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記録ID: 680064
全員に公開
ハイキング
尾瀬・奥利根

燧ヶ岳、至仏山登山+尾瀬沼、尾瀬ヶ原 御池から周回の旅 檜枝岐近辺登山 その2

2015年07月19日(日) ~ 2015年07月20日(月)
情報量の目安: S
都道府県 福島県 群馬県 新潟県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
44.2km
登り
2,197m
下り
2,206m

コースタイム

1日目
山行
9:12
休憩
2:23
合計
11:35
3:55
53
4:48
47
5:35
5:40
70
6:50
6:55
15
7:10
18
7:28
7:30
103
9:13
9:45
16
10:01
40
10:41
10
10:51
10:53
0
11:24
11:39
72
12:51
14:13
20
15:30
2日目
山行
9:13
休憩
1:47
合計
11:00
4:00
120
6:00
6:20
43
7:03
7:08
22
7:30
7:50
50
8:40
9:12
46
9:58
25
10:23
37
11:00
11:13
19
11:32
11:49
8
11:57
0
11:57
23
12:20
0
12:20
5
13:41
39
14:20
0
14:20
10
14:30
8
14:38
10
14:48
2
14:50
8
14:58
2
15:00
0
天候 霧、曇り、晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
尾瀬御池駐車場 一回千円
日中早めに降りると檜枝岐のお蕎麦屋にありつけます
コース状況/
危険箇所等
燧 御池登山道 長めの雪渓登り箇所で、そこそこ斜度がある上に氷気味なので要注意。チェーンスパイクでガシガシいきました。
燧 クボなんてか沼尻に降りる道。山と高原の地図にある通り、本当に悪路です。岩ごろごろの渇れ沢下りになるため、雨後は非常に滑ります。ちょいちょい滑るのは致し方ないにしても大怪我しないように注意。
沼尻~見晴 林間道で登山道と考えれば歩きやすいです。ここは尾瀬沼と尾瀬ヶ原を繋ぐ箇所なので、一般観光客が増えます。あらぬところで渋滞起こしたりして突っ込まないように注意。
見晴~山の鼻 尾瀬ヶ原のメインルートゆえ激混みです。木道二本で、一人ずつしか通れませんが、さらに花を見つけて突然止まる人が多数いるので要注意。また 木道ゆえに足裏に地味にきます。
山の鼻~至仏山 至仏山は蛇紋岩と呼ばれる岩でなり、濡れると非常に滑りやすい性質なため、山の鼻から直登コースは登り専用となっています。が、登る分にはさほど難はありませんでした。下りは厳しいからこそ下りは禁止なのでしょうが。
至仏山~鳩待峠 ここはピストン可能の登山道となっていますが、こちらの下りも小至仏の下 笠ヶ岳への分岐あたりまで、気が抜けません。以降は通常の登山道で、最後の方は樹林帯を歩くと到着します。滑りやすいという蛇紋岩の本領は至仏〜小至仏の稜線歩き。要注意です。
鳩待峠~山の鼻 樹林帯を下るわけですが、この道は尾瀬ヶ原に至る最短コースとあって、峠は人でごったがえします。とともに、前述の一般観光客がかなりを占めますので、道塞ぎなどざらです。
山の鼻~東電小屋分岐 ここは一本道、かつ前日通っている上に激混みでうんざりしますが我慢です。
東電小屋分岐~竜宮分岐 こちらは尾瀬ヶ原のサブコースのため、人が一気に減るとともに、見える植物はむしろ豊富でグッドです。
竜宮分岐~見晴分岐 そこそこ人はいます。 途中の東電小屋は東電の子会社の尾瀬林業などがやっています。東電系の方々ということで強烈な体験談を聞かせてもらいました。例の件でここの方々も従事したとか…。
見晴分岐~温泉小屋~燧裏林道 超がつく穴場です。さっきまでの人はどこに行ったのと言うくらい。燧の巻き道ですが予想より沢のたびのアップダウンが多く、それまでの消耗と相まってかなり苦しいです。御池に近づくと地溏が増えていい雰囲気になります。木道をメインにしているのでしょうが、ところどころ荒れ気味なので注意。
その他周辺情報 燧の湯 尾瀬御池からの帰り客でごったがえしますが、アルカリ系の柔らかい湯でさっぱり。夕方前に桧枝岐の集落に降りれたのでこの日もおそばにありつけました。
前日の店のお向かいのかどやさんです。前日に行ったまる家の方が美味かったかな…。ここもなかなかだったけど。
御池から 今朝もスタート
2015年07月19日 03:55撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 3:55
御池から 今朝もスタート
御池の朝
2015年07月19日 03:55撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 3:55
御池の朝
広沢田代の標
2015年07月19日 04:48撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 4:48
広沢田代の標
広沢田代は登りながらも湿原が広がる
2015年07月19日 04:48撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 4:48
広沢田代は登りながらも湿原が広がる
わたすげいっぱい
2015年07月19日 04:59撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 4:59
