三十三尋の滝からウノタワ - 静養に行ってきました。もちろんVルートで。
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- GPS
- 08:51
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,310m
- 下り
- 1,298m
コースタイム
- 山行
- 5:17
- 休憩
- 3:34
- 合計
- 8:51
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
下山場所に自転車を置きました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<登った尾根> 取り付きは、三十三尋の滝からだいぶ下らないと無理ですが、尾根に乗ってしまえば危険な場所はありません。 <下った尾根> 地形は、地形図から想像する以上に複雑でした。登りでも地図読みが必要です。 |
ファイル |
計画ルート図
(更新時刻:2017/06/15 21:50) |
写真
感想
先々週頃からの咳が抜けない状態だったが、山はGW以来ご無沙汰なので、軽めのルートを静養がてら行くことにした。
場所は、マッタリするならココ、のウノタワ。ただし、せっかくなので上り下りは未踏の尾根にした。
下山場所に自転車を置いてから、白岩の大鳩園駐車場┐鬟好拭璽箸掘JFEミネラル前を通過しようとすると、警備員の方が鳥首峠登山口を指さし「そっちじゃないよ、コッチコッチ。」と言ってきた。私は制止されるのかと心配しながらも「滝の方に行きたいので。」と言うと、「あぁ、滝ね。」と言うなり滝入口まで付いてきて「戻って来るの?」と先の予定まで聞いてきた。「いいえ、戻らず上まで登り切ります。」「あぁそう、気を付けて。」ともすると、ウザったくなりそうなやり取りだったが、警備員の方(オジサン)の話しぶりが穏やかだったせいか素直に受け入れられた。鳥首峠への正規ルートを目指すハイカーにとってもありがたい存在だと思う。
三十三尋の滝へのルートは相変わらず歩きにくい。ガラガラ石を崩しながら沢沿いを登って到着した滝も、昨日の雨にもかかわらず水量は少ないまま。落差は20mほどもあるので、水量さえあればもっと名の知れた名瀑になるんだろうけど残念です。
さてここからは滝の左(東)の尾根で稜線に登る計画だが、見ると見事な岩壁で到底取り付けない。相当下らなければ無理そうだ。と滝の右(西)側を見ると岩壁とまでは言えない急斜面だ。地形図を見ると、一旦西の尾根に乗りさえすれば、滝の上部で東の尾根に乗り換えられそうだ。ということで登ってみたが、手掛かり足掛かりが無い斜面は、ズルズル滑り落ちる状態で断念。結局は予想通り相当下ってからの取り付きとなった。
尾根は落ち着くまではザレの急斜面で大変だったが、乗ってしまえば薄い踏み跡もあり安全に稜線まで歩き通すことができた。途中の支尾根が派生する場所には「→渓流園」の案内が書かれた赤テープが木に巻きつけられていた。確かにこの支尾根は白岩渓流園キャンプ場に続いてはいるが、そうは言っても、こんな滅多に人が歩きそうにない尾根上の案内にちょっとビックリした。支尾根方向を眺めてみても、踏み跡らしいものは見えなかったし、一体・・・
稜線に出てからは好天の中、長沢背稜や宿敵両神山を眺めながら、久しぶりに気持ちの良い稜線歩きを楽しんだ。
ウノタワそばの幕営地に到着する頃になると、久しぶりの山歩きのせいか元々の体調不良のせいか、少々気分が悪い。急いでハンモックを吊り身体を横たえた。うるさかったハエなどの虫は、持ってきた携帯用蚊取り線香を腹の上に置いておくことでほとんどいなくなったので、目をつぶりゆっくり休むことができて良かった。
少しウトウトしたみたいだが、寒さで目を覚ました。午後になって少し風は出て来たが、それでも今日の最高気温は30℃とか予報では言っていたので、アレー?と思いながら重ね着し薄手のジャンパーも着込んで再び横になったが、それでも寒いくらいだった。
