ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 657933
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

やっと出来た!栗駒山〜秣岳縦走

2015年06月11日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:25
距離
12.9km
登り
755m
下り
808m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:12
休憩
0:23
合計
8:35
6:25
31
スタート地点
6:56
8
7:04
32
7:36
49
8:25
8:28
61
9:29
9:41
32
10:13
10:15
12
10:27
10:31
14
10:45
123
12:48
12:50
89
14:19
41
15:00
ゴール地点
出発時にGPS電源を入れ忘れていたため、地図のスタート地点がズレています。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須川高原温泉向いの駐車場
コース状況/
危険箇所等
秣岳から下山路に残雪あり、急斜面のトラバースなので要注意。
その他周辺情報 入浴は
須川高原温泉(岩手県)(日帰り入浴(内風呂) 9:00〜16:00 ¥600)
          (大露天風呂 6:00〜21:00 ¥600 )
栗駒山荘(秋田県)(日帰り入浴 9:00〜16:30 ¥700)
出発
ここから登るのは今日で2回目
出発
ここから登るのは今日で2回目
階段登りが続くと、早々の息切れについ振り向きたくなる。まだ殆ど登っていない。
鳥海山がくっきり。
3
階段登りが続くと、早々の息切れについ振り向きたくなる。まだ殆ど登っていない。
鳥海山がくっきり。
名残ケ原から栗駒山
名残ケ原から栗駒山
苔花台分岐を左折して
1
苔花台分岐を左折して
ゼッタ沢を渡渉
今日は水量が少ないので良かった。
ゼッタ沢を渡渉
今日は水量が少ないので良かった。
一面のワタスゲ畑が広がっていた。
6
一面のワタスゲ畑が広がっていた。
三途の川
標識通り「二途の川」と読みながら粋な名称だな、次に三途の川があるのかと思って良くみると「三」の中一本が剥がれていた(@_@;)
三途の川
標識通り「二途の川」と読みながら粋な名称だな、次に三途の川があるのかと思って良くみると「三」の中一本が剥がれていた(@_@;)
産沼分岐
疲れたらシャッタータイム
サラサドウダン越しに焼石連峰
写真家を気取ってみるが(・・;)
1
疲れたらシャッタータイム
サラサドウダン越しに焼石連峰
写真家を気取ってみるが(・・;)
この青空のお陰で披露回復も早い(*´∀`*)
3
この青空のお陰で披露回復も早い(*´∀`*)
山頂までもう少し
山頂までもう少し
山頂到着
青空に映える山頂標\(^o^)/
2
青空に映える山頂標\(^o^)/
栗駒山頂から鳥海山、写真中央にうっすらと浮かびあがっている。
左がこれから目指す秣岳。
2
栗駒山頂から鳥海山、写真中央にうっすらと浮かびあがっている。
左がこれから目指す秣岳。
宮城県側、中央コース
山ガール下山中
写真中央に東栗駒山の岩峰
宮城県側、中央コース
山ガール下山中
写真中央に東栗駒山の岩峰
大地森と世界谷地
1
大地森と世界谷地
焼石連峰
今日は登っている人が多いだろうな。
焼石連峰
今日は登っている人が多いだろうな。
天馬尾根コース
栗駒山頂から鳥海山、写真中央にうっすらと浮かびあがっている。
このあとは姿は見えなくなった。
左がこれから目指す秣岳。
5
栗駒山頂から鳥海山、写真中央にうっすらと浮かびあがっている。
このあとは姿は見えなくなった。
左がこれから目指す秣岳。
神室連峰
東北のアルプスにふさわしい見事な稜線
2
神室連峰
東北のアルプスにふさわしい見事な稜線
これが天狗岩か
前回登った時はあまりの強風に、この岩陰で一時待機した。
これが天狗岩か
前回登った時はあまりの強風に、この岩陰で一時待機した。
須川高原を俯瞰
昭和湖は雪渓と間違うほどの白濁。
1
昭和湖は雪渓と間違うほどの白濁。
見えた!モンサンミッシェル。
納得!!
2
見えた!モンサンミッシェル。
納得!!
モンサンミッシェル。
徐々に近づいて行く。
4
モンサンミッシェル。
徐々に近づいて行く。
振返るが栗駒山頂は見えない。
写真右ピークは虚空蔵山
振返るが栗駒山頂は見えない。
写真右ピークは虚空蔵山
けっこう歩いた。
振返る
けっこう歩いた。
振返る
虎毛山と須金岳
左奥にはうっすらと禿岳
虎毛山と須金岳
左奥にはうっすらと禿岳
高松岳ズーム
2年前に夢中で登った記憶がある。
高松岳ズーム
2年前に夢中で登った記憶がある。
あれが秣岳か
湿原と灌木帯の境目にミズバショウが開花中
湿原と灌木帯の境目にミズバショウが開花中
登山道脇はフラワーボックス
登山道脇はフラワーボックス
秣岳山頂到着
秣岳山頂から栗駒山から辿った登山路を振返る。
1
秣岳山頂から栗駒山から辿った登山路を振返る。
須川湖を俯瞰
後はあの辺に降るだけ。
1
須川湖を俯瞰
後はあの辺に降るだけ。
あれが夏道を遮る雪渓か
2
あれが夏道を遮る雪渓か
雪渓の取り付き
思ったより急斜面だ
3
雪渓の取り付き
思ったより急斜面だ
まずは大きい雪渓はなんとかクリアー
ほっとして振返る秣岳。
1
まずは大きい雪渓はなんとかクリアー
ほっとして振返る秣岳。
夏道は斜めにトラバースしているのでコース採りが難しい。
滑落したら竹藪で止まるがボロボロになりそう。
2
夏道は斜めにトラバースしているのでコース採りが難しい。
滑落したら竹藪で止まるがボロボロになりそう。
夏道は雪解け水でドロドロ
夏道は雪解け水でドロドロ
タムシバ満開
そういえば今日背の高い樹林帯を通るのは初めてだ。
そういえば今日背の高い樹林帯を通るのは初めてだ。
須川湖を通過
ウラジロヨウラク(栗駒山荘の土塀で)
ウラジロヨウラク(栗駒山荘の土塀で)
駐車場に戻る
エンレイソウ
ズダヤクシュ
ハクサンチドリ
サラサドウダン
サラサドウダン
イワカガミ
派手すぎかな?
イワカガミ
派手すぎかな?
イワウメ
ヒナザクラ
ミヤマカラマツも見つけた

