記録ID: 651736
全員に公開
沢登り
丹沢
新茅ノ沢/源次郎沢/山スポ(確保訓練)
2015年05月29日(金) ~
2015年05月31日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 112:00
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,695m
- 下り
- 1,676m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 6:07
9:30
15分
新茅荘前
9:45
9:45
60分
新茅ノ沢入渓
10:45
11:10
164分
F5(大滝)
13:54
13:54
14分
遡行終了(烏尾尾根)
14:08
14:20
77分
烏尾尾根分岐
15:37
下降終了(新茅荘前)
2日目
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 8:19
9:14
54分
戸沢キャンプ場
10:08
10:08
74分
源次郎沢入渓
11:22
11:22
68分
二俣
12:30
12:30
90分
F8
14:00
14:00
17分
遡行終了(源次郎尾根)
14:17
14:17
48分
花立(大倉尾根)
15:05
15:14
56分
塔ノ岳
16:10
16:10
83分
天神尾根分岐
17:33
戸沢キャンプ場
天候 | 5月29日(金) 曇り(稜線は霧雨で風強し) 5月30日(土) 晴れ 5月31日(日) 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新茅荘前駐車スペース 戸沢キャンプ場駐車スペース 公園駐車場(山スポ手前) 利用時間に制限あり。無料。 |
写真
11:10 F5大滝落口
F5大滝を高巻いてロープをセット。一人で遊んでみました。リードで登ろうとは思いませんが、なかなか面白い登攀でした。ただ、まん中辺りの核心は初心者にはちょっと難しいかも。身体を流水の方へ大きく開いて、突破。
F5大滝を高巻いてロープをセット。一人で遊んでみました。リードで登ろうとは思いませんが、なかなか面白い登攀でした。ただ、まん中辺りの核心は初心者にはちょっと難しいかも。身体を流水の方へ大きく開いて、突破。
13:07 4mCS涸棚
足元はハングしているし、頭も上のハングに押え付けられて、ここの突破、チョッと悪い。ザックを背負っていたのでさらに悪かった。思わず垂れていた残置スリングをつかんでしまった。(残置スリングを使わず、サラッと登ろうと思ったのに)
足元はハングしているし、頭も上のハングに押え付けられて、ここの突破、チョッと悪い。ザックを背負っていたのでさらに悪かった。思わず垂れていた残置スリングをつかんでしまった。(残置スリングを使わず、サラッと登ろうと思ったのに)
13:54 遡行終了(烏尾尾根)
登山道は10mくらい先にありました。この辺りで植林の伐採があり、チェーンソーの音が響いていました。このまま下りて行ってもよかったのですが、とりあえず烏尾山まで行ってみます。
登山道は10mくらい先にありました。この辺りで植林の伐採があり、チェーンソーの音が響いていました。このまま下りて行ってもよかったのですが、とりあえず烏尾山まで行ってみます。
14:08 烏尾山荘
稜線はガスっていました。霧雨で風も強く吹いていて、ネオプレーンを着ていても濡れた身体には結構堪えました。夏山でも低体温症で遭難してしまうのは、こういう状態のときなんだなと実感です。(雨具を羽織れば済むことですが)
稜線はガスっていました。霧雨で風も強く吹いていて、ネオプレーンを着ていても濡れた身体には結構堪えました。夏山でも低体温症で遭難してしまうのは、こういう状態のときなんだなと実感です。(雨具を羽織れば済むことですが)
15:57
装備を解いて着替えをしていたら、ヒルを発見。沢タビのファスナーの部分にへばり付いていました。中へ侵入されず実害無しです。携帯のカメラでアップで撮ったので、ボケています。(ヒルが怖くて手が震えているんだろう)
装備を解いて着替えをしていたら、ヒルを発見。沢タビのファスナーの部分にへばり付いていました。中へ侵入されず実害無しです。携帯のカメラでアップで撮ったので、ボケています。(ヒルが怖くて手が震えているんだろう)
9:46 畫策新道(登り過ぎ)
トポに『源次郎沢入口と看板が出てくるので、迷う事は無い』とあったので、看板を探しながら歩いていたら、登り過ぎてしまいました。トポ文の最後には『だろう』の文字。(そんな看板が朽ち果てずいつまでもあると信じたおまえが悪い)
トポに『源次郎沢入口と看板が出てくるので、迷う事は無い』とあったので、看板を探しながら歩いていたら、登り過ぎてしまいました。トポ文の最後には『だろう』の文字。(そんな看板が朽ち果てずいつまでもあると信じたおまえが悪い)
10:08 源次郎沢入渓
やっと辿り着きました。『では、行って来ます』
そうそう、今日も今日とて最後にやらかしてしまいました、沢迷い。F8上の沢を右に入って行ってしまいました。(やっぱし、お前は『アルツ』だ)
やっと辿り着きました。『では、行って来ます』
そうそう、今日も今日とて最後にやらかしてしまいました、沢迷い。F8上の沢を右に入って行ってしまいました。(やっぱし、お前は『アルツ』だ)
10:23 F2(多段8m滝)
デジカメ君のバッテリー残量が少なくなったので、今日は携帯カメラ君の出番です。沢の中では携帯カメラ君はいまいちです。奇麗に滝を撮影できない。(それはお前の腕が悪いだけだろう)
デジカメ君のバッテリー残量が少なくなったので、今日は携帯カメラ君の出番です。沢の中では携帯カメラ君はいまいちです。奇麗に滝を撮影できない。(それはお前の腕が悪いだけだろう)
11:32 F6(?)
