田代岳
- GPS
- 06:23
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 551m
- 下り
- 546m
コースタイム
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 6:24
朝6:30頃出て自家用車への同乗者を順に迎えにゆき,秋田市を結局6:50頃出発。グループの車は3台だが,私の車で秋田市から同乗したのは男性2人。秋田自動車道秋田北ICから自動車専用道路に乗り,二ツ井白神ICで下りて国道7号を使い,集合場所の大館市岩瀬(旧田代町)の温泉施設ユップラの駐車場へ(8:30頃着)。そこで女性2人と小学校低学年の男の子連れの同僚と合流。大人の男4人,女性2人,男の子1人の計7人となった。田代岳登山口へは私の車に女性2人に乗ってもらって車2台で向かった。
ユップラから登山口までも思った以上に遠い。ユップラを8:40頃出発し,途中山瀬ダムを通って(9:00頃)岩瀬川沿いに進む。糸滝の横を通って(9:10)すぐに未舗装の林道になる。このあたりで岩瀬川も源流となり大川目川,赤円川(あかねがわ)に分かれる。さらに大川目川に沿って進み,大広手登山口(9:28),田代ロケット燃焼試験場入り口を過ぎればすぐに荒沢登山口の駐車場へ着く(9:33)。登山口にはトイレもある。
帰りは荒沢登山口駐車場を16:20発,ユップラに17:10着,解散。17:22ユップラ発,帰りは秋田自動車道ではなく国道285号,秋田中央広域農道を利用し,19:30を過ぎて秋田市に着いた。
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
飲料
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
タオル
カメラ
|
---|
感想
荒沢登山口から沢沿いを歩き始め,二合目のあたりでそのまま沢沿いに進む道と沢から離れて森へ上がって進む道に分かれる。行きは沢沿いの道を進む。
三合目まで来ると大きなブナの木が目立つようになる。このあたりは勾配もゆるやかで「ブナ岱」と呼ばれているようだ。秋田県では「岱」のつく地名があるが,高台の平らになったところを指しているように思う。
勾配も比較的ゆるやかだし,道も整備されていて歩きやすい。道の両側のクマザサが茂っているところは最近どなたかが刈ってくれたようだ。小学校低学年の子供もいるのでゆっくりと登っていく。
おそらく六合目付近だと思うが,標高975mの付近で用を足したくなり,みなさんに先に行ってもらって森の中でいわゆる「キジ撃ち」をすることに。男がするとキジ撃ち,女の人は「お花摘み」というらしい。
九合目で田代岳の山頂直下の広々とした高層湿原に着く。ここは池の数がすごい。チングルマも咲くと思うが,一輪もみかけなかった。もうチングルマの時期は終わった後だったのかもしれない。湿原の中ではワタスゲやミツガシワが目立った。1000mくらいの標高でこんな景色が見られるのは東北地方ならではだ。
湿原から山頂までは少し急だが距離はさほどでもない。しかし小学校低学年の子供にとっては山頂まで来るにはきつい。よく頑張ったと思う。この日は登山客も多かったが,山頂では小さい子供も何人かみかけた。
山頂直下の登りの途中の茂みの中でクマがいたかもしれないと同行者の間で後で話題になった。茂みの中で大きなものがガサガサと音を立てていたらしい。クマも生息しているところであるが,昼間にこんなに人が歩いているところにはクマはいないと思うのだが...
帰りもところどころ立ち止まりながらグループのペーストしてはゆっくりゆっくりと下る。
二合目と三合目の間で行きは沢沿いのコースを使ったが,帰りは三合目の下から森の中のコースへ。森の中のコースはややアップダウンがあるが,道沿いに大きなブナの木があったり,ギンリョウソウが道端で見つかる。
登山ガイドでの今回の田代岳のコースは往復4時間弱であるが,朝10時前に歩き始めて下りてきたら16時を過ぎていたので思った以上に時間がかかった。グループで登るときはゆっくりと歩くのが普通だが,やはり子供がいるときはいつもよりも時間をみておいた方がよいようだ。私と2人で歩くときは速く歩ける人も一緒だったが,ペースが遅いと疲れ切っていたようだ。自分のペースよりもゆっくり過ぎると疲れる人がいるのも興味深いが実際そうだと思う。
田代岳は全国的には無名の山だと思うが,実際に歩いてみると思っていた以上にいい山だった。勾配が厳しいところも少ないし,道もよく整備されていて,大きなブナの木や湿原が素晴らしい。
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