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Yamareco

記録ID: 6749772
全員に公開
ハイキング
赤城・榛名・荒船

白髪岩の原三角測点を見に行く(会場橋から大猿山経由)

2024年05月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:56
距離
11.8km
登り
977m
下り
995m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
1:26
合計
6:59
距離 11.8km 登り 989m 下り 1,007m
7:07
2
スタート地点
7:09
7:11
104
8:55
9:08
42
9:50
9:57
19
10:16
10:23
28
10:51
11:44
26
12:10
12:13
13
12:26
35
13:01
13:02
63
14:05
1
14:06
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
会場橋近くの路肩に駐車
コース状況/
危険箇所等
途中まで送電線巡視路があるがかなり不明瞭です。
地形も複雑で地形図には現れない凹凸多し。支尾根に引き込まれるおそれもあるので頻繁に現在地確認をする必要があります。
出発地点の会場(かいしょ)橋
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出発地点の会場(かいしょ)橋
林道は車両通行止めです
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林道は車両通行止めです
鮎川源流の流れ 
竿を出したいようないい渓相
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鮎川源流の流れ 
竿を出したいようないい渓相
大きなモミの倒木
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大きなモミの倒木
斜面には転がり落ちそうな大岩
3
斜面には転がり落ちそうな大岩
林道を30分ほど歩いて送電線巡視路入口
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林道を30分ほど歩いて送電線巡視路入口
巡視路はスギの落ち葉などに隠れてかなり不明瞭
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巡視路はスギの落ち葉などに隠れてかなり不明瞭
要所には巡視路ポールが立ってます
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要所には巡視路ポールが立ってます
岩っぽい場所にニリンソウが咲いてました
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岩っぽい場所にニリンソウが咲いてました
何となく気配がして振り向いたらアナグマさんがこちらを見てました
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何となく気配がして振り向いたらアナグマさんがこちらを見てました
古い石積み
植林から自然林になって稜線が見えてきました
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植林から自然林になって稜線が見えてきました
鉄塔まで登ってきました
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鉄塔まで登ってきました
お約束のアングル
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お約束のアングル
鉄塔近くに大ブナがありました
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鉄塔近くに大ブナがありました
気持ちいい稜線を辿ります
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気持ちいい稜線を辿ります
所どころ目印あり 
ただし巡視路用の目印らしくて大猿山手前で稜線を離れていきました
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所どころ目印あり 
ただし巡視路用の目印らしくて大猿山手前で稜線を離れていきました
大猿山直下 
塚山の磐座に似た岩塊があります
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大猿山直下 
塚山の磐座に似た岩塊があります
もう一つ下に落ちてました
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もう一つ下に落ちてました
証拠写真
大猿山山頂続きの岩場に咲く最後のアカヤシオ
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大猿山山頂続きの岩場に咲く最後のアカヤシオ
地面にはアカヤシオの花がたくさん落ちてました
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地面にはアカヤシオの花がたくさん落ちてました
今年の見納めです
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今年の見納めです
大猿山から急降下
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大猿山から急降下
見上げればクマ棚
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見上げればクマ棚
クマ棚の下にはクマさんの落とし物
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クマ棚の下にはクマさんの落とし物
遠目に爪痕かと思ったが鹿の角とぎ痕ですね
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遠目に爪痕かと思ったが鹿の角とぎ痕ですね
陽だまりに咲いてたフデリンドウ
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陽だまりに咲いてたフデリンドウ
だだっ広い尾根になってて西上州らしくない風景
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だだっ広い尾根になってて西上州らしくない風景
羽毛山とうちゃこ
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羽毛山とうちゃこ
三角点があります 
四等三角点 点名も羽毛山 
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三角点があります 
四等三角点 点名も羽毛山 
証拠写真
目の前に垂れ下がっていたハウチワカエデの花 
至近で見ると意外に美しい
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目の前に垂れ下がっていたハウチワカエデの花 
至近で見ると意外に美しい
ミツバツチグリ
ヒゲネワチガイソウ
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ヒゲネワチガイソウ
