観音山から牛首峠〜合角ダムへ・・・ひなびたバス停がリニューアル：後半はダム建設にまつわる悲哀も感じた山旅どした

2024年04月13日(土) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 11.4km
• 登り: 659m
• 下り: 652m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:11
• 合計: 5:56

7:58 栗尾バス停
8:02 8:02 柏木橋
8:09 8:09 宮原橋
8:41 8:41 観音茶屋
8:57 9:02 観音山登山口
9:07 9:07 西奥の院
9:13 9:25 札所31番観音院
10:05 10:06 観音山
11:17 11:34 牛首峠
11:52 12:19 馬上バス停
12:28 12:28 長久保入口バス停
12:38 12:38 日尾荊山遺蹟
13:29 13:38 合角ダム
13:54 13:54 吉田元気村
13:54 ゴール地点

天候

晴れ、四月とは思えない暑さ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：地元駅〜（東上線）〜小川町〜寄居〜（秩鉄）〜秩父〜（西武バス）〜小鹿野役場〜栗尾バス停下車
帰り：吉田元気村〜（西武バス）〜秩父〜（秩鉄）〜寄り道後〜寄居〜往路をたどる

コース状況／危険箇所等

観音山ー牛頸峠分岐から頂上稜線までは無用木段が続くので、心折れっぱなし（写真参照）。牛頸峠に差し掛かる道は、鎖場が一か所あります。慎重に。
峠直前に、ちょっと見分岐のような箇所あり。倒木で道が不明瞭になってるだけで、先に踏み跡が見えます。
谷を降りてもその先は崖なのでどん詰まりですから注意。

