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記録ID: 653929
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越

45年ぶりの真実 乾徳山

2015年06月06日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.5km
登り
746m
下り
746m

コースタイム

日帰り
山行
4:10
休憩
0:00
合計
4:10
8:00
250
スタート地点
12:10
ゴール地点
大平牧場の方が高原になっていて爽快である。徳和駐車場より標高も300m高いので時間的に30分くらい短い。
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大平牧場 (大平荘)
コース状況/
危険箇所等
林道のわき見運転
その他周辺情報 温泉 三冨笛吹の湯
中央高速笹子トンネルを抜けると晴れてぶどうの丘を望む
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中央高速笹子トンネルを抜けると晴れてぶどうの丘を望む
東京の昨夜からの雨は一変して晴れ!
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東京の昨夜からの雨は一変して晴れ!
140号との分岐看板大平高原は左へ
140号との分岐看板大平高原は左へ
次第にガスは抜けて三富集落が見えてきた
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次第にガスは抜けて三富集落が見えてきた
大平高原を抜けた登山口
大平高原を抜けた登山口
あらためて地図を参照
あらためて地図を参照
レンゲツツジが露ぬれ瑞色
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レンゲツツジが露ぬれ瑞色
ハンゲショウとか?
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ハンゲショウとか?
しばらく林道を歩いて道満尾根につながる
しばらく林道を歩いて道満尾根につながる
見ごろのレンゲツツジ
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見ごろのレンゲツツジ
見ごろのレンゲツツジ2
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見ごろのレンゲツツジ2
やがて月見岩へ
フムフム
扇平に咲く
扇平から岩稜帯が顔を出す
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扇平から岩稜帯が顔を出す
緑あざやか扇平から樹林帯
緑あざやか扇平から樹林帯
御手洗鉢雨のあと満水
御手洗鉢雨のあと満水
岩に取り付く
鬚剃り岩
やっと富士山
なかなか男前、女前?
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なかなか男前、女前?
見ていて飽きない
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見ていて飽きない
振り返ってもう1枚
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振り返ってもう1枚
人がぶら下がっていないと迫力に欠ける鳳岩
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人がぶら下がっていないと迫力に欠ける鳳岩
45年前を再現
乾徳山の標柱と祠
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乾徳山の標柱と祠
富士山をバックに
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富士山をバックに
刻々と変化する雲
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刻々と変化する雲
見えなくなりそうな
見えなくなりそうな
お昼いただき!
乾徳山頂上でウッシッシー職人の珈琲
乾徳山頂上でウッシッシー職人の珈琲
こーひ最高いただき!!
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こーひ最高いただき!!
変幻自在 下に山梨市
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変幻自在 下に山梨市
徳和に帰る二人組ヤマレコ掲載快諾
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徳和に帰る二人組ヤマレコ掲載快諾
いいね若者は!よき人生を!ヤマレコ掲載快諾
4
いいね若者は!よき人生を!ヤマレコ掲載快諾
高度を下げると→
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高度を下げると→
ガスが出る ピンクがいいね!
ガスが出る ピンクがいいね!
ハイ!出発点到着
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ハイ!出発点到着
前回から尾を引いている山小屋跡?
前回から尾を引いている山小屋跡?
大平牧場の一角が45年前の背景の山が似ているが?
大平牧場の一角が45年前の背景の山が似ているが?
廃屋に案内板を見つけた
廃屋に案内板を見つけた
こんなんじゃなかった
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こんなんじゃなかった
45年前の記憶をたどって○○荘のお母さんを訪ねて判った。お話して45年の思いが解決した瞬間でした。壁にはありし日の大平牧場の写真 
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45年前の記憶をたどって○○荘のお母さんを訪ねて判った。お話して45年の思いが解決した瞬間でした。壁にはありし日の大平牧場の写真 
すっきり!スッキリ!
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すっきり!スッキリ!
三富笛吹の湯で締めた
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三富笛吹の湯で締めた
45年前の山頂
お母さんに見てもらった写真 懐かしがっていたな
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お母さんに見てもらった写真 懐かしがっていたな
45年前キスリングと三脚
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45年前キスリングと三脚

感想

前回に投稿した「乾徳山8の字周回春日和」の45年前の写真の場所確定するために今回大平牧場登山道よりトライした。山頂の場所は確定出来たので同じ所から1ショットお願いした。しかし山小屋がどこかは不明、山頂で二人組に当時の小屋で牛乳を飲んだ話をするとその一人も飲んだという。よく聞くと10何年前のことでよく覚えていないとのこと。牛乳と牧場と言えば大平牧場であり当時バス便は大平牧場にはない(今も)。タクシーの相乗りで来たのか覚えていない。途中それらしき廃屋はあれど確定出来ないまま最後の頼み、○○荘を訪ねた。何度呼んでも人影なし。今度呼んで応答がなかったら帰ろうとの思いで大声でこんにちはと叫ぶと、奥からハーイとの声あり。おばあさんが出ていらっしゃった。実は45年前にという話を切り出し当時の写真を見せると、写真を手に取ってああこれは私の家で小屋を出していたとのことであった。エー!その写真に写っている小屋のおばさんは私の姑で、すでに亡いとのこと。45年とはそういうものなのである。約半世紀経てば亡くなるのは当然の輪廻なのである。放牧は綿羊をやってジンギスカンが繁盛したとのこと。当時小屋は国師ヶ原十字路近くに出していたと言う。当時は繁盛してバンガローも出したとのこと。大平牧場から高温殺菌して山小屋へ搬送していたという。子らにも背負わせてここから国師ヶ原まで運んでいたとのこと。S33年から始めて、
小屋番する人もなくS64年で閉めたようである。
 登山客は塩山で降りバス車庫で待合し客がいっぱになるのを見計らって徳和までバスを出していたという。私もそれに乗って上がったのだろう。ちょうど良い一息つく国師ヶ原、ここで牛乳を飲んだのだ。前回投稿の廃屋写真がそのようである。
そうだ当時このスタイルで大菩薩の裂石あたりまで行っていたことを思い出した。今考えると往時は大菩薩嶺も遠かったな。朝一番のバスを待っていたような気もするが、いずれにしてもこの辺の山は電車による夜行日帰りの時代だったのである。私はS45年入社登山部に入り乾徳山に行った。カメラはマミヤプレスカメラ6x9で三脚はスリックマスターよく担いで登ったものだ、懐かしい。おばあさんにまた来ますと別れを告げて大平高原を後にした。写っているメンバーは今となっては誰一人消息が知れないのがさみしい限りである。これも45年の風雪であろうか。その中で緋色のレンゲツツジだけは往時と変わらぬ色彩で癒してくれていた。
                           麗嶺

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