北アルプス 奥穂高・涸沢岳（涸沢テント泊）

2024年05月02日(木) ~ 2024年05月04日(土)

• GPS: 20:56
• 距離: 36.1km
• 登り: 1,931m
• 下り: 1,923m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 0:46
• 合計: 6:46

距離 15.5km 登り 845m 下り 54m

5:57 上高地バスターミナル
6:01 河童橋公衆トイレ
6:09 小梨平
6:46 6:48 明神館
6:52 6:53 徳本口
7:35 7:36 徳沢公衆トイレ
7:42 7:43 徳澤園
8:45 8:58 横尾
9:16 9:17 横尾岩小屋跡
10:02 10:21 本谷橋
11:13 11:14 大崩落地
11:36 11:43 Sガレ
12:43 涸沢

2日目

• 山行: 9:58
• 休憩: 3:12
• 合計: 13:10

距離 13.8km 登り 1,042m 下り 1,770m

4:15 涸沢
6:54 7:04 穂高岳山荘
8:05 8:34 穂高岳
9:21 9:34 穂高岳山荘
10:00 10:26 涸沢岳
10:44 10:58 穂高岳山荘
12:14 13:39 涸沢
13:41 13:42 涸沢ヒュッテ
14:05 Sガレ
14:23 14:24 大崩落地
15:04 15:15 本谷橋
15:56 横尾岩小屋跡
16:16 16:18 横尾
17:25 徳澤園

3日目

• 山行: 1:58
• 休憩: 0:09
• 合計: 2:07

距離 6.7km 登り 45m 下り 99m

6:02 徳澤園
6:06 徳沢公衆トイレ
6:48 徳本口
6:53 明神館
7:33 7:34 小梨平
7:55 8:02 河童橋
8:04 8:05 河童橋公衆トイレ
8:09 ゴール地点

天候

5/2：曇りのち晴れ、夜の涸沢は無風で静かだった
5/3：快晴。稜線に上がっても無風。涸沢まで降りてきた頃に少し風が出てきました。
5/4：快晴、上高地は最高の観光日和
このGWは天候に恵まれました。

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

・北関東道〜上信越道の東部湯の丸IC、三才山TN経由で沢渡へ。
・沢渡BT近くの第3Pに駐車（いつも同じP）。700円／日（24時カウント）。
・沢渡〜上高地は始発5時のバスに乗りました。往復2800円と値上がりした。
・戻りの5/4上高地はスゴイ人出だったけど朝0815のバスなので並ばず乗れた。

コース状況／危険箇所等

◆上高地〜横尾
長〜いアプローチ道。今年も徳澤ー横尾間は迂回路です。テン泊用ザックを新調したので調整しながら進んだ。
◆横尾〜涸沢
本谷橋まではほぼ雪ありません。その先は今回も夏道沿いにトラバースを進むので本谷橋でアイゼンつけました。何か所か岩が出ていた。毎回同じだけど、雪山テント泊の荷物一式を担ぎ上げるこの区間が最大の難所です（ザックが重い）。
◆涸沢テント泊
北穂沢からの雪崩デブリでテンバが覆われてました。相当の圧力があったのか雪面が固い。ただ居抜き物件をゲットできたのでスコップで少し整地する程度でした。
◆涸沢〜奥穂
あずき沢はザイテンの向かって右を登りました。難所となるハシゴ上の雪壁だけど、断念した昨年よりコンディションは良かった。とは言え危ないところなので、今回は慎重を期してピッケル2本を準備、3点支持が確実にできるので心強かった。
◆涸沢岳
南斜面となる涸沢岳の登山道には雪がありません。アイゼンとピッケルをデポして登りました。山頂から少し先の縦走ルート降り口まで行ってみた。
◆下山
涸沢のテンバに戻って撤収。疲れた中だけど徳澤まで戻りました。本当は涸沢2泊のつもりだったのだけど、持ってきたエアーマットの調子が悪くて雪上で寝るのが寒かった（スローリークしてた）。徳澤の芝生のテンバは快適でした。

