは椿坂集落の北側、採石場跡へと続く林道からスタート。架線工事の車が停まっているが、その上方に数台分のスペースがある。ここに2台を停めさせてもらい出発。採石場跡から少しわかりにくいが左側の尾根にとりつく。山仕事や山菜採りの道が錯綜しているが、GPSとテープの助けを借りて高度を上げる。
かなりの急登を息を切らせながら400mほど頑張ると高圧鉄塔。ここには点名「鯉谷」の4等三角点と妙理山への分岐がある。しばし休憩の後、巡視道を登る。753m標高点で巡視道と別れて尾根を進む。
巡視道から別れると途端に笹藪になる。笹薮は背は低いものの、足元が見えなくなるので厄介だ。油断するとトレースを失ってしまうので注意が必要。一旦トレースを見失うと戻るのに苦労する。小一時間の格闘でようやく主稜線に飛び出す。送電線巡視路を行っていると200mほどの下り、沢をわたって登り返しがあるので、藪漕ぎはあるがこの道のほうが近そうだ。お昼過ぎになりようやく大黒山頂上。コースタイム2:50をほぼ2:30ほどで踏破。気温がそれほど高くなかったので頑張れたのかもしれない。
頂上でランチの後、椿坂峠に向けて下山開始。この坂は登りより急だ。滑らないように注意しながら降りるが急すぎてどうしてもペースが早くなる。30分強で峠に到着。
峠からはいわゆる余呉トレイルに入るため別荘地を椿井嶺方面に登る。途中まったくトレースを見失うがGPSの助けを借りてトレイル(らしきもの)に出会う。このトレイルは未整備だ。ところどころにテープがあるのでなんとか道を外さずに椿坂の上まで縦走。思ったほどのいい道でもなかったが人の手垢がついていない藪道もまた好し。
急坂を下ると椿坂の集落北側へタッチダウンだ。
このトレイルはいわゆる整備された登山道ではなく、山歩きの目安程度に考えたほうがいい。道標はおろか、登山口の標識もなく、途中藪あり、未整備の場所ありで、読図能力が試されるし、コンパス、GPSなどで位置を確認しながらの登山になる。
その分、山深い、手垢のついていない山域を堪能することもできるのではないかと思う。登山口の標識が無いのはこんな状態のトレイルなので初心者や装備を持たない人にはむやみに入って欲しくない、という行政の姿勢からかもしれない、と確信した。
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