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Yamareco

記録ID: 6503574
全員に公開
アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科

権現岳東稜

2024年02月28日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
34:43
距離
20.3km
登り
1,735m
下り
1,736m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:01
休憩
1:17
合計
7:18
9:14
10:18
2
10:20
10:26
227
14:13
14:19
7
14:26
日帰り
山行
13:25
休憩
1:06
合計
14:31
3:20
3
3:23
3:23
508
11:51
11:51
5
11:56
12:04
2
12:06
12:06
22
12:28
12:28
26
12:54
13:28
65
14:33
14:34
17
14:51
14:55
56
15:51
16:10
75
17:25
17:25
26
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
初日の朝。
思ったほど寒くなくて良かった。
準備して出発。
2024年02月23日 06:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 6:43
初日の朝。
思ったほど寒くなくて良かった。
準備して出発。
下手したら靴が全部沈みそうなくらいぐちょぐちょの林道。いきなり汚れたくないので避けるのに必死。
2024年02月23日 07:51撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 7:51
下手したら靴が全部沈みそうなくらいぐちょぐちょの林道。いきなり汚れたくないので避けるのに必死。
冬山は静かで良い。特にこの東面はとても静か。今日は急ぐこともないのでこまめに休憩。
2024年02月23日 08:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 8:08
冬山は静かで良い。特にこの東面はとても静か。今日は急ぐこともないのでこまめに休憩。
林道を約1時間歩き地獄谷に入る。
2024年02月23日 08:16撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 8:16
林道を約1時間歩き地獄谷に入る。
堰堤を越えたり渡渉したり。
2024年02月23日 08:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 8:28
堰堤を越えたり渡渉したり。
先行パーティーに追いついた。ここまでのトレースありがとうございました。
2024年02月23日 09:06撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 9:06
先行パーティーに追いついた。ここまでのトレースありがとうございました。
出合小屋に到着。一番乗りでまだ誰もいなかった。
とりあえず休憩。その後、小屋内にテント張って登攀装備を持って偵察に出発。
2024年02月23日 09:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 9:15
出合小屋に到着。一番乗りでまだ誰もいなかった。
とりあえず休憩。その後、小屋内にテント張って登攀装備を持って偵察に出発。
明日のルートの偵察とトレース作り。地獄谷から権現沢に入ってからはずっと踏み抜きラッセルと渡渉の繰り返しでしんどい。
明日のルートの偵察とトレース作り。地獄谷から権現沢に入ってからはずっと踏み抜きラッセルと渡渉の繰り返しでしんどい。
黙々とラッセルしてると突然目の前に圧巻のゴルジュが現れた!
2024年02月23日 11:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 11:34
黙々とラッセルしてると突然目の前に圧巻のゴルジュが現れた!
緊張感のあるゴルジュ。足元の雪の下は氷りなので一歩一歩慎重に進む。
2024年02月23日 11:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 11:38
緊張感のあるゴルジュ。足元の雪の下は氷りなので一歩一歩慎重に進む。
ゴルジュを過ぎたすぐ右上のルンゼを登り尾根へ取り付く。予定してなかったけど明日のために足場作りで登ります。
2024年02月23日 12:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 12:11
ゴルジュを過ぎたすぐ右上のルンゼを登り尾根へ取り付く。予定してなかったけど明日のために足場作りで登ります。
尾根の様子も見たいので偵察がてら更に登ります。やはり尾根も雪の状態が悪い。
2024年02月23日 12:30撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 12:30
尾根の様子も見たいので偵察がてら更に登ります。やはり尾根も雪の状態が悪い。
偵察を終えてゴルジュの岩陰に登攀装備をデポ。
2024年02月23日 13:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 13:27
偵察を終えてゴルジュの岩陰に登攀装備をデポ。
さて、雪足も強まってきたので小屋に帰りますか。
2024年02月23日 13:28撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/23 13:28
さて、雪足も強まってきたので小屋に帰りますか。
小屋に戻ると他のパーティーが薪ストーブに火を入れてくださっていた。あー、暖かい。冷えた体にありがたい!色々とお話しやお気遣いありがとうございました。

2024年02月23日 15:07撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 15:07
小屋に戻ると他のパーティーが薪ストーブに火を入れてくださっていた。あー、暖かい。冷えた体にありがたい!色々とお話しやお気遣いありがとうございました。

