(春)憧れの八ヶ岳へ第一歩(編笠山-権現岳)
- GPS
- 09:05
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,460m
- 下り
- 1,463m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
下山後、観音平からの帰り道では路肩に長い駐車の列あり |
その他周辺情報 | ■トイレ 観音平 仮設3つ 青年小屋 権現小屋 |
写真
感想
1年前から登山を始め、ちょうど1年目にあたる5月に念願の八ヶ岳に来た。
八ヶ岳は昔から好きで年に何回かドライブ来るところ。
空気、水、野菜が美味しく八ヶ岳や南アルプスの景色を見て癒されていた。
そんな時期を過ごしていつか八ヶ岳に登ってみたいという気持ちが芽生えてきた。
今日は朝からハイテンション、車窓から見る八ヶ岳は登る目的であり、いつもと違う山に感じていた。小淵沢インターを降りていつもは八ヶ岳倶楽部や清泉寮に行く途中の観音平の交差点。地図を見なくても場所は知っていたが、その場所に来ると今まで曲がったことない観音平方面へ進む。
最近のヤマレコの情報から6時過ぎには駐車場がいっぱいになっていたので早く行きたかったが着いたのは6時過ぎ、やはり駐車場はいっぱいに。路肩に線が引かれた場所にとめる。(下山してわかったことだが、真ん中にスペースがありそこに10台以上とまっていた。最初はなかなか真ん中にはとめられませんね)
登る準備をしていると虫が車の周りに飛んでいて、それを払いながら準備完了。
観音平から編笠山
ガマ?ガエルの声と少ないながらも鳥のさえずりを聞きながら気持ちの良いスタート
雲海に来て視界が開け、振り返るときれいな富士山が目の前に。
その先の押手川は水が淀んでいて期待していたものではなく残念。
ここの周りは苔があり季節はまだ早いかもしれないが6月以降は期待できそう。
南アルプスは残雪が山の起伏を表現して一層魅力を引き出していた。
森林限界近くなるとハイマツ林と大きめの岩がごろごろし編笠山頂が近いのがわかる。編笠山に着いたときは富士山や南アルプスが雲に隠れてしまったが、八ヶ岳は晴れて感動の景色。地図ではわからなかった岩山(緑が少ない)、1つ1つの山の存在感があり八ヶ岳の縦走はかなりきつそうだと感じた。
360度パノラマにしばらく釘づけ。
南アルプス、中央アルプス、乗鞍、奥穂高、立山、北アルプスまで見ることができた。最初の八ヶ岳だったのでこれだけで大満足。ここでずっと過ごしてもよかったが、権現岳に行く予定だったので小腹を満たして権現岳へ。このときは次に登る権現岳がどの山かはっきりわからなかった(このときはギボシを権現と持っていた)。
■編笠山から青年小屋
標高2500mの青年小屋までは約100m下る。前半は土、後半は大きな岩を赤矢印に沿って進む。青年小屋の「遠い飲み屋」は写真で見ていたが、現物は色があせてしまった壁が立ちはだかる。今度は明かりが灯るちょうちんを見に来たいです。
■青年小屋から権現岳
向かうはノロシ場、ここまで登るのに息切れがするようになった。
ここからギボシの山頂方向を見上げると急登のガレ場を上っている人たちが小さく見える。その先を進むと人が岩をつたって横向きに歩いている姿を目にする。見ていても進むわけでもないので足を進めて行った。その場所は鎖があるところもあるが、ないところは恐怖感があったが何とか通過。
道沿いの少し高いところに狭いが座れるスペースがあり、そこから権現小屋や権現岳山頂がよく見えた。赤岳方向もだいぶ大きく見えたまらずにシャッターを押す。でも実は怖いのです。ここから権現小屋までは赤岳の間のキレット方面ががよく見える。権現小屋から山頂までは数分、一番尖った岩が山頂。ザックを背負っていたので岩に立つことはできず、その横で記念写真。
■権現岳から三ッ頭、観音平へ
標高2700mでも今日は暑く、山頂&食事でも半袖でOK。
三ッ頭までは赤岳を見ながら進んでいく。赤岳の東側の真教寺尾根は稜線が長く編笠山から見る赤岳とは異なりやさしいイメージ。三ッ頭まで下ると権現岳から歩いてきた稜線が見えるのもうれしい。前三ッ頭と木戸口公園の分岐からは赤岳が見えなくなり、右手に見え隠れする編笠山とともに下っていく。笹すべりからは一面クマザサの道がしばらく続く。道は緩やかなので膝への負担は少ない。甲斐小泉駅の看板が出てくるが迷わずこちらを進む、延命水の看板もあるが水は出ていない。観音平と天女山の分岐からは平坦だと思っていたが小さなアップダウンでも疲れた体には堪える。最後の上り坂を信じて進むと観音平に到着。
この日は無風で快晴、途中から気温は20度以上、途中から半袖になり日焼け止めを塗っていなかったので日焼けで痛い目にあいましたが、最初の八ヶ岳は大満足だった。
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