平坦な山頂の物見山
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平坦な山頂の物見山
証拠写真
目の前に白髪岩 
いったん下って登り返す
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目の前に白髪岩 
いったん下って登り返す
白髪岩だけあって白っぽい岩です
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白髪岩だけあって白っぽい岩です
イワタケが一面に付いてるぞ・・ 
岩茸と書くけどキノコではなく地衣類です 
幻の食材とも言われてるが西上州の山を歩くとよく見かける 
少々頂きました
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イワタケが一面に付いてるぞ・・ 
岩茸と書くけどキノコではなく地衣類です 
幻の食材とも言われてるが西上州の山を歩くとよく見かける 
少々頂きました
ヒメイチゲ 
こんなところで出会えるとは思ってなかった
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ヒメイチゲ 
こんなところで出会えるとは思ってなかった
最後の登り💦
白髪岩にとうちゃーく(^o^) 
8年ぶり3度目です
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白髪岩にとうちゃーく(^o^) 
8年ぶり3度目です
原三角測点、しっかりありました 
苔むしていて風格があります
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原三角測点、しっかりありました 
苔むしていて風格があります
まずはタッチ
山名板が増えてました
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山名板が増えてました
で、3度目の記念撮影
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で、3度目の記念撮影
じっくり観察します 
まずは東側、こっちが正面かな 
原三角測点(字は旧字体)と彫られてます
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じっくり観察します 
まずは東側、こっちが正面かな 
原三角測点(字は旧字体)と彫られてます
南側 
明治十五年十月とあります
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南側 
明治十五年十月とあります
北側 
内務省地理局とあります
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北側 
内務省地理局とあります
西側には文字なし
3
西側には文字なし
そして真上から 
対角線状に溝が彫られてます
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そして真上から 
対角線状に溝が彫られてます
観察後は早めの昼メシ
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観察後は早めの昼メシ
下山前にしっかり抱擁して別れを惜しむ輩(^_^;)
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下山前にしっかり抱擁して別れを惜しむ輩(^_^;)
気持ちよく下山します
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気持ちよく下山します
物見山との鞍部にある凹地 
地形図からは読み取れないがかなり凹んでる
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物見山との鞍部にある凹地 
地形図からは読み取れないがかなり凹んでる
物見山に復帰
ブナの大木に抱きつく相方
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ブナの大木に抱きつく相方
羽毛山復帰
羽毛山は稲含山ルートとの分岐点 
左が稲含山方面、右が会場橋方面
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羽毛山は稲含山ルートとの分岐点 
左が稲含山方面、右が会場橋方面
アセビの咲き残り
3
アセビの咲き残り
大猿山への登り返し
3
大猿山への登り返し
大猿山頂直下にある凹地 
気になっていた場所なので観察してみる
3
大猿山頂直下にある凹地 
気になっていた場所なので観察してみる
地形図ではここ 
青色の池が描かれてるが水はなく溜まっていた痕跡はなし 
測量黎明期には池になってたのがそのまま掲載されてるのではないかと推測
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地形図ではここ 
青色の池が描かれてるが水はなく溜まっていた痕跡はなし 
測量黎明期には池になってたのがそのまま掲載されてるのではないかと推測
振り返って見る 
地形的に地滑りで出来たものと推察
2
振り返って見る 
地形的に地滑りで出来たものと推察
大猿山から下って少し登り返した岩場がルート唯一の展望地です 
大猿山を振り返る
2
大猿山から下って少し登り返した岩場がルート唯一の展望地です 
大猿山を振り返る
稲含山の向こうに浅間山
3
稲含山の向こうに浅間山
妙義の上に鼻曲山と浅間隠山、その向こうに草津白根
5
妙義の上に鼻曲山と浅間隠山、その向こうに草津白根
武尊の左奥にうっすら平ヶ岳
3
武尊の左奥にうっすら平ヶ岳
谷川岳からオジカ沢頭
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谷川岳からオジカ沢頭
仙ノ倉と平標山
南正面には赤久縄山
5
南正面には赤久縄山
アセビのトンネル
4
アセビのトンネル
鉄塔まで下りました
2
鉄塔まで下りました
あとは不明瞭な巡視路を下ります
2
あとは不明瞭な巡視路を下ります
朝半開きだったニリンソウはきれいに開いてました
4
朝半開きだったニリンソウはきれいに開いてました
下り切って林道に復帰
1
下り切って林道に復帰
緑の中でひときわ目立つヤマブキの黄色
4
緑の中でひときわ目立つヤマブキの黄色
あとは林道をダラダラ歩いて帰ります
3
あとは林道をダラダラ歩いて帰ります
会場橋が見えました
2
会場橋が見えました
今日も怪我なく無事下山(^o^)
4
今日も怪我なく無事下山(^o^)
おまけ 〜 イワタケ処理です 
採ってきたイワタケ このままだとパリパリ折れてしまうのでひと晩水に浸けます
ひと晩経つと革のように弾力性が出てきます
もみ洗いするようにして緑色の部分を完全に除去し写真のようにします(緑が残っていると苔臭さと苦みが残るのでしっかりと)
完成品 〜 今回は酢の物にしてみました イワタケ自体に特別な味はないが独特の食感を楽しみます
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おまけ 〜 イワタケ処理です 
採ってきたイワタケ このままだとパリパリ折れてしまうのでひと晩水に浸けます
ひと晩経つと革のように弾力性が出てきます
もみ洗いするようにして緑色の部分を完全に除去し写真のようにします(緑が残っていると苔臭さと苦みが残るのでしっかりと)
完成品 〜 今回は酢の物にしてみました イワタケ自体に特別な味はないが独特の食感を楽しみます