わたすげいっぱい
熊沢田代 ちょいちょい現れると気分転換になってよろしい
2015年07月19日 05:35撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 5:35
熊沢田代 ちょいちょい現れると気分転換になってよろしい
長い雪渓。硬く凍るのと、斜度もあるので滑り止め携帯を薦めます。
2015年07月19日 06:19撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 6:19
長い雪渓。硬く凍るのと、斜度もあるので滑り止め携帯を薦めます。
雪渓終わり。この上は通行禁止
2015年07月19日 06:28撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 6:28
雪渓終わり。この上は通行禁止
俎到着。燧ケ岳の最高峰はもう一方のピークの方なのですが、古くからの信仰なり、観測なりではこちらの方がメイン。
なんで俎くらっていう標識がないのか不思議だったのですが、実はこの柱に元々書いてあり、それが消えてしまったということらしいです。
2015年07月19日 06:50撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 6:50
俎到着。燧ケ岳の最高峰はもう一方のピークの方なのですが、古くからの信仰なり、観測なりではこちらの方がメイン。
なんで俎くらっていう標識がないのか不思議だったのですが、実はこの柱に元々書いてあり、それが消えてしまったということらしいです。
俎に三角点。天気良ければヌマが見えるようで、見えず残念。
2015年07月19日 06:52撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 6:52
俎に三角点。天気良ければヌマが見えるようで、見えず残念。
見晴に降りる道は使うなとのこと
2015年07月19日 07:09撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 7:09
見晴に降りる道は使うなとのこと
柴安ぐら 最高峰はあくまでこちらですが、現在ここからは俎ぐらに戻る他ないのでピストンです。この柱があるのみ。
2015年07月19日 07:09撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 7:09
柴安ぐら 最高峰はあくまでこちらですが、現在ここからは俎ぐらに戻る他ないのでピストンです。この柱があるのみ。
俎にあるペンキの標。尾瀬ヶ原の略。非常にわかりやすいのですが、現在、柴安から「ハラ」に下りる見晴新道が不通のため、「ハラ」に行けません。
2015年07月19日 07:27撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 7:27
俎にあるペンキの標。尾瀬ヶ原の略。非常にわかりやすいのですが、現在、柴安から「ハラ」に下りる見晴新道が不通のため、「ハラ」に行けません。
俎にあるペンキの標。ヌマと書いてます。尾瀬沼のこと。
単刀直入でよろしい!
2015年07月19日 07:28撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 7:28
俎にあるペンキの標。ヌマと書いてます。尾瀬沼のこと。
単刀直入でよろしい!
御池 これはそのまま
2015年07月19日 07:28撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 7:28
御池 これはそのまま
花びらが透き通っていて好みです
2015年07月19日 07:44撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 7:44
花びらが透き通っていて好みです
燧から尾瀬沼 沼尻に降りる道。
こんな調子で雨によるお湿りもあって、まあよく転びます。登りはまだしも下りはしんどいものがあり、最新の尾瀬ビジターセンターの地図ではバリ扱い。この道厳しい。
足挫いて頓挫しないか本気で不安になりました。
2015年07月19日 08:05撮影 by  SO-02E, Sony
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燧から尾瀬沼 沼尻に降りる道。
こんな調子で雨によるお湿りもあって、まあよく転びます。登りはまだしも下りはしんどいものがあり、最新の尾瀬ビジターセンターの地図ではバリ扱い。この道厳しい。
足挫いて頓挫しないか本気で不安になりました。
沼尻到着。団体と鉢合わせしたのもあり、辟易するほどの混みっぷり。燧ケ岳登山としては事実上下山して終了のため、心のなかはまったりモード。
2015年07月19日 09:14撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 9:14
沼尻到着。団体と鉢合わせしたのもあり、辟易するほどの混みっぷり。燧ケ岳登山としては事実上下山して終了のため、心のなかはまったりモード。
沼尻と書いてあるアングル
ここで朝飯の山菜うどんを食し、しばし休憩。
2015年07月19日 09:15撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 9:15
沼尻と書いてあるアングル
ここで朝飯の山菜うどんを食し、しばし休憩。
