白山 残雪尻セード・高嶺桜・ブナ新緑 (平瀬道-大倉山+大汝峰)
- GPS
- 09:40
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,688m
- 下り
- 1,669m
コースタイム
天候 | ・晴れ のち 曇り 暑い(夏の陽気) ・白山の登山天気 http://tenki.jp/mountain/famous100/point-187.html |
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過去天気図(気象庁) | 2010年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
★白水湖畔ロッジの管理人 http://tocotoco.de-blog.jp/hakusansuki/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・石川県の別当出合へは、まだ車が入れず。岐阜県側は、6月初旬に閉鎖解除済。 ・平瀬道は、標高1,900mより上は、残雪。日当たりの良い尾根は、夏道がでていた。 ・危険箇所には、ロープ。小屋の方が、スコップでステップ掘り。赤い粉ライン・竹の先の赤布目印等あり。 ・登山口下部は、ブナの新緑。登山道では、ブナの実から、芽がでていた。ハクサン○○のトップバッターは、『ハクサンチドリ』だった。 ・標高2,000m付近では、タカネザクラが満開だった。(まさか、今頃、花見ができるとは。) ・室堂上の日当たりのよい場所で、ミヤマキンバイだけが咲いていた。 ・大汝峰の頂上には、コメバツガザクラが既に咲いていた。 ・室堂には、雪解け水を利用した、水場が整備済だった。冷たい水でガブガブ飲んだ。担いできた、水(1L)を捨てた。無駄な体力を使ったが、万一、水が無いことを思えばしょうがないのかも。 ・今後、雪解けとともに、違った花が咲くと思われる。ハクサンコザクラは、7月後半が見頃か?(室堂周辺には、ハクサンコザクラとクロユリの群生地がある。) ・今年は積雪量が多く、残雪量も多いようです。 気象観測点白川村の積雪量: http://www.yamareco.com/modules/diary/6266-detail-7562 ★白川村観光情報 http://shirakawa-go.org/lifeinfo/info/kankou/main.html 道の駅 飛騨白山には、無料の足湯があり(24H?)、隣にはしらみずの湯(温泉施設)があった。 ★NHKエコチャンネルの動画『日本山歩き〜初夏の白山』http://cgi4.nhk.or.jp/eco-channel/jp/movie/play.cgi?movie=j_mountain_20080616_0387 ★WIKIMEDIA COMMONSカテゴリー『白山の植物』http://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Flora_of_Mount_Haku |
写真
感想
・今年の現時点では、白山への最短ルートのため、複数のパーティーとすれ違った。(昨晩、室堂宿泊済みの方もいたようだった。)
・遠景は霞んでいて、北アルプス等の眺望は得られなかった。(いずれにせよ、午前は逆行。)
・室堂は、冬期避難小屋のみを使って、素泊まりのみの営業をしているようだった。(6/29まで)詳細は白山ベストガイド参照(http://www.kagahakusan.jp/)
・白山の頂上は、貸し切り状態だった。山頂に着くころまで、上空は青空だったが、次第に雲が出始め、大汝峰に着く頃には、雲に覆われてしまった。
・白山上部では、残雪が多く、下りは、尻セード(カカト+ピッケル制動)が楽しめた。雪質は、尻セードに最適! 勾配が緩い部分は、カカトのダブルキックとピッケル刺しによる人力アシスト。大倉尾根では、ルートの見極めをしながら、尻セード、何度も南側へのルート変更が必要だった。
・白山の頂上(御前峰)から、大汝峰へ行くお池巡りのコースは、雪に埋もれてしまっていた。このため急勾配部の最初の下りは、尻セードが最適だった。ピッケルが制動に、役立った。気温が高かったため、アイゼンは使う場面はなかった。踏み抜きは、ほとんどなかった。ただし、小さな割れ目のクレバスあり。
・下山時に、大倉山避難小屋に本日宿泊予定の方がいた。南竜の避難小屋か大倉山避難小屋のどちらに泊まるか迷っているようだった。(有料の室堂は、利用しないようだった。)
・明日は天気もいいので入山者が多そう。(梅雨が来る前に、もう一度、白山とめぐり逢いたい〜♪ という人たちか?)
・大白川には、釣り人の車両が何台か止まっていた。
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