斜里岳〜面白い山でした〜

2015年06月29日(月) [日帰り]

• GPS: 08:31
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,132m
• 下り: 1,127m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:31
• 合計: 8:25

6:07 清岳荘 登山口
6:20 6:21 旧清岳荘 登山口
7:09 7:09 下二股
8:53 8:58 上二股
9:57 11:13 斜里岳
11:50 11:51 上二股
12:43 12:43 熊見峠
13:30 13:36 下二股
14:15 14:15 旧清岳荘 登山口
14:30 14:32 清岳荘 登山口
14:32 ゴール地点

天候

久しぶりの晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

清岳荘駐車場
駐車料金100円です。
登山ポストのテーブルに100円を投入する缶が置いてありました。

清岳荘へはダート林道を8�卍�走りますが、結構遠くに感じました。

コース状況／危険箇所等

○登山ポスト
清岳荘横の登山口にあります。

○トイレ
清岳荘にあります。

○コース状況
行きは旧道、帰りは新道です。
旧道、新道が分岐する下二股まで頻繁に渡渉しますが、どこも靴を脱がずに渡れます。
旧道コースに入ると、雪渓がでてきます。
雪渓はかなり残っていますが、解けかけてスノーブリッジになっているところがあります。
トレースに従って歩くと、ほぼ安全でした。
端の方は崩れ安くなっています。
沢を雪渓が覆って歩きやすいところもありますが、ここも頻繁に渡渉する必要があります。
水深はあまりなく、登山靴で問題なく歩けました。
しかし、防水のしっかりした靴でないと浸み込んでくる恐れがあります。
上二股に近づくにつれて、七重の滝、霊華の滝などが連続します。
その横を歩くのですが、歩きやすく、簡易沢登が楽しめます。
馬の背までは、雪渓の急斜面を登りますが、アイゼンを使うまでもありませんでした。
下りもノーアイゼンでした。
馬の背にでると西の眺望が開けて、羅臼岳などが見えます。
反対の屈斜路湖なども見えます。
晴れていればですが。
山頂までは最後の登りですが危険個所はありません。
新道は緩やかな尾根歩きです。
斜里岳、南斜里岳などを眺めながら歩けます。
進む方向にはオホーツク海、屈斜路湖などが目に入ります。
熊見峠をすぎると下りになりますが、滑りやすいので気をつける必要があります。

その他周辺情報

○登山後の温泉
登山口近くの清里町に道の駅パパスランドさっつるがあります。
日帰り温泉もあります。（390円）
透明な単純泉で、源泉掛け流しです。
この道の駅にはレストランがあり、夕方5時から8時まで営業しています。
付近に食べるところはあまりなさそうです。

○コンビニ
道の駅から清里町役場の方へ10km程走るとセブンイレブンがあります。

写真

6/29 6:04

清岳荘と駐車場
数台停まっていましたが、帰りにはかなりの台数が停まっていました

6/29 6:08

登山届を記入して
名簿形式です
横に駐車料金100円を入れる缶が置いてあります
もちろん100円を投入して

6/29 6:08

ダケカンバの林を歩きます

6/29 6:09

道脇にはマイヅルソウがたくさんありました

6/29 6:13

と歩いていると、いきなり林道に下りることになりました

6/29 6:17

エゾカラマツに似ていますがフキの花のようです

6/29 6:22

ここから登山路に入ります
山頂まで3.6��
それ程距離はありません

6/29 6:23

ウコンウツギ
北海道の山には必ず咲いているんでしょうか
今まで登った山ではよく見かけました

6/29 6:23

ナナカマド
数か月もすると赤い実を実らせるんですね

6/29 6:25

渡渉しました
ストックを1本使って支えながら渡りました

6/29 6:27

カエデの花でしょうか

6/29 6:31

スミレもありました

6/29 6:31

ここも渡渉です

6/29 6:33

ここも渡渉したところです
水没している石に足を置いて渡りました

6/29 6:38

ここも

6/29 6:39

少し上は芽吹きの春です

6/29 6:41

岩をへつったりしながら歩きます
みずみずしい新緑が気持ちいい

6/29 6:43

芽吹き
青空も嬉しい

6/29 6:46

またまた渡渉です

6/29 6:47

赤テープを目指します

6/29 6:48

ミヤマハンノキ

6/29 6:50

雪渓を歩けなければ下を歩きます

6/29 6:51

ここも渡渉しました
ストックで支えて片足を伸ばして

6/29 6:54

6/29 6:54

渡渉して対岸の雪渓へ

6/29 6:57

6/29 6:57

どちらへ行くか
基本は沢沿いです
面白い

6/29 6:59

6/29 7:00

足跡をたどります

6/29 7:00

完全に沢を覆っています
歩きやすい

6/29 7:03

崩れているところもあります

6/29 7:04

成長したフキノトウ

6/29 7:06

6/29 7:06

足跡のあるところはしっかりしていました

6/29 7:08

6/29 7:11

新芽です
テンプラで食べれそう

6/29 7:11

6/29 7:12

上二股
帰りはここから新道を行きます

6/29 7:14

これくらい覆っている方が歩きやすいですね

6/29 7:26

さらに成長したフキノトウ

6/29 7:26

テープが誘導してくれます

6/29 7:29

もうすぐ崩れ落ちそうです

6/29 7:33

渡渉です
岩に矢印があります

6/29 7:41

ここはへつったとこかな

6/29 7:42

滝がでてきました
写真見るとこんなとこ歩けるのと言う気がしますが、問題なく歩けます

6/29 7:45

最初の滝は右岸を巻きました

6/29 7:45

6/29 7:47

サンカヨウ
濡れて透けています
妖精ですね

6/29 7:47

同じく

6/29 7:49

滝の横を登ります

6/29 7:51

ここも

6/29 7:59

雪渓を歩いて
左に行くのは怖そうでしたが雪はしっかりしていました

6/29 8:01

歩いてきたところです
下がどうなっているのか不安でしたが意外としっかりしているようでした

6/29 8:05

6/29 8:07

シマリスがいました
足を止めてみていると、伸びをしたりしていました
かわいい
今まで登った北海道の山ではどこでも見かけたのですが、写真に撮れたのははじめてです

6/29 8:09

6/29 8:14

沢登です

6/29 8:14

振り返ると清里町の平野部です

6/29 8:18

今にも崩れそうですが歩けました

6/29 8:18

登ってきた沢を振り返って

6/29 8:25

七重の滝だそうです

6/29 8:27

これです

6/29 8:29

右岸を登ります

6/29 8:29

もうすぐかな

6/29 8:31

霊華の滝
右岸を登りました
面白い

6/29 8:37

6/29 8:39

エンレイソウ

6/29 8:39

このイチゴのような花はなんでしょ

6/29 8:42

バイケイソウも咲きそうです

6/29 8:45

滝を越えたようです

6/29 8:46

これもエンレイソウのようですが

6/29 8:46

これも

6/29 8:56

ヒメイチゲでしょうか

6/29 8:59

しめ縄があります
下にもありました

6/29 9:06

登ってきました
だんだん急になってきました

6/29 9:13

ハクサンチドリ

6/29 9:14

振り返ると熊見峠への尾根が見えます
その左上に屈斜路湖が見えていましたが写真ではよく分かりません

6/29 9:15

エゾヤマザクラでしょうか
もう直7月になろうとしていますが

6/29 9:30

最後の雪渓のようです
急ですがキックステップで登りました

6/29 9:36

馬の背
こちらが南斜里岳方面

6/29 9:36

今日は羅臼が見えます

6/29 9:40

国後の山も見えています

6/29 9:39

こちらは登ってきた北西方面
中央が熊見峠

6/29 9:52

ミヤマダイコンソウ

6/29 9:52

6/29 9:52

6/29 9:53

馬の背を見下ろしています

6/29 9:55

チングルマ

6/29 9:55

6/29 9:56

キバナシャクナゲにエゾノツガザクラ

6/29 9:56

エゾノツガザクラ

6/29 9:56

雲が出てきました
向こうにオホーツク海が見えます
北東方向を見ています

6/29 9:56

向こうが山頂です
鞍部は斜里岳神社