と思ったら、ミツバオウレンの咲き終わりなそうです。
(springさんからご指導いただく)
これまで咲き終わりの花なんて気にしなく、このては毛の抜けた○○カラマツとばかり思っていました。
ミヤマカラマツも見つけた

と思ったら、ミツバオウレンの咲き終わりなそうです。
(springさんからご指導いただく)
これまで咲き終わりの花なんて気にしなく、このては毛の抜けた○○カラマツとばかり思っていました。
これは?
開花はあと2〜3日後か

オノエランの咲き始めということです。
(springさんからご指導いただく)
これは?
開花はあと2〜3日後か

オノエランの咲き始めということです。
(springさんからご指導いただく)
タテヤマリンドウ
1
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
タテヤマリンドウ
アカモノも少しだけ開花
アカモノも少しだけ開花
ハクサンシャクナゲはもう少し後と思っていたら
ハクサンシャクナゲはもう少し後と思っていたら
一輪だけ開花
ツバメオモト
シラネアオイ
オオバキスミレ
イワイチョウ
ガクウラジロヨウラクツツジ
ガクウラジロヨウラクツツジ
コイワカガミが盛り
コイワカガミが盛り
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
ミネザクラ
ミズバショウもまだ見られた
ミズバショウもまだ見られた
ミツバオウレン
青空に映えるサラサドウダン
青空に映えるサラサドウダン
サラサドウダン
ヒナザクラ
サラサドウダン
ベニサラサと呼びたいほど鮮やか。
サラサドウダン
ベニサラサと呼びたいほど鮮やか。
ヤシオツツジもまだ見られた。
ヤシオツツジもまだ見られた。
コメバツガザクラ
コメバツガザクラ
ツマトリソウ
ツマトリソウ
ツクバネソウ
そういえば今日は、あまり見かけなかったなぁ
ツクバネソウ
そういえば今日は、あまり見かけなかったなぁ

感想

天気予報では北日本も木曜日だけが晴れ、以降は傘マークありということで山行は決めたが、果たしてどこへ?????、迷う。

皆さんのヤマレコ情報によれば、花の焼石岳がイチオシだが、早池峰とまだ未踏の薬師岳もあるし、以前から気になっていたモンサンミシェル&秣岳と、いずれも魅力的だが青空に最も似合うのは尾根歩きと栗駒山から秣岳縦走に決める。(この決定が後のトラブルを救うことになるとは)

平日の朝早いこともあるだろうが、須川高原温泉前の駐車場には十数台の車が駐車しているだけ。
駐車場から鳥海山の見事な山容がみえる、これだけでも来たかいがあったというもの。

準備して温泉脇から入山する。
今日は天気良好時間もたっぷりあり、産沼コースから栗駒山頂を目指す。
最初の階段登りは辛いのでゆっくり歩いていたら、名残ケ原手前でトレラン風の方にあっという間に追い越された。