尾瀬沼 水芭蕉があろうがなかろうがいい景色だと思う。芭蕉さんには前日にもあってることですし。
2015年07月19日 09:15撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 9:15
尾瀬沼 水芭蕉があろうがなかろうがいい景色だと思う。芭蕉さんには前日にもあってることですし。
沼尻から見晴の間 水芭蕉がちらり
2015年07月19日 09:57撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 9:57
沼尻から見晴の間 水芭蕉がちらり
見晴手前の燧ヶ岳からの道
これを見ると直すつもりあるのか疑問なほどに藪化してます
2015年07月19日 10:42撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 10:42
見晴手前の燧ヶ岳からの道
これを見ると直すつもりあるのか疑問なほどに藪化してます
この先群馬県 関東地方…。東北を一度は出るんです。
個人的には縦横無尽に駆けずり回った東北と離れるのかと感慨深いものがありました。
車回収のため、結局戻るんですけどね。
2015年07月19日 11:16撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 11:16
この先群馬県 関東地方…。東北を一度は出るんです。
個人的には縦横無尽に駆けずり回った東北と離れるのかと感慨深いものがありました。
車回収のため、結局戻るんですけどね。
この立派な沼尻川の沼尻橋が群馬片品村と福島桧枝岐村の境
小学生の時は群馬県側からここまで来たようです。
翌日思い出しました。赤線繋がる。
2015年07月19日 11:16撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 11:16
この立派な沼尻川の沼尻橋が群馬片品村と福島桧枝岐村の境
小学生の時は群馬県側からここまで来たようです。
翌日思い出しました。赤線繋がる。
ひつじそうだそうです。
2015年07月19日 11:39撮影 by  SO-02E, Sony
7/19 11:39
ひつじそうだそうです。
逆さ燧だそうです
2015年07月19日 12:30撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 12:30
逆さ燧だそうです
間もなく山の鼻 至仏山もだいぶ大きくなりました。
尾瀬沼の沼尻から尾瀬ヶ原西端の山の鼻まで、地味に遠くて、しんどかったですが、約10日ぶりに建物で睡眠し、宿で夕食食べました。
2015年07月19日 12:45撮影 by  SO-02E, Sony
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7/19 12:45
間もなく山の鼻 至仏山もだいぶ大きくなりました。
尾瀬沼の沼尻から尾瀬ヶ原西端の山の鼻まで、地味に遠くて、しんどかったですが、約10日ぶりに建物で睡眠し、宿で夕食食べました。
朝、至仏山登山道より尾瀬ヶ原の図 見事に雲海に。奥の燧はそこそこ見えてる
2015年07月20日 04:58撮影 by  SO-02E, Sony
6
7/20 4:58
朝、至仏山登山道より尾瀬ヶ原の図 見事に雲海に。奥の燧はそこそこ見えてる
至仏山頂 残念ながらガスのなか。
一番乗りだったみたいですが、すぐに下から上がってくるやけに早い人が。宇奈月の方ということでまあ筋金入りでした。
東京から来る連中が凄いといってましたが、彼らはヒマラヤとかにアタックするトレーニングとして来ているわけで、宇奈月からの十字峡、剣など憧れはしますが現状の技量では歯が立たないでしょうね。いつか先の目標においておこうと思います。
2015年07月20日 05:58撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 5:58
至仏山頂 残念ながらガスのなか。
一番乗りだったみたいですが、すぐに下から上がってくるやけに早い人が。宇奈月の方ということでまあ筋金入りでした。
東京から来る連中が凄いといってましたが、彼らはヒマラヤとかにアタックするトレーニングとして来ているわけで、宇奈月からの十字峡、剣など憧れはしますが現状の技量では歯が立たないでしょうね。いつか先の目標においておこうと思います。
山頂からすぐの稜線 蛇紋岩の激滑りっぷりが本性を現す。
2015年07月20日 06:37撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 6:37
山頂からすぐの稜線 蛇紋岩の激滑りっぷりが本性を現す。
至仏から小至仏山への道より西方の利根川源流地帯やそれを囲む谷川連峰などが見える。手前に奈良俣の湖、奥に矢木沢の湖など。
奈良俣ダム建設中はがきんちょの頃に毎年夏によく連れてこられたなあと懐かしむ。建設中はブルドーザーフル稼働で鋭意作業中、建設後に水入れがされてからはカヤックやキャンプ場として活躍してくれており、そばの湯の小屋、宝川の温泉が健在なのを確認して安心していたが、このエリア みなまみ町藤原を上から見たのは今回が初。これを上から見るのが至仏に来た私の真の目的でした。ゆえに至仏で見えなかったのは残念でしたがここでこれが見えてくれてとても嬉しかったです。
2015年07月20日 07:07撮影 by  SO-02E, Sony
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7/20 7:07
