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Yamareco

記録ID: 650715
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

剱岳(別山尾根)

2004年08月07日(土) ~ 2004年08月08日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
15.4km
登り
1,649m
下り
1,651m

コースタイム

1日目
山行
4:26
休憩
0:00
合計
4:26
7:50
20
室堂ターミナル
8:10
8:10
2
8:12
8:12
5
8:17
8:17
11
8:28
8:28
16
8:44
8:44
126
10:50
10:50
86
12:16
2日目
山行
10:42
休憩
0:13
合計
10:55
4:50
24
5:14
5:14
64
6:18
6:18
17
6:35
6:35
51
7:26
7:26
49
8:15
8:28
207
11:55
11:55
95
13:30
13:30
70
14:40
14:40
30
15:10
15:10
15
15:25
15:25
10
15:35
15:35
10
15:45
ゴール地点
天候 1日目:晴れ一時雨 2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
マイカーで立山駅へ、室堂までの往復キップを購入(JAF割あり)してケーブルカーに乗車。 終点の美女平から高原バスで50分、室堂ターミナルから登山スタート。
予約できる山小屋
室堂を出発し、まずは地獄谷に下る。 熱水の湧き出すところでは温泉タマゴを作っていた。
室堂を出発し、まずは地獄谷に下る。 熱水の湧き出すところでは温泉タマゴを作っていた。
草木の生えぬ、荒涼とした風景。
草木の生えぬ、荒涼とした風景。
2015年05月30日 21:27撮影
5/30 21:27
雷鳥沢のテン場を通り、屏風のように立ちはだかる稜線を目指す。 剱岳はこの稜線のさらに彼方。
雷鳥沢のテン場を通り、屏風のように立ちはだかる稜線を目指す。 剱岳はこの稜線のさらに彼方。
称名川を渡り、剱御前小屋を目指す。 今回は急登を避けるために、雷鳥坂を登らず、新室堂乗越を経由するコースをたどる。
称名川を渡り、剱御前小屋を目指す。 今回は急登を避けるために、雷鳥坂を登らず、新室堂乗越を経由するコースをたどる。
因みにこちらのルートの方が眺望が良く、高山植物(写真はチングルマ)も多い。 しかし、コースータイムは10分多くかかってしまう。
因みにこちらのルートの方が眺望が良く、高山植物(写真はチングルマ)も多い。 しかし、コースータイムは10分多くかかってしまう。
稜線にある「剱御前小屋」に到着。 この時点で登山初心者の私は膝を痛める。(>_<)
稜線にある「剱御前小屋」に到着。 この時点で登山初心者の私は膝を痛める。(>_<)
今夜の宿、「剣山荘」をめざし、右手に剱沢を眺めながら進む。
今夜の宿、「剣山荘」をめざし、右手に剱沢を眺めながら進む。
途中でライチョウさん♀をお見かけする。
途中でライチョウさん♀をお見かけする。
剱岳の麓に本日のお宿「剣山荘」が見えてきた。
剱岳の麓に本日のお宿「剣山荘」が見えてきた。
ハクサンフウロ
剣山荘にチェックインし、まったりタイムを過ごす。
剣山荘にチェックインし、まったりタイムを過ごす。
小屋から後立山方面を撮影するも、今日は雲が多め。
小屋から後立山方面を撮影するも、今日は雲が多め。
こちらは、別山と剱沢。 因みに「剣山荘」から剱岳は見えない。
こちらは、別山と剱沢。 因みに「剣山荘」から剱岳は見えない。
剣山荘の夕食。 その後、小屋の風呂で膝をマッサージし、明日に備える。 この時、膝の痛みはかなりひどく、小屋の階段を登るのもやっとやっと。
剣山荘の夕食。 その後、小屋の風呂で膝をマッサージし、明日に備える。 この時、膝の痛みはかなりひどく、小屋の階段を登るのもやっとやっと。
2日目:一夜明けて、快晴の朝を迎える。 この時点でも膝の痛みが取れていなかったが、行けるところまで行く事にする。
2日目:一夜明けて、快晴の朝を迎える。 この時点でも膝の痛みが取れていなかったが、行けるところまで行く事にする。
小屋を出発し、一服剱で一服。 剱岳を望む。(本当は前剱だが、その時は本峰だと思っていた。)
小屋を出発し、一服剱で一服。 剱岳を望む。(本当は前剱だが、その時は本峰だと思っていた。)
後立山の背後からの日の出。
後立山の背後からの日の出。
五竜岳の右肩から朝日が昇る。
五竜岳の右肩から朝日が昇る。
ご来光に夢中の登山者たち。
ご来光に夢中の登山者たち。
朝日を浴びながら歩みを進めるも、膝の痛みはまだ健在、先が思いやられた。
朝日を浴びながら歩みを進めるも、膝の痛みはまだ健在、先が思いやられた。
この辺りはトラバース道がつづく。
この辺りはトラバース道がつづく。
奥の双耳峰は鹿島槍ヶ岳。
奥の双耳峰は鹿島槍ヶ岳。
一服剱越しに別山と剱御前が見える。
一服剱越しに別山と剱御前が見える。
今にも転げ落ちそうな大岩と斜面の間にルートが付けられている。
今にも転げ落ちそうな大岩と斜面の間にルートが付けられている。