名残ケ原にはイワイチョウ、コイワカガミ、ワタスゲが目立つ。
後で見られるはずと通り過ごした花に、出会わなかったという苦い経験が何度もあり、最近は気になったらまず写すことにしているので、スタート直後は特に足を止めてカメラを向けてしまう。

苔花台の分岐を左折、沢を渡って産沼へ向かう。
沢を過ぎてすぐのところの小さな湿原に極密集したワタスゲ畑が、周囲が竹藪に囲まれて環境が良いのだろう。

登山道脇には早春を思わせるショウジョウバカマ、ミズバショウが咲いていて雪深い地域であることを再認識。(山域ではまだ至るところで咲いていた)

出発から約2時間産沼分岐に到着。
標準タイムより45分オーバーだが自分の感覚より早い。

ここからはこれまでと違い山頂に向かい登っていくという坂道。
登山道の周囲は背丈ほどの竹藪で、疲れて立止り振り向くと焼石連峰が展望でき、樹林帯とは違った開放的な感覚で歩ける。

分岐から約1時間で山頂到着。
横になって寝ている方1名と須川コースから登って来た方1名と出会った。
周辺の写真を撮っていると若い女性が一人中央コースを下山していった。

さて秣岳を目指して栗駒下山開始、天狗平まで下ると3コースに別れる分岐だが、今日は直進秣岳に向かう。

少し霞んではいるが、鳥海山、神室連峰等々の峰々を眺めながらの尾根歩きはすごく気持ちが良い。
途中で2名の方とすれ違った。
天狗平から2時間程でお目当てのモンサンミシェルが見える。
実際見るのも良いが、カメラの枠で捉えるとしっくりくるのが面白い。
その塔の頂きからの眺望はお見事であるが、秣岳はまだ遠く、下山口からの車道歩きを考えると少々気持ちが萎え始めてくる。
満開のサラサドウダンが疲れた足を止めてくれ、気を和ませてくれる。
ドウダン街道と標識があった。

栗駒山頂から約3時間で秣岳到着。
直下に須川湖やこれから歩く車道を俯瞰する。湖にボートが動いている。
下山口付近が確認できるのは嬉しいが、その分急斜面ということだ。

雪渓まで降って夏道に従ってトラバースすることになるが、かなりの急斜面で雪も固くしまって疲れた足でのトラバースステップは辛い。
5月末のspringさんのヤマレコにあった直滑降が楽そうであるが、あの太い竹藪に突っ込んだあとの結末を考えると耐えられそうもない。
もちろん今は雪渓はもう下まで続いてはいない。
なんとか通過できたが、思った以上に厳しい雪渓歩きになった。
この時期の残雪歩きは難しい。

秣岳山頂から1時間半かかって下山、車道歩きに40分と少々お疲れ山行となったが、駐車場に戻って栗駒山から秣岳への稜線を眺めると達成感が満ちてくる。

さて温泉で汗を流して帰ろうと一旦車のドアを開けて鍵を座席に置いてドアを閉めたらロックがかかってしまった。
スマートキータイプなので普通では有り得ないはずなのだが起きてしまった。
ザックもまだ仕舞っていないし、携帯電話も通じない、まだ明るいというのが救い。
須川高原温泉のフロントで電話を借りてJAFへ連絡、横手から1時間ほどで駆けつけて復旧してくれた。
その間親切に対応してくれた、須川高原温泉のスタッフ皆さんありがとうございました。
もしこれが焼石岳の中沼登山口だったらと考えると・・・、今回の栗駒山選択は大正解だったと自己満足Up。
日帰り入浴も内風呂は16時までだが露天風呂は21時までで、露天風呂でゆっくり汗を流すことができた(石鹸、シャンプーも備えている)。
良い経験をした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:817人

コメント

お疲れ様でした!!
まずは、秣岳周回ルートの走破、おめでとうございました
とっても良いルートでしょう?
産沼コースで、大回りだったんですね。
私は、栗駒山頂すら回避する今日この頃です
私が前回歩いた頃よりずっと、雪は減っているでしょうから、私が降りて行った沢も出ていると思いますよ。
夏道をたどるのが無難でしょう。

それにしても…JAF仲間がここにいたなんて
いや、お互い良い経験しましたね

そうそう、56はミツバオウレンの咲き終わりです。
57はオノエランが咲きますね
2015/6/15 23:29
Re: お疲れ様でした!!
springさんおはようございます。
いつもコメントありがとうございます。

springさんのヤマレコのモンサンミシェルと秣岳雪渓下降ストーリーに刺激されて行ってきました
とても素晴らしいコースでした。

花の名ご指導いつもありがとうございます。
覚えの悪いのが取り柄と思って、今後もよろしくお願いします
2015/6/16 7:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
秣岳登山口〜栗駒山〜須川温泉口
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 栗駒・早池峰 [日帰り]
栗駒山〜秣岳
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら