やっと出来た!栗駒山〜秣岳縦走
- GPS
- 08:25
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 755m
- 下り
- 808m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 8:35
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
秣岳から下山路に残雪あり、急斜面のトラバースなので要注意。 |
その他周辺情報 | 入浴は 須川高原温泉(岩手県)(日帰り入浴(内風呂) 9:00〜16:00 ¥600) (大露天風呂 6:00〜21:00 ¥600 ) 栗駒山荘(秋田県)(日帰り入浴 9:00〜16:30 ¥700) |
写真
感想
天気予報では北日本も木曜日だけが晴れ、以降は傘マークありということで山行は決めたが、果たしてどこへ?????、迷う。
皆さんのヤマレコ情報によれば、花の焼石岳がイチオシだが、早池峰とまだ未踏の薬師岳もあるし、以前から気になっていたモンサンミシェル&秣岳と、いずれも魅力的だが青空に最も似合うのは尾根歩きと栗駒山から秣岳縦走に決める。(この決定が後のトラブルを救うことになるとは)
平日の朝早いこともあるだろうが、須川高原温泉前の駐車場には十数台の車が駐車しているだけ。
駐車場から鳥海山の見事な山容がみえる、これだけでも来たかいがあったというもの。
準備して温泉脇から入山する。
今日は天気良好時間もたっぷりあり、産沼コースから栗駒山頂を目指す。
最初の階段登りは辛いのでゆっくり歩いていたら、名残ケ原手前でトレラン風の方にあっという間に追い越された。
名残ケ原にはイワイチョウ、コイワカガミ、ワタスゲが目立つ。
後で見られるはずと通り過ごした花に、出会わなかったという苦い経験が何度もあり、最近は気になったらまず写すことにしているので、スタート直後は特に足を止めてカメラを向けてしまう。
苔花台の分岐を左折、沢を渡って産沼へ向かう。
沢を過ぎてすぐのところの小さな湿原に極密集したワタスゲ畑が、周囲が竹藪に囲まれて環境が良いのだろう。
登山道脇には早春を思わせるショウジョウバカマ、ミズバショウが咲いていて雪深い地域であることを再認識。(山域ではまだ至るところで咲いていた)
出発から約2時間産沼分岐に到着。
標準タイムより45分オーバーだが自分の感覚より早い。
ここからはこれまでと違い山頂に向かい登っていくという坂道。
登山道の周囲は背丈ほどの竹藪で、疲れて立止り振り向くと焼石連峰が展望でき、樹林帯とは違った開放的な感覚で歩ける。
分岐から約1時間で山頂到着。
横になって寝ている方1名と須川コースから登って来た方1名と出会った。
周辺の写真を撮っていると若い女性が一人中央コースを下山していった。
さて秣岳を目指して栗駒下山開始、天狗平まで下ると3コースに別れる分岐だが、今日は直進秣岳に向かう。
少し霞んではいるが、鳥海山、神室連峰等々の峰々を眺めながらの尾根歩きはすごく気持ちが良い。
途中で2名の方とすれ違った。
天狗平から2時間程でお目当てのモンサンミシェルが見える。
実際見るのも良いが、カメラの枠で捉えるとしっくりくるのが面白い。
その塔の頂きからの眺望はお見事であるが、秣岳はまだ遠く、下山口からの車道歩きを考えると少々気持ちが萎え始めてくる。
満開のサラサドウダンが疲れた足を止めてくれ、気を和ませてくれる。
ドウダン街道と標識があった。
栗駒山頂から約3時間で秣岳到着。
直下に須川湖やこれから歩く車道を俯瞰する。湖にボートが動いている。
下山口付近が確認できるのは嬉しいが、その分急斜面ということだ。
雪渓まで降って夏道に従ってトラバースすることになるが、かなりの急斜面で雪も固くしまって疲れた足でのトラバースステップは辛い。
5月末のspringさんのヤマレコにあった直滑降が楽そうであるが、あの太い竹藪に突っ込んだあとの結末を考えると耐えられそうもない。
もちろん今は雪渓はもう下まで続いてはいない。
なんとか通過できたが、思った以上に厳しい雪渓歩きになった。
この時期の残雪歩きは難しい。
秣岳山頂から1時間半かかって下山、車道歩きに40分と少々お疲れ山行となったが、駐車場に戻って栗駒山から秣岳への稜線を眺めると達成感が満ちてくる。
さて温泉で汗を流して帰ろうと一旦車のドアを開けて鍵を座席に置いてドアを閉めたらロックがかかってしまった。
スマートキータイプなので普通では有り得ないはずなのだが起きてしまった。
ザックもまだ仕舞っていないし、携帯電話も通じない、まだ明るいというのが救い。
須川高原温泉のフロントで電話を借りてJAFへ連絡、横手から1時間ほどで駆けつけて復旧してくれた。
その間親切に対応してくれた、須川高原温泉のスタッフ皆さんありがとうございました。
もしこれが焼石岳の中沼登山口だったらと考えると・・・、今回の栗駒山選択は大正解だったと自己満足Up。
日帰り入浴も内風呂は16時までだが露天風呂は21時までで、露天風呂でゆっくり汗を流すことができた(石鹸、シャンプーも備えている)。
良い経験をした。
まずは、秣岳周回ルートの走破、おめでとうございました
とっても良いルートでしょう?
産沼コースで、大回りだったんですね。
私は、栗駒山頂すら回避する今日この頃です
私が前回歩いた頃よりずっと、雪は減っているでしょうから、私が降りて行った沢も出ていると思いますよ。
夏道をたどるのが無難でしょう。
それにしても…JAF仲間がここにいたなんて
いや、お互い良い経験しましたね
そうそう、56はミツバオウレンの咲き終わりです。
57はオノエランが咲きますね
springさんおはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
springさんのヤマレコのモンサンミシェルと秣岳雪渓下降ストーリーに刺激されて行ってきました
とても素晴らしいコースでした。
花の名ご指導いつもありがとうございます。
覚えの悪いのが取り柄と思って、今後もよろしくお願いします
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する