ぐるっと花の丹沢 山中湖-菰釣山-加入道山-檜洞丸-ツツジ新道
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- GPS
- 16:18
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 2,637m
- 下り
- 3,094m
コースタイム
天候 | 雨後曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
<山中湖 平野> 高速バスなら例えば下記。 http://bus.fujikyu.co.jp/highw/jikokuhyo/01.html/#/?dt=01&mt=3 路線バスなら http://bus.fujikyu.co.jp/line/jikokuhyo/06.html#/pgm03 御殿場方面からなら旭日丘のバスターミナルで上記のバスに乗り換えが必要。 旭日丘19:15 - 19:22平野が最終。ただ旭日丘と平野までは4キロ程なので、遅れた場合でも下記を使える。 御殿場20:00 - 20:37旭日丘 旭日丘のバスターミナルの隣には0時まで営業のジョナサンがあり、道路を山中湖側に渡ったすぐの所に公衆トイレ、屋根付きのテーブル、ベンチが有り寝袋のみでも仮眠できそう。 平野のバス停の横は24時間営業の7イレブンと公衆トイレ有り。その横には居酒屋(味は美味しく雰囲気も良いが、観光地なので少し高い)やビストロなでのレストランが有り便利だが、ベンチは屋根の下には無く、車や人の往来が激しく寝れない。 平野の1つ手前のバス停”平野屋前”(平野から400メートル位しか離れていない)から、山中湖に向かって歩くと湖畔に公園が有り、そこだと静かで屋根付き長椅子が有り、寝袋で仮眠するなら最適。トイレも近くに有る。 <平野 - 菰釣山> 暗い内に出発した場合、最初の高指山に行くまでで、別荘地を通り貫けるところで路に迷い易い。高指山のサインか東海自然歩道のサインを目印にする。 居酒屋で聞いた所では、鹿やイノシシや熊が人里までたまに出て来るとの事なので、クマよけの鈴は必須だと思うが、別荘地を抜けるまでは迷惑になるので着けない。 高指山から大棚の頭までは、日中なら富士山をバックに山中湖が綺麗。大棚の頭から先、クマザサが道を多く個所が出て来る。雨で無くても夜露で濡れるので、雨具のズボンとスパッツは出発時に装着しておいた方が良い。 菰釣山まで石程山から4、5もピークが現れ、なかなか菰釣山にたどり着けない。根気のいるルートが続く。菰釣山の手前からこの時期はツツジの赤い花が現れ、励ましてくれる。菰釣山の山頂は少し開けてテーブルも有り、見晴らしも良いので休憩には最適。 <菰釣山 - モロクボ沢ノ頭> 少し歩くと菰釣避難小屋が有るので、今回の様に雨が降って地面が濡れている場合、休憩にはもってつけ(毛布有り)。城ヶ尾峠までは一本道だが、その先に2カ所分岐が有る。その内の1つはサインが無く、どちらが本道か迷った。左に行くのは間違い。 <モロクボ沢ノ頭 - 大室山> 道はアップダウンを繰り返しながら白石峠へ。それから加入道山への登り。全般的には楽なコース。この時期は加入道山の山頂近くから綺麗な花が迎えてくれる。 加入道山の避難小屋には大きな青大将が居たとの事。大室山の山頂近くもこの時期は花が綺麗(写真参照)。 <大室山 - 檜洞丸> 大室山の分岐から山頂までは殆ど平坦で直ぐだが見晴らしは無い。分岐から犬越路までは普通の山の下りで特に鎖場も無い。犬越路から檜洞丸までは急登で、鎖場も多くこの時期は下りの渋滞が発生するので、午後にここを通るのは花の時期は止めた方が良い(この時期なら午前中に通過したい)。 鎖場の急騰を登り終えると綺麗なツツジやシロヤシロが迎えてくれる。そこからやっと檜洞丸の山頂が見えるがここまで来れば後はもうひと頑張り。 <檜洞丸 - 西丹沢バス停> ツツジ新道は山頂近くのツツジやシロヤシロが満開。長い下りだがこの時期は気がまぎれる。ゴーラ沢に出れば後は大体平坦な道。 |
写真
感想
もともとの目的は去年の同時期に逆コースで挑戦して失敗した以下のレコの再挑戦でした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-41379.html
でもまた途中で挫折してしまいました(;^_^A
平野のバス停で寝袋で寝ようとしたのですが、これが最悪の場所で全く寝れませんでした。この近くにはテニス合宿用の若者の宿が多数あり、夜更けまで往来が絶えずにやたらうるさいのです。結局23時にここで寝る努力を諦め、夜更けを仮眠できる場所を探してさすらう事になりました。
10代の寝袋のみの旅を思い出しました。お寺の位牌室や学校の渡り廊下の事とか。。。
やっと公園を見つけてベンチで寝ましたが時既に遅く、結局0時30分に一睡も出来ずに起き、平野に戻って7イレブンでおにぎりを買って1時15分に出発しました。
晩御飯を食べた居酒屋で熊やイノシシが麓にも出てくる話を聞いていたので、流石に深夜の山行は怖かったのですね(;^_^A しかも雨も少し降り始め、クマザサに道が覆われた所も有ったので、雨具を履きましたが下のズボンだけは最初から履いておくべきでした。
スパッツをしていても靴に水が浸みてきて靴下がぐっしょり。それでも菰釣山の山頂からの景色を期待したのですが、生憎の天気で展望は無く、がっかり。ツツジが迎えてくれたのが慰めでした。テーブルは濡れていたので、写真を撮ってそのまま避難小屋まで歩きましたが、ここには一人女性が泊まっていました。
