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Yamareco

記録ID: 679582
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

雨に泣かされた、花の百名山双六岳

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月19日(日)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
14:34
距離
32.9km
登り
2,221m
下り
2,167m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:03
休憩
1:05
合計
7:08
距離 15.0km 登り 1,724m 下り 219m
7:25
77
スタート地点
8:42
8:54
66
10:00
10:04
65
11:09
11:12
55
12:07
12:39
42
13:21
13:27
15
13:42
13:46
17
14:03
14:07
26
14:33
2日目
山行
6:06
休憩
1:07
合計
7:13
距離 18.0km 登り 504m 下り 1,960m
6:25
10
6:35
6:38
40
7:18
7:24
40
8:04
8:05
13
8:18
8:26
33
8:59
9:01
9
9:10
12
9:22
9:25
32
9:57
10:20
29
10:49
10:52
33
11:25
11:27
55
12:22
12:37
57
13:34
13:35
3
13:38
ゴール地点
天候 7/18(土)雨、雨、雨、雨、雨、7/19(日)朝に若干雨が残ったたが天気回復の兆し、林道部分にまで降りてきたら小池新道分岐で雨が本降り
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
長野道松本IC〜158号線、安房トンネル経由で新穂高登山者用無料駐車場へ
7/18 AM2:30頃に現着しましたが雨予報がでておりガラガラ、好きな位置に車を止めることができました、下山時7/19 PM4:00頃駐車場は9割方埋まっていました
コース状況/
危険箇所等
全体を通してほぼ夏道がでていますが、部分的に雪渓あり
わさび平過ぎに迂回路が出来ていますが、これは指示に従って下さい
迂回時に確認したのですが、雪渓が薄くなっており踏む抜いたら、ただの怪我では済みません
自分の歩いたコースでは、雪渓にステップが出来ており、マーカも多数あり、保険的に軽アイゼンを持参しましたが、使用しませんでした
双六小屋から三俣蓮華方面へのアクセスですが、小屋の情報によりますと
巻道ルート(長い雪渓がのこっているそうなので、ガスの中を歩くときには注意が必要)
稜線ルート(斜面に雪渓が残っており、危険とのこと)
山頂に向かうには中道ルートから春道が出来ており、ここからアクセスするのが安全だそうです(記憶によると、雪渓部分は無かったor極々短い)
その他周辺情報 山小屋の数は多いです、わさび平、鏡平、そして双六にあります
下山時に登山口近くの新穂高温泉(たしか@800or900)
スタート地点の新穂高登山者用の無料駐車場
強めの雨が落ちており、このゲートに近い場所には車が集まっていましたが、全体を見渡すと1割も埋まっていません
スタート地点の新穂高登山者用の無料駐車場
強めの雨が落ちており、このゲートに近い場所には車が集まっていましたが、全体を見渡すと1割も埋まっていません
登山指導センターで入山届を提出
林道に沿って歩きますと違法駐車を抑制するためのコーンが連なっていました
登山指導センターで入山届を提出
林道に沿って歩きますと違法駐車を抑制するためのコーンが連なっていました
途中で橋を渡ります
下の川は見るからに流れが早そうです
途中で橋を渡ります
下の川は見るからに流れが早そうです
笠新道への分岐
噂で聞いていましたが、急坂です
ちなみに会社登山部の仲間がここを登っているハズです
笠新道への分岐
噂で聞いていましたが、急坂です
ちなみに会社登山部の仲間がここを登っているハズです
雨に打たれましたが、わさび平小屋へ到着
雨に打たれましたが、わさび平小屋へ到着
名物の水槽です
スイカを食べたかったのですが、残念ながらありませ
自分はリンゴ(@250)をチョイス 美味しかったです
名物の水槽です
スイカを食べたかったのですが、残念ながらありませ
自分はリンゴ(@250)をチョイス 美味しかったです
雪渓をエスケープします(写真は下山時に撮影)
これを踏み抜いたら、ただの怪我では済みそうもありません
