ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6609741
全員に公開
山滑走
甲信越

上越国境稜線縦走(白毛門〜巻機山)

2024年03月30日(土) ~ 2024年04月01日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
24:42
距離
28.4km
登り
2,655m
下り
2,742m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:14
休憩
0:29
合計
9:43
6:07
9
6:16
6:16
13
6:30
6:33
178
9:31
9:31
76
10:47
10:56
97
12:34
12:34
5
12:39
12:46
151
15:17
15:26
25
2日目
山行
9:52
休憩
0:16
合計
10:08
7:13
7:15
107
9:02
9:07
207
12:35
12:35
59
13:34
13:34
86
15:00
15:07
46
15:53
宿泊地
3日目
山行
4:24
休憩
0:19
合計
4:43
5:22
84
宿泊地
6:45
6:46
19
7:05
7:05
7
7:12
7:21
11
7:31
7:37
10
7:47
7:47
49
8:35
8:36
35
9:11
9:13
33
9:45
9:48
6
9:54
9:54
10
天候 3/30:晴れ→ガス→晴れ
3/31:ガス(小雨)→晴れ
4/1:晴れ

風は最大10m/sちょっと
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
IN:谷川岳ドライバインの駐車場(500円/日)
OUT:清水(8:55にバスがあるが間に合わなかったので、マルカタクシー利用。塩沢駅まで5500円)

回収はタクシーで塩沢駅、電車(1時間強、680円)で土合駅。
土合駅、清水バス停まで除雪あり。
巻機へ続く林道は除雪作業中。
コース状況/
危険箇所等
登山口〜白毛門
とにかく急登で三大急登の西黒尾根より全然辛い。下部は土が見えているところもあり。終始シートラ。

白毛門〜ジャンクションピーク
笠ヶ岳の急登など、総じてアップダウンが大きいのでシートラ推奨。たまにシールで歩きましたが、付け替えの時間が勿体無いかな?

ジャンクションピーク〜巻機山
柄沢山までは概ねシートラ(檜倉山の登りはシール)。それ以外は痩尾根、急登、アップダウンなどでスキーで行くのは非効率。柄沢山からはシールと滑走メインで急登だけシートラで突破(雪が緩んでいたのでノーアイゼン。)