城ヶ尾峠を過ぎてから、流石に一睡もしていないので凄い眠気が襲ってきました。モロクボ沢ノ頭までは特に難しい個所はありませんが、両側が切れた細い所もあるので、半分寝ながら歩くのは危険と、思いっきり喝を入れてなんとか睡魔を乗り切りました。
加入道山の山頂が近くなると花々が出迎えてくれ、やっと気分も晴れてきました。天気もまだ曇りながら薄日も射してきました。
加入道山の避難小屋では先行のグループの方々が、小屋の中に大きな青大将がいたという事で盛り上がっていました。昨夜は犬越路の避難小屋で泊まったそうです。
さらに僕の後から、道志から登って来られた家族連れが到着しました。ずっと一人きりだったので賑やかになって良かったです。
大室山の分岐の手前は、それまでで一番綺麗に花が咲き誇っていました。だんだんと花が増えてきて気分も盛り上がりますが、そろそろ時間が気になってきました。
犬越路で軽食を食べて出発した際、14時までに檜洞丸に着けない様だと、その後の蛭ヶ岳、丹沢山、塔ノ岳という縦走は諦めようと決めました。
ところが檜洞丸への登りの核心の鎖場が見えた所で、下りが大渋滞中。悪い予感はしましたがその最初の鎖場にたどり着いた時、予感は的中。全く進みません。
6人程下りの人が下りるのを待って、次に登りの僕の番ですねと言うと、下りの人から制止させられました。自分達はもっと待っていた事、すれ違うスペースが無いので流れが切れるまで待ってというのです。
どの位で流れが切れますかと聞くと、ずっと続いているから10人か20人かもっとか判らないけど、とにかくそれらの人が全部下りるまでと。。。
上から見た写真の様にそれでは1時間は裕にかかりそうです。
10人程下りの人を見送った後で、やっと通してくれる人が現れ、少し登っる事ができました。するとやっぱりすれ違えるスペースは有ったのです。。。
それからは交互に待ったり、待ってもらったりで何とか少しずつ登れました。
しかし本来は登り優先でしかも登りは僕独り、普通は交互にゆずり合うものですが。。。
そこを越えてやっと檜洞丸の頂上が見え、花々も迎えてくれたので気分も少しはすっきりしましたが、山頂に到着した時には14時を越えていたので今年も丹沢大横断は失敗に終わりました。
でも実はそれで良かったのです。檜洞丸の下りで膝を痛めているのに気付きました。前回はまでは残雪の登山で、今回は今年初めての夏の靴での山行でした。雪に比べて膝への衝撃が強かったせいでしょう。それに今年初の夏靴の山行なのでならしが必要でした。もっとも月1しか登山が出来ない僕としてはならしをやる気がしませんが。。。
コメント
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Futaroさん、こんにちは。
山中湖から桧洞丸まで一日で踏破ですか
お疲れ様でした
ツツジやシロヤシオはまだまだ綺麗ですね
それにしても早い時間帯の出発ですね。
夜中の1時に山中湖を発つにはどうすればいいのでしょうか?
バスも電車もありませんよね。
前日入りしてテント泊ですか?
山中湖や菰釣山辺りににまた行きたいのですが、
私にとって日帰りできる距離ではありません。
夜中出発できる方法があるのなら検討してみたいです。
melonpanさん、今晩は。
コース状況/その他周辺情報:
の最初 <山中湖 平野> に書いた様に寝袋で仮眠するのです
後で感想に書きますが、最初は平野バス停で寝ようとしたのですが、うるさすぎれ寝られず(たまに小雨が降って来て、長椅子の上には屋根が無かったのも問題でした)、11時に断念して別の場所探しの旅に出ましたが。。。そこで探し当てたのが記録に書かれている場所です。
最初からあの場所を知っていたら、徹夜で歩き始める事も無かったのですが。。。
35kmの長丁場続きますね
檜洞丸以降の横断は
koshibaが繋いでおきましたのでご安心を。
膝お大事にして下さい。
久しぶりに檜洞丸からの最後の下りで膝にきましたが、それでも山を再開した時に大倉からの蛭ヶ岳往復の時の悲惨さはありません。あの時は帰りにの小田急の階段もつらかったので
でも丹沢の完全日帰り横断、残念でたまりません。。。鍛錬が足りませんね。。。
koshibaさんならできると思いますよ。挑戦してみませんか。
この距離、日帰りでしちゃうなんて、すごいとしか言いようがありません
挫折なんて、そんなことないですよ!十分なくらい歩いてます
でも、風太郎さんの計画通りなら、全部で何キロくらいになるんでしょう??
とにかく、鉄人の域ですね!
前日に寝られなかったのは辛かったですね…
私も(って一緒にしちゃ悪いですね。風太郎さんとはレベルが違いすぎる!)
小屋もテントも、まだ慣れなくて、眠れない翌日はブルーです。
でも、歩き出せば元気になっちゃいますよね?
そうか、日曜日だったんですよね…
大渋滞、大変だったみたいで
登り優先なのに!って私なら怒っちゃいますね
でも、ツツジ、綺麗なのが見られて
もっともルートを引いたら表示された値なので、ほんとの事は判りません。 ルートの引き方で変わりますから。
今年はまだ一度しか計画を達成していません。ちょっと根性無しですよね。。。
大渋滞は困りました。dailumiさんの様に平日が正解ですね
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