記録ID: 679134
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沢登り
大山・蒜山
今坂谷〜中蒜山〜清水谷左俣
2015年07月19日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 08:51
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 917m
- 下り
- 910m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 8:51
6:39
57分
駐車地出発
7:36
7:36
44分
今坂谷へ入渓
8:20
8:20
50分
50mナメ滝
9:10
9:10
110分
40m滝→左岸尾根へ
11:00
11:00
16分
縦走路出合
12:15
12:20
170分
フングリ乢→清水谷へ下降
15:10
15:10
20分
林道出合
15:30
駐車地帰着
合計時間: 8時間51分
合計距離: 9.28km
累積標高(上り): 822m
累積標高(下り): 835m
合計距離: 9.28km
累積標高(上り): 822m
累積標高(下り): 835m
天候 | 雨 標高900m以上はガス 稜線上の風速3〜5m 駐車箇所気温22℃(07:00時点) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この林道は作業車の出入りがあり注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【tolchop】 ↓イ魯丱螢─璽轡腑鵐襦璽箸任后 要事前準備、地図、コンパス必携。 装備適宜。 沢登りの知識、技術が必要です。 |鷦崔蓮僧啼察塑坂谷入渓 入渓点までは林道歩き。 途中から廃道となっているようで、藪が濃くなってくる。 崩落個所あり。 ∈坂谷入渓点〜50mナメ滝〜40m滝 入渓直後は枯れた沢だが、上部へ行くにつれ水流が現れる。 (ただし以前あったレポでは、基本的に枯れている沢のようだ。 今回はまとまった雨の直後の山行だった) 二俣分岐地点までは平易な沢。右俣へ取ると50mナメ滝。 この50mナメ滝は本流の直登、左岸の巻きを試みたがいずれも失敗。 二俣分岐まで戻り左俣へ進むと40mほどの大滝に出合う。 この滝の直登は出来ないと判断。二俣分岐地点へ戻る。 F麕鹵賄世ら尾根へ〜916m地点〜縦走路出合 地面が緩く、斜度もあるので転滑落に注意。 ブッシュを掴みながら登って行くと標高800mを過ぎた辺りで 緩傾斜となる。 標高900m付近から笹薮が濃くなってくるが、比較的漕ぎやすい。 尾根を忠実に辿ると縦走路に出合う。 この尾根は取付きから縦走路出合までナビテープが貼ってあるが、 あくまで参考程度に。 っ翩濃魁船侫鵐哀袂 縦走路は濡れていると非常に滑りやすい。 慎重に。 ダ郷綯左俣〜林道出合 「フングリ乢」の標識付近から下降して行く。 清水谷左俣は総じて平易な沢だが、注意点は3箇所。 左俣F2とF1はいずれも懸垂で降りた。 2基目(下流から数えて)の堰堤も懸垂下降。 1基目は右岸を巻いて下りる。 林道出合の「中峯橋」付近は林道敷設工事があったのか、 14年と地形が変わっている。 ξ啼蚕亶隋礎鷦崔 若干の分岐はあるが、 整地された林道であり歩きやすい。 |
写真
清水集落を越えた林道奥の膨らみに駐車。待ち合わせをしていた集合場所にいた清掃員の言葉「人間とはおかしいもんで、汚れた所は汚してもいいと考える。綺麗な所は綺麗にしておきたいと思ってしまうんだ」が頭に残っていた。(s)
はじめに大きな分岐があるが、清水谷は左。今回は今坂谷にいくので、右の林道を歩いていく。しばらくすると道が草に覆われた。谷が低くなるところまで詰める。Tさんの頬に虫が当たってきた。何かの前触れのような気がした。(s)
右側から巻こうとTさんが果敢に挑むが難しい。ロープをだし、懸垂下降。「虫がまとわりついてきて精神的にきました」と話される。左右のヤブ漕ぎも難しく、高巻くのも困難と判断し、さきほどの二俣に戻る。(s)
ここで左瞼を噛まれて腫れた。(t)
ここで左瞼を噛まれて腫れた。(t)
中蒜山で休憩。ここまで4時間半。小雨で視界ゼロなのに続々と登山者が歩いてくる。「あそこにはもう戻れないですね」とTさんが意味深な言葉を言われる。「いや、ぼくはまだ(大山)夏道歩けますよ」と返す。(s)
あちらは賑やか。
ここだけ見るとなんだか切ない情景。(t)
あちらは賑やか。
ここだけ見るとなんだか切ない情景。(t)
感想
台風直後は蒜山の沢に自然と頭が向かってしまう。普段は水量が少ないからだ。検索していると1988年の記事が目の入ってきた。今坂谷を遡行し、中蒜山を経由し清水谷を下っている。清水谷は登ったことがある。残雪期の今坂谷も登った。これは挑戦するべきかもしれない。そう思うと思いは煮えたぎるばかりだった。
五分五分だと思ったが、今坂谷の前になす術なし。二人で協力し合ってあれこれ考えを巡らしたが、沢を継続することは難しいという結論になった。
清水谷の下降はもっと容易にできると思ったが、単独だとさらに苦労していたと思う。集中力が切れてきて終盤の沢歩きは安定性に欠けた。沢の難しさ、面白さを再認識させてくれる山だった。
山仲間「さっぱん」さんとの山行。
台風11号が過ぎ、
水の少ない蒜山の沢にも水量が期待出来たので
当初は別の沢歩きを考えていたが、
もっと面白そうだったさっぱんさんの計画に乗らせて頂いた。
しばらく長い山歩きをしていなかったので体力面の不安があったが、
それは現実のものとなった。
916m〜稜線への登りではあまりのしんどさに都度休憩が必要となった。
(さっぱんさんにはご迷惑をおかけしました。すみません。)
自分のコンディションが分かっていないのに来るべきでは無かったと反省。
沢の下りは初めてだったが、いずれも冷静に対応できたと思う。
この辺りは普段からイメージしていた事が良かった。
それにしても沢歩きは楽しい。
もう一般登山道歩きには戻れないかも...。
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