巻機山〜清水
時間にもよると思いますが、6号目くらいまではカリカリ、縦溝でコントローラしずらい。その後、急なツリーランとなりますが、雪は緩みます。傾斜が緩んでくると気持ちの良いツリーランとなり、雪はストップスノーまではいきませんでした。林道は除雪がかかっていたので、サイドを繋いで、清水まで降りました。(登山口のトイレは閉鎖、足洗場の水は使えます。)
その他周辺情報 温泉:鈴森の湯(日帰900円)
食事:そば処ひ乃き
テント場:ジャンクションピーク付近(テント)、米子頭山と栃ノ頭のコル(雪洞)
おはようございます
晴れてます!
2024年03月30日 06:04撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/30 6:04
おはようございます
晴れてます!
駐車場はまだ
2024年03月30日 06:15撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 6:15
駐車場はまだ
この橋、いつも怖い
2024年03月30日 06:29撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 6:29
この橋、いつも怖い
白毛門が見えてくる
2024年03月30日 07:19撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 7:19
白毛門が見えてくる
白毛門沢の大滝は埋まっていないよう
夏にみっちーと登ったな〜(そういえばバックカントリーは行けなかった…)
2024年03月30日 08:17撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 8:17
白毛門沢の大滝は埋まっていないよう
夏にみっちーと登ったな〜(そういえばバックカントリーは行けなかった…)
カモシカ?
2024年03月30日 08:28撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 8:28
カモシカ?
鎖は出ていました
アイトレ!
2024年03月30日 10:41撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/30 10:41
鎖は出ていました
アイトレ!
ガスガス白毛門
タンクトップの民いた
2024年03月30日 10:47撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 10:47
ガスガス白毛門
タンクトップの民いた
宝川に滑り込む沢
じゅるり。。
2024年03月30日 11:06撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 11:06
宝川に滑り込む沢
じゅるり。。
ガスがとれる!
2024年03月30日 11:07撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 11:07
ガスがとれる!
長い戦いは始まったばかり
2024年03月30日 11:33撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/30 11:33
長い戦いは始まったばかり
美しい
2024年03月30日 11:33撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 11:33
美しい
笠ヶ岳の雪は飛ばされていた
2024年03月30日 12:35撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 12:35
笠ヶ岳の雪は飛ばされていた
笠ヶ岳の避難小屋
2024年03月30日 12:37撮影 by  SC-51C, samsung
1
3/30 12:37
笠ヶ岳の避難小屋
ガスったり、取れたり
2024年03月30日 14:06撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 14:06
ガスったり、取れたり
宝川、ナルミズ方面へのルートも良さげ
2024年03月30日 14:06撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 14:06
宝川、ナルミズ方面へのルートも良さげ
こちらも気持ち良さそうな沢
2024年03月30日 14:06撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 14:06
こちらも気持ち良さそうな沢
朝日岳
2024年03月30日 15:19撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 15:19
朝日岳
風が強いからか、雪は少なめ
2024年03月30日 15:19撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 15:19
風が強いからか、雪は少なめ
一人テント泊の方がいました
2024年03月30日 15:19撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 15:19
一人テント泊の方がいました
馬蹄形方面
2024年03月30日 15:20撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 15:20
馬蹄形方面
清水峠が良く見える
りょうさんと行ったのはもう3年前か、懐かしい
あの時にこの場所から上越国境を眺めたんだ!
仕上がったらまた行きましょう!
2024年03月30日 15:45撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 15:45
清水峠が良く見える
りょうさんと行ったのはもう3年前か、懐かしい
あの時にこの場所から上越国境を眺めたんだ!
仕上がったらまた行きましょう!
ジャンクションピーク
2024年03月30日 15:51撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 15:51
ジャンクションピーク
ちょっと下って幕営
電波あり+撤退容易
2024年03月30日 16:39撮影 by  SC-51C, samsung
2
3/30 16:39
ちょっと下って幕営
電波あり+撤退容易
明日行く稜線
ここからはノートレース
2024年03月30日 16:39撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 16:39
明日行く稜線
ここからはノートレース
せっせと水を作る
2024年03月30日 17:16撮影 by  SC-51C, samsung
3/30 17:16
せっせと水を作る
朝方はガス多め
大鳥帽子は見つけた
2024年03月31日 07:14撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 7:14
朝方はガス多め
大鳥帽子は見つけた
11時頃から晴れてきた
クラック多め、ルートに気を使う
2024年03月31日 11:04撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 11:04
11時頃から晴れてきた
クラック多め、ルートに気を使う
自分の足跡
2024年03月31日 11:04撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 11:04
自分の足跡
小ピークを登ったところ
2024年03月31日 11:43撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 11:43
小ピークを登ったところ
柄沢山
2024年03月31日 12:02撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 12:02
柄沢山
シールの出番が増え始める
2024年03月31日 15:17撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 15:17
シールの出番が増え始める
滑走交えながら進む
2024年03月31日 15:18撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 15:18
滑走交えながら進む
山々
2024年03月31日 15:18撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 15:18
山々
巻機山が見えてきた!
2024年03月31日 15:21撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 15:21
巻機山が見えてきた!
良い天気
自分のシュプールも見える
今日は雪洞にしました(写真忘れ)
2024年03月31日 15:53撮影 by  SC-51C, samsung
3/31 15:53
良い天気
自分のシュプールも見える
今日は雪洞にしました(写真忘れ)
朝はガス
2024年04月01日 05:22撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 5:22
朝はガス
すぐに晴れ
2024年04月01日 06:02撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/1 6:02
すぐに晴れ
朝焼け
2024年04月01日 06:03撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/1 6:03
朝焼け
歩いてきた稜線を何度も振り返る
ウソのように綺麗な景色(エイプリルフールだけどウソではない)
2024年04月01日 06:53撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/1 6:53
歩いてきた稜線を何度も振り返る
ウソのように綺麗な景色(エイプリルフールだけどウソではない)
たくさん歩いたなぁ
2024年04月01日 07:00撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 7:00
たくさん歩いたなぁ
ピークもうちょい!
2024年04月01日 07:00撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 7:00
ピークもうちょい!
ここら辺が最高峰
2024年04月01日 07:04撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/1 7:04
ここら辺が最高峰
ドロップします
2024年04月01日 07:04撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 7:04
ドロップします
雪は固い
2024年04月01日 07:13撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 7:13
雪は固い
溝溝してる
2024年04月01日 07:21撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 7:21
溝溝してる
ニセ巻に備えて避難小屋付近で脱ぐ
米子ならそのまま滑れるのに…(とは言え、クラックありすぎてこの時期にソロで沢筋はリスクしかない、、)
2024年04月01日 07:28撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/1 7:28
ニセ巻に備えて避難小屋付近で脱ぐ
米子ならそのまま滑れるのに…(とは言え、クラックありすぎてこの時期にソロで沢筋はリスクしかない、、)
ニセ巻機山
2024年04月01日 07:47撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 7:47
ニセ巻機山
一人登ってこられるスキーヤーがいました
2024年04月01日 08:02撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 8:02
一人登ってこられるスキーヤーがいました
下部の沢筋は気をつけて
2024年04月01日 09:05撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 9:05
下部の沢筋は気をつけて
橋にも雪がのっていました
2024年04月01日 09:14撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 9:14
橋にも雪がのっていました
トイレ閉鎖中
2024年04月01日 09:17撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 9:17
トイレ閉鎖中
除雪だとー!
2024年04月01日 09:22撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 9:22
除雪だとー!
サイドのトレースを追って、ここまで滑れました
ご覧の雪なので大事な板は使わないように!!
2024年04月01日 09:34撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 9:34
サイドのトレースを追って、ここまで滑れました
ご覧の雪なので大事な板は使わないように!!
バスの時間を1時間間違えてしまった、、、
4時30分出発にすれば良かった
2024年04月01日 09:50撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 9:50
バスの時間を1時間間違えてしまった、、、
4時30分出発にすれば良かった
タクシーで塩沢駅
2024年04月01日 10:48撮影 by  SC-51C, samsung
4/1 10:48
タクシーで塩沢駅
補給
2024年04月01日 14:15撮影 by  SC-51C, samsung
1
4/1 14:15
補給