やっぱり火は良いですねー!
ありがたやー!
2024年02月23日 17:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/23 17:26
やっぱり火は良いですねー!
ありがたやー!
2日目早朝。3:00出発予定がチンタラしすぎて少し遅れ3:15出発。
夕方に降った雪のせいでトレースが見づらくなっていたが、昨日苦労してトレースを付けておいて歩きやすい。頑張って良かった!
しかし、一番最初の渡渉で凍った岩で足を滑らせドボン。左足が水没。以降、左足つま先の感覚は戻らず。
2024年02月24日 03:21撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 3:21
2日目早朝。3:00出発予定がチンタラしすぎて少し遅れ3:15出発。
夕方に降った雪のせいでトレースが見づらくなっていたが、昨日苦労してトレースを付けておいて歩きやすい。頑張って良かった!
しかし、一番最初の渡渉で凍った岩で足を滑らせドボン。左足が水没。以降、左足つま先の感覚は戻らず。
順調にゴルジュに到着。暗いのでただの閉所だった。デポした登攀具を身につけクライムオン!
2024年02月24日 04:41撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 4:41
順調にゴルジュに到着。暗いのでただの閉所だった。デポした登攀具を身につけクライムオン!
明るくなれば気持ちも明るくなるってことでラッセル頑張る。
2024年02月24日 06:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 6:11
明るくなれば気持ちも明るくなるってことでラッセル頑張る。
朝陽を浴びてエネルギーチャージ!
2024年02月24日 06:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 6:34
朝陽を浴びてエネルギーチャージ!
ずっとずっとひたすらラッセル。心と体が悲鳴を上げる。
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ずっとずっとひたすらラッセル。心と体が悲鳴を上げる。
赤岳が超絶カッコイイ!
2024年02月24日 07:29撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/24 7:29
赤岳が超絶カッコイイ!
Yさんガンガン行くよ!
身長は同じでも体重が5kgも違うのでYさんのあとのトレースは踏み抜いてしまうワタクシ。何度も心が折れそうになった。
2024年02月24日 08:08撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/24 8:08
Yさんガンガン行くよ!
身長は同じでも体重が5kgも違うのでYさんのあとのトレースは踏み抜いてしまうワタクシ。何度も心が折れそうになった。
やっと、やっと、権現バットレスの全容が見えた!めちゃくちゃカッコイイ!
2024年02月24日 08:31撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/24 8:31
やっと、やっと、権現バットレスの全容が見えた!めちゃくちゃカッコイイ!
左手には富士山も綺麗に見えている。テンション爆上がり。
2024年02月24日 08:32撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/24 8:32
左手には富士山も綺麗に見えている。テンション爆上がり。
さて、ここからいよいよ本格的な登攀開始。気温も上がり、雪の状態が悪くなるので我々はここからロープを出しました。
さて、ここからいよいよ本格的な登攀開始。気温も上がり、雪の状態が悪くなるので我々はここからロープを出しました。
1ピッチ。まずは雪のナイフリッジからほっそいリッジ。
2024年02月24日 08:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 8:34
1ピッチ。まずは雪のナイフリッジからほっそいリッジ。
Yさんに撮ってくれとせがんで撮ってもらった1枚。ほぼ50m伸ばし1ピッチ目を切った。
Yさんに撮ってくれとせがんで撮ってもらった1枚。ほぼ50m伸ばし1ピッチ目を切った。
支点構築してる時に上から雪がガンガン落ちてきたので見上げるとデカいカモシカが悠然と横切っていった。
2ピッチ目はYさん。バットレス基部の立木まで登った。
2024年02月24日 09:11撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 9:11
支点構築してる時に上から雪がガンガン落ちてきたので見上げるとデカいカモシカが悠然と横切っていった。
2ピッチ目はYさん。バットレス基部の立木まで登った。
正面の壁はそそり立ち、ハングしてるのかな?見上げて首が痛くなるほど。
2024年02月24日 09:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 9:36
正面の壁はそそり立ち、ハングしてるのかな?見上げて首が痛くなるほど。
ここからやっとバットレス東稜のスタート。
2024年02月24日 09:36撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 9:36
