美瑛富士⇒美瑛岳（望岳台から）

2015年07月09日(木) [日帰り]

• GPS: 09:59
• 距離: 16.8km
• 登り: 1,462m
• 下り: 1,452m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:54
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:59

距離 16.8km 登り 1,462m 下り 1,462m

6:49 スタート地点
7:14 7:15 吹上温泉分岐
10:48 11:16 美瑛富士
12:55 13:30 美瑛岳
16:27 16:28 吹上温泉分岐
16:48 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

十勝岳望岳台駐車場
駐車場到着時（6時30分ころ）には上段は満杯，下段に駐車しました。

コース状況／危険箇所等

整備された登山道です。
雲の平の残雪もアイゼンは不要。美瑛岳分岐から美瑛富士分岐までの間のガレ場も踏み跡と黄色のペイントをたどれば問題なし（ガスで視界不良時は要注意と思われました）。
美瑛岳分岐からポンピ沢への下りは滑りやすい個所も多く，緊張が続きます。

写真

7/9 6:54

快晴の下，望岳台を出発。

7/9 7:16

吹上温泉分岐。上着の襟元を開けて体温調整。

7/9 7:33

雲の分岐。もう汗が滴ります。

7/9 8:06

雲の平をすすんで，美瑛岳，美瑛富士，そして遠くに旭岳などの大雪山が目に入ってきました。

7/9 8:09

雲の平はエゾコザクラ，チングルマ，エゾツガザクラ，マルバシモツケ，イソツツジなどお花畑に。その中からチングルマです。

7/9 8:19

最もながい距離の残雪。

7/9 8:27

函状の沢に。雪がなければちょっとした難所ですが，残雪のおかげで難なく通過。

7/9 8:28

ポンピ沢からの急登の登山道が見えます。

7/9 8:36

ポンピ沢は水量も少なく，これからの登りの苦行に備えて一休み。

7/9 9:26

ポンピ沢からの急登を登り終え，美瑛岳分岐に。
美瑛岳へはさらに急登が続きますが，ここでは残雪を渡って美瑛富士へ（逆がよかったのかもしれません）。

7/9 9:34

分岐から少し登った地点で振り返って。十勝岳と噴煙。

7/9 9:51

美瑛富士のどっしりとした山容。奥に旭岳ほか。

7/9 10:16

美瑛富士分岐。山頂方向にザレた登山道が続いています。

7/9 10:41

美瑛富士山頂。無人，微風でした。

7/9 10:57

山頂標識から北寄りにあるケルンまで移動して休憩。美瑛岳，十勝岳，遠く芦別岳。

7/9 11:03

増毛・樺戸山塊方向。南暑寒岳，暑寒別岳が確認できます。

7/9 11:04

オプタテシケがすぐ間近に見え，その奥にトムラウシから旭岳の表大雪の山々が見て取れます。

7/9 11:21

再び山頂へ移動して石狩連山，ニペソツなど。

7/9 11:21

美瑛岳に向かって下山を開始しますが，ハードな登りになりそうな予感が。

7/9 11:41

再び美瑛富士分岐に。

7/9 11:56

美瑛岳への急登の途中，山頂も近づいてきたところで，先月から不調だった左足首ともともと問題を抱えている左ひざに少々の痛みを伴った違和感が出始めて・・・

7/9 12:12

膝休めるために立ち止まり振り返って。

7/9 12:32

十勝岳と美瑛岳の分岐の直前で，腰を下ろすのにちょうどいい場所を発見。一休み（ゼリー飲料でエネルギーで補充）。

7/9 12:48

十勝岳と美瑛岳の分岐

7/9 12:57

美瑛岳山頂。時間も遅くなってきていましたので，山頂にはお二人だけ。

7/9 13:01

美瑛富士，オプタテシケ方向。
遠く，表大雪の山々と石狩連山。右手には通称オッパイ山も。

7/9 13:23

十勝岳と富良野岳（噴煙で見えずらいですが）。奥には右手に芦別岳，十勝岳と富良野岳の間に夕張岳。

7/9 13:32

美瑛岳からの下山路，美瑛岳分岐に向けての急こう配です。

7/9 13:52

しつこく十勝岳，左に鋸岳，右に富良野岳。

7/9 14:08

美瑛岳分岐がはっきりと確認できますが，まだまだ続く急こう配です。

7/9 14:26

美瑛岳分岐。足首と膝の違和感は継続中。

7/9 14:29

分岐から美瑛岳を振り返ってみました。

7/9 14:40

分岐から進んで，いよいよポンピ沢へての急下降が始まる地点に。

7/9 14:40

前写真の地点からみた雲の平方向。登山道のなだらかな上りこう配が気になります。

7/9 14:50

ポンピ沢へ下る途中でちょっと苦労した岩場らしきところです。膝が悲鳴をあげそうになりました。

7/9 15:04

ポンピ沢到着。ここでも休憩。

7/9 15:23

帰路の函状の沢です。

7/9 15:29

雲の平へのなだらかな登りもちょっと苦労しながら進みます。
途中，振り返って美瑛岳。爆裂火口の壁が荒々しい。

7/9 15:32

残雪渡り，ゆるく吹きあげてくる風が涼しい〜〜。

7/9 15:44

旭岳がよく見えるところで，またまた休憩。
左手に見えているのは天塩岳でしょうか？

7/9 15:43

休憩地点で，チングルマとエゾツガザクラ。

7/9 15:44

前写真とは焦点の位置を変えて。

7/9 15:48

望岳台が見えてきましたが，ここからが遠い望岳台です（写真は若干ズームアップしています）。

7/9 15:49

またまた十勝岳を見上げて。噴火口が近くに感じます。

7/9 16:12

雲の平分岐手前の小沢。

7/9 16:12

何度もしつこく，十勝岳。手前に避難小屋。

7/9 16:50

足首と膝が悲鳴を上げながら，望岳台駐車場に到着。駐車場の半分ほどが埋まっています。

7/9 16:51

最後に，本日歩いた山を見上げて。

撮影機器：

SP590UZ OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

mikasaoya

ポンピ沢と美瑛岳分岐の間の急登（むしろ下山時の急降下）が苦手，加えて望岳台から避難小屋までのザレた道も苦手なこともあり，あまり足を向けない美瑛岳ですが，たまには歩いてみようと思い立ち，美瑛富士とセットにして出かけてみました。膝に問題を抱え，下りが苦手なので，美瑛岳を先にして，急こう配の美瑛岳から美瑛岳分岐への下りを避けるべきだったかなというのが，戻ってからの反省点でした。
やっぱり膝が悲鳴を上げてしまったということを除くと，とても良い山行でした。久しぶりに山頂からの遠望が利き，十勝連峰の山々だけではなく，表大雪，天塩岳，石狩連山，ニペソツ，夕張山塊，やや雲をかぶり山の同定はできないまでも日高の山も目に入ってきました。スライドした中の何人かの方からも「良い天気ですね」と声をかけられましたが，一日中快晴の中で，山の眺めを楽しみながらの山行になりました。久々に補給水量が1リットルを上回りました（スポドリを含む）。がっちりと凍らせたペットボトルが威力を発揮しています（この時期は，お勧めです）。