感想

【計画】
ちょうど3年前、馬蹄形縦走(強風敗退)をした頃から狙っていたこのルート。2年前に悪天候敗退(特に風)、去年は海外出張でチャンスなし。天気が安定しないこのエリアだが、なんといって風がないことが必要なので、比較的天気がマシで風がなく、おまけに暖かいこのチャンスにトライした。また直前までスキーで行くか、登山で行くか悩んだが、米子沢は雪が少なく、難しいと分かっていたものの帰りの早さに惹かれて結局スキーにした。

【1日目】
たっぷり詰め込んだザックが重いこと(スキー入れて28)。。。白毛門までの急登、しかもバックカントリー用とは言え、スキーブーツ+アイゼンなので、さすがに冬靴よりは歩きにくい。ゲロキツかった。
ジャンクションピークまでの稜線は何度も通っており、急登も分かっているが、少しでも楽しようとシールで歩く場面もあったが、総じてアップダウンが激しいので、アイゼンの方が無難。初日は電波があるジャンクションピークからちょっと下ったところを整地して幕営(前回はここでてっ退。撤退もしやすい位置)。今回は冬用のシュラフなので裸足で寝れた。途中に同じ目的に行くパーティーが何組かいたが、次の日の天気がイマイチなので撤退されていた。たしかに朝は良くなさそう。

【2日目】
夜は晴れていたけど、朝はガス。でも風はないので、行くことにする。歩いていると暖かすぎて、少しパラついたが、そのうち晴れ間が見え始めテンションが上がる。
あわよくば巻機の避難小屋まで行きたかったが、ノートレースでズボズボ踏む抜き地獄で時間がかかってしまった。シールが使えたのは檜倉山の登りと柄沢山以降。柄沢山以降は急登や痩尾根を覗いては、シール、もしくは滑走で行ける場面が増えた。朝のテント片付けが面倒なので栃ノ頭直下で雪洞泊とした。

【3日目】
なぜかバスの時間を9時55分だと思い込んでいたので、5時30分発。栃ノ頭を登ってしまえば、あとはスキーの出番。朝の固くしまった雪をクトーでガシガシと登り、朝焼けに燃える山々に向かって奇声を発する。エイプリルフールとは言えウソみたいに綺麗。今年は雪がないので米子沢はパスして尾根スキーで巻機山から滑走。6号目くらいまではカリカリ、縦溝で修行でしたが、下の方はザラメ、ツリーでまあまあでした。少し濃いのと一部急なのは練習せねば。まさかの林道が除雪してたので、なんとかつないで最後は歩いて下山しました。バスは1時間勘違いしていて、タクシー使って帰還。。

【総括】
狙っていたルートをスキーで行けて良かったです。
スピードならスノーシューやワカン(+アイゼン)で行くのが、重量的にもメリットがあったのかも。だけどスキーで行けて良かった。
昨年は海外出張で泊まりの冬山を出来なかったですが、やっぱり山旅的な冬山縦走は気持ち良いので、改めて好きだな〜と。暖かいし、そろそろ沢だ〜。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:434人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら