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Yamareco

記録ID: 67568
全員に公開
沢登り
丹沢

玄倉川水系 境沢

2010年06月10日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
03:05
距離
2.7km
登り
402m
下り
376m

コースタイム

丹沢湖北面道路/境沢橋11:40-
11:50F2-12m(高巻きを探る)
11:55右岸高巻き12:05-
13:00標高620m二俣(中間尾根へ)-
13:18境沢左岸尾根P723m13:25-
13:55標高530m植生保護柵のある尾根分派点(右尾根へ)-
14:43丹沢湖北面道路/欅橋(けやきばし)-
14:45境沢橋
天候 晴れ(27℃だってさ 暑い暑い)
過去天気図(気象庁) 2010年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
玄倉川水系(丹沢湖畔北面)/境沢(公開しませんが遡行図詳細に取りました)

■遡行グレード:1級
■ポイント
  ・丹沢湖北面道路(仮称)は三保の大仏橋近くまで一方通行のため
   玄倉からでないと行けない。
  ・入渓は境沢橋右側の経路から。すぐの堰堤も巻ける。
  ・標高355mにF1-3mとすぐ後に1m。
  ・標高360m二俣。右沢は支沢で2段10m滝、左沢は本流でF2-12m。
   直登は厳しそうなので右岸(=左側)枝沢を登り、12m滝落ち口へ向け
   バンド状踏み跡をトラバースする。
   滝の左岸、右岸とも大きく高巻くと岩場のため難しいように見える。
  ・沢が北へ緩やかに曲がりだすと小さなナメが出てくる。
  ・標高410mF3-2m平岩滝。細かいスタンスを拾って直登。(卦-)
  ・しばらくは平穏な沢歩き。
  ・標高590m二俣は右沢が5m滝、左沢が本流でゴルジュの中に
   F4-3連続棚(3m(卦-)、2m(卦-)、3m(教))。
  ・標高630m二俣では水も涸れ、あとは詰めの様相なので、中間尾根を登る。
   詰めたところはP723m北側のコルであった。

境沢左岸尾根(下降)