至仏から小至仏山への道より西方の利根川源流地帯やそれを囲む谷川連峰などが見える。手前に奈良俣の湖、奥に矢木沢の湖など。
奈良俣ダム建設中はがきんちょの頃に毎年夏によく連れてこられたなあと懐かしむ。建設中はブルドーザーフル稼働で鋭意作業中、建設後に水入れがされてからはカヤックやキャンプ場として活躍してくれており、そばの湯の小屋、宝川の温泉が健在なのを確認して安心していたが、このエリア みなまみ町藤原を上から見たのは今回が初。これを上から見るのが至仏に来た私の真の目的でした。ゆえに至仏で見えなかったのは残念でしたがここでこれが見えてくれてとても嬉しかったです。
多分赤城
2015年07月20日 08:15撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 8:15
多分赤城
鳩待下山口に無事下山。もう気持ちは終わった気分で、山荘の売店で、ビール飲んでまったり。御池について運転するまで時間があるはずだからこそできることなのですが、御池までまあ遠かった。
2015年07月20日 08:40撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 8:40
鳩待下山口に無事下山。もう気持ちは終わった気分で、山荘の売店で、ビール飲んでまったり。御池について運転するまで時間があるはずだからこそできることなのですが、御池までまあ遠かった。
鳩待にて 出発前の大軍
2015年07月20日 09:12撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 9:12
鳩待にて 出発前の大軍
山の鼻に帰還もここからが長い。
2015年07月20日 09:58撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 9:58
山の鼻に帰還もここからが長い。
きすげもここまであるときれいです。
2015年07月20日 10:40撮影 by  SO-02E, Sony
2
7/20 10:40
きすげもここまであるときれいです。
ヨッピの吊り橋 こちら側は比較的静かな上にきすげとかきれいでいい感じ。
2015年07月20日 11:16撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 11:16
ヨッピの吊り橋 こちら側は比較的静かな上にきすげとかきれいでいい感じ。
東電小屋 小休止。
ここは東電子会社の方々が小屋番をされており、いつぞやの強烈な話を聞きました。今回の2週間の旅程で最大の社会勉強にはなったかと思います。何度テレビで見ても他人事にしか聞こえないかが多数と思いますが、体験した人は違う。体験した人を観察するとまだ心の傷が垣間見える。あとはお察しください。
2015年07月20日 11:32撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 11:32
東電小屋 小休止。
ここは東電子会社の方々が小屋番をされており、いつぞやの強烈な話を聞きました。今回の2週間の旅程で最大の社会勉強にはなったかと思います。何度テレビで見ても他人事にしか聞こえないかが多数と思いますが、体験した人は違う。体験した人を観察するとまだ心の傷が垣間見える。あとはお察しください。
東電小屋から福島側への橋 川はここからは只見川という名となるようです。尾瀬沼からの沼尻川と鳩待あたりを流れる川上川が合流したところから変わると思われます。
2015年07月20日 11:57撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 11:57
東電小屋から福島側への橋 川はここからは只見川という名となるようです。尾瀬沼からの沼尻川と鳩待あたりを流れる川上川が合流したところから変わると思われます。
橋を渡るとこのように。
東電は新潟県だそう。
2015年07月20日 11:58撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 11:58
橋を渡るとこのように。
東電は新潟県だそう。
やはり、燧ヶ岳は秀峰だと思う
2015年07月20日 12:01撮影 by  SO-02E, Sony
4
7/20 12:01
やはり、燧ヶ岳は秀峰だと思う
枝一本のみ立派に色づいていたので
2015年07月20日 12:11撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 12:11
枝一本のみ立派に色づいていたので
温泉小屋 日帰りやればいいのに…
2015年07月20日 12:20撮影 by  SO-02E, Sony
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7/20 12:20
温泉小屋 日帰りやればいいのに…
燧裏林道にて。橋がだいぶきています。
2015年07月20日 12:34撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 12:34
燧裏林道にて。橋がだいぶきています。
御池駐車脇に
2015年07月20日 15:00撮影 by  SO-02E, Sony
7/20 15:00
御池駐車脇に
平ヶ岳登山道からの燧ケ岳はこうなる。
尾瀬ヶ原からとはだいぶ違った様相
2015年07月21日 12:07撮影 by  SO-02E, Sony
7/21 12:07
平ヶ岳登山道からの燧ケ岳はこうなる。
尾瀬ヶ原からとはだいぶ違った様相
撮影機器:

感想

少年のころ、尾瀬ヶ原には来たことあったが、尾瀬沼含め、他は初めて。当時は鳩待から入って竜宮の群馬、福島県境である沼尻川まで行って引き返したと記憶している。ビジターセンターも入山規制もなかった時代の話。結果的に当時の赤線を一部なぞって繋いだことになる。
さて、登山対象の燧ヶ岳、至仏山は標高差こそ800m程度だが、それぞれのルートで難所があり、歩きごたえがあった。
それゆえにフラットだがとにかく長く、人も多く、日にさらされ、木道ゆえに滑りやすくて足裏に負荷がかかる尾瀬ヶ原の木道歩きが堪えた。西に至仏山、東に燧ヶ岳が対向し、どちらかの山を目指して歩く感じや、だんだんそのお山に近づく感覚、圧倒的な大きさはなかなかによい。ただ、尾瀬ヶ原で見える植物は大概は山の地溏で散々みてきたものが多いのも事実で、初日は尾瀬沼側に行って竜宮まで繋ぐと言う想いがあったのでまだよいが、二日目は似たところを辿ってやや飽きが来たのも事実。
東電小屋からは未知の世界で、楽しむことはできた。御池側の地溏群もコンパクトでいいと思うし、登山中にあるといい息抜きになっていいと思う。
登山以外の要素で想定以上に疲れました。ただ、立派な燧ヶ岳、至仏山、至仏稜線からの利根川源流地帯にその奥の数々の山々。稜線の雲海に包まれる尾瀬ヶ原などなかなかいい眺望も見られ、充実した山行にはなりました。

(16.5.26追記)振り返ると、もう東日本大震災や福島第一のメルトダウンが忘れ去られてつつあるように感じます。しかし、それは東電小屋の方々のように関連会社の人々が懸命の任務を果たし、何事もなかったような状態に戻して下さった。それは社命であり如何に受け入れがたい任務であろうと遂行してくれたからこそであること。そういうことを私は東電小屋で学びました。それがこのリフレッシュ休暇2週間最大の社会勉強であったと表現したわけです。
変に美化する必要はないけど、トップだけを糾弾してお茶を濁すような報道のあり方は違うと思うし、何とかしようと懸命に動く人々にスポットを充て、多くの人々が知ることが必要である。
また、宮古の浄土ヶ浜に行くとその脇ではもう5年になるのに仮設暮らしを強いられている人々が数多おり、復興というものはたかが3年程度で済むものではないことも知らしめられた。
報じられないなら自分の眼で見て感じてくればいいこと。それをできたこともまた、リフレッシュ休暇を有意義に使えたと思っています。

ちなみに奈良俣ダム建設時は至仏山の雪崩に巻き込まれて殉職された方々がいらっしゃるとのことです。ゆえに父は至仏山の仏に至るという名称が嫌だと言っていました。そういう悲劇を想起させるのでしょう。元々は決して悪い意味の名称ではないのでしょうが。
とはいえ、私が群馬の沼田で育つこととなった奈良俣を、至仏〜小至仏稜線から見下ろすことができたことも今回の山行を行って良かったと思います。
あとは利根川源流という大水上山を踏むことですかね。この歳になっても父を越えられる気がしない自分ができる追慕なのかもしれません。

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技術レベル
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体力レベル
4/5

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