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Yamareco

記録ID: 6713901
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍

鷲羽岳 10ヶ月ぶりのリハビリ登山

2024年04月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
17:54
距離
36.0km
登り
2,866m
下り
2,865m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:02
休憩
0:05
合計
1:07
23:20
23:20
14
23:34
23:34
11
23:45
23:45
11
23:56
23:57
2
23:59
宿泊地
日帰り
山行
14:59
休憩
1:21
合計
16:20
0:26
0:26
47
1:13
1:13
14
1:27
1:27
17
1:44
1:44
33
2:17
2:18
54
3:12
3:13
16
3:29
3:30
3
3:33
3:34
4
3:38
3:39
12
3:51
3:52
13
4:05
4:05
29
4:34
4:35
5
4:40
4:45
16
5:01
5:02
1
5:03
5:04
75
6:19
6:19
22
6:41
6:45
55
7:40
7:53
55
8:48
8:54
56
9:50
10:01
21
10:22
10:22
26
10:48
10:56
30
11:26
11:27
3
11:30
11:31
7
11:38
11:53
1
11:54
11:54
35
12:29
12:30
17
12:47
12:47
12
12:59
12:59
7
13:06
13:06
14
13:20
13:21
0
13:21
13:21
12
13:33
13:33
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13:54
13:54
12
14:06
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10
14:16
14:16
10
14:26
14:26
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14:58
14:59
27
15:26
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14
15:40
15:40
12
15:52
15:52
18
16:10
16:10
19
16:46
16:46
0
16:46
ゴール地点
腰椎すべり症、膝蓋腱炎を発症したこともあり10ヶ月ぶりの登山となった。久々の登山、下山後即筋肉痛になった。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高の登山者用駐車場を利用。登山センターから徒歩にて10分程度である。現地にはノーマルタイヤ装着車で赴いており、道中に積雪や凍結は無かった。駐車場の埋まり具合は3割ほど。GW明け初の週末の為なのかかなり余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
【新穂高〜林道終点】
スタートから雪が皆無であった。途中のコンクリ舗装、未舗装路は完全に露出しており膝に堪える。林道終点までに巨大なデブリのトラバースが3箇所ほどあった。

【林道終点〜大ノマ乗越】
デブリだらけの雪渓歩き。標高を900mほど稼ぐことになる。往路は夜間に通過できた為に雪質良好であったが、復路は13時00分以降に通過したため雪が腐っており踏み抜き多発。踏み抜いた所に岩やら灌木やらがあると膝をぶつけて泣くほど痛い。また、至る所で雪崩や落石が見受けられたので、午後の通過は一層の注意が必要。

【大ノマ乗越(弓折岳)〜双六小屋】
眺望がよく気持ちの良い稜線歩き。往路は雪質良好で文句なし。トレース明瞭。復路に関しては腰くらいまでの踏み抜きが辛い。やはり午後の踏み抜きは心が鍛えられる。しかしながら今回は始終ワカン未使用。たまに踏み抜く程度のそれほど悪い雪質では無かった。ちなみにトレースの一部は雪庇上を通過しているものが多数見受けられた。今後は注意。

【双六小屋〜三俣山荘】
鷲羽岳までなるべく短縮したかったため往路はトラバース(巻道コースに近いイメージ)した。雪質は良好でかなり締まっていた。よって逆に気を遣う約2時間のトラバースとなった。復路は雪が緩んできたこともあり三俣蓮華岳〜丸山まで稜線歩きの中道コースを歩いた。こちらは三俣蓮華岳まで登りきってしまいさえすれば気持ちの良い稜線歩き。三俣蓮華岳〜丸山はほぼ夏道。

【三俣山荘〜鷲羽岳】
夏道が90%以上を占める。アイゼンを外し淡々と登った。一部アイスバーンとなった積雪斜面有り。アイゼンの着脱が面倒なので横着して岩稜から登下降したが落石多発地帯なので推奨できない。コースを外れると結構な頻度でライチョウとすれ違う。おどかしてごめんね。
その他周辺情報 樹林帯の積雪の少なさに驚愕。打って変わって2,000m以上の高所はそれなりの積雪量があるように感じられた。特に薬師岳や黒部五郎岳方面は今だに岩肌の露出も無く真っ白で、まだまだ雪山山行を楽しめそうであった。

