八ヶ岳 硫黄岳〜横岳/赤岳〜阿弥陀岳
- GPS
- 33:22
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,223m
- 下り
- 2,229m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 9:54
- 山行
- 7:18
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 9:10
天候 | 19日 曇り〜雨 20日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
午前3時くらいで満車に近かった。 やはり腹を擦りそうな、車高の低い車は遠慮して欲しいです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に無し。 |
写真
感想
台風に翻弄された3連休。
団体の計画があったが台風のため中止になった。
しかし、崩れるのは1日目だけで、予報では残り2日間は、回復の兆し。
なので、せっかくだからどこかに行きたい。
と言うわけで、前日の夕方までは「一ノ沢〜常念岳〜大天井岳〜燕岳〜中房温泉」を考えていたが、穂高から登山口までのタクシーが予約で一杯なので断念。
そうだ、八ヶ岳行こう!
正月に稜線の強風に阻まれ、赤岳に登頂できなかったので
半年遅れですっかり夏山になってしまった赤岳と、硫黄岳、横岳、阿弥陀岳の欲張り縦走。
午前3時には赤岳山荘の駐車場に着くが、八ヶ岳山荘から先の林道は真っ暗だし
ダート過ぎる道で怖かった。
係のおばさん(?)が「ココでいいよ」と言う場所に置く。
軽く仮眠後、6時過ぎに出発。北沢コースを取った。
当初は行者小屋を予定していたが、なぜか赤岳鉱泉で幕営準備。
行者まで行く気力が失せたのと、夕飯がステーキとの情報を入手したので、
夕食だけでも頼めるので早速予約。
1日目は硫黄岳と横岳を周って帰ってくる予定で出発。
既に山頂付近はガスガス。
雨さえ降ってくれなきゃいいやと思い歩を進める。
森林帯が長い。高度的には森林限界なのに鬱蒼とした感とガスで展望の無さが
萎えさせる。
森林限界を超え、一瞬ガスが抜け稜線が見え始めるが、再びガスに覆われ
硫黄岳山頂付近に着くも、やっぱりガスで眺望無し。
風もあって少し寒い。
硫黄岳山荘でお昼休憩と思いきや、まさかの雨。
慌てて山荘に入って、取り敢えず行動食やスープを食べて小降りになったところで先を急ぐ。
雨はあまり強くないので助かった。
横岳のピークがあまりにもあっけないので驚いた。
たぶん晴れていれば凄く気持ちいいんだろうな〜
横岳から地蔵の頭までは岩場の連続で、雨で濡れていたから更に恐怖。
ただ、ガスで高度感があまり気にならなかったからまだ良かったか。
やっとの思いで、地蔵の頭に到達。後は下りるだけだが、またココが難所。
膝も痛くなってきて、喘ぎながら下りる。
行者小屋が見えてきた時の安堵感。
しかし、我々は鉱泉まで行かなきゃならぬ〜〜
食事時間は17時。1時間半前には帰ってこれたので、濡れた上着などを乾燥室に入れ、ビールを飲んだりして食事時間を待つ。
さて、夕食時間!お待ちかねのステーキ。
小屋でこんなものが食べられるのはすばらしい!
まぁ、一度は食べておけって感じでしょうか〜
次は違うメニューがいいです(笑)
2日目は赤岳〜阿弥陀岳
昨日下りた地蔵尾根を登る。
なぜかと言うと、地蔵の頭からの富士山とのコラボをツレに見せてあげたかったから。
はぁはぁ言いながら地蔵の頭まで来ると、富士山くっきり!
テンション上がるね〜
正月に、暴風雪で足止めを食った赤岳天望荘で休憩を取り、いよいよ赤岳へ。
あっと言う間に山頂な感じ。
前日に歩いた稜線がきれいに見える。
そして、阿弥陀岳へ。
稜線がすばらしい。
距離は無いけど、先ずは文三郎との分岐まで下りる。
そこそこの岩場で落石も怖い。今回ヘルメットを忘れてしまったが、
ココは装着したほうがいい。
阿弥陀に行くにはもう一つ「中岳」を越えなければならない。
暑さも相まって、体力を奪う。
そして阿弥陀岳のピークを目指す。
ココはピストンになるので、ザックをデポ。
半分はフリークライミングって感じな斜面で、楽しいけど疲労感は否めない。
下山時間も気にしなきゃいけないので、ピークにはほんの10分くらいしかいられなかった。
下山ルートは中岳のコルから行者小屋、そして赤岳鉱泉。
ココまでは早かった。
テント撤収後、鉱泉でカレーやパスタで腹ごしらえをして、車を置いた赤岳山荘まで下りる。
ザックの重みがのしかかり、膝が痛む。
CT一杯一杯な感じでゴール。
八ヶ岳山荘から15分ほど下った「ふれあいセンターもみの湯」で2日間の汗を流す。
http://www.vill.hara.nagano.jp/www/info/detail2.jsp?id=3807
欲張ったし、ベースを赤岳鉱泉にしたので、無駄なコース取りだったかも知れないけど、大満足な2日間だった。
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