テン泊縦走練習で別山へ 天気はボチボチお花は満開!
- GPS
- 31:34
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,473m
- 下り
- 1,945m
コースタイム
- 山行
- 3:37
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 3:51
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:08
1日目
6:00 別当出合
7:05 中飯場
8:35 甚之助避難小屋(約10分休憩)
9:05 南竜分岐
9:40 南竜山荘(約10分)
9:55 南竜ヶ馬場着(テント設営)
2日目
5:25 南竜ヶ馬場出発(テント撤収)
6:50 油坂の頭
8:50 別山山頂
9:10 御舎利山山頂
10:15 チブリ避難小屋(約20分休憩)
12:05 水飲場(約10分休憩)
13:00 猿壁登山口(約10分休憩)
13:35 市ノ瀬駐車場
天候 | 1日目(19日) : 曇り後雨 2日目(20日) : 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夏の登山シーズンのため、繁忙日の別当出合はマイカー規制中 手前の市ノ瀬野営場からシャトルバスが運行されます(500円/人、片道) この日は、朝5時から3台のバスでピストン運行 だいたい30分間隔でした(片道約15分ですね) 市ノ瀬野営場はかなり駐車スペースはありますが、三連休はそれ以上の来場があったようで、駐車場からも溢れた車は数百メールぐらい路上駐車してました 市ノ瀬野営場までは白峰温泉からは約15分 片側一車線で走りやすいですが、途中2箇所ほど狭い箇所もあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に整備されているため、歩きにくい箇所や道迷いの心配はありません それでも、地図は必ず持参してください 【別当出合〜南竜分岐〜南竜山荘〜南竜ヶ馬場】 砂防林道は完璧に整備された素晴らしい登山道、通称白山バイパス(笑) 2年前に訪れた時よりも整備された感があります 登山初心者の方でも全く問題なさそうです 南竜分岐からは山を巻くようなコースで多少狭いところはありますが、こちらも問題ありません この時期ですので、雪渓もなく、高山植物も咲き誇っていて、おすすめコースです 南竜山荘から南竜ヶ馬場のテント場までは残雪ありですが、雪が締まる明け方を除いては問題ありませんでした テント場所は広いですが、さすがにピークだったようで100張は限界でしょう 【南竜ヶ馬場〜油坂〜別山】 油坂へ至る赤谷は100mほどの谷になっていて結構急な下りです この時期は一部急坂に残雪があるので注意が必要です 油坂の登りはガレもあり、雪渓も2箇所残っていましたが、特に問題ありません 朝に通る場合は、雪が少し締まっているので注意が必要です 油坂を登りきれば楽しい稜線歩き アップダウンを繰り返しながら素晴らしい高山植物が待っています ただし、一部樹林帯を通る際は、コース内にマツとナナカマドがせり出していてザックに引っかかるので歩きづらいです 一部ガケで狭いところもありますが、高所が特に苦手な方でなければ問題ありません 別山手前で御舎利山との分岐がありますが、御舎利山への直登は通れません コルが分岐点になっているので、ここにザックをデポすればよいかと ここから別山山頂までは片道約10分です 【別山〜チブリ小屋(チブリ尾根)〜市ノ瀬】 頂上直下の森林限界上はガレの急坂が続きます 樹林が増えてからは適度に尾根筋を歩きます 分岐がないので、ひたすら踏み跡を歩けば良いです 足元は土が多く、雨上がり後は苦労します チブリ小屋はトイレがちょっと難易度が高いですが、それでも道中唯一の小屋なので必要な方はありがたく利用しましょう 小屋から少し下がった見晴らしの良い尾根は、ニッコウキスゲやユリ?のような花々が満開でした その後は地味な樹林帯の中を眺望も風もなくて蒸し風呂状態です 「水飲み場」はあまり水が湧いておらず、そばを流れる川で顔を洗うと生き返ります このあたりから下の地域は、登山道と小川が混線しているところがあって、結構グチャグチャしています 疲れきってどうでもよくなってバチャバチャ歩いてしまいがちですが...(笑) 最後、車の音や砂防ダムの急流の音はしますが、なかなか姿が見えずにイライラします 林道が見えたら猿壁の登山口、そこからさらに20分ほど歩くと市ノ瀬の橋が見えてやっと安堵します |
その他周辺情報 | 【登山届】 市ノ瀬と別当出合にあります 【コンビニ】 最終コンビニは、福井県側は勝山市の国道沿いです 南竜山荘の売店は、多少のお酒とおつまみ、お菓子があります 【トイレ】 市ノ瀬、別当出合には水洗トイレが完備 その他、砂防新道や南竜山荘にもキレイな水洗トイレがあります 南竜ヶ馬場やチブリ避難小屋のトイレはちょっとワイルド 【入浴施設】 白峰温泉付近に数カ所の入浴施設あり この時期の午後は多くの登山者と観光客で大混雑 いつもの静かな環境にはありません |
写真
感想
台風明けの三連休。
土曜日は移動に使い、日月曜日と白山、別山へ行きました。
テント装備の別山は不安だらけでしたが、何とか歩き切りました。
日曜日は朝の天気は何とかもち、移動中は雨にも降られませんでした。
が、風が強く、ガスだらけ。休養にあてて正解でした。
こんなお天気でも続々とテント場へはやってこられて、白山は人気なんだなーとつくづく思いました。
月曜日の別山は、厳しかったです。
別山はガスの中でしたが、道中はお花も楽しめました。
が、そこから市ノ瀬までの激下りは辛くて辛くて。。。
同じメンバーを抜かし抜かれつつ、時には励まし、ただただ車のある駐車場へ歩かなければ帰ることができないという思いのみで足を動かしました。
縦走なんてまだまだですなぁ。
せっかく買ったおやつを車に忘れたり、初日の登りで耳をアブか何かに噛まれたらしく、ずーっと今でもかゆかったり、夜の風の音がすごくて眠れなかったりと、いろいろありました。
でも、今の季節のお花はすばらしいー!
