雪山登山講習会 in 西穂山荘

2024年03月01日(金) ~ 2024年03月02日(土)

• GPS: 27:19
• 距離: 4.9km
• 登り: 413m
• 下り: 413m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:27
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:28

距離 2.6km 登り 328m 下り 102m

10:04 西穂高口
11:05 11:06 旧ボッカ道分岐
12:32 西穂山荘

2日目

• 山行: 1:02
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:03

距離 2.3km 登り 87m 下り 318m

11:54 西穂山荘
12:18 12:19 旧ボッカ道分岐
12:55 西穂高口
12:57 ゴール地点

天候

雪ときどき曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

新穂高ロープウェイを利用

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所なし

その他周辺情報

日帰り温泉「ひらゆの森」
・入浴料 大人700円
・更衣室のロッカー料 100円（リターンなし）

写真

2/29 22:58

前夜、仕事終わって車で向かった奥飛騨・平湯。
太平洋側の雨は、岐阜県北部では湿った牡丹雪になり、高速道では時折りホワイトアウト気味で、予想以上に時間がかかった。

2/29 22:54

前泊のお宿。
出張で溜まったじゃらんポイントを利用。

2/29 22:54

2/29 23:35

お宿の内湯

2/29 23:35

こちらは露天風呂

2/29 23:41

お宿の内装。
とても、風情のあるお宿です。

3/1 7:13

素泊まりのつもりだったが、お宿の朝ごはんバイキングを利用。
講習会を前に、たっぷり腹ごしらえ。

3/1 6:44

思ったよりも車に積もってなくてよかった。

3/1 8:05

奥飛騨・宝橋から西穂高方面を臨む。
霧で全く見えない。。

3/1 8:49

新穂高ロープウェイの待合から見える景色。
観光バスが次々やってきます。

3/1 8:55

ロープウェイの窓から。
高度を上げていきます。

3/1 8:57

3/1 9:01

第一〜第二ロープウェイの中間駅。

3/1 9:15

3/1 9:16

3/1 9:16

3/1 9:24

3/1 9:44

粟澤支配人による開講挨拶

ロープウェイ駅を出て、アイゼン・ワカン装着。
（写真は事務局からのいただきもの）

3/1 10:21

装着完了！

3/1 10:21

西穂山荘へ向けて出発

3/1 11:59

次第に斜度が上がります

3/1 12:20

3/1 13:15

西穂山荘へ到着

3/1 13:32

ランチは、雪景色を見ながら山荘名物のラーメン。

3/3 13:38

夕食までの時間で、粟澤支配人による気象講座。
写真は受講者に配布された資料。

プロジェクターにスライド投影し、冬山の気象リスクについて、詳しくレクチャーしていただいた。

3/1 18:09

とても美味しい山荘の晩御飯。
お腹いっぱい。
ビールは食堂外の自販機で買えます。

夕ご飯の後の懇親会。自己紹介タイム。
（写真は事務局からのいただきもの）

3/2 5:30

こちらは朝ごはん。

2日目最初のプログラムは、西穂丸山へアイゼン・ピッケルで登る。
（写真は事務局からのいただきもの）

3/2 7:24

エビの尻尾

3/2 7:27

丸山への稜線。
凄まじい爆風。

3/2 7:27

丸山登頂は断念。

3/2 7:28

西穂山荘へ戻ります

3/2 7:37

山荘前のテント場

3/2 7:38

時折り太陽が見え始める。。。

3/2 7:38

山荘前の名物雪だるま。
かなり解けてしまってます。

3/2 7:41

山荘へ降りてから、風も穏やかに。

3/2 7:42

3/2 7:42

3/2 7:42

3/2 8:09

3/2 8:19

粟澤支配人による、雪洞作りのレクチャー。
天然のホワイトポードを使って。

3/2 8:32

手分けして、雪を掘っていく

3/2 8:58

雪洞の中を仕上げていきます

3/2 9:07

雪洞の中は風がなくて暖かく感じる

3/2 9:07

雪洞の中から

3/2 9:08

3/2 9:27

雪の埋没体験。
受講生の一人が埋まってみて、外から呼びかけてみる。

3/2 9:29

埋もれた受講生が雪から出てくる。

3/2 10:13

雪上歩行訓練。
ワカンなしのラッセル体験。

3/2 10:17

3/2 10:22

足ももの上部まで雪があるので、ラッセルはとてもしんどい。

3/2 10:29

よーいドンでいっせいに急登をよじ登る、
ワカンなしラッセルで。
（写真は事務局からのいただきもの）

3/2 10:33

3/2 10:33

3/2 10:35

3/2 10:38

3/2 10:39

3/2 11:52

粟澤支配人と記念にツーショット。

プログラム終了し、下山準備します。

3/2 12:11

3/2 12:50

下山途中に、切れた雲の間から槍ヶ岳が見えた。

3/2 12:50

3/2 12:51

3/2 12:51

3/2 13:15

ロープウェイで地上へ

3/2 13:15

3/2 13:16

西穂山荘もチラッと見えた。
また来るよ〜

3/2 13:20

焼岳の山頂は雲の中

3/3 0:04

3/3 0:05

撮影機器：

NIKON 1 J5 NIKON CORPORATION

iPhone 12 Pro Apple

感想

TailMt69

西穂山荘で行われた雪山登山講習会に参加。

講師は、西穂山荘 粟澤支配人と長野県山岳遭難防止対策協会の松澤さん。
粟澤支配人とは、昨夏に大阪でお会いして以来。相変わらずお元気そうで何より。
今回は、支配人ご本人が講師をされるとあって満を持して参加。
登山技術や気象について理論を交えつつ分かりやすく解説いただいた。
粟澤さん・松澤さんともに、日頃から北アルプス南部の遭難救助にも携わっておられ、熱のこもったご指導は、そういった日常に裏打ちされているものと感じた。

前日からの湾岸低気圧がもたらした豊富な雪のお陰で、西穂山荘までトレースもなく、新穂高ロープウェイを降りた直後からワカンとアイゼンのダブル装備で実習開始。その後も、ピッケルを使った滑落停止訓練や雪洞つくりとビバーク体験など、盛り沢山のプログラム。
西穂山荘の美味しいお食事や夜の懇親会など、リラックスタイムも満喫。
2日目の西穂丸山登頂は、ピーク目前で暴風雪が立ちはだかり、講師判断により断念したが、同じ稜線上でも、場所によって微妙に異なる風の強さの見分け方や耐風姿勢の習得など、厳しい気象条件の中、信頼できる講師陣の下だからこそ学べる点が多かったように思う。
そして下山時に見えた、雪を纏った槍・西穂の稜線はとても美しく、また必ず来ることを心に誓う。
やはりここにしかない魅力がある。アルプス最高。

積雪期終盤で、今後の山への向き合い方、雪山登山の心構えや事前準備・装備のポイント、そして自分自身の課題を再認識できた貴重な講習会。
いつもと違う体力・筋力を使って相当疲れたけど、一緒に受講したメンバーにも恵まれ、新たな繋がりもできて、最高に楽しく充実した2日間であった。

コメント

sa-walk

ご無沙汰しております。
積極的に色んな山に行かれて、素敵な景色を楽しまれていますね。
魅力的な講習会に参加されましたね！西穂山荘さん？が主催されているのでしょうか。興味が湧きます。　

TailMt69

sa-walkさん、ご無沙汰してます。
とても楽しく、教えられ甲斐のある講習会でした。
今回のは、松本市の山岳団体が主催していました。
興味がおありでしたら、別途ご連携しますね。