感想

原三角測点は、明治期の陸軍省陸地測量部が三角測量を始める前に、内務省地理局によって明治15年に当時の主要地点に設置された現在の三角点の前身といえるもので、現存しているものは雲取山、米山、白髪岩の三基だけです。
三角点好きとしては当然外せない存在で、このうち白髪岩だけが設置当時の状態を保っているとの事。3ヵ所ともすでに訪問済みでありますが、やはり白髪岩の姿は一発でお気に入りとなり、2回会いに行ってます。
そのお気に入りにまた会いたくなり、8年ぶりに出かけてきました。
過去2回は御荷鉾林道からだったが、今回は藤岡市の最奥にある会場橋からの訪問。途中には地形図で気になる場所もあってこちらのルートを選択です。
で、その原三角測点は以前と変わらずその姿をとどめておりました。一般にはマイナーといえる場所なので、有名どころが混み合うGW中の山行としても最適であります。やはり人はいなくて山頂でご夫婦の方と出会っただけ(それでもビックリです)でした。
天気も最高で、おそらく4度目の訪問もアリだと思いつつ下山しました。

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訪問者数:161人

コメント

今晩は。山頂で会ったSheng1958です。
白髪岩も既に3回目、更に聞いたこともない尾根を上がってこられたということでてっきり地元の方と思っておりました。同じ埼玉県人と知っておれば、もう少しお話を聞いておけばよかったと思っております。登録されている自己紹介を見る限り私の方がひとつ年上のようです。そうそう、今回のルートで熊棚があったのですね・・・。更にアナグマとも遭遇とは、群馬県の自然恐るべしです。(笑)
 ※死んでいるアナグマは、奥入瀬渓流で見たことがあります。現在、青森県に単身赴任中で十和田市民です。
私もまだ体力・気力が続く限りは、しばらくは山歩きやっているでしょう。
また、どこかでお会いできることを楽しみにしています。
2024/5/5 22:30
Sheng1958さん おはようございます😊

私も山頂でお会いしたときにもっとお話ししていればよかったです。原三角測点のあるあんなマイナーな場所、同じ埼玉県人がピンポイントでバッタリなんてそうあるものじゃないですね。

青森といえば数年前に岩木と八甲田に登ろうと出かけたものの台風接近で何とか岩木だけ踏み八甲田は断念したことがあります。リベンジしたいですが、まだ行けてないです^^;

この年になると体力低下は否めないですが、まだまだ雨後ける限りは山を続けたいですね。
こちらこそ、またお会いできることを楽しみにしておりますので、よろしくお願いします。
2024/5/6 9:33
いいねいいね
1
こたっきーさん こんばんは。

原三角点は私も好きな所で何度か訪ねていますが、何れも御荷鉾林道からの往復のみなので、いつかはこちらのコースで行ってみたいと思っています。やはりなかなかおもしろそうですね。米山は何かぞんざいな感じだし、雲取は逆に大仰すぎるし、やはり此処がありのままで一番いいですよね。それにしても、熱烈な三角点愛を感じられて感動いたしました。それからSheng1958さんご夫婦と出会ったとか。マニアックなご夫婦ペア同志(私とって鳥の師匠とキノコの師匠)がお気に入りの白髪岩で遭遇するとは!私的には大ニュースでございます。それでは。 godohan  
2024/5/11 22:30
godohanさん おはようございます☀

仰る通り、白髪岩のものが一番いいですよね。それに、雲取も米山も原三角測点はついでといった感じですが、ここに登る人は、ほぼこれを見るためだけが目的でしょうから、存在感が違うと思います。
今回取ったコースは色々変化があって面白かったですよ。

sheng1958さんと山頂でバッタリした事もビックリですが、godohqnさんともご縁があるとの事で、さらに驚き、ビックリ倍増です🙀。
マニアックな夫婦とはまたいい表現ですね〜。自分でも変態だと思ってるのでお褒め頂いて光栄でございます(笑)

ではまた〜。
2024/5/12 4:36
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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