■ポイント
  ・この尾根(というか山域)はスズタケの藪が多く、人の手による作業径路
   もあまりない。何となくついていてもほとんどがシカ径だ。
   また丹沢湖畔道路沿いはほとんど高さのある護岸堤があるので
   うまく弱点を地形図から読み取らなければならない。
   境沢は初級の沢だが、下降は一般登山道も皆無で藪漕ぎ、急斜面など
   正確な読図力を要する。
ファイル
非公開 パスワードあり 20100610sakaisawa.xls
(更新時刻:2010/06/10 10:01)
境沢橋右側の径路から入渓する
2010年06月10日 11:39撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:39
境沢橋右側の径路から入渓する
堰堤も高巻く
2010年06月10日 11:41撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:41
堰堤も高巻く
最初の二俣
2010年06月10日 11:42撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:42
最初の二俣
本流の左沢にはF1-3m
2010年06月10日 11:44撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:44
本流の左沢にはF1-3m
少しでこの沢の大滝ともいえるF2-12m滝
2010年06月10日 11:48撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:48
少しでこの沢の大滝ともいえるF2-12m滝
12m滝を右岸から高巻く
2010年06月10日 11:55撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:55
12m滝を右岸から高巻く
12m滝の高巻きは左側の枝沢を落ち口と同じ高さまで上がってから落ち口に向かい水平バンドをトラバース
2010年06月10日 11:55撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 11:55
12m滝の高巻きは左側の枝沢を落ち口と同じ高さまで上がってから落ち口に向かい水平バンドをトラバース
トラバースし落ち口へ抜ける
2010年06月10日 12:01撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:01
トラバースし落ち口へ抜ける
水平バンドを振り返る
2010年06月10日 12:01撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:01
水平バンドを振り返る
滝の上部は平穏な沢となる
小さなナメが出てくる
2010年06月10日 12:05撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:05
滝の上部は平穏な沢となる
小さなナメが出てくる
平和なナメ
2010年06月10日 12:06撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:06
平和なナメ
F3-2m平岩滝
2010年06月10日 12:11撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:11
F3-2m平岩滝
F3の上から
2010年06月10日 12:13撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:13
F3の上から
荒れたナメが続く
2010年06月10日 12:13撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:13
荒れたナメが続く
標高590m辺りの二俣
左が本流で3段の棚をかけている
2010年06月10日 12:49撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:49
標高590m辺りの二俣
左が本流で3段の棚をかけている
3段棚方面
2010年06月10日 12:52撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:52
3段棚方面
3段の連続した棚
3m、2m、3m程度
2010年06月10日 12:53撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 12:53
3段の連続した棚
3m、2m、3m程度
標高630m二俣から中間尾根を登る
2010年06月10日 13:01撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:01
標高630m二俣から中間尾根を登る
中間尾根
2010年06月10日 13:13撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:13
中間尾根
P723m北側のコルに飛び出た
2010年06月10日 13:17撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:17
P723m北側のコルに飛び出た
723mピークは植林帯
2010年06月10日 13:18撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:18
723mピークは植林帯
コンパスで南西側の尾根を見つけ出し、スズタケの藪を掻き分け下降開始
2010年06月10日 13:24撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:24
コンパスで南西側の尾根を見つけ出し、スズタケの藪を掻き分け下降開始
藪漕ぎが標高670mの平地状まで続く
尾根の平地状から南へ伸びる尾根に乗るが、そこも藪だ
2010年06月10日 13:25撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:25
藪漕ぎが標高670mの平地状まで続く
尾根の平地状から南へ伸びる尾根に乗るが、そこも藪だ
藪の急斜面を下る
何となくシカ径がついていた
2010年06月10日 13:44撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:44
藪の急斜面を下る
何となくシカ径がついていた
尾根状がしっかりしてくると白ザレの裸地が出てくる
2010年06月10日 13:46撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:46
尾根状がしっかりしてくると白ザレの裸地が出てくる
いきなり植生保護柵にブロックされた尾根の分派点。
右尾根へ向かう。
2010年06月10日 13:54撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:54
いきなり植生保護柵にブロックされた尾根の分派点。
右尾根へ向かう。
標高530m小ピークの登り返しまで保護柵沿いに歩く
2010年06月10日 13:59撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 13:59
標高530m小ピークの登り返しまで保護柵沿いに歩く
標高530mピーク
2010年06月10日 14:03撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 14:03
標高530mピーク
最後は境沢橋に出るのが理想であったが、左側のけやき橋に護岸堤の弱点が見えたので強引に脆い急斜面を下降してしまった
2010年06月10日 14:37撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 14:37
最後は境沢橋に出るのが理想であったが、左側のけやき橋に護岸堤の弱点が見えたので強引に脆い急斜面を下降してしまった
落石防止ネットの僅かな隙間からけやき橋へ下降してしまった
2010年06月10日 14:43撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 14:43
落石防止ネットの僅かな隙間からけやき橋へ下降してしまった
けやき橋
2010年06月10日 14:44撮影 by  SO902iWP+, DoCoMo
6/10 14:44
けやき橋
撮影機器:

感想

2週間ぶりに自分のための休日。
天気も今日を逃すとまたしばらくはぐずぐずしそう。
しかも日差しが暑い。絶好の沢日和。
でも最近の仕事疲れで長い沢ではなく短い沢にしよう。
随分前に行った中川橋のカクレ小屋沢以来、久々の丹沢湖畔の沢にする。

境沢は沢登りとしてはF2-12m滝の高巻き以外は
難しい箇所もなく平穏で静かな沢だった。
しかしこのエリアの核心は下降にある。
以前遡行したカクレ小屋沢も詰めの悪さと、下山は猛烈な藪漕ぎに悩まされたっけ。
境沢の下降路には境沢左岸尾根を使ってみた。
723mピークからは背は低いがスズタケの藪を掻き分けることがほとんど。
コンパスと地形図をフル稼働しほぼ正確にトレースできたが
最後、湖岸道路に出るのはやはり境沢橋を目指した方がよい。
護岸堤の切れ目を何とか降りられるからだが、
下の方に落石防止ネットの弱点を発見したので
最後の100mはボロボロの急斜面を強引に降りてしまった。

やはりこのエリアの核心は下降にある。

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