眺望は残念でしたが、やっぱり白山は大好きな山ですね。
台風で大荒れの三連休
休みは確保しましたが、台風の進路も二転三転、山の予報も二転三転
とりあえず北アルプスは絶望、期待していた山梨あたりは降雨が多すぎて不安
ヤマテンやてんくらとにらめっこして、比較的に良さそうな白山にしました
今回の目的は、テント泊と縦走
荷物をかついでへっぴりが歩くことができるのか?
コースは南竜ヶ馬場でのテント泊、次の日に別山を回ってチブリ尾根の激下りです
天候、暑さ、眺望、お花、色々とドキドキしながらのチャレンジでした
てんくらの予報が良かったせいか、白山は激混みでした
日曜日の登りは最初は晴れていましたが、南竜分岐を過ぎて南竜山荘に近づくあたりからガスガスになり、テントを立てて少しすると天候が悪化
テント場は空いていましたが、風が強く時折雨も混じってきてすっかり意気消沈です
エコーラインから御前峰まであがろうかとも考えていましたが、滞留に決定です
寝て起きてびっくり、テン場はすっかりテントだらけ
この悪天候なのに、みなさんすきものですね
風の強さは増し、夕焼けも絶望的でしたので、大人しく夕ごはんを食べて寝ました
することないと睡眠時間が増えることはメリットですね(笑)
夜もかなり強風が吹いていたようですが、明け方になると多少はましになった感じ
山頂を目指す人々の音で目が覚めます
寝ぼけ眼でボケーッと見ていると、雲が頭上に流れていて多少の眺望は得られそうです
迷いましたが、意を決して当初の予定通り別山周回結構です
身支度をして5時半頃に南竜ヶ馬場を出発
まずは赤谷までの激下り&油坂の登りです
赤谷までの下りには雪渓があって、うまくあることができず滑ってしまって意気消沈でした
が、油坂を登り始めるとたくさんのお花たちが迎えてくれて、すっかり元気を取り戻しました
油坂の頭をすぎると別山までの楽しい稜線歩きです
この日の雲は、2200〜2300から上で常に流れているような感じでしたが、それ以下は眺望がバッチリです
御嶽や北アルプスも見えましたが、こちらも上層部には雲がかかっていて、あちらの稜線も大変そうです
風は強かったですが、その分暑さを感じることもありません
こちらの稜線は、ところどころ切れたっていたり、マツとナナカマドの枝の攻撃を受けたりと大変でしたが、それ以上の難敵はキレイな高山植物でした
ゆっくり観察しながら歩いていたら、別山までの標準CT 2時間半に対して3時間以上かかってしまいました
スケジュールぐちゃぐちゃです(笑)
別山山頂付近は案の定ガスの中、風も強かったのでソソクサ退散です
チブリ尾根に入って少し下ると雲の下に出て、御前峰は相変わらず見えませんでしたが、多くの山の素晴らしい景色が待っていました
ただ、眺望があるということは陽射しも受けるということ、下るということは気温があがるということ
結果、下りなのにどんどん体力を失っていきます
樹林帯に入ってからは風もなくなり、足元も一部は小川と化していたりして、今週も心を折られそうになりました
いい加減に飽きてきた頃、ようやく林道が見えて登山口に到着、もう少し歩いて市ノ瀬の駐車場に到着しました
初めてのテント装備を担いでの縦走は、色々と勉強になりました
・初日は短めがよく、しっかり睡眠を確保しよう
・天候悪化も想定しておこう
・食事はしっかり、ハイカロリーなものを
・ザックを背負って低い位置のお花を撮影した後に急に立ち上がると立ちくらみがする(笑)
少しはレベルアップはできたのでしょうか?
お花の時期ももう少し、もう少し楽しみたいですね
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