ここからやっとバットレス東稜のスタート。
まずは左へ5mほどトラバースしカンテへ回り込む。
2024年02月24日 09:43撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 9:43
まずは左へ5mほどトラバースしカンテへ回り込む。
ほな、行ってきます!
ほな、行ってきます!
細かい岩にアイゼンを確実に乗せていく。良いホールドには雪がついているのでそれを払いのける。草付きにはフッキング。
ルート取りに悩みながら緊張の1ピッチ目を登り終える。
アイゼントレしておいて良かった。
2024年02月24日 10:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/24 10:33
細かい岩にアイゼンを確実に乗せていく。良いホールドには雪がついているのでそれを払いのける。草付きにはフッキング。
ルート取りに悩みながら緊張の1ピッチ目を登り終える。
アイゼントレしておいて良かった。
ビレイ中に何か動くものがあるなと思ったらさっきのデカいカモシカがもうあんな所まで登っていた。
2024年02月24日 10:33撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 10:33
ビレイ中に何か動くものがあるなと思ったらさっきのデカいカモシカがもうあんな所まで登っていた。
フォローのYさんも順調に登ってきた。さすがの身体能力。
ここまで来れば安心。なんともスピーディ。ナイスフォロー!
2024年02月24日 10:35撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/24 10:35
フォローのYさんも順調に登ってきた。さすがの身体能力。
ここまで来れば安心。なんともスピーディ。ナイスフォロー!
1ピッチ目の終了点から苦労して登ってきた尾根が眼下に見えた。よく頑張ったなぁ。
2024年02月24日 10:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 10:38
1ピッチ目の終了点から苦労して登ってきた尾根が眼下に見えた。よく頑張ったなぁ。
流動分散で支点作ってますが、固定分散、あるいは流動固定で取りましょう。反省。
2024年02月24日 10:38撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 10:38
流動分散で支点作ってますが、固定分散、あるいは流動固定で取りましょう。反省。
では、2ピッチ目行ってきます!
最初の乗越が終わればあとは傾斜が緩み快適で気持ちいい登攀。
2
では、2ピッチ目行ってきます!
最初の乗越が終わればあとは傾斜が緩み快適で気持ちいい登攀。
最後はルンゼ状を登り、登攀終了。
あっという間に終わった!ほっと一安心。
2024年02月24日 10:53撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 10:53
最後はルンゼ状を登り、登攀終了。
あっという間に終わった!ほっと一安心。
Yさんをビレイしながらのんびりと絶景を堪能。っていうかあれが権現岳??
このバットレスから結構離れているのね。
2024年02月24日 11:02撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 11:02
Yさんをビレイしながらのんびりと絶景を堪能。っていうかあれが権現岳??
このバットレスから結構離れているのね。
Yさんも余裕で登り上げた。このピッチはリードしても良かったね!
2024年02月24日 11:09撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 11:09
Yさんも余裕で登り上げた。このピッチはリードしても良かったね!
ロープとガチャ類を仕舞い休憩。あとはここを稜線まで歩いていくのみ。
ロープとガチャ類を仕舞い休憩。あとはここを稜線まで歩いていくのみ。
あとは踏み抜きもなく快適なリッジ散歩。
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あとは踏み抜きもなく快適なリッジ散歩。
左から、手前が旭岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳。赤岳の奥に大同心の豪華饗宴。
2024年02月24日 11:26撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 11:26
左から、手前が旭岳、阿弥陀岳、中岳、赤岳。赤岳の奥に大同心の豪華饗宴。
風が少しあるが、これ以上ない快晴。
2024年02月24日 11:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 11:27
風が少しあるが、これ以上ない快晴。
せっかくなので権現岳山頂まで行くことにした。
2024年02月24日 11:44撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 11:44
せっかくなので権現岳山頂まで行くことにした。
分岐直下に権現小屋。
2024年02月24日 11:52撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/24 11:52
分岐直下に権現小屋。
無事に権現岳のピークをハント!Yさん本当にありがとう!