その他周辺情報

松本で風呂に入りました。「湯の華銭湯 瑞祥 松本館」

写真

5/2 6:01

【1日目】
5/2朝の上高地はガスって何も見えない。でも好天に転じる予報なので気になりません。

5/2 8:45

横尾まで来ると綺麗な青空。テンションが上がる

5/2 10:03

本谷橋は川の流れが露出しており架橋してます。やはり雪は少ない。ここでアイゼン装着。

5/2 11:11

さすがにこのあたりは雪上を歩けるけど、稜線は黒々としている

5/2 11:46

いつも思うけど涸沢ヒュッテの鯉のぼりが見えてからがツライ。

5/2 14:21

絶景の涸沢でテント設営完了。

5/2 14:23

今年のGWも涸沢に帰ってきました！

5/2 14:35

さっそく生ビール。これで目的の半分は達成。

5/2 14:31

GWの涸沢は楽しい。天気も数日間は良い予報。

5/2 14:43

北穂沢の雪崩跡が痛々しい。被害なくてよかった。

5/3 4:17

【2日目】
明るくなり始めた4時過ぎに奥穂に向けてスタート。

5/3 4:56

登っている途中で目の前の穂高がモルゲンロートに染まりました。

5/3 5:02

ご来光〜

5/3 5:02

モルゲンロートの斜面を登っていく。

5/3 6:26

だいぶ標高を上げて八ヶ岳が見えてきた。

5/3 6:54

ゼイゼイ言いながら山荘に到着。

5/3 7:13

先行者に続いて雪壁を登ります。足ツボが切られているしピッケルのかかりも良かった。しかも今回はダブルアックスなので心強い。

5/3 7:22

難所をクリアすると槍ヶ岳が見えてくる

5/3 7:42

2つ目の雪壁を越えていきます。最初の雪壁よりは大丈夫

5/3 7:57

2つ目の雪壁を登って回り込むとジャンダルム登場

5/3 8:02

奥穂の山頂に到着。ここ2年は近くまで来て山頂を踏めなかったので嬉しい。天気も展望も素晴らしい。

5/3 8:03

ジャンダルム、焼岳、乗鞍と御嶽山まで綺麗に見渡せる。

5/3 8:23

笠ヶ岳と白山もはっきり

5/3 8:04

上高地を俯瞰。

5/3 8:04

南アルプスや中央アルプスも見渡せる

5/3 8:17

富士山も綺麗に見えてました。

5/3 8:05

登った時はちょうど誰もいなかったので山頂を独り占めでした。上高地を見下ろす奥穂らしい展望。

5/3 8:06

北アルプスが遠くまで見渡せる

5/3 8:27

奥穂から見る槍ヶ岳

5/3 8:27

薬師岳や黒部五郎はさすがに雪がたっぷり

5/3 8:26

常念山脈を望む

5/3 8:34

名残惜しいけど下山開始。無風で展望良かったので山頂で30分くらい景色を楽しんでました。

5/3 8:43

登山道にあるモニュメントと槍ヶ岳

5/3 9:02

ここから慎重になるところ。緊張して雪壁を下っていきます。

5/3 9:19

無事に降りてきました。ここでようやく達成感。
向かいの涸沢岳に登ります。登山道に雪が全く無いのでアイゼンとピッケルをデポ。

5/3 10:14

涸沢岳に到着。

5/3 10:05

涸沢岳からは美しい弧を描いた大キレットが望めます

5/3 10:10

槍ヶ岳が近い

5/3 10:06

涸沢のテン場と覗き込む

5/3 10:07

先ほど登ってきた奥穂高

5/3 10:07

前穂の先に富士山

5/3 10:18

山頂を後にして縦走路の降り口まで来ました。北穂までの稜線が険しい

5/3 10:18

北アルプス黒部源流の山々

5/3 10:56

山荘前まで戻ってきた。奥穂に向かう雪壁が目の前

5/3 11:10

涸沢に向かって下山開始

5/3 12:10

涸沢カールが見えるところまで降りてきました。このあと1時間以上かけてゆっくりとテントを撤収。

5/3 13:41

晴天の涸沢を後にします。また来ます！

5/3 13:49

登ってくる人が多い中を下っていきます。

5/3 14:51

本谷橋の手前、昨日は無かった雪崩れ跡。上に大きい石も残って危ない。

5/3 15:10

本谷橋でアイゼン解除。それにしても雪が無い。

5/3 16:14

横尾に到着。ここでテント張ろうか悩んだけど、あと1時間頑張って徳澤に行こう。

5/3 18:49

徳澤に17時半頃に到着。芝生の上にテント張ってゆっくりしました。

5/4 5:04

【3日目】
今日も良い天気、徳澤園の前から明神岳。

5/4 6:08

ミネザクラが咲いてました。

5/4 6:10

このGWは天候に恵まれました。

5/4 7:40

小梨平に寄り道、お気に入りスポットで穂高を望む。

5/4 7:41

せっかく交換レンズを持ってきたので広角で。

5/4 7:46

奥穂の山頂をアップ。

5/4 7:51

出発時には見えなかった焼岳もクッキリ

5/4 8:00

白樺荘前の展望地にも寄り道

5/4 8:03

The 上高地

5/4 8:08

バスターミナルに到着。まだ朝なので沢渡行きは混んでない。
天候にも恵まれ山頂も踏めたので楽しかった。

5/4 8:27

バス車内から大正池

撮影機器：

Canon EOS R6m2 Canon

感想

skrgitav

昨年は断念した奥穂だけど今年はコンディションに恵まれて快晴の中を登ることができました。GWの登頂は2019年以来なので5年ぶりとなりました。天気も最高で北アルプスが全て見渡せる大展望を楽しめた。この時期の涸沢は何回来ても良いですね。次回も楽しみたいと思います。