西奥の院に行ったことになってますが、行ってません。

写真

4/13 7:58

さてここは

4/13 7:58

ここに行くのに最短の

4/13 7:59

栗尾バス停から。

4/13 7:59

バス停よりちょいと先の角を右折

4/13 8:02

目的地までには2か所のお寺を通る

4/13 8:04

そこまでは桜や数々の花が咲き乱れる

4/13 8:04

4/13 8:05

4/13 8:05

4/13 8:06

お？？
来週は小鹿野の春祭りだねぇ

4/13 8:06

ここは牧場

4/13 8:06

入口にはヒツジが数匹。
以前訪れたときはにゃんが3匹ほどいたが、今日は見当たらぬ

4/13 8:08

これは

4/13 8:08

ウンナンオウバイ

4/13 8:09

花桃も咲き誇る

4/13 8:11

三十一番　とは、観音寺のこと

4/13 8:11

今日は天気がいい。
あたりを見回しながらゆっくり進む

4/13 8:13

秩父はもうすぐ

4/13 8:13

芝桜の季節

4/13 8:13

にゃん、がおったが、だいぶくたびれてるww

4/13 8:15

ひこうき雲
なかなか消えない、てぇのは湿度が高いからか？？

4/13 8:16

面白いね

4/13 8:16

狩人駐車場だってww

4/13 8:17

4/13 8:18

人んちの軒先に

4/13 8:18

木蓮？か？と思ったが、違うような気がする

4/13 8:18

春の代名詞、、って言ってもよろしいかも

4/13 8:19

4/13 8:20

これも桜？？
八重桜の白い版？？

4/13 8:20

ミツバツツジに似ているような？

4/13 8:20

赤い橋が見えた

4/13 8:21

岩殿沢にかかる岩殿橋

4/13 8:21

ここは

4/13 8:21

たらちね観音

4/13 8:21

優しいお顔をしておられた

4/13 8:23

ここは大日如来がおられる

4/13 8:23

ん〜〜華やか

4/13 8:24

いたるところに

4/13 8:24

咲き乱れる

4/13 8:24

4/13 8:25

この道は、花桃街道って呼ばれてるんだってさ

4/13 8:26

4/13 8:26

4/13 8:27

依然岩殿沢流域をさかのぼる

4/13 8:27

4/13 8:37

古い道標があった

4/13 8:37

メートルでj表記してるから、そんなに古くはない

4/13 8:38

4/13 8:40

4/13 8:42

見えてきたのは

4/13 8:44

おびただしい数の水子地蔵がにらみを利かせる

4/13 8:45

地蔵寺を通過後見えたのは

4/13 8:45

トンネル

4/13 8:46

いつの間にか岩殿沢を左に見るようになって

4/13 8:47

苦手だがトンネルをくぐる。
なんかくらくらしてくるんだよなトンネルの中に入ると、、

4/13 8:48

速足で通過し、一息

4/13 8:51

丁目石があった。
これまでの丁目石は失われたか、見失ったか。

4/13 8:56

さて着いた。
札所三十一番観音院

4/13 8:57

入口には石造りの仁王像

4/13 8:57

久しぶりじゃのう阿

4/13 8:57

気をつけて登れ吽

4/13 9:04

本院へは

4/13 9:06

これでもかという石段を登らねばならぬ

4/13 9:10

小鹿野歌舞伎創設者の墓か？

4/13 9:12

西奥の院へは相当険しい道をたどるから、今日はパス

4/13 9:13

本院に着いた。
背後の岩壁に食い込むように作られている

4/13 9:13

枯れそうな滝が落ちる

4/13 9:14

では

4/13 9:14

ご尊顔に安全祈願したが、ボケた、、、

4/13 9:15

小鹿野を含め秩父には奇岩や複雑な地層地形が多く、しかもその多くは露出しており、容易にその姿を見ることができる

4/13 9:15

ではゆるりと参ろう

4/13 9:16

倒木とはいつのこと？？

4/13 9:16

石段を登ってると

4/13 9:18

倒木だ。
膝と手をついて四つん這いになってくぐる。
取り除こうとすれば重機を使うしかないようだな、でも機械も入れないからな、チェンソー使えばいいのに、と勝手なことを思う。

4/13 9:19

時刻は9:00を回ったんで、東奥の院はパス

4/13 9:19

さてこっから縦走コース

4/13 9:20

ようやく山登りが始まるよ、初っ端は木段から。

4/13 9:23

山頂までは、こういう平坦道は少ない

4/13 9:24

木段出現

4/13 9:25

先が見えぬ

4/13 9:27

分岐
こっから地蔵寺方面へもいけるようだ

4/13 9:30

木橋渡る

4/13 9:34

また分岐。
直進すれば牛首峠へ。
ではてっぺんを極めようか

4/13 9:39

木段はいったん消えて

4/13 9:41

杉林を登る

4/13 9:44

ここは仁王像を作るための石を加工した場所らしい

4/13 9:44

石がゴロゴロ

4/13 9:46

見上げるとお日様サンサンでまぶしくて、気温上がりそう

4/13 9:47

谷を詰めるノダ

4/13 9:50

出た〜〜
天敵だらけの観音山

4/13 9:51

かすかにスカイライン見えるが、まだ遠い

4/13 9:54

無心で登ろうとするのだが、性格が悪いので雑念だらけで登ってる

4/13 9:56

ようやく先が見えた

4/13 9:58

分岐に着いた。
峠だが、特に名前はついてないようだ。

4/13 9:58

右に行けば、カラ松峠らしいが、行ったことなし

4/13 9:59

名無峠からは、県境稜線が見える。
この先は切れ落ちた崖

4/13 9:59

ではてっぺんへ

4/13 9:59

合角ダム湖である、西秩父桃湖が垣間見える

4/13 10:00

仁王像の採石場跡を通過

4/13 10:01

つつじだな
きれいな花は手が届かないとこにあるんだよww

4/13 10:01

4/13 10:01

4/13 10:01

4/13 10:02

ここでふたたび無用木段

4/13 10:03

岩場を越えて

4/13 10:04

三角点らしきものが。

4/13 10:04

ついた〜〜

4/13 10:04

観音山でござんす

4/13 10:04

二等どす

4/13 10:05

ヤマツツジ？

4/13 10:06

つつじの先には、何山でしょか？

4/13 10:09

では分岐まで戻る。

4/13 10:22

戻った〜〜
観音山山頂を通過する縦走コースはないので、ピストンするしかないノダ

4/13 10:25

この先には鎖場や極細道もあったりするから、一応メット装着。
ちょっと見わからぬが傷だらけで、その殆どは枝にぶつけたり粗末に扱ったりした結果の傷、でも機能的にはまだ使える。