イケメンのお兄さん、写真を撮ってくれてありがとう!
2024年02月24日 11:58撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/24 11:58
無事に権現岳のピークをハント!Yさん本当にありがとう!

イケメンのお兄さん、写真を撮ってくれてありがとう!
何か書いてあるけど全く読めない。
後で調べると「金毘羅大権現」と書いてるようだ。
2024年02月24日 12:00撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 12:00
何か書いてあるけど全く読めない。
後で調べると「金毘羅大権現」と書いてるようだ。
1月の摩利支天様に続き、今回の大権現様にも感謝。めっちゃ達成感。
さて、下山しよう。
1月の摩利支天様に続き、今回の大権現様にも感謝。めっちゃ達成感。
さて、下山しよう。
途中で飽きるほど長い「源治梯子」を下る。
2
途中で飽きるほど長い「源治梯子」を下る。
天気最高。
2024年02月24日 12:17撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/24 12:17
天気最高。
北アルプスから乗鞍、中央アルプスが雲もかからず綺麗にずらりと見えた。
2024年02月24日 12:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 12:45
北アルプスから乗鞍、中央アルプスが雲もかからず綺麗にずらりと見えた。
達成感と疲労でなかなか足が進まない。立ち休憩が多くなる。
2024年02月24日 12:45撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
1
2/24 12:45
達成感と疲労でなかなか足が進まない。立ち休憩が多くなる。
ツルネに到着。ここから出合小屋まで降ります。
2024年02月24日 12:57撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 12:57
ツルネに到着。ここから出合小屋まで降ります。
去年登った旭岳東稜と今回登った権現岳バットレスを眺められる至福。
2024年02月24日 13:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 13:34
去年登った旭岳東稜と今回登った権現岳バットレスを眺められる至福。
ツルネ東稜は尾根がわかりにくく慎重にルーファイするかGPSをこまめに見るかしないと間違う。我々も間違い少し登り返した。
2024年02月24日 14:03撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 14:03
ツルネ東稜は尾根がわかりにくく慎重にルーファイするかGPSをこまめに見るかしないと間違う。我々も間違い少し登り返した。
途中から踏み跡があったので後はそれを辿り無心で下るだけ。
下り一辺倒でなかなか足に来る。何とかツルネ東稜の取り付きまで降りてこれた。しんどーい!
2024年02月24日 14:34撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 14:34
途中から踏み跡があったので後はそれを辿り無心で下るだけ。
下り一辺倒でなかなか足に来る。何とかツルネ東稜の取り付きまで降りてこれた。しんどーい!
出合小屋に帰ってきた。
はぁ、疲れた。。。
とりあえずお湯を沸かし、温かいカフェオレを飲んで一息入れた。我が家のようにほっこりしてしまう。
2024年02月24日 15:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 15:05
出合小屋に帰ってきた。
はぁ、疲れた。。。
とりあえずお湯を沸かし、温かいカフェオレを飲んで一息入れた。我が家のようにほっこりしてしまう。
さて、このまま下山したいので散らかった荷物をパッキングしよう。
2024年02月24日 15:05撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 15:05
さて、このまま下山したいので散らかった荷物をパッキングしよう。
忘れ物やゴミがないかしっかりチェックしました。
2日間ありがとうございました。
2024年02月24日 16:12撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
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2/24 16:12
忘れ物やゴミがないかしっかりチェックしました。
2日間ありがとうございました。
帰りの渡渉も気をつけて。
2024年02月24日 16:14撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 16:14
帰りの渡渉も気をつけて。
途中で振り返ると権現岳?旭岳?
また登りにきます!
2024年02月24日 16:48撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 16:48
途中で振り返ると権現岳?旭岳?
また登りにきます!
日が暮れる前に駐車場に着きたいので休憩無しでわっせわっせと歩く。
2024年02月24日 17:15撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 17:15
日が暮れる前に駐車場に着きたいので休憩無しでわっせわっせと歩く。
17:50。
出合小屋から1時間40分、陽が沈む前に駐車場に帰ってこれた。
2024年02月24日 17:27撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2/24 17:27
17:50。
出合小屋から1時間40分、陽が沈む前に駐車場に帰ってこれた。
風呂に入ってハルピンでラーメン食べてから帰路についた。疲れて帰りはぐったり。
今回も大充実な山旅だった。
Yさん、ありがとう!

しまい。
2024年02月24日 20:49撮影 by  iPhone SE (3rd generation), Apple
2
2/24 20:49
風呂に入ってハルピンでラーメン食べてから帰路についた。疲れて帰りはぐったり。
今回も大充実な山旅だった。
Yさん、ありがとう!

