八甲田山


- GPS
- 03:43
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 708m
- 下り
- 719m
コースタイム
- 山行
- 3:16
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 3:40
天候 | 快晴!! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
行き/かがやき:7月4日(土)15:20東京発〜18:42新青森着 帰り/かがやき:7月5日(日)18:38新青森発〜22:04東京着 ●クルマ 酸ヶ湯公共駐車場(無料/150台/22時頃到着時駐車率は1割以下) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 ●酸ヶ湯公共駐車場〜八甲田山大岳(酸ヶ湯温泉コース) 酸ヶ湯公共駐車場インフォメーションセンターの103号を挟んで向かい側にある 登山口からスタートです。 鳥居を潜ったあと樹林帯を緩やかに登っていきます。 水分の多い登山道ですが泥濘を歩かなくて済むようルート上に 人工物を敷いたりいろいろと工夫してくれていたり、 段差の大きいところは補助的に段差を解消するための木箱が置いてあったりと 整備が行き届いています。 樹林帯を抜けると展望台が現れます。同時に硫黄臭が強くなり登山道がガレ始め、 進行方向右手に大きな岩が転がる沢が現れます。 ここが地獄沢ノ湯となり、角材を渡した橋が対岸まで架かっています。 沢の左岸へ渡ると火山の石が積み重なった急登となります。 沢を急登すると登山道は平坦になり、湿原の中の木道を仙人岱湿原へと 進んでいきます。 高山植物が咲き誇る仙人岱湿原に入りヒュッテとの分岐を過ぎると 登山道は直角に曲がり進路を北にとります。 小岳方面との分岐を過ぎるとやがて湿原が終わり大岳への最後の登りに取り掛かります。 登り始めの箇所に若干雪渓が残っていましたが、アイゼンを付けるほどではありません。 やがて森林限界を超え火山の岩ゴロの登山道を眼下に広がる仙人岱を眺めながら登ります。 鏡沼を通過すると山頂はもうすぐ。 仙人岱湿原から標高差300m弱登り切ると八甲田大岳山頂に到着です。 ●八甲田大岳〜酸ヶ湯公共駐車場(毛無岱コース) 大岳山頂から井戸岳方面へ標高差150mほど岩ゴロの道を下ると 大岳避難小屋に至ります。避難小屋手前で雪渓が1箇所ありましたが、 こちらもアイゼンを使う必要はありませんでした。 避難小屋から西側にルートをとり高低差100mほど樹林帯の中を下り 登山道が平坦になったところが上毛無岱の入口になります。 ここからどこまでも続くような広い湿原の中の木道を進んでいきます。 上毛無岱の西側の末端まで来るととても細かく敷き詰められた木階段を 高低差50mほど下り、下の段の湿原=下毛無岱へと至ります。 池塘と高山植物が広がる湿原を南側に向かって大きく弧を描くように進み、 やがて登山道は樹林帯に入ります。 平坦なルートを進むと城ヶ倉分岐が現れ、分岐から1kmほど進み、 最後に湯沢を下ると眼下に酸ヶ湯旅館が見え、酸ヶ湯温泉脇に到着します。 |
その他周辺情報 | 【食事】 お食事処おさない(青森駅から徒歩5分程度) 活ホタテフライ定食・ホタテ貝焼きみそ定食・けの汁ラーメンを注文 |
写真
感想
全国的にあまり芳しくない予報の週末。
晴れているエリアを探すと北の方にだけ可能性があります。
そういえば、いつかは登らないと…ずっと思っていた東北の山がありました。
東京から遠い割には簡単に登れてしまう山のため、
どうしても優先順位が落ちてしまっていましたが、
これはようやくうってつけの機会がやってきました。
いつもの如く急いでレンタカーと新幹線の手配を済ませ、
八甲田山と岩木山の2座を1日で登ることにします。
予報通り新幹線で北に進むにつれてどんどん日差しが見えてきました。
夕方に新青森に到着し、ホタテを食べて酸ヶ湯温泉で車中泊。
月明りが眩しいくらいで明日の天気は期待できるなぁと思いながら眠りに就きました。
翌朝。
快晴です。仙人岱ルートを歩くのは本日ボクたちが最初なのでしょうか、
蜘蛛の巣がまとわりつきまくりで、komemameに小枝を持たせて(笑)
先頭を張ってもらいます。
仙人岱に入ると予想を遥かに上回る楽園的風景が広がり多幸感に包まれました。
眼下に広がる湿原を眺めながら最後の登りをこなしあっという間に大岳に到着。
ここまで誰とも会いませんでした。
360度の大展望を堪能して下山開始。
予想以上の気持ち良さのため、大岳避難小屋の井戸岳と酸ヶ湯の分岐で
予定を変更して井戸岳方面に向かうかどうかずいぶん迷いました。
これから岩木山へ行って、鯵ヶ沢で海の幸を食べて、温泉に入って、新幹線に乗って…、
とこの日はイベントが盛り沢山。初めてのエリアで時間が読みきれず、
残念ですが予定通り酸ヶ湯へ下ることにします。
しかし毛無岱も仙人岱同様にすばらしく、「こりゃ、また来なきゃね」と
komemameと再訪を誓いながら下山完了。
ひと休みして岩木山へクルマを走らせます。
岩木山に続く…。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-671191.html
八甲田山といえば、まだ雪山デビューしてなかった頃、
八甲田ホテルに泊まったついでに、ほんとについでに
ロープウェイ山頂駅からガイド付きで
スノーモンスターを見に行ったことがありました。
ウェアや長靴、スノーシューぜ〜んぶレンタルして、
ガイドさんにスノーシューのつけ方、
歩き方からレクチャーしてもらうところからの雪山初心者。
だだっ広い雪原ににょきにょきと育ったスノーモンスターを
縫うようにペタペタと歩き回り、こんなに遠くまで歩いてきちゃって大丈夫?
