丹波川 泉水谷 大黒茂谷から大菩薩嶺
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- GPS
- 13:33
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,410m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
翌朝三条新橋先の駐車スペースに移動。10台程度。 中央道・大月インターから国道139号。松姫峠トンネルを通過して小菅村へ。ここから丹波山村への県道の峠道。インターからは1時間ちょっと。コンビニは大月インター近くにローソンとセブンイレブンがある。 帰りは丹波山から国道411号で八王子インターを目指す。1時間20分程度。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
泉水谷林道を1時間強大黒茂谷出合へ。道の左手に「大黒茂中継点」の道標がある。その先50mくらいに泉水谷を渡る橋がある。その橋を渡って50mくらいいくと大黒茂谷に降りられる。 序盤は巨岩が連なるゴーロ、5m滝は左手から小さく巻く。 その先の堰堤は右から。最上部がコンクリートが傾斜していて少々難有り。堰堤からの下降も慎重に。 園庭を越してしばらく行くと暗いゴルジュ。最初の大きな釜を持つ5m滝は左岸を巻いて次の滝は右岸から巻く。左岸からへつりで突破もできる。盛夏なら泳いで取り付ける。 3本目の4×6mの岩溝を流れる滝は右から登れる。ここはロープで念のため確保した。左から水流沿いもチャレンジできる。 3:1の二俣をすぎてしばらく行くと50mくらいのナメ床。右岸は岩壁がせり出していて思わず歓声が上がる場所。 その先は小滝を次々登っていくとやがて3段連瀑帯。釜のある3m滝は左から、次の2条6mも左から。6mの幅広滝は日もあたって非常にきれい。ここをすぎると二俣を左に。 倒木に覆われた中を進むと中洲があり、その先で大黒茂林道が横切る。その先の5mの階段状の滝も非常に美しい。 その先は傾斜を若干強めたナメ床が続き、明るく快適に通過。 登山道が横切ると二俣。右の方が水流が多く見えるがここは左に。一旦沢は涸れる。 すぐに涸れ枝沢が左から流入。この部分が少し間違いやすいので慎重に。正しいルートだとその先すぐに再び登山道が横切る。その手前あたりから水流が復活。 さらに進むと6m滝その先に15m大滝が見える。手前の6m滝は楽々登れる。15m大滝は右壁からだと楽に登れるが、今回は水流上を果敢にチャレンジした。高巻きは左のルンゼからも可能。 その先12m斜滝は水流左すぐか、右から高巻く。 続いて正面から枝沢が入る8m滝は上部が悪い。トップがフリーで登って後続はロープで確保。ここをすぎると渓相が変わる。 ここからは緑に苔むしたきれいな沢床を1~5mくらいの小滝をかけながら標高を上げていく。どの滝も問題なく登れる。 奥の二俣は左へ。ここまでくると水流はほとんどない。さらにその先の二俣の中間尾根に上がり15分くらいのツメで登山道に出た。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS
ハーネス
メット
下降器
アッセンダー
地形図&遡行図
ヘッドライト
行動食&非常食
ツエルト
バナー&ガス
金銭その他<br />カラビナ・スリング←径2mmと4mmを2本づつ
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共同装備 |
8mm×30(3)
8ⅿⅿ×10(1)
|
感想
昨日は人生2回目の奥多摩での沢
なんだかんだで総勢7名
SLはうるし 頼りになる
林道6時にスタートして下山は19時半過ぎ
奥多摩はやはりフェルト靴の方が良いと個人的な感想。久しぶりに苔恐怖を感じた
沢は大滝以外は困難な箇所も無く感じた
中洲を過ぎて大滝手前の二俣は本流左は1度伏流になる。左は沢床が低い
今回は30Ⅿを3本あったので、大滝はリードしてみた。右壁は易しく感じたので水流直登を試みた。水流登り4m程上がると水流左に残置ハーケン有り。その上2m上がったややテラスぽっい所で、滝にあるCSにスリングでランニング。このスリング回す時が水流を直撃するので少し時間がかかった。この辺は反省する必要がある。テラスから水流右にトラバースする際、アクアでは苔が悪くて、何度かフリクションを確認するが、効かない。ハーケンを打つ箇所もなさそうだから仕方なく水流左のクラックへ変更。ハーケン2枚打てば突破できそう。しかし1枚は打てたけどその上は深く打てない。水流直撃でかなり疲労していたのでりょう君に巻いてもらいトップロープをもらった。ロープがあると簡単だ。2名トップロープで登りあとは巻き
この滝を突破するのに自分だけで30分かかった
その次12m滝は右から巻いて、8m滝は水流右を登る
奥二俣を越えてあるCS2段3Ⅿ×2は巻きも悪そうだった。CSは自分含めて4人CS左から突破。最後は奥二俣の先の二俣中間尾根を詰める。この尾根は詰めとしては楽なほうだと思う。左俣は最後は崩壊してるから早めに尾根へ詰めたほうが楽
登山道にでて装備解除して25年ぶりに大菩薩嶺へ
下山は丸川荘経由で林道まではフカフカで歩きやすい道だった。林道が長くて疲れた
植生豊かな沢でキノコの時期に沢泊で来たい沢だ
沢の名前通りだなーと思った
大黒茂谷から大菩薩嶺へ。沢登り百名山・3座目でした。
『東京発沢登りルート120』だと4時間程度の遡行時間だそうだが、実際はかなり時間がかかった。特に下山が長い。過去の記録も早朝出発なのに下山がやけに遅いなあと思ったいたが、その理由は下山の長さにあったのか。
大黒茂谷は渓相が次々に変化していって飽きさせない。
序盤は巨岩帯に滝が連続。岩に挟まれた暗闇を進むような場面もあり面白い。かといったら今度は切り立ったゴルジュの突破。釜は深くて盛夏なら泳いで取り付くのも面白いし、へつりで突破を試みるのもいい。
適度にお助けロープを出したくなるような滝もあり、さっきまで暗かったのにいきなり日が差して明るくなったりする。
ナメも非常にきれいだ。階段状の滝なんかは黒部の源流を思い出させる。
大滝は右壁から登れば簡単だが、あえて流れの中をチャレンジ。スリルがあって面白い。
その上は今度は緑色にきれいな苔がびっしり生えた滝が連続。
水流が枯れるとガレ場が連続し、ツメは比較的楽な笹藪こぎ。
どんどん景色が変わって、なかなか面白い素晴らしい沢だった、ただし下山の長さを除けばね。
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