雪渓をエスケープします(写真は下山時に撮影)
これを踏み抜いたら、ただの怪我では済みそうもありません
雪渓をいくつも渡ります
この時点ではガスもでいなく、向こうが見渡せます
マーカーを多数ありますので、安心です
雪渓をいくつも渡ります
この時点ではガスもでいなく、向こうが見渡せます
マーカーを多数ありますので、安心です
秩父沢の橋です
ヤマレコ情報から、先週に橋が架かっていたこは確認済
1
秩父沢の橋です
ヤマレコ情報から、先週に橋が架かっていたこは確認済
チボ岩
って、どれがその岩なの?
この辺りからカメラの水滴、結露が酷くなり始めました
チボ岩
って、どれがその岩なの?
この辺りからカメラの水滴、結露が酷くなり始めました
カメラの状態が悪くなっても、写真を撮ることは忘れません
一応「非」防水のカメラです
カメラの状態が悪くなっても、写真を撮ることは忘れません
一応「非」防水のカメラです
シシウドケから多分弓折岳を望みます
シシウドケから多分弓折岳を望みます
イワカガミ
好天下での撮影がベストかもしれませんが、雨に濡れる花もまた格別です
イワカガミ
好天下での撮影がベストかもしれませんが、雨に濡れる花もまた格別です
登山道は沢になっていますw
画面下部の流れは、レンズに付いた油脂だと思われます
登山道は沢になっていますw
画面下部の流れは、レンズに付いた油脂だと思われます
キヌガサソウ
熊のおどり場?
マーカーに興味を持ったので。記念の一枚
熊のおどり場?
マーカーに興味を持ったので。記念の一枚
またまたキヌガサソウ
レンズについた油脂がが別の意味でいい情感を生んでいます
またまたキヌガサソウ
レンズについた油脂がが別の意味でいい情感を生んでいます
鏡平直前にありましたマーカです
とっても力になりました
1
鏡平直前にありましたマーカです
とっても力になりました
鏡池
晴れていれば絶景が望めるハズなのですが、何も見えません
1
鏡池
晴れていれば絶景が望めるハズなのですが、何も見えません
鏡平山荘
雨具一式を脱いで、ストーブのある食堂でカレーライス(@900)を頂きました
鏡平山荘
雨具一式を脱いで、ストーブのある食堂でカレーライス(@900)を頂きました
コバイケイソウ
鏡小屋付近はお花の宝庫です
鏡小屋付近はお花の宝庫です
シシウド
何の花なのか分かりません
何の花なのか分かりません
弓折分岐
ここまで来ますと、本日の宿泊地の双六小屋まで1時間ほど
(写真を撮らなけらば)
弓折分岐
ここまで来ますと、本日の宿泊地の双六小屋まで1時間ほど
(写真を撮らなけらば)
ヨツバシオガマ
チングルマ+シナノキンバイ
チングルマ+シナノキンバイ
花見平ベンチ
一面のお花畑が広がっています
花見平ベンチ
一面のお花畑が広がっています
もっともっとシャッターを切りたのですが、レンズについた油脂、結露が邪魔をします
もっともっとシャッターを切りたのですが、レンズについた油脂、結露が邪魔をします
シナノキンバイ
コバイケイソウ
とことこ歩いていたので、ライの様な気がしますが
正体は不明です(と言うか自信なし)
とことこ歩いていたので、ライの様な気がしますが
正体は不明です(と言うか自信なし)
シャクナゲ
謎の蕾
リンドウの様な気がしますが、自信なし
謎の蕾
リンドウの様な気がしますが、自信なし
クロユリベンチ
チングルマ
ゴゼンタチバナ(あまり自信なし)
ゴゼンタチバナ(あまり自信なし)
双六小屋です
カメラを取り出しての一枚
ぢつはこの後、壊れたのかシャッターが下りませんでした
双六小屋です
カメラを取り出しての一枚
ぢつはこの後、壊れたのかシャッターが下りませんでした
翌朝の双六小屋
朝方には雨音がしていたのですが、出発時にはほぼ雨が上がっていました
尚、前日にカメラが壊れたのかと思っていまいたが、乾燥させてから無事にシャッターが下りるようになりました(一安心)
翌朝の双六小屋
朝方には雨音がしていたのですが、出発時にはほぼ雨が上がっていました
尚、前日にカメラが壊れたのかと思っていまいたが、乾燥させてから無事にシャッターが下りるようになりました(一安心)
雨が上がっていても、とってもガスっぽいです
眺望は全く望めず、問いあえず花を撮ります
この辺りから、本日の行動ルートが同じだという若い女性とご一緒します
雨が上がっていても、とってもガスっぽいです
眺望は全く望めず、問いあえず花を撮ります
この辺りから、本日の行動ルートが同じだという若い女性とご一緒します
双六岳方面と巻道との分岐です
双六岳方面と巻道との分岐です
↑の分岐から歩いてすぐのところにこの分岐がありました
小屋情報から、中道経由山頂を目指します
稜線ルートは斜面に雪渓が残っている箇所ありだそうです