看板の標記は『F6』となっている。トポ文を読むと、どう見てもここは『F5』だろ〜。看板の標記通りここを『F6』とするのか(?)。だとしたら『F5』は何処に在ったのだろう???
看板の標記は『F6』となっている。トポ文を読むと、どう見てもここは『F5』だろ〜。看板の標記通りここを『F6』とするのか(?)。だとしたら『F5』は何処に在ったのだろう???
11:32 F5(3段12m滝)
水流すぐ右の上の方に残置スリングが垂れている。登れそうなので2mほど登ったが、ヌメリもあり、その先が悪そうなので下り戻って、左側の高巻きを選択した。トポでは小尾根となっているが、小尾根と言えるほどの物でもないと思った。落口へのトラバースに、下を見たらちょこっと緊張した(ペッツルの支点あり)。
水流すぐ右の上の方に残置スリングが垂れている。登れそうなので2mほど登ったが、ヌメリもあり、その先が悪そうなので下り戻って、左側の高巻きを選択した。トポでは小尾根となっているが、小尾根と言えるほどの物でもないと思った。落口へのトラバースに、下を見たらちょこっと緊張した(ペッツルの支点あり)。
12:30 F8(5m+4m)
これも、滝か〜???5m滝は、+4m滝は、何処だ〜。看板の有る辺りだけが辛うじて面影はあるが、ここも埋ってしまったか・・・トポには表記されていないが、大きなガレ沢が右から入っている。古いガイド本には『奥の二俣と言った感じ』と表記されていた。左の沢が本筋だと思ったが、正面に崖が見えていて行き止まりのような感じだったので、右側のガレ沢を選択した(これは間違った選択だった)。左側の本筋の沢は大きく右に曲がっていたのだった。
これも、滝か〜???5m滝は、+4m滝は、何処だ〜。看板の有る辺りだけが辛うじて面影はあるが、ここも埋ってしまったか・・・トポには表記されていないが、大きなガレ沢が右から入っている。古いガイド本には『奥の二俣と言った感じ』と表記されていた。左の沢が本筋だと思ったが、正面に崖が見えていて行き止まりのような感じだったので、右側のガレ沢を選択した(これは間違った選択だった)。左側の本筋の沢は大きく右に曲がっていたのだった。
13:02 大きなガレ沢
最後に間違ったガレ沢へ入って行ってしまいました。この時点ではまだ間違えに気が付かず、『F9は何処だ、F10は何処だ』『ここもFは埋まってしまったのか』と思っていました。だいぶ上まで登り詰めてから間違えではないだろうかと・・・またまたやってしまいました。
最後に間違ったガレ沢へ入って行ってしまいました。この時点ではまだ間違えに気が付かず、『F9は何処だ、F10は何処だ』『ここもFは埋まってしまったのか』と思っていました。だいぶ上まで登り詰めてから間違えではないだろうかと・・・またまたやってしまいました。
14:17 大倉尾根登山道(花立)
登り詰める沢を間違えて悔しいので、時間もあるし、塔ノ岳山頂まで行って来ます。(行かなきゃよかった。疲れたよ)やっぱし、ここはピークハントでしょう。
登り詰める沢を間違えて悔しいので、時間もあるし、塔ノ岳山頂まで行って来ます。(行かなきゃよかった。疲れたよ)やっぱし、ここはピークハントでしょう。
17:33 下降終了(戸沢キャンプ場)
『ビールのもっと』。いえいえ、これから葛葉の泉まで移動して、かみさん絶対命令の水汲みです。(3Lペットボトル25本汲みました)今夜は葛葉の泉で車中泊。明日は山スポで確保訓練です。
そうそう、今日の源次郎沢では一匹のヒルにも出会わずすみました。畫策新道にはヒルが居たそうですが。
『ビールのもっと』。いえいえ、これから葛葉の泉まで移動して、かみさん絶対命令の水汲みです。(3Lペットボトル25本汲みました)今夜は葛葉の泉で車中泊。明日は山スポで確保訓練です。
そうそう、今日の源次郎沢では一匹のヒルにも出会わずすみました。畫策新道にはヒルが居たそうですが。
それでは実践(訓練)してみましょう。ウエイトのタイヤは70Kg、人身の重さと同等の物を使います。『制動確保』と言う徐々に制動を掛けながら墜落者を止める方法です。セルフビレー(支点)に負荷を掛けないで止めて一人前です。墜落者を止めた後は、自己脱出、墜落者を下部の安全な場所まで下ろします。仮固定、オートブロック、ムンタヒッチなどのロープ結びを駆使します。
詳しい事は講習会に参加して勉強してください。
詳しい事は講習会に参加して勉強してください。