食欲は無かったが何か食べないとと、バナナや草餅、ソーセージなどを口に放り込みながらボーっとしていた。
ふと時間を確認すると15時。いつの間にか3時間も経過していた。まだ動きたくなかったが、意を決して重い身体を起こし、コーヒーで一服してから後片付けして下山の準備をした。
ただ、ザックを背負い腰ベルトのバックルをロックすると、今までの気だるさが嘘のように一気にギアが入った感じになったのは、自分でも不思議な気がした。
下山した尾根は意外に複雑だった。GPSで確認しながら進んでいても、気が付くと予定ルートを外していたり、尾根の途中に先が見えない窪地があったり、なかなか変化に富んでいた。末端の急斜面は、もしかしたら補助ロープが必要かもと思っていたが、植林帯ということもあって作業用の踏み跡があり、ロープの出番はなく下山することができた。
駐車場に戻った後、駐車料金を支払いに途中の売店に行くと、ちょうど大鳩園の方がいて、昔の三十三尋の滝はもっと水量があって見事だったことなど少々話をしたが、話の中で最も驚いたのは、あのJFEミネラルが閉鎖の予定だということだ。まぁ1年以上先らしいのだが・・・その件もあって今日土曜日でも休みじゃないんじゃないかと言っていた。ふーん、そしたらアノ採石場はどうなるんだろうねぇ。
約4週間ぶりの山、少々無理をした感もあるが、思ったのは「やっぱり山はいいなぁ」ってこと。もっとガッツリ楽しむために、早くしっかり体調を戻さないと。でもホント何なんだろう・・・咳だけなんだよなぁ。
こんばんは ケダマです
あの自転車…kinoeさんのでしたか(*´∀`)
誰か楽しげなバリルート歩いてるんだろうな、と思ってましたが
こっそり観察されたのも僕らかも
体調、早く良くなると良いですね!
こんばんは。
自転車、見つけられてしまいましたか。
林道歩き、長いですよねぇ。湿ってると苔で滑るし。。。
写真の時刻が正確であれば、残念ながらウノタワで見かけたのは別のカップルのようです。私が覗いてから10分ほど遅れて到着されたようですね。残念!確か一人は、鮮やかなオレンジ色の上着を着ていたようでした。
ご夫婦で山歩きとは羨ましいです。私にもそういう時期があったんですけど、今では前泊を推奨されてます。
それにしても、ケダマさんの写真はいつも綺麗で羨ましいです。
暑い中お疲れ様でした。
以前、滝を目指すも手前の尾根への取付きで危険な目にあい、すっかり滝への径を通り過ぎてしまったhikeです。いつか行かねばと宿題になっています・・・。
私だったら滝を見物したら、元の尾根へ戻ると思いますが、流石にkinoeさんは、別ルートを使うのですね。
下りでの自転車、大活躍でしたね。
hikeさん、
今回はオマケというか、あの尾根を登るついでに寄ってみた感じです。
三十三尋の滝は、、、寂しいですね。昔(10年以上前)はもっと水量があったと大鳩園の人が言っていましたが、きっと登山道として認知されていたのはその頃なんでしょう。
自転車はいいですよぉ。
ただし、自転車で下る標高差の分だけ、ゴール地点はスタート地点より必ず高くなるのが難ですけど。。。
三十三尋の滝のレコ、お待ちしています。
kinoeさん こんばんは〜!
今回もkinoeさんらしいレコを満喫させていただきました!
ハンモックでの3時間強のロング休憩
…これはたまらない贅沢な時間になったことでしょうね!
20番目の写真、タイマーセットしてかなり遠くまで行ってポーズ決めてますか?
…その様子が目に浮かんできますよ!
久々の登山、お疲れ様でした〜
drunkyさん、
今週末は仕事だったでしょうか?
らしいですか?
周りが思う私らしさって、自分で言うのもアレですが、超マッタリとヤブ漕ぎなんじゃないですか?(絶対そうだ!)
まぁ、どんなシチュエーションでも、山に囲まれていればいいんですけど。
自撮りの状況を想像してはダメです。でもあの写真は数mなので、それほど慌てる必要もなかったですよ。ホント。
来週は行けるといいですね。(私は用事有り(泣)
ハンモックなんて持っているんですか?!
これは自作ですか? 既製品(買って来た)ですか?