4/13 10:31

では、ゆるりともしておられぬが参ろうか

4/13 10:33

分岐
左へは

4/13 10:33

西奥の院に至る

4/13 10:33

牛首方面へは右折

4/13 10:34

先には斜め道、結構長いのでちょと緊張

4/13 10:35

見上げれば新緑

4/13 10:38

いい色だ、、

4/13 10:39

極細道の次は

4/13 10:41

またもや斜め道

4/13 10:42

ん？なんかある

4/13 10:42

ここまでありがとござる

4/13 10:45

鎖場の前に、日尾城跡へ

4/13 10:45

古い道標はまだ健在k？？

4/13 10:46

依然細尾根続く。
左はスッパリと切れる

4/13 10:46

到底いけない場所につつじが可憐に咲く

4/13 10:47

尾根がさらにヤセてきて

4/13 10:48

4/13 10:48

4/13 10:50

岩峰を越えて

4/13 10:51

ちょと不明瞭個所を通過

4/13 10:51

手すりなんてあったのか

4/13 10:52

手すりの先に見えたのは倉間の里。
桜咲いてるね

4/13 10:52

この先に鎖場

4/13 10:55

鎖場は赤丸あたり

4/13 10:55

下降中

4/13 10:55

下はこんな感じ

4/13 10:56

半分下りた

4/13 10:58

なんなく降りれたぜ一安心

4/13 10:58

もうちょと進めば

4/13 11:01

のっこして

4/13 11:02

城跡との分岐

4/13 11:02

ではお城へ

4/13 11:03

城郭部分はこじんまりとしてる

4/13 11:03

もひとつ分岐があった。
機会があれば調べて行ってみよう

4/13 11:04

本丸というか中心部分の廓へ上がる

4/13 11:05

これがなければ何の跡かはわからぬだろう

4/13 11:05

城の最上階に来た

4/13 11:05

祠に挨拶して

4/13 11:06

八幡様だった

4/13 11:06

ここにもいたぜ

4/13 11:15

たぶん堀切だろう。
だだっ広くて全容が撮り切れなかったが

4/13 11:16

段がつけられていて、明らかに人為的とわかる

4/13 11:19

んでここに来て2方向？3方向かな？
分岐のようにも見える場所に来た

4/13 11:19

青矢印が、3方向に分かれてるように見える場所。
��は途中で切れ落ちててとても行けない。

4/13 11:19

�△篭垢�て急な谷を降りるが、これも×
�△皚�も途中まで踏み跡はあった。

4/13 11:22

正解は�，如�何のことはない、松の木が道を隠していただけだった

4/13 11:22

目印は、この窯跡

4/13 11:24

では峠に下りる

4/13 11:24

手すり着いた道を降りて

4/13 11:25

木段を降りれば

4/13 11:26

牛首峠到着

4/13 11:26

ちょと道は広くなって

4/13 11:28

急な尾根をジグザグに木段がつけられている

4/13 11:29

これも大変だったろうに

4/13 11:31

以前、雪が降った後に訪れたことがあるが、そんときこの場所は残雪で道が全く分からなくなっていて、四苦八苦して里に下りた経験がある。
記録に残してはいないけどな

4/13 11:31

見上げれば鋭い岩峰

4/13 11:32

右は枯れ沢、左に道がある

4/13 11:35

落ち葉が吹き黙っていてふかふか、というよりひざ下まで沈む

4/13 11:36

この辺の岩はもろくて崩れやすいノダよ

4/13 11:36

堰堤を渡り

4/13 11:39

マムシ草
この色はまだ若いらしい

4/13 11:45

ここまでくれば沢の流れが戻っているらしく、水が流れる音がする

4/13 11:45

里の匂いがするぞ

4/13 11:47

橋が流されたようで、渡渉する

4/13 11:48

お〜〜里だ〜〜

4/13 11:49

わぁ

4/13 11:49

春や春

4/13 11:51

無事下山

4/13 11:51

ハラ減ったな、、

4/13 11:52

吉田川にかかる橋渡る

4/13 11:53

ここは馬上バス停
『もうえ』と読む

4/13 11:53

待合所が新しくなってた。
かつては古びた待合所が対面に建っていて、いい感じを醸し出していたが、新しくなってさらにくつろげそう。
メシをかっくらって、30分ほど妄想、、
以前の山行はレコにしてる↓
10年前か〜〜年取るはずww
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-431098.html