撮影機器:
装備
個人装備 |
ネオプレーン長袖シャツ
ベスト
タイツ
半ズボン
沢用スパッツ
沢タビ
沢グローブ
雨具
ザック
行動食
トポ
ヘッドランプ
時計
ツェルト
カメラ
ロープ
ヘルメット
確保機
カラビナ
クイックドロー
スリング
セルフビレイランヤード
タイブロック
スワミベルト
アイスハンマー
|
---|
感想
『ベルニナの確保訓練に行って来るから、かあちゃん小遣いくれ』
仕事も急にキャンセルになったし、どうせ行くなら丹沢の沢へも行って来るか。と、何処の沢が良いだろうと悩んだ末、山岳スポーツセンター近くの新茅ノ沢と源次郎沢を選択した。ヒル山の沢遡行2本と確保訓練の二泊三日の山旅である。
新茅ノ沢は入渓早々薄暗くて『こんな沢は嫌いだ』と、いえいえ、これが意外と面白いではありませんか。私には丁度良い滝が次々と出て来るではありませんか。F5の大滝はさすがに確保無しでは登る気が起きませんでしたが、一度高巻いてから、ロープを垂らして遊んできました。この大滝の登攀は面白いです。核心部はチョッと難しいかもです。でも、やっぱしリードするのはな〜、遠慮しときます。
沢行程といい下降路といい、私にとっては程よいものでした。
二日目に入った源次郎沢も、なかなか面白かったです。ただ、上部でまたまたやってしまった沢迷い、悔しかったので塔ノ岳まで行って来ました。まだまだ私は沢初心者の域を脱出できないようであります。山、やめたくなってきました。山やめたら、かあちゃん喜ぶだろうな〜、小遣い出すの無くなるから。
かあちゃんごめん、やっぱ俺、山やめないよ。
新茅ノ沢も源次郎沢も、また行ってみようと思う沢旅でした。
トップページからすぐに消えてしまうから、誰がこんな山行記録を閲覧してくれるのだろうか、疑問だ。(コメントしてくれる人も無いし)やっぱマスターベーションの山行記録なのだろう。
『かあちゃん、カネくれ。山行って来る』
(また行くの。もう山やめたら)
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berninakeikoさん、こんにちは。
前の平らな山嶺(大山の右側)は三ノ塔ですね。
一日目に登られた烏尾山のすぐ隣りの山です。
私も沢登りに興味があるのですが、
技術も経験もありません。
これから暑い季節がやってきます。
家族を安心させるためにも
今年は講習会か何かに参加して
ちゃんと技術を習得しようと考えています。
melonpan さんこんにちは。はじめまして。
私も三ノ塔辺りではないかと思っていましたが、私の立って居た位置からだともう少し大山寄りではないかと思い、確証が無かったもので・・・
コメントありがとうございました。
melonpan さんの三ノ塔の山行記録拝見させてもらいました。
娘さんとの山旅、いいですね。
私も娘(恵子)と山へ行っていた時の事を思い出します。
その娘も、今は一緒に山へ行ってくれません。
少し淋しいです。
まだまだ娘離れできない馬鹿親父です。
娘さんと安全に良い山旅を楽しんでください。
両方とも良い沢ですよね。新茅沢は確かに薄暗い沢のイメージがあります
yasuo12 さん初めまして。
両沢とも良い沢でした。秋の確保訓練の前にもう一度行こうかなと思いました。
でも、ヒルのいなくなる秋は、鳥屋待沢かな。
berninakeikoさん、こんにちわ!
以前は丹沢の沢もよく行ったけど、ヤマビルが増加した昨今は、丹沢は11月から4月までにしています。
鹿の大増殖に合わせてヤマビルも増加拡散中、この時期にあの二つの沢によくぞ行きましたね〜。(私は遠慮です)
今回はゲーターの部分で気が付いてよかったですね。
新茅の大滝でトップロープで遊ぶ姿は、無邪気で良かったのでは。
これからも、無理せずにお楽しみ下さい。
f15eagle さん こんにちわ
貧乏人です。
所属山岳会の確保訓練が大倉の山岳スポーツセンターであったもので、『どうせ行くなら近くの沢へも入ってみるか』と、交通費をケチっただけです。
丹沢へ行くのは春と秋の確保訓練への参加、夏の玄倉OB懇親キャンプのとき毎年入る小川谷、あとは丹沢へ近寄らない様にしています。
今の丹沢は、私も敬遠です。
これからも、よろしくお願いします。
PS:無理をせず、楽しい山旅を続けて行きましょう
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