↑の分岐から歩いてすぐのところにこの分岐がありました
小屋情報から、中道経由山頂を目指します
稜線ルートは斜面に雪渓が残っている箇所ありだそうです
ガスのなかを歩くと、この道標がありました
自立しているのではなく、ただ斜面に寄りかかっているだけでした
ここは春道を行きます
ガスのなかを歩くと、この道標がありました
自立しているのではなく、ただ斜面に寄りかかっているだけでした
ここは春道を行きます
春道を登っていきますと、多数のケルンにぶつかります
この辺りが稜線ルートとの合流点になります
春道を登っていきますと、多数のケルンにぶつかります
この辺りが稜線ルートとの合流点になります
山頂での一枚
シャッターを押して頂きまして、ありがとうございました
1
山頂での一枚
シャッターを押して頂きまして、ありがとうございました
謎の花
ツマトリソウ?
謎の花
ツマトリソウ?
双六岳山頂方面を望む
気のせいかガスが薄くなっており、湿度も明らかに乾いてきているのが感じられます
双六岳山頂方面を望む
気のせいかガスが薄くなっており、湿度も明らかに乾いてきているのが感じられます
双六小屋前から
この方向の向こうに槍があるハズなのですが。。。
ちなみにご一緒させて頂いた若い女性さん、小屋にデポした荷物の受け取り、一服しますとのことで、ここでお別れします
双六小屋前から
この方向の向こうに槍があるハズなのですが。。。
ちなみにご一緒させて頂いた若い女性さん、小屋にデポした荷物の受け取り、一服しますとのことで、ここでお別れします
昨日2:30頃に、小屋に入る時点では、幕営者は一人もいなかったのですが、あの雨風のなかで泊まっていた方が数名いたみたいです お疲れ様でした
昨日2:30頃に、小屋に入る時点では、幕営者は一人もいなかったのですが、あの雨風のなかで泊まっていた方が数名いたみたいです お疲れ様でした
コバイケイソウの群生
バックに山並みが映っていたらいい写真になるのですが、ちょっと残念です
コバイケイソウの群生
バックに山並みが映っていたらいい写真になるのですが、ちょっと残念です
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
クロユリ
クルマ百合
昨日ここを歩いている時にはきが付きませんでしたが、立派な花を咲かせています
クルマ百合
昨日ここを歩いている時にはきが付きませんでしたが、立派な花を咲かせています
鏡平山荘
何かまたガスってきています
鏡平山荘
何かまたガスってきています
鏡平山荘で、牛丼+コーラ(@900+400)
小屋に到着時には結構ガスっていたのですが、食後にはガスが晴れてきているのが感じられました
鏡平山荘で、牛丼+コーラ(@900+400)
小屋に到着時には結構ガスっていたのですが、食後にはガスが晴れてきているのが感じられました
鏡池
昨日とは大違い、山並みの一部が見えてきています
周りの登山者曰く「明日に期待だな」 自分からすると十分に眺望があるとしか見えません
鏡池
昨日とは大違い、山並みの一部が見えてきています
周りの登山者曰く「明日に期待だな」 自分からすると十分に眺望があるとしか見えません
シシウドケから多分弓折岳
昨日も同じカットを撮ったことことを、写真整理時に気付きました
シシウドケから多分弓折岳
昨日も同じカットを撮ったことことを、写真整理時に気付きました
秩父沢付近から撮りました奥丸山(2439m)だと思います
秩父沢付近から撮りました奥丸山(2439m)だと思います
シャクナゲ
薄いピンクになっている葉っぱ
何の木なのだろうか?
薄いピンクになっている葉っぱ
何の木なのだろうか?
カッパを着込んだ状態で、わさび平小屋に到着
相変わらずスイカはなし、本日はトマト(@250)を選択
小屋の包丁を借用、塩もおいてあり、昨日に引き続き大変美味しく頂かせてもらいました
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カッパを着込んだ状態で、わさび平小屋に到着
相変わらずスイカはなし、本日はトマト(@250)を選択
小屋の包丁を借用、塩もおいてあり、昨日に引き続き大変美味しく頂かせてもらいました
本当は外で食べたかったラーメン
雨中なので、中で頂かせてもらいました
本当は外で食べたかったラーメン
雨中なので、中で頂かせてもらいました
笠新道入口、昨日ここを登った仲間は無事下山できたかな?と思っていましたら、この先で疲れ切って歩いている4人に会いました
まさか本当にお会いするとは思ってもみませんでした
笠新道入口、昨日ここを登った仲間は無事下山できたかな?と思っていましたら、この先で疲れ切って歩いている4人に会いました
まさか本当にお会いするとは思ってもみませんでした

