蓼科山・二子池【オーディオの山小屋泊】


- GPS
- 26:33
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,199m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
- 山行
- 2:57
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:02
天候 | 5月5日 曇り(山頂は一時みぞれ) 5月6日 曇り/霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
残雪状況 頂上付近の雪は数mほどで、滑り止めは必要ありません。 雨対策 今回通過した、将軍平ー大河原峠は雨上がりのため、沢状態でした。靴のソール以下の水量だったので問題ありませんでしたが、ハネ除けにスパッツは必携です。その他にも水捌けの悪いところは水たまりがあります。 倒木 二子池ー亀甲池は、雪による倒木で荒れています。赤テープとトレースがあるのでルートは分かります。雪を踏み抜いたり、苔で滑ったり、20分ほどですが悪戦苦闘します。 |
写真
感想
地元の低山もだいぶ暑くなってきたので、2000m級の山へ遠征開始です。
蓼科山はきれいな富士山型の山なので、白樺湖方面にスノボや観光で訪れた時に覚えやすい山でした。通常ですと、車中泊をして早朝から登山を開始する日帰りコースなのですが、今回は余裕の山小屋泊にしました。
【雨の北八】
蓼科山も含めて「北八ヶ岳は雨が似合う」と誰かが言った言葉が頭の隅に残っていたので、梅雨入りの時期でも、この山域への入山にはあまり抵抗がありません。でも、豪雨では困るので天気はヤマテンでチェック、(1日目、曇り午後雨、夜2700m以上積雪注意 2日目霧のち晴れ)見事に当たりです。
雨上がりの坂道はカスケード状態、くぼ地は貯木場でしたが、結構楽しめます。遠景は望めませんが、木々や苔の緑がしっとりとしていて良い雰囲気です。
【すごい倒木】
二子池ヒュッテのご主人から「双子池から亀甲池へ抜ける峠は倒木でひどい状況だ。通常峠まで20分だがもっと時間が掛かるだろう。双子池幕営地からの登り口から倒木があるので通り過ぎないように。とにかく谷をあがること。営林署に連絡してあるので明日以降に整備が始まる。」と親切にアドバイスをいただきました。確かに登り口も倒木でふさがっているので通り過ぎそうでしたし、倒木区間の距離が分からなければ、不安で心が折れそうになったでしょう。ご主人に感謝です。
【オーディオの山小屋】
この日の宿泊者は、ご夫婦2組と私だけ。私は2階の大部屋を独り占めですが、部屋のどこに寝るか決めるまで結構迷いました。
持参したお酒とつまみを用意していると、突然、ドボルザークの新世界が聞こえて来るではないですか。ご主人のお話では、ヒュッテのオーディオのセットは世の中に2台しかない内の1台だそうで、箪笥より大きいスピーカシステムを10本ぐらいの終段管がある真空管アンプで駆動しています。山小屋の電力はソーラーなので、天候が悪い時は演奏時間が短いとのこと。確かに電気ストーブ並の電力を使うアンプでは限界があります。
お客さんが好きなCDを持ち込むこともあるそうで、同宿のご夫婦はオーディオのことをご存じでした。
http://tateshinayama.web.fc2.com/bak/sub10.html
好きな山を登って、ランプの灯りの下でお酒を飲みながら、高級オーディオで好きなクラシックを聴く・・・まさに至福の時を過ごしました。
ヒュッテのご主人やスタッフの方も、とても親切で親しみやすく感じの良い山小屋です。
この日は、八ヶ岳の開山祭と言うことで、開山オリジナルバッジと記念品、焼き鳥のプレゼントがありました。でも、蓼科山のバッジをGETしていないことに後で気づきました。今度はCDを持ってバッジをGETに行きます。
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