6/29 9:57

今日は羅臼も登山日和のようです

6/29 9:57

斜里岳神社にお参りして

6/29 10:02

イワベンケイ

6/29 10:02

後少しで山頂

6/29 10:05

着きました

6/29 10:05

記念撮影
おっさんはピースが好きです

6/29 10:08

西の展望

6/29 10:10

南の展望

6/29 10:36

山頂で昼にしました
おにぎりに味噌汁
山ゼリーも
下るのがもったいないのでゆっくりと

6/29 10:38

雲がダイナミックです
下から見たら山頂に雲がかかっているように見えるんでしょうね

6/29 10:58

東羅臼岳方面

6/29 10:59

6/29 10:59

6/29 11:09

ナナカマド
山頂でも咲いていました

6/29 11:10

少し離れて三角点がありました

6/29 11:11

景色を楽しみながら下ります

6/29 11:11

山頂ではまだくつろいでいる人がたくさんいます

6/29 11:12

スミレ

6/29 11:16

キバナシャクナゲ

6/29 11:18

これは何の蕾でしょうか

6/29 11:19

チングルマと羅臼岳といきたかったのですが向こうは雲がかかっています

6/29 11:26

おしいのですが下ります

6/29 11:26

ガレ場を登る登山者です
青空に向かって

6/29 11:28

ヒメイチゲでしょうか

6/29 11:51

花や芽吹きを楽しみながら

6/29 11:56

新道に入ります

6/29 12:01

トラバースです

6/29 12:02

上を見上げて

6/29 12:07

この蕾はなんでしょうか

6/29 12:09

またまたトラバースです

6/29 12:10

上はこんな感じ

6/29 12:10

下にも雪渓はたっぷりです

6/29 12:20

尾根からです

6/29 12:21

向こうが熊見峠

6/29 12:25

ここも気持ちよく歩けます

6/29 12:33

カラフトイシツツジの白の彩が綺麗です

6/29 12:34

コケモモ

6/29 12:37

振り返って

6/29 12:39

これは何でしょうか
後日調べましょう

6/29 12:43

熊見峠

6/29 12:46

下を見ても熊は見えません

6/29 12:49

滑るので気を付けて

6/29 13:00

ゴゼンタチバナ

6/29 13:19

サンカヨウ

6/29 13:30

ツルアジサイ

6/29 13:36

下二股
ここからは歩いてきた道です
渡渉を楽しみながら帰ります

6/29 14:46

清岳荘でコーヒータイム

6/29 14:42

オホーツク海まで見える景色を眺めながら

6/29 15:34

北側から
いい姿しています

撮影機器：

α5000 ILCE-5000 SONY

感想

tanosiku

道東に残った100名山斜里岳に登りました。

天気は予報どおり晴れでした。
久しぶりの青空です。

朝6時前に清岳荘に着くと、気温は6度。
少し寒かったのですが、歩きだすと寒いとは思いませんでした。

斜里岳登山は沢登だと書いているのを読んだことがあります。
そのとおりで、滝の横を登る面白い登山ができました。

その手前は、渡渉の連続です。
渡ったかと思うと直ぐに反対側へ。
交互に渡ることで、すんなりと上流へ向かえます。
それに解けかけた雪渓もありで、どう行くのか見回しながら。
渡渉は、ストックで支えながら足を延ばすと意外と簡単に渡れました。
水深の浅い岩の上にも足を置きました。
防水のしっかりした靴が必用です。

上は展望抜群でした。
先日登った羅臼からは斜里岳は見えませんでしたが、今日はしっかり羅臼が見えていました。
向こうも絶好の登山日よりだったようです。
反対の阿寒方面は、屈斜路湖はよくわかったのですが、雄阿寒岳はよくわかりませんでした。

花にも沢山出会えました。
嬉しそうに写真を撮りましたが、後が大変です。
間違いは指摘して頂けると幸いです。

渡渉と沢登の面白い登山、抜群の展望、たくさんの花、ゆっくり歩きで十二分に堪能しました。

コメント

FRESCHEZZA

なんか用？
tanosiku先輩、こんにちは〜

斜里、沢登りみたいでtanosikuったでしょ？
写真を拝見すると残雪が多くて難しそうに見えますが、踏み抜きは大丈夫だったでしょうか？

今回もクマスプレーが試せなくて残念でしたね
早く実射映像を拝見したいです
ワタクシ、ザックの中で誤射しかした事ありませんので

今日も旨い魚でも食ってるんでしょうね
あ〜、羨ましか〜

tanosiku

Re: なんか用？
フレさん　こんばんは

何をおっしゃいます。
帯広探訪が忙しいのに広報部長を呼びつけるようなまねはしませんよ。

大変tanosikuったです。
踏み抜きはしませんでした。
雪は結構締まってました。

あはは
やるやるとは思っていましたが、誤射ですか。
私は安全ピンしっかし付けてまっせ。

尿酸値があがるのではないかと、スーパーの総菜売り場をうろついてまっせ。
では、ぼろ尻でお待ちします。

hojin

上品な山、という感じですね
tanosikuさん、こんばんは
斜里岳、いい山ですね
花あり、沢あり、雪渓あり、展望あり、そして気持ちのいい尾根歩き！
思わず、深田久弥がどんな風に斜里岳を表しているかと「日本百名山」を引っ張り出してしまいました
tanosikuさんの写真と合わせて納得
今頃は次の山行を計画中でしょうか
次も楽しみにしています

tanosiku

Re: 上品な山、という感じですね
hojinさん　おはようございます

斜里岳いいやまでした。
面白いだけでなく、登山時間もそれほどかからないので、ゆっくり登山できて、山頂でもゆっくりできるのがいいですね。

次は、幌尻かと思っています。
しかし、晴天は長続きしないですね。
昨日も今日も雨見たいです。
ゆっくり天気をにらみながら。
慌てて登らなくてもいいので気が楽です。