装備

個人装備
軽アイゼン
備考 今回は山小屋利用を前提で計画しましたので、余計な荷物を一切持ち込みませんでした(32サイズのリュックで行動食、水1.5L、雨具、その他着替え等)
ただし急いで準備したので、歯ブラシを忘れましたw

感想

9月に2泊3日で雲ノ平山行を計画しており、その下見を兼ねて花の百名山である双六岳にお邪魔してきました
雨、ガスで眺望には恵まれませんでしたが、花は十分に楽しめました
林道部にはほぼ無かったのですが高度を上げるにつれ花が増えてきて、特に弓折分岐を過ぎるとお花畑の連続でした
他の登山者に聞くと、雨が怖くてカメラを出せなかった方が多かったですが、自分は
カメラを壊すことよりシャッターチャンスを逃すことがイヤだったので雨対策をしつつ撮影を続けていました(金銭感覚は普通のサラリーマンと同じです)
ちなみに装備は最低限としましたが、雨を考えカメラは2台持って登りました

初日はずっと雨、2日の朝食時には雨音が続いていましたが、出発時には雨が上がっていました
当初の予定では2日目に三俣蓮華まで行くつもりでしたが、午後からの予報でまた崩れるとのこで、双六ピストンに変更
実際に林道まで降りてきた頃から強く雨が落ちてきたので、計画変更は正解だったと思います

あれだけ写真(約500カット)を撮りまくって、ほぼ標準CTで歩けたこと
下山後の疲労感がほぼ無いこと
山小屋泊まりを前提とした装備で歩けたこと(雲ノ平も同程度の装備を予定)
下見のデータが十分に取れました
今から9月の雲ノ平が楽しみになりました

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技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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ハイキング 甲信越 [2日]
双六岳
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
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鏡平往復
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