四国山地 石鎚山〜東赤石山 テント3泊4日
- GPS
- 33:20
- 距離
- 74.8km
- 登り
- 5,877m
- 下り
- 7,004m
コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 4:22
- 山行
- 8:57
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:16
- 山行
- 7:13
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 8:03
天候 | 1日目は雨、他は快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:マインピア別子〜新居浜駅〜伊予西条駅(ホテル泊)〜岡山駅〜名古屋駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・東赤石山から西赤石山までの前半は岩稜地帯。リボンもなく,どのルートが正しいのかよく分からず,タイムロスしました。 ・第三通洞から遠登志に向かうルートの登山口は標識あるものの、どう間違えたか違うルートに迷い込んでしまい,ここでもかなりタイムロスしました。 |
その他周辺情報 | 下山後に宿泊した伊予西条駅のホテル“エクストールイン西条駅前“は大浴場・無料朝食付きで良かったです。 |
写真
装備
個人装備 |
テント
エマージェンシーシート
シュラフ
マット
クッカー
バーナー
ガス缶
カテラリー
カップ
ダウンジャケット上
レインジェケット上下
モバイルバッテリ(10000mAh 6500mAh)
充電ケーブル(携帯 時計)
ヘッドライト
ハンディライト
ハイドレーション
保温ボトル
浄水器
地図
ペン
エイドセット
ヘルメット
トイレットペーパー
ティッシュ
ウエットティッシュ
メガネ
テント泊用着替え
帰路用着替え
朝食3食約1100kcal
行動食約3500kcal
夕食3食約3200kcal
帽子
インナーシャツ
Tシャツ
長袖シャツ
手袋(2種類 指切り/ウール)
七部丈短パン
七部丈タイツ
ふくらはぎサポータ
靴下
手拭い
|
---|---|
備考 | ・持って行って良かったもの:Sawyerの浄水器(湧水汲む時に使用),ヘルメット(岩稜地帯で使用) ・持って行けば良かったもの:シュラフカバーかインナーシート(夜寒くて十分な睡眠が取れなかったため) |
感想
今回のGWは何年かぶりに仕事が無く10連休だったので、長めのスルーハイクをしたいと思い、滅多に行くことのない西日本最高峰の石鎚山がある四国山地にしました。
四国山地は険しいとは聞いていましたが、確かに登り下りが穏やかでなく、急峻でそれが連続してやってくるので、体力だけでなく、気力まで奪われた気がします。ただ、基本的には稜線上を歩くので、今回のように天気に恵まれた時は、愛媛県と高知県の両方の景色が見れて非常に面白いと思います。
◾️ 一日目:山頂成就〜石鎚山〜土小屋
4h28m, 10.3km, ↗︎1062m, ↘︎846m
名古屋始発の新幹線に乗って岡山経由伊予西条へ。そこからバスに乗って石鎚ロープウェイに行く予定が、何を勘違いしたか時刻間違えてバスに乗れず。次のバスまで3時間待たないといけないので、泣く泣くタクシーでロープウェイ乗り場まで移動(バスだと1040円、タクシーだと約7500円)。いきなり高い出費でした。
麓から歩きたい気持ちもあったのですが、ロープウェイ利用し山頂成就駅から登山開始です。雨のため残念ながらひたすら霧の中を歩いていました。有名な4箇所の鎖場がありますが、大きな荷物も背負っているし、雨で滑って登れる気がしないので、大人しく眺めるだけで迂回路を利用。石鎚山頂に着いても霧に包まれていて、周りは何も見えませんでした。西日本最高峰というのに残念。土小屋までは霧の中を淡々と山行。
◾️二日目:土小屋〜シラサ峠〜瓶ヶ森〜伊予富士〜丸山荘(笹ヶ峰)
10h22m, 25.1km, ↗︎1774m, ↘︎1757m
天気は予報通り見事に回復し、歩き始めは霧でしたが、その後ずっと雲海上を進むことができました。雲海に浮かぶ石鎚山はとてもカッコよくて感動ものです。この日の失敗は瓶ヶ森超えてから飲料水切れに気付いたこと。とても焦ったけど、道中一箇所だけ湧き水があり、浄水器使って水確保。東黒森登山口に水確保しに行くことも考えたので、時間ロスもせず済みました。出発時の水量確認はとても大事。
この日は行程が比較的長く、ひたすら笹で足元が見にくく、昨日の雨でぬかるみや石が滑りやすく気を緩められなく、さらにアップダウンの繰り返しも多くかなりバテました。贅沢なのですがウグイスの鳴き声、雲海、笹はもうお腹いっぱいです。