しかしながらここ最近の気温の上昇は、現地に対してかなり大きな影響を及ぼしており、雪庇の崩落や全層雪崩、踏み抜き地獄等多くの不安材料が考えられる。日が長くなり天候も安定してきたが、予想外の事態に備え余裕を持ったプランを考えべきである。
ここはもう使えません
2024年04月27日 22:35撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 22:35
ここはもう使えません
いつものスタート地点
2024年04月27日 22:37撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 22:37
いつものスタート地点
ゲート。雪皆無
2024年04月27日 23:00撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 23:00
ゲート。雪皆無
落石注意看板の隣で落石が起こっている
2024年04月27日 23:06撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 23:06
落石注意看板の隣で落石が起こっている
笠方面へは行きません
2024年04月27日 23:16撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 23:16
笠方面へは行きません
笠新道入口
2024年04月27日 23:45撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 23:45
笠新道入口
わさび平小屋
2024年04月27日 23:58撮影 by  Pixel 8, Google
4/27 23:58
わさび平小屋
いよいよ本格的な登山道へ
2024年04月28日 00:26撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 0:26
いよいよ本格的な登山道へ
デブリの中を歩く
2024年04月28日 00:54撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 0:54
デブリの中を歩く
月が明るい!
2024年04月28日 00:54撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 0:54
月が明るい!
大ノマ乗越はまだまだ先
2024年04月28日 01:17撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 1:17
大ノマ乗越はまだまだ先
幻想的な月夜
2024年04月28日 01:58撮影 by  Pixel 8, Google
1
4/28 1:58
幻想的な月夜
もうすぐ大ノマ乗越
2024年04月28日 03:00撮影 by  Pixel 8, Google
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もうすぐ大ノマ乗越
2024年04月28日 03:07撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 3:07
槍穂もよく見える
2024年04月28日 03:07撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 3:07
槍穂もよく見える
乗っ越した
2024年04月28日 03:12撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 3:12
乗っ越した
振り返る
2024年04月28日 03:12撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 3:12
振り返る
笠方面の稜線と乗鞍方面
2024年04月28日 03:24撮影 by  Pixel 8, Google
1
4/28 3:24
笠方面の稜線と乗鞍方面
夜間の弓折岳。月明かりで明るい。
2024年04月28日 03:31撮影 by  Pixel 8, Google
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夜間の弓折岳。月明かりで明るい。
鷲羽方面にヘッデンが。
2024年04月28日 03:35撮影 by  Pixel 8, Google
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鷲羽方面にヘッデンが。
西鎌と槍
2024年04月28日 03:40撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 3:40
西鎌と槍
月明かり照らされ明るい
2024年04月28日 03:46撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 3:46
月明かり照らされ明るい
白んできた
2024年04月28日 04:00撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 4:00
白んできた
夜明けまでもうすぐ
2024年04月28日 04:16撮影 by  Pixel 8, Google
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夜明けまでもうすぐ
双六小屋までもうすぐ
2024年04月28日 04:29撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 4:29
双六小屋までもうすぐ
振り返ると月
2024年04月28日 04:32撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 4:32
振り返ると月
双六小屋にて
2024年04月28日 04:37撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 4:37
双六小屋にて
冬季小屋利用者あり
2024年04月28日 04:39撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 4:39
冬季小屋利用者あり
双六への登り道にてすれ違う
2024年04月28日 05:00撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 5:00
双六への登り道にてすれ違う
どうやら御来光待機中のようだ。
2024年04月28日 05:01撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 5:01
どうやら御来光待機中のようだ。
出ました。
2024年04月28日 05:04撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 5:04
出ました。
引き続きトラバース
2024年04月28日 05:39撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 5:39
引き続きトラバース
真っ平らなトラバースルート
2024年04月28日 06:03撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 6:03
真っ平らなトラバースルート
双六小屋が遠くなる
2024年04月28日 06:03撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 6:03
