尾瀬ヶ原(鳩待峠〜富士見峠〜見晴)
- GPS
- 07:30
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 567m
- 下り
- 585m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ後曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
戸倉〜鳩待峠はバスを利用 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【通行止め】富士見峠〜見晴の『八木沢道』は橋が破損したため通れません ・鳩待峠〜富士見峠〜竜宮の木道はウェットでは非常に滑りやすく危険です ・上記の区間では残雪も一部であります |
その他周辺情報 | 戸倉〜鳩待峠はマイカー規制 尾瀬ヶ原の水芭蕉は概ね見頃を過ぎ、 山ノ鼻の研究見本園では見頃でした。 |
写真
感想
この土日は寒気の影響で雨が降りやすくどこに登るか迷っていました。
土曜の方が天気が良いので未明に茨城を発ち、群馬県は片品村へ。
尾瀬の水芭蕉を見に行ってきました。
戸倉6:30発のバスに滑り込み。早朝だけどバスは満員。
7時前に鳩待峠着。
登山客の99%は山の鼻方面を下って行きましたが、
私は右手の尾根に取り付きます。登山口からは登りたい気分だし、今夏は槍ヶ岳を目標にしているので少しでも体力をつけたいのです。
横田代までは気持ちのいい自然林のなかを木道がぬっています。
前夜雨が降って黒光りした木道は非常に滑りやすく、2回も滑ってしまいました。
(こんなに滑ったのは初めて)
横田代は視界の開けた笹原で、後ろには雪の残る至仏山が見えました。
高山植物も咲いており、チングルマ、タテヤマリンドウ、イワカガミ、ワタスゲなどが咲いていました。タテヤマリンドウは先々週の平標よりも花を広げて見頃の様子。
中原山は視界のないピークであっさり通過、ちょっと下ってヤマメ平に出ます。
アヤメ平は昔「雲上の楽園」と言われた眺望の良い場所で、納得の景色でした。
青空に燧ケ岳、池塘、草原と最高の写真素材。しかも独り占め。
ここの湿原は復元作業がなされている最中だそうで、一部保護している区画がありました。
昔は木道が単線だったため、人が行き交うのに木道から逸れたため湿原が荒廃したのだそうです。
今は人がほとんど来ないのでゆっくりできました。
アヤメ平から下って富士見小屋まで来ました。
トイレ前の掲示板で八木沢道の通行止めを知り、急遽ルート変更をしました。
竜宮までの長沢新道も例に漏れず木道が続きましたが、
中間あたりは勾配があるので普通の登山道でした。
すれ違った男性に「この先も登りが続きますか」と聞かれて答えましたけど、
このルートは尾瀬のスタンダードなお客さんはやはり通らないんですね。
尾瀬ヶ原はやはり広い。
長沢新道から見て尾瀬ヶ原を集団で列をなして歩く登山客たちを横から見ると
尾瀬ならではだなあと感じました。
竜宮十字路を左に折れ、鳩待峠へと帰っても良かったのですが、
折角来たのだから山小屋銀座ともいうべき見晴の方へ行ってみました。
竜宮小屋を横目に過ぎると、木道右手に蛇行した沼尻川が流れ、すぐに橋を渡ります。その先は福島県となりまさかの東北入り。
地図で県境線を見ると尾瀬ヶ原の東半分が福島県で、西半分が群馬県なんですね。
至仏山は群馬県、燧ケ岳は福島県で、尾瀬ヶ原と尾瀬沼は仲良く半分こだったのか…
尾瀬ヶ原をひたすら横断します。
冷たい風が吹き始め、正面の燧ケ岳北面に積雲が成長し始めました。
明らかに上空に寒気が入っており、にわか雨に打たれることうけあいなので
山小屋でラーメンでも食べようかなあと思っていましたが、タッチアンドゴーに予定変更。
実際、弥四朗小屋に着くと雰囲気が良すぎて他の登山客もまったりしているものだから、
コーヒーをテラスで一杯いただいてしまいましたw なぜ山小屋のコーヒーはこんなに美味しいんだろう?
(全然関係ないけどコーヒーを淹れてくれたお姉さん綺麗)
そしてここからは鳩待峠まで尾瀬ヶ原をまっすぐ横断。正面に至仏山、後ろに燧ケ岳。
途中2名のボッカの方がすごい荷物を背負ってすれ違いました。キャベツ?を運んでいるようでしたが、
生鮮食品は今もボッカの方が運んでいるそう。
山小屋で食べる野菜は価値があるな…うん。
至仏山が28mレンズに収まらなくなるほどデカく見えるようになると
山ノ鼻に着きました。
登山用の靴下をこの日忘れていたため普通の靴下を履いていたので足の疲れがそこそこ来ていました。
そんな時、団体を引率していたガイドさんが「研究見本園の水芭蕉が一番見頃なので見に行きましょう!」とか言っているのを聞いてしまったため
吸い込まれるように右手の見本園へ足を向けました。
確かに水芭蕉の花が散っておらず小ぶりで写真写りが良さそうなのが
ちらほら残っていました。
でも登山客はあまり見本園までは来ておらずもったいない気がしました。
山ノ鼻(さっきから鼻と花が入力していて紛らわしい)にはビジターセンターがあり、visitorな私はcenterにinしてみました。
尾瀬の動植物を紹介しており、尾瀬にもオコジョがいることを知り驚き。
シカの好物はミツガシワとニッコウキスゲだとか。悲しい哉。
ツキノワグマの剥製を見て、このくらいのサイズなら勝てるかもと思うも、
仕事出来なくなるので却下。
そして鳩待峠までの最後の登りをトレーニングのつもりで足早にかけ上がり(ルートタイム長い?)、
14時半発のバスにギリギリ間に合い尾瀬の地を後にしました。
花豆ソフト食べたかったけど、また今度にしよう。
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