とか心配になりつつも、雪の中歩くのは新鮮で楽しくて、
雪山って楽しいんだぁ、とワクワクしたのを思い出します。
*
そんな私も、ここ数年時間があれば山に通うようになり、
いつしか山の魅力にはまり、夏山はもちろん、雪山にも登るようになりました。
山に行けば行くほど、
たくさんの素晴らしい山に出会うほど、
困難な山登りをすればするほど、
八甲田山の位置付けは
「超・超・超初心者の私でもお気楽に行けちゃった山」
「雪山じゃなくちゃ楽しくなさそうな山」へと格下げされていきました…笑
*
そんなわけで、今回の八甲田山、まったく期待はしていませんでした。
が、しかしっ、
この考えは間違っていました!
八甲田山、超・超・超ヨカッタ!
感動しました。
全体的に平坦な登山道が特徴で、
そこにはしっかり木道が敷かれています。
その脇には、鮮やかな緑色の平原が広がっていて、
その緑色の中にときおり色とりどりの花がよく目立つこと。
遠くに目をやれば岩木山。
そよそよと吹くひんやりとした風がとても気持ちがいいのなんのって。
*
ここ数回頑張る登山がつづいていたので、
気持ち良さだけを感じながら歩く八甲田山の空気は、
「がんばる」方に偏っていた私の心と体を、ゆるゆるとほどいてくれました。
ときどき「がんばらない」ことだって必要。
急な遠征でしたが、この天気のいいタイミングに、
いろいろな幸運が重なり訪れることができたことに感謝です。
おしまい。
komemameさん
おはようございます。koufaxです。
なかなかレコあがらないから、今週お休みされたのかと思ってました。
新幹線で移動なんて、、、贅沢だ〜
私は、秋田まで車で移動でした。
車の移動に8時間 車内仮眠で3時間 計11時間かかって、秋田に到着しました。
昨年の早池峰に移動したときも、たしかこんな感じでした。
その付けが来て、月曜日 午前お休み それから・・・体がだるい・・
完全に疲れが溜まってます・・・
99番の写真を見て、昨年登った毛無岱を思い出していました。
季節の違いはありますが、毛無岱 大好きです!
http://api.yamareco.com/modules/yamareco/include/tmp_imgresize.php?maxsize=800&did=529527&fname=a6da188a8508ff2a381c318c7c172d89.JPG
東北遠征 山と食 充実したレコ 拝見させていただきました!
レコ見る限り、絶対、体重が増えて帰って来たと思うのは私だけかな?
koufaxさん
こんにちは〜
2座だと、レコもたいへんでーー
秋田まで車は疲れちゃいますよね〜
だって、新幹線のっているだけで私は疲れてしまうくらいですー。
私たちの車移動は、今のところ北は鳥海山、西は伊吹山までです。
koufaxさんのバイタリティはいつもすごいーって思っていましたが、
月曜半休しちゃってましたかっ
私はフリーランスで決まった出勤とかないので、
月曜日から出勤がある皆さんには頭があがりませんです、、おつかれさまです。
そうそう今回の食は、
お魚中心で意外とヘルシーかなって思ったんですけど・・・
モリモリですかね???
日頃抑えているので、週末こそいっぱい食べなきゃーって、
ここぞとばかり、たくさん食べるのが我が家流です
お肉にご飯にソフトクリームに…でも、
一回で食べられる量には限界があっていつも残念
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