でも、丸山荘に管理人さんがいて、ビールを売ってましたよ。思わぬご褒美です。他にソロ泊の方が四名いて、色々お話しさせていただきました。疲れすぎていたせいか、丸山荘での写真を1枚も撮っていなく、後で後悔です。
◾️三日目:丸山荘〜ちち山〜平家平〜三ツ森〜鉄塔広場〜筏津
8h05m, 17.5km, ↗︎1071m, ↘︎1944m
前日の疲れもあり少し遅めにスタート。距離は短め、下りが主になるのであまり頑張らないように。平家平まではこれまで通り笹が多かったのですが、その先は様相が変わって笹が減ってきて、歩きやすかったです。平家平は来やすいのか、結構人がいました。
鉄塔広場からはひたすら下り。筏津には早めに着き、ウォシュレット付きの綺麗なトイレのある駐車場があったので、その奥の砂利場にテント張らせてもらいました。一人だと寂しいなと思ってたら、後から6名ほどのグループが来られ、安心しました。
◾️四日目:筏津〜東赤石山〜八巻山〜西赤石山〜第三通洞〜遠登志〜マイントピア別子
10h24m, 22.1km, ↗︎1986m, ↘︎2508m
筏津から東赤石山まで一気に1000mほど登るのと、最終日といういうこともあり気合が入ります。でも脚には疲れ残っているので、安全登山を心がけました。東赤石山までピンクのリボンが一定距離で付けられており、迷いにくいはずなのですが、なぜかルートを外れてしまうことが何度かありました。また、アケボノツツジ(かな?)がリボンの色に似ていて、騙されることもしばしば(山行中はメガネかけないから?)。赤石山というだけあって、本当に赤茶けた石がたくさん転がってるんだと感心。てっぺんに着くと360°見渡せる最高の景色でした。
先に着いてたペースの早いお兄さんや、昨晩のグループの方々も登ってきたので少しおしゃべり。
西赤石山に向かうと道中は岩稜地帯、とは知らず(ちゃんと調べとけや!)、邪魔だったヘルメットがついに登場。持ってきてて良かった。全く目印がなく何が正しいルートか最初よく分からず,ありえへんやろって岩を上がったり下がったり。多分間違ったルートを進んだからでしょうね。悪戦苦闘してようやく八巻山に到着。ここの景色も最高でした。物住頭から先は岩稜地帯から離れて穏やかなとトレイルとなり,一安心。そこから西赤石山まではあっという間に到着。今回の最後のピークです。少し名残惜しく感じました。
遠登志(おとし)まで距離約8km,標高差約1400mのひたすらの下りはすでに疲労が溜まっている脚にきます。おまけに,第三通洞から遠登志に入る登山口が分からず,かなり時間ロスしてしまった。脚だけでなく、頭もダメみたい。
なんとか下山できて、マインピア別子からバスで新居浜、JRで伊予西条へ。四日間とはいえ久しぶりに都会に出た感じです。大浴場付きホテルだったので、ゆったりとできました。夕食は駅に近い“うどん酒場36“でいただきました。生ビールは体に沁みます。店員さんも感じ良く、料理も石鎚という日本酒も美味しかったです。最後にうどん屋さんと言うことで、玉釜をいただきました。たっぷり入っていて締めにしては多いかと思いましたが、歯ごたえがり美味しく、体が炭水化物を欲しがっていたため、あっという間に無くなりました。
◾️五日目(おまけ)
ホテルの朝のバイキングで、ピンク色のmonbelの服を着た女性と、男性に声をかけられました。昨日、東赤石岳で少しお話ししたグループの方で、自分のことを覚えてくれていたようです(ありがたいです)。お仲間の1人の方が岩稜地帯抜けた後で足を怪我され、ヘリを呼ぶほどだったとのこと。急遽このホテルを予約され、その方も部屋でおとなしくされているとか。予定の工程は変更して周辺の観光をされるとか。やはり怖いですね。ソロで行動している者にとっては改めて気が引き締まります。
●食事(持参したもの)
朝 1077kcal
スパゲティ 麺 350kcal x 3
ソース 90kcal x 3
コーヒー 3食
行動食 3356kcal(1/3ほど余りました)
柿の種 136kcal x 4
ミックスナッツ 690kcal
ソイジョイ 130kcal x 3
スポーツ羊羹 113kcal x4
ジェル 120kcal x 3
アーモンドクリスピー(AKOMEYA) 70kcal x 6
芋けんぴ 100g 500kcal
夕食 3185kcal
カレーメシ(ビーフ) 465kcal
アルファ米(尾西) チキンライス 360kcal
アルファ米(尾西) 白米 360kcal
牛肉卵とじ(アマノフーズ) 114kcal
カップスープ ベーコンとポテトポタージュ 71kcal x 3
HOKO製いわし味付 239kca
梅じそ昆布朝 1077kcal
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する