双六小屋が遠くなる
いよいよ鷲羽が近づいてきた
2024年04月28日 06:21撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 6:21
いよいよ鷲羽が近づいてきた
お、ほぼ夏道出てるかな
2024年04月28日 06:33撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 6:33
お、ほぼ夏道出てるかな
鷲羽への登り出し。同時に三俣蓮華岳への登り返しが気になる。
2024年04月28日 07:00撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 7:00
鷲羽への登り出し。同時に三俣蓮華岳への登り返しが気になる。
鷲羽からのお馴染みの景色
2024年04月28日 07:01撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 7:01
鷲羽からのお馴染みの景色
到着。結構疲れた
2024年04月28日 07:42撮影 by  Pixel 8, Google
1
4/28 7:42
到着。結構疲れた
黒部五郎はまだまだ真っ白
2024年04月28日 07:43撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 7:43
黒部五郎はまだまだ真っ白
薬師は白いが水晶は黒い
2024年04月28日 07:43撮影 by  Pixel 8, Google
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薬師は白いが水晶は黒い
笠から黒部五郎
2024年04月28日 07:53撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 7:53
笠から黒部五郎
鷲羽池は真っ白
2024年04月28日 07:54撮影 by  Pixel 8, Google
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鷲羽池は真っ白
鷲羽に来たらするポーズ
2024年04月28日 08:03撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 8:03
鷲羽に来たらするポーズ
黒部川源流
2024年04月28日 08:05撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 8:05
黒部川源流
下り始め
2024年04月28日 08:06撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 8:06
下り始め
三俣蓮華岳へは結構な登り返しがありそう
2024年04月28日 08:37撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 8:37
三俣蓮華岳へは結構な登り返しがありそう
三俣蓮華岳
2024年04月28日 09:51撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 9:51
三俣蓮華岳
双六小屋すらまだ見えない
2024年04月28日 09:54撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 9:54
双六小屋すらまだ見えない
黒部五郎方面は真っ白
2024年04月28日 10:11撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 10:11
黒部五郎方面は真っ白
今日はよく会うね
2024年04月28日 11:29撮影 by  Pixel 8, Google
1
4/28 11:29
今日はよく会うね
双六小屋はこの下
2024年04月28日 11:33撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 11:33
双六小屋はこの下
さらば双六小屋。あまりに気候が良いので5分昼寝しました。
2024年04月28日 12:02撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 12:02
さらば双六小屋。あまりに気候が良いので5分昼寝しました。
弓折岳へも結構な距離がある
2024年04月28日 12:55撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 12:55
弓折岳へも結構な距離がある
久々に帰ってきました
2024年04月28日 13:10撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 13:10
久々に帰ってきました
大ノマ乗越
2024年04月28日 13:31撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 13:31
大ノマ乗越
ここからエントリー(徒歩だけど)
2024年04月28日 13:37撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 13:37
ここからエントリー(徒歩だけど)
ここから雪無し
2024年04月28日 14:58撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 14:58
ここから雪無し
笠新道も雪皆無
2024年04月28日 15:40撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 15:40
笠新道も雪皆無
お疲れ様でした。
2024年04月28日 16:34撮影 by  Pixel 8, Google
4/28 16:34
お疲れ様でした。

装備

備考 10ヶ月分のブランクからか、靴下を忘れた。仕方なく普通の靴下で歩いたが、靴擦れが酷かった。登山用ソックスは重要である。

感想

腰椎すべり症、右膝蓋腱炎を発症したこともあり10ヶ月間登山はおろか、歩くこともしんどい日々が続いていた。ところが最近急激に身体が回復したことと、貴重な雪山シーズンが終わってしまう前に1回は行きたいと強く望んでいたこともあり、今シーズン最初で最後の雪山登山チャンスと思い立ち新穂高へ赴いた。とはいえ久々の登山、リハビリがてら弓折か、良くても双六までかなくらいに考えていたが、気付けば鷲羽まで歩いていた。天候と雪質、そして身体の回復に感謝。

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4/5
体力レベル
5/5
ハイキング 甲信越 [2日]
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技術レベル
1/5
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4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
技術レベル
3/5
体力レベル
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未入力 槍・穂高・乗鞍 [2日]
鏡平往復
利用交通機関: 電車・バス
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