しまい。

感想

去年、I村さんと旭岳東稜を登っている時に見たお隣りさんの「権現岳東稜」。
その独特な形をした東稜バットレスが印象的で見た瞬間、直感的に登りたいなと思っていた。
それから1年が経ち、何となくクライミング力も上がったように思うので、Y井さんを誘って登ってきた。どうせ登るなら厳冬期の2月までと思っていたが、厳冬期には程遠い小春日和だった。
ちなみにチャレンジアルパインによると『核心部のバットレス突破は元蕕療澳岩壁登攀。八ヶ岳東面の卒業ルート』とのこと。

前夜発で高速をぶっ飛ばし、雪がうっすら積もった美しの森駐車場にて車中泊。

初日、6:00起床。
ゆっくり準備して美しの森駐車場を出発。
しばらく林道を歩くが、やたら凸凹して歩きにくいのと凍った地面が溶け出し地面がフワフワになって沈むとこもあったりでハマるとドロドロになった。
林道からいよいよ地獄谷に入る。去年は凍っていた沢は一昨日の気温の高い雨によって融けたようで水の流れる普通の沢になっていて渡渉がなかなか大変だった。更に登るにつれて雪が出てきたが、踏み込めばズコーンと踏み抜くブレイカブルクラスト。面倒臭い渡渉と踏み抜きに耐え、駐車場から2時間10分で出合小屋に到着。
とりあえず荷物を下ろして小屋の中にテントを張って荷物整理を少ししてから明日の為の偵察&トレース作りに出発。
小屋からツルネ方面にはトレースはあったが、案の定、権現沢方面はトレースはなかった。淡い期待を捨て去りラッセル開始。
相変わらずの踏み抜き地獄が続き、体力も精神も削られる。めちゃくちゃ疲れる。それでも明日の為に頑張らないといけない。
やっとこさ尾根への取り付きのゴルジュに到着。小雪が降る中、突然現れた圧巻の景色にここまでの疲れがほんの少し和らいだ。ゴルジュを過ぎてすぐの左岸側にルンゼを確認。予定では偵察はここまでだったが、思いのほか雪の状態が悪いので尾根までトレースを付けることにしたが、急斜面で太ももまで沈み難儀した。苦労して尾根へ上がったが、さらにどうせならと尾根を進みトレース作りに励んだ。予想通り尾根の雪も悪くなかなか進まない。果たして明日は大丈夫だろうか。
ほんの小さいピークを2つ程登り、この日の偵察は終了。懸垂下降やクライムダウンを織り交ぜゴルジュまで降り、その岩陰に登攀装備をデポすることにして小雪で消え掛かっているトレースを頼りに小屋に戻ることにした。
小屋の手前まで来ると薪ストーブの良い香りが漂う。小屋には他に誰がいるようで火を起こしてくれてるみたいだ。体が冷えていたから嬉しくなり足取りが早くなった。
小屋には横浜の山岳会4名パーティーがおられ火を起こしてくれていて感謝とご挨拶。明日は天狗尾根を登られるそうだ。色々なお話をしていただきほっこり。山好きな素敵な方々だった。しかし、美味しそうなおでん?鍋だったなぁ。
我々はと言うとお湯を入れたら終わりの質素な夕食をチンタラと済ませればあとは晩酌。
夕食前には男性4名?女性6名?の10名?パーティが来られたが、もちろん全員小屋に入れないので男性陣は外でテントを張って寝られたようだ。弱肉強食の世界を垣間見た。

明日は予定より1時間早く出発することにして早めに終始。薪ストーブのおかげで暖かくすぐに寝付けた。
さて、どうなることやら。

---------------------------

【登】
・ザック(荷上げ用)/マカルー70L
・ザック(アタック用)/アセンジョニスト25L
・ヘルメット/ビジョン
・ハーネス/ゼフィールアルティテュード
・アックス/クォーク×1
・アイゼン/G12
・ロープ/Wロープ(8mm・50m)×1
・アルヌン長(120cm)×2
・アルヌン短(60cm)×5
・アルヌン長(セルフ用)×1
・確保支点セット×1
・環ビナ×1
・カラビナ×2
・捨てビナ×1
・捨てスリング×1

【衣・上】
・ベース/スキンメッシュ+キャプリーン半袖
・中間/R1フーディ
・アウター/ハードシェル
・防寒着/ダウン

【衣・下】
・ベース/キャプリーン
・アウター/ハードシェル

【グローブ】
・ラッセル/防寒テムレス
・登攀/ソロイスト
・その他/厚手ウール

【靴】
・冬靴/ネパールキューブ
・靴下/厚手ウール

【食】
・夜/ドライフード(ペペロンチーノ)
・朝/ドライフード(トマト系のパスタ)
・行動食/薄皮クリームパン、ミックスナッツ 、 水1L、お湯300ml
・非常食/袋麺
・予備食/カレーメシ
・酒/ビール500ml×2(日本酒を玄関に忘れるという痛恨のミス)

【住】出合小屋
・マット/リッジレスト
・シュラフ/オーロラ750DX厳冬期用

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