ツクモグサを探しに八ヶ岳の横岳へ
- GPS
- 10:03
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,374m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 2:23
- 合計
- 10:00
・行者小屋、赤岩の頭、赤岳鉱泉
<ランチ>
・石尊峰
天候 | 晴れ、風は穏やかでした |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小淵沢ICから美濃戸口まで舗装道路約13分 美濃戸口から赤岳山荘駐車場まで砂利道を約11分 砂利道は結構わだちが深くなっていますので、車高の低い車は注意しましょう。 帰りにアンダーカバーが落ちていました。 <駐車場> 赤岳山荘の駐車場を利用「1日 1,000円」 (5時44分に到着しましたが、まだまだ空いていました。) ほかの駐車 やまのこ村「1日 1,000円」 こちらも5時44分現在は空きがありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○赤岳山荘P−(南沢ルート)−行者小屋 ・特段危険箇所はありません。 ただし、倒木が多くコース上にあるため、若干コースがわかり難くなっています。 ・残雪は行者小屋手前1キロ付近から多少ありました。 (アイゼンは必要無し、チェーンスパイクも使いませんでした。) ○行者小屋−(地蔵尾根)−地蔵の頭 ・危険箇所には、階段や鎖が設置してあります。 (階段を登る時に多少の高度感があります。) ・残雪は、行者小屋を出てすぐの樹林帯ありました。 その後は標高2,460m辺りまで所々あります。 ステップは切ってありますが時間帯によっては凍結していると思います。 (下りに使用する場合は、チェーンスパイク等があると安心です。) ○地蔵の頭−横岳−硫黄岳 ・ハシゴ・鎖場等多数あり(慎重に) ・残雪は、日ノ岳手前の鎖場下部に一部あります。 ○硫黄岳−赤岩の頭−赤岳鉱泉 ・特段危険箇所はありません。 ・残雪は、赤岩の頭から下る所に少しと、赤岳鉱泉までの樹林帯に点在して残っています。 (下りに使用する場合は、チェーンスパイク等があると安心です。) ○赤岳鉱泉−(北沢ルート)−赤岳山荘P ・特段危険箇所はありません。 ・残雪はありません。 ※今回は、全行程についてチェーンスパイク等は使用しませんでした。 |
その他周辺情報 | <温泉> この界隈に来るときはほぼ、もみの湯に入って帰る事がおおいです。 ・信州原村八ヶ岳温泉「もみの湯」 住 所:長野県諏訪郡原村字 原山 17217-1729 電 話 :0266-74-2911 入浴料:500円/大人 17:00以降は300円/大人 その他:休憩場所、開館時間AM10:00〜PM 9:30 <物産> 地場の野菜やお土産、お酒等も扱っています。 お店の外で売っているお味噌がおいしいです(発芽玄米味噌) ・たてしな自由農園(原村店) 住 所:長野県諏訪郡原村上里18101−1 電 話:0266-74-1740 その他:駐車場あり、時間9:00〜18:00(時期により変わります) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
靴
チェーンスパイク
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
昨年、見ることが出来なかった、ツクモグサを見るために横岳に行ってきました。
今回の山登りは私達には珍しく、花を見るのがメインの山行だったのでコースも単純な赤岳山荘から横岳のピストンを計画。
予定どおりに、赤岳山荘駐車場を出発して、南沢ルートを進むと早速「ホテイラン」を発見いたしました。
写真は、なかなかピントが合わず・・・いっぱい撮った割にちゃんと撮れているのが少なかったです(涙)
ホテイランも見ることが出来ましたので、本命であるツクモグサを目指して南沢を登って行きます。
途中から、残雪が出てきましたが特に問題はありませんでしたが、倒木が登山道をふさいでいるため、何度も、何度も迂回させられました。
迷う事はありませんが、初めて通る人は少し不安になりそうだな〜と思いながら歩いていると行者小屋に到着です。
行者小屋はまだ営業されていません。ただ、小屋裏のトイレは使用出来ます。
今回は、赤岳をスルーする計画なので、行者小屋で少し休憩を取ってから、文三郎尾根では無く地蔵尾根に向かいます。
地蔵尾根は、樹林帯に入ってからすぐに残雪があり、雪にステップは掘ってあるものの、中途半端に溶けているため少し登りずらかったです。
初めて地蔵尾根を登りに使いましたが、階段等の整備が進んだのでしょうか?