別山北峰2,880mと標高が変わらないところまで登ってきた。
別山北峰2,880mと標高が変わらないところまで登ってきた。
前剱に登頂。
この時、初めて本峰がさらに遠く、巨大で、しかも険しい事を知る。 正直、「アカン!」と思ったが行けるところまで行こうと決意する。
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この時、初めて本峰がさらに遠く、巨大で、しかも険しい事を知る。 正直、「アカン!」と思ったが行けるところまで行こうと決意する。
この辺から岩場も本領発揮といったところ、先行する女性登山者が高度感のある一本橋を渡る。
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この辺から岩場も本領発揮といったところ、先行する女性登山者が高度感のある一本橋を渡る。
そして、自分の番だが、幸い高いところは平気だったりするので難なくパス。
そして、自分の番だが、幸い高いところは平気だったりするので難なくパス。
岩の間から富山平野を見下ろす。
岩の間から富山平野を見下ろす。
少しずつ本峰に近づく。
少しずつ本峰に近づく。
岩の隙間から大日岳が見える。
岩の隙間から大日岳が見える。
一輪の「イワツメクサ」
一輪の「イワツメクサ」
真夏だが、「岩と氷の殿堂」の片鱗が垣間見える。
真夏だが、「岩と氷の殿堂」の片鱗が垣間見える。
先行する登山者の尻を追いかける。
先行する登山者の尻を追いかける。
まさに巨大アスレチック! この時点で、楽しさのためか、膝の痛みが無くなる。
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まさに巨大アスレチック! この時点で、楽しさのためか、膝の痛みが無くなる。
これが、名所(難所)のカニノタテバイ。
2015年05月30日 21:29撮影
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5/30 21:29
これが、名所(難所)のカニノタテバイ。
最盛期は数十分の待ちが発生するらしいが比較的スムーズに進行!
2015年05月30日 21:29撮影
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5/30 21:29
最盛期は数十分の待ちが発生するらしいが比較的スムーズに進行!
右隅に映る登山者は、カニノヨコバイを通過中。
右隅に映る登山者は、カニノヨコバイを通過中。
奥大日と大日岳。
奥大日と大日岳。
中央の大きな山が「立山」。
中央の大きな山が「立山」。
幾多の困難を乗り越えて、剱岳登頂に成功!
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幾多の困難を乗り越えて、剱岳登頂に成功!
遅めの朝ごはんを頂く。
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遅めの朝ごはんを頂く。
山頂からの眺め。
山頂からの眺め。
下山を開始する。
下山を開始する。
カニノヨコバイに差し掛かる。 最初の一歩の足掛かりが目視できないので、足の感覚でステップを探る。
カニノヨコバイに差し掛かる。 最初の一歩の足掛かりが目視できないので、足の感覚でステップを探る。
カニノヨコバイ通過中!
カニノヨコバイ通過中!
大日岳に雲がかかり始めた。
大日岳に雲がかかり始めた。
ハシゴを下る。
けっこう長かったりする。
2015年05月30日 21:29撮影
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5/30 21:29
けっこう長かったりする。
岩、岩、岩。
カニノタテバイを振り返る。
2015年05月30日 21:30撮影
5/30 21:30
カニノタテバイを振り返る。
本峰が遠くなっていく。
本峰が遠くなっていく。
剱岳に別れを告げる。
剱岳に別れを告げる。
花を愛で、
雪渓を渡り、
剱御前小屋を目指し、カールを進む。
剱御前小屋を目指し、カールを進む。
剱御前小屋を越えて今度は雷鳥坂を下る。
剱御前小屋を越えて今度は雷鳥坂を下る。
雷鳥平まで下ってきた。 室堂ターミナルまで登り返しが待っていたが、1時間余り後、無事に山行を終える事ができた。
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雷鳥平まで下ってきた。 室堂ターミナルまで登り返しが待っていたが、1時間余り後、無事に山行を終える事ができた。

感想

剱岳登頂… 過去の登山経験と言えば、焼岳(これもやっとやっと)、立山(最短の室堂ピストン)といったところ。 しかし、無知とは恐ろしいもので、自宅から近く、カッコイイ山に登りたいとう思いから何のためらいも無く登山を計画した。 そして、実際に登山にトライしてみると前衛峰の剱御前へ到達する前に膝を痛め、(剣山荘で湿布を恵んでもう始末)、下山ルートでは水筒が底を尽き喉の渇きに苦しめられた。 今思えば、若さと、高度感にアレルギーが無かった事が幸いし無事に帰還できたのだろう。

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