私も今度やってみようかな?(作れれば作りたい、、
何か贅沢な感じですね、、、
いつも藪漕ぎや地図とにらめっこで、セカセカ動き回っているので、こういう歩きはしてみたいです
お大事に。
DIYさん、
あれー?私のハンモックレコ、見てないですねぇ?(って冗談ですよ。)
暖かい時期で余裕のある時は、時々持って行って吊ります。今回は今年初でした。もちろん市販品です。でも生地さえ選べばテントより難しくないかもしれませんよ。是非DIYで、期待しています。
それにしても、ハンモックだけのせいではありませんが、夏場は荷物が多くザックが重いです。水の2.5ℓや非常時のロープやらで10Kg近いんじゃないでしょうか。32ℓのザックはいつもパンパンです。
こんばんは
体調、大丈夫ですか?
実は自分も3週間前から、咳が止まりません。
とは言っても、自分の場合はこれは定期的にあることなんです・・・
3週間前に風邪をひき、治ったもののハウスダストアレルギーを持っているので、
咳が止まらなくなってしまいました。
喉から気管にかけて炎症を起こしてしまっているので、こうなると医者に
行かないと咳は止まりません。
内科ではなく耳鼻咽喉科に行ってみては?
自分は、吸引と薬ですぐに治りますよ
以前は、頭が痛くなるほどせき込みましたが、今はタバコをやめているので
比較的症状は軽くなっています
咳をするという行為はかなり体力を消耗するので、今回の山行は
いつもよりきつかったと思います。
自分も土曜が雨なら医者に行く予定です。
(喋れないので仕事にならない
こんばんは。
ワルさんもですか・・・
ただ私は、特にアレルギーとかはないので何なのかなぁと。
とりあえず、咳止めで夜寝れるようになり、少しずつ快方にむかっています。(たぶん)
もし病院に行く時は耳鼻咽喉科にします。
でも、病院って1日がかりなんだよなぁ。必ず、タバコ止めなさいって言われるし。。。
kinoeさん こんにちは
ここ最近体調を崩されていたようですね
これだけバリを歩いてハンモックで3時間も静養すれば完全復調
は、すぐですね
あまり長く山へ行かないと、kinoeさんの違う病気が発症ところでしたね!
♯20枚目写真・・・・・・(俺は帰って来た!)って聞こえてきましたよ
ロッシさん、
とりあえず、禁断症状の発症は回避されたかな?でも、思いの外寒かったのて、静養になったのかどうか疑問ですが。
ただまぁ、何だかんだ言っても、少なからず歳の影響はあるのでしょう。若かった頃に比べて、明らかに直りにくいし・・・
次回は2週間後の予定なので、何とかそれまでには完治させたいと思います。
kinoeさん、こんばんは。
僕も4月に風邪をひいて以来、今でも変な咳がたまに出ます
喉がいがいがして、なんか変なのです。
本当に、これ何なんですかね、PM2.5がこっちまで来ているとか、
そういう類なのでしょうか!?
久々の山行だったんですね、行き慣れた場所だとリフレッシュもしやすいと思います。
でもお互い気をつけましょう
hiroumiさん、
あらあら・・・hiroumiさんもですか?
私の場合は、喉というよりもっと下の気管の炎症っぽいです。咳もコンコンではなく、1回が深く長〜いんです。(疲れる)
今回は未踏の尾根ではありましたが、距離も短く良い休養になりました。
でもホント、早めに直しましょうね。
歳とると肺炎でポックリ逝っちゃいますから気をつけましょう
実はそういうビギも咳に弱くて親父は結核というのも家系的にあるんだろうね。
しかし間があいていているのに・・・疲れるのは当然だけど強いですねぇ
しょうじくぼの頭にある怖そうな三十三尋の滝への看板はなくなったんですか!?
ついこの間まではアレを見て誰が行くの?って思っていたけど
今は是非に行ってみようと思える自分が嬉しい
話はどんどん変わります JFEミネラルが閉鎖なんですか!
大型が通らなくなって良いけど なにかやっぱりまた一つ山間部になくなって
しまう感があるなぁ
とりあえずストレス抜きができましたね
オツカレサマでした
ビギさん、
親父の死因は肺炎でした。
病院に1日を費やすのは、ある意味山以上に贅沢で、なかなか踏ん切りがつきません。
滝は、是非水量が多くなる大雨の時に行って、写真を見せてください。
JFEミネラルが閉鎖するのは構わないけど、林道は整備され続けるんだろうか?私はソッチの方が気になります。
あ、別荘は施錠していないので出入り自由ですが、虫除けを持参することをお勧めします。(この時期はどこでもだけど。)
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