キツイ登りではありましたが、大変登りやすかったです(以前下りに使用したときは、あんなに階段等整備されていなかった記憶があります。)
赤岳への登りは文三郎尾根を使っていましたので、改めて地蔵尾根を登って見ると地蔵尾根の方が早く、楽な気がしてきました(笑)
地蔵の頭に到着し、いつもなら赤岳は外せませんが、今回はツクモグサがメインのため、赤岳をスルーして横岳へ向かいます。
しかし!どの辺りにツクモグサが咲いているか、いまいちわかっていない私たちは、二十三夜峰辺りから登山道周辺をキョロキョロと探しましたが・・・ありません(^^;
「あれ〜?この辺りからあるんじゃ無いのかな〜?」
「もしかしてすごく小さいのかな〜?」
と話つつ、日ノ岳前の鎖場を登り日ノ岳にたどり着くと・・・ありました!
念願のツクモグサです!!
長いふさふさの毛に覆われた大変可憐な花です。
本州だと八ヶ岳の横岳と白馬岳周辺にしか咲いていないそうです。(大変貴重な花ですね)
ただ、日ノ岳のツクモグサは満開とは行かず,つぼみ状になっているものが多く、事前情報よりも咲いていない感じでした。
なぜ?と思っていたら、21日に降った雪の影響で元気が無かったようです。
とりあえず、ツクモグサは見られ本日の目標は達成なのですが・・・何となく消化不良だったので、元気なツクモグサを求めて横岳まで進むことにしました。
その後、鉾岳や石尊峰周辺で、綺麗なツクモグサを見られたので、満足してあとは横岳(奥の院)まで行って戻ろうと思ったのですが・・・登って来たルートを戻るより硫黄岳まで行って、赤岳鉱泉を経由して北沢ルートで帰った方が楽な気がしたので、とりあえず、石尊峰でランチを食べる事にしました。
今回もいつもと変わらず、カップラーメンにおにぎりです(笑)
ランチも終わり、そろそろ出発と思ったところ、 長野県自然保護レンジャーの腕章つけた方がツクモグサ等の話をしていたので、綺麗に咲いているところ等を聞いて見たところ、その方がヤマレコに情報をあげてくれていたtrekker_さんでした。
その後、trekker_さんと硫黄岳山荘までご一緒させていただき、ツクモグサの咲いている場所を教えていただきました。
気にせず普通に歩いてしまうと、見逃してしまったのだろうなと思っています。
そのほかにも、ウルップソウの場所、コマクサの話等、いろいろ教えていただきありがとうございました。
妻も花の話が楽しかったようで、trekker_さんにお礼を言っておいてと言われました
(ヤマレコ登録していないため)
またどこかのお山で見かけた時は声をかけさせていただきたいと思います。
本当にありがとうございました。m(__)m
trekker_さんと硫黄岳山荘で分かれたあと、硫黄岳で爆裂火口を見学し赤岩の頭で休憩を取ってから赤岳鉱泉へ向かいました。
赤岳鉱泉までの道は、赤岩の頭の直下と樹林帯の所々に残雪が残っていましたが、チェーンスパイクを使用すること無く降りてこられました。
ただ、樹林帯の一部にそれなりに長い区間残雪がありましたので、チェーンスパイクを装着しても良かったかなと思っています。
順調に降りてきたので、赤岳鉱泉でアイスレモネードを購入し、小休止していたのですが・・・空いてる?こんなに人がいない赤岳鉱泉初めてって位空いていました。
小屋の人曰く、4月、5月は閑散期らしいです。
赤岳鉱泉から赤岳山荘駐車場までは、北沢ルートを花の写真を取りながら淡々と下り、16時過ぎに駐車場に到着です、プチ周遊した割りには早めの到着です。
それでも、もう16時なので荷物を早々に片付け、山を後にしました。
その後は、いつも立ち寄る「たてしな自由農園」にて野菜等をの買い、近くの「もみの湯」にて温泉に浸かってさっぱりしてから帰途につきました。
今回の山行は、天気も良く、ツクモグサ、ホテイラン等の花も沢山見ることができ大変楽しい山登りでした〜。
t-naoさん、こんにちは。
こちらこそ、楽しいお話をありがとうございました。
奥様との山行、楽しそうでした。
目的の花も楽しめ、良かったですね。
また(お手軽な)八ヶ岳にお越し下さい。
trekker_さん、こんばんは。
コメントありがとうございます
ツクモグサ見られて良かったです。
ウルップソウの咲いている時期に再度行けるか検討中です。
また、八ヶ岳でお会いできればと思います。
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