4/13 12:20

では再開
合角ダムへ

4/13 12:21

吉田川とともに下る

4/13 12:22

どうやらイタヤカエデの花らしい

4/13 12:22

4/13 12:25

ヤマブキの黄色が好きなんどす

4/13 12:27

4/13 12:27

なおもてくてく

4/13 12:29

バス停だ

4/13 12:29

長久保入口バス停通過

4/13 12:31

セイヨウタンポポは外来種

4/13 12:32

4/13 12:37

この花は

4/13 12:37

わかりませぬ

4/13 12:37

サクラ街道に差し掛かる

4/13 12:40

日尾バス停通過

4/13 12:40

ここは

4/13 12:41

旧倉尾小学校だそうで。
いまどき金次郎さんがいる学校は無いだろな

4/13 12:41

4/13 12:43

ここで道を東に逸れて、ダム東岸へ。

4/13 12:51

しばらく歩くと

4/13 12:52

へ？またトンネル、、

4/13 12:53

日尾峠てぇのがある？
長さ150m、この長さならガマンできるww

4/13 12:55

予想より早く脱出できたぜ

4/13 12:56

ダム建設に伴い水没した集落出身の方が詠んだ詩が刻まれていた。
ちなみに水没した集落は、小鹿野町大字日尾字合角、だったそうで、そこからダムの名前を採ったらしい。
『未練湖底のふるさとよ』という一説が物悲しい。
詳細は↓
http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0641

4/13 12:59

ユキヤナギだそうで

4/13 13:00

4/13 13:01

4/13 13:04

4/13 13:05

これも水没に際して移設された神様仏様だろか？

4/13 13:06

こういう名の橋を渡る。
かっかく”れん”おおはし？？
かっかく”さざなみ”おおはし？？
ググったら後者だそうで。

4/13 13:06

立派な橋。
大型トラックも通らないのだろうから、安心して通過できる

4/13 13:07

水位は

4/13 13:08

幾分低め

4/13 13:09

4/13 13:09

4/13 13:09

4/13 13:10

望郷の碑があった。
ダムを造るということは、そこにある家や集落そのもの、ひいてはふるさとを捨てる、ということにもつながる。

碑のそばには祠が建ち、ソメイヨシノが満開の花を咲かせており、それが一層物悲しさを際立させる

4/13 13:10

なおも渡る

4/13 13:11

ダム本体が見えてきた

4/13 13:14

渡り終えた

4/13 13:14

トンネル（黒〇内）と橋の位置関係はここ

4/13 13:15

ん〜〜そりゃそうなんだが、オレの親はまだピンピンしてるしなぁww

4/13 13:15

また橋渡るんかい

4/13 13:15

4/13 13:16

4/13 13:16

4/13 13:16

4/13 13:18

橋の名はこんな名

4/13 13:18

てっきりこれが天狗岩かと思ったが、天狗岩は今湖底に沈んだそうな。

4/13 13:20

小鹿野から秩父市へ

4/13 13:21

文化年間の観音様だ
これも移されたんかなぁ

4/13 13:25

ダム橋見えて渡る

4/13 13:25

4/13 13:25

これはキクモモだそうで

4/13 13:28

秩父のダム四つの中では合角ダムが一番小さいが、小鹿野〜寄居〜深谷の主な水源らしいので割と重要。

4/13 13:39

旅はもうすぐ終わり、元気村へ。

4/13 13:42

ツバキももう終わりかな？

4/13 13:43

ヤマザクラ

4/13 13:43

マメザクラだそうで

4/13 13:48

幟が出現し

4/13 13:49

坂を下る

4/13 13:49

4/13 13:52

なにやら鳥居があって、社を探したが見当たらず

4/13 13:54

元気村到着

4/13 13:55

バスの時間まで、マッタリするにはちょうどいい時間。
今回もコンプリート、例によって寄り道して帰ります

撮影機器：

LUMIX DMC-FZ100 パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

journey

お暑うござる！！
というにはいささか早い気がしますが、これを書いてる4/14（日）ただいま17:30になろうかとしてます。
この時間になれば幾分風もひんやりとしてきたようで。
まだまだ油断はできませぬよ。

さて観音山から牛首峠を経て、ダムをぐるっと回ってまいりました。
詳細は例によって写真を参照くだされ。

来週はGW山行に向けての準備を始めようと思っておったが、知人の『どっかつれてけ』という勢いに押され、小鹿野の春祭りに出かける運びと相成りました。

どうなることやら・・・・・

おわり