キタダケソウ咲く北岳 満開の花畑は素晴らしかった


- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,795m
- 下り
- 1,786m
コースタイム
- 山行
- 8:18
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 9:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
直ぐにタクシー待ちの列に並び2台目に乗車できました。 今日は本来5:30発ですが、天気が良いので5時に5台出発しました。 夜叉神ゲートは5:30まで開けてくれないので広河原に到着するのは 6:00ごろです。今日はゆっくり走っていたので6:00をチョッと過ぎました。 路線バス・乗合タクシー時刻表 http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/27jikokuhyou.pdf 乗合タクシーは第2駐車場から出ます。 トイレは第3駐車場の奥の方にあります。 http://www.city.minami-alps.yamanashi.jp/kanko/yama/files/shiei-parking01.pdf 5:10発のタクシーは大体5:00には出発して夜叉神ゲートで5:30まで15分程トイレタイムがあります。 乗合タクシーはマイカー規制協力金¥100が必要なので¥1,200です。 初めて乗る人は¥1,100を用意している方が割りと多いです。 後、¥10,000を出される人もよく見かけるのですが、いつも運転手がおつりを用意するのに苦労しているので、おつりの無いように用意してきてあげると良いと思います。 帰りは15:15に広河原に戻ってきて直ぐにタクシー待ちに並びました。 15:20にタクシーが戻ってきて直ぐに乗せてもらえて帰ってこれたので16:00には芦安駐車場に着きました。 今日はタクシーが上手く乗れて良かったですが、入山者が多い日、タクシーの運行台数が少ない日は思い通りに行かないです。 ただ、基本は9人集まると出発してくれるのが楽チンです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<広河原〜二股> 二股まではさほど傾斜はきつくありません。 登山道が川になっている所があります。 例年よりは少ない感じがしました。 <二股〜八本歯コル> ほとんど夏道で行けます。 雪渓は朝の時点でステップが無いのでキックステップをしながらだと時間がかかった上に疲労が半端ないです。 今日は時間的には夏道と雪渓歩きで同じくらいでした。 雪渓が終わると木の階段が多数出てくる急登になります。 <八本歯コル〜トラバース道分岐> 木の階段や岩場になります。 浮石に注意して上ります。 <トラバース道> 横移動です。キタダケソウを見に行くルートです。 お花畑が満開です。 <トラバースルート分岐〜吊尾根分岐> 緩やかに上ります。こちらもお花畑満開です。 <吊尾根分岐〜北岳> 少し傾斜もありますが危ないところはありません。 花はたくさん咲いています。 <北岳〜肩ノ小屋> ガレ場を下りますが危ないところはありません。 こちらもお花畑満開です。 <肩ノ小屋〜小太郎分岐> 少し傾斜のある所もありますが緩やかに下ります。 花はたくさん咲いています。キバナシャクナゲ咲いてます。 <小太郎分岐〜御池小屋> 一気に下っていきます。 ショウジョウバカマ、サンリンソウ、キバナノコマノツメ、ミヤマキンポウゲが多く見られます。 <御池小屋〜広河原> 最初はなだらかな平行移動が続いて急斜面を下ります。 崩れていて下りつらい所もあるので注意が必要。 ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、ミヤマカラマツが見られます。 |
写真
感想
金曜日の時点では天気予報はあまり良くなかったが、土曜日には天気が回復して日曜日は晴れ予報。
土曜の15時ごろ富士山はくっきりと見えてきて明日は完璧な晴れの感じ、南アルプスはまだ雲がかかっているが、晴れてくるだろう感じの空模様。
富士山にするか北岳に行くか悩んだが、やっぱりお花をとりました。
天気予報が早い段階で晴れ予報になったので日帰りで登る人が多く来るだろうと思い気持ち早めに芦安に向かいました。
4時20分に芦安に着きましたが、第2駐車場は満車で第3駐車場に停め始めている位でした。
昨年、6月29日(日)は天気予報が良くなかったので4時50分着でも第2駐車場はかなり空いていました。
昨年は5時40分まで乗合タクシー出発してくれなかったので、今日も5時30分まで出発しなかったらやだなあとは思っていたのですが、天気が良いので早く出発してくれて良かったです。人の混み具合で早く出てくれます。
タクシー乗り場で待っている人たちに丁寧に色々なことを教えてくれていたのは山梨県山岳連盟会長の古屋寿隆さんです。
6時10分にスタートを切れたので30分早いだけでも心にゆとりができます。
いつもはのんびり亀さん登山ですが今日は帰りの時間のタイムリミットがあるので最初は頑張って気持ちは早めで歩きます。
それでも、乗合タクシー5台で降りた人たちにはどんどん抜かれていきます。
一生懸命歩いているんだけど、歩くのが遅いのかな、歳をとってきたのかなと感じさせられます。
花もちらほらと咲いているのですが二股まではとりあえず道草しないようにしました。
大樺沢の雪が少ないことはわかっていましたが本当に少なかったです。
雪渓を歩いたほうが早いかなと思い早々にアイゼンで上りは始めたのですがステップ跡がほとんどありません。
雪が硬くないので滑りやすくある程度はキックステップしながらでないと上がっていけませんでした。
雪渓を歩いている人と夏道を歩いている人はほぼ同じ位の時間で上げっていました。
左俣の夏道はほとんど巻いたりしないので夏道を上がった方が今日は正解だったと思います。
ほぼ夏道で上がれるのでアイゼン無しでも少し雪の上を歩くだけで通過できます。
雪渓歩きでかなり足にダメージが来てしまい八本歯に向かう急登りが足がつりそうでヒーヒー苦しみながらやっとの思いでコルに着きました。
間ノ岳が丸見えでホッとしました。本当に今日は天気が良くて雲の上がりも無くありがたいです。
八本歯のコル付近にはクロユリが沢山咲いていました。蕾も多いのでまだ十分楽しめます。コルより少し頭側に咲いています。
キタダケソウに向かいますが、両足がやばい感じで休み休み登ります。
トラバース道に入って昨年、満開だった場所まで行きますがほとんどが果実がついていて花のかけらもありません。
引き返してくる人に咲いてましたかと聞くと見当たらないとの返事。
少し先の日陰なら咲いているかなと思い進むと咲いていました。
北側と言うか少し日当たりが少ない方にまだ咲いている株がわりと確認できました。
今年は無理かなと思いつつも来た甲斐がありました。
トラバース道を戻って山頂に向かう人がほとんどですがそのまま山荘方面に進みます。トラバース道のお花畑も吊尾根分岐までのお花畑も満開でした。
北岳山頂に着くまでに4人の方とすれ違っただけでほとんどお花畑を貸切状態でしたが、トラバース道に入る所までは大勢の人がいたのに余りにも人がいないので不安にもなってしまう位でした。
両足をいたわりながらやっとの思いで山頂にたどり着きました。
いつも山頂に着くとガスの中だったのが今日は快晴です。
梅雨時期なのに、こんなに快晴なんてチョーラッキーですね。
足が心配なので早々に下山を開始します。
あれれ何か調子が良いぞ!良かったです。いやな感じも無く下れそうです。
肩ノ小屋まで下ってきて違和感がありません。
これなら無事に下山できそうだと感じたので花と景色を楽しませていただきます。
今日は天気も良くお花と周りの山の写真が撮れてとても良かったです。
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