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Yamareco

記録ID: 681191
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

黒戸尾根と日向八丁で甲斐駒周回登山。 鋸は敗退‥。

2015年07月19日(日) ~ 2015年07月20日(月)
 - 拍手
体力度
9
2~3泊以上が適当
GPS
37:29
距離
28.0km
登り
3,569m
下り
3,567m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:52
休憩
0:16
合計
5:08
距離 8.1km 登り 1,743m 下り 139m
5:13
5:16
89
6:45
6:53
78
8:11
8:15
14
8:29
49
9:18
3
9:21
9:22
52
10:14
2日目
山行
12:02
休憩
4:20
合計
16:22
距離 19.8km 登り 1,838m 下り 3,425m
2:09
59
3:08
3:09
67
4:16
4:48
64
5:52
5:56
32
6:28
6:56
47
7:43
7:51
29
8:20
10:22
20
10:42
10:58
49
11:47
12:11
15
12:26
142
14:48
14:54
22
15:16
29
15:45
15:52
32
16:48
16:52
4
16:56
51
17:47
17:55
32
18:31
尾城川渓谷駐車場
天候 1日目 晴れ のち 雨
2日目 曇り のち 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駒ヶ岳神社 駐車場
コース状況/
危険箇所等
■水場 七丈小屋、六合小屋(私は行ってませんが)
■トイレ 七丈小屋のみ
■登山道 
・黒戸尾根 序盤は歩きやすい。中盤からアップダウン少々あり。終盤は岩場・鎖場あり。
・甲斐駒〜烏帽子分岐 それほど難しくないが烏帽子分岐手前は稜線ルートを外さないように。
・烏帽子〜第二高点 アップダウン激しく、ガレ場歩き経験の少ない人は入らない方がよい。
・烏帽子〜大岩山 ルートは明瞭だが長く、歩きにくい場所もある。大岩山の登りは腕力必要。
・大岩山〜日向山 歩きやすいが日向山の手前はアップダウンと岩場があり要注意。
その他周辺情報 ■温泉
尾白の湯 800円 かけながしは露天の一つのみ。
予約できる山小屋
七丈小屋
駒ヶ岳神社
2015年07月19日 05:23撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/19 5:23
駒ヶ岳神社
オベリスクが見える
2015年07月19日 08:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/19 8:01
オベリスクが見える
日向山(ひなたやま)が見える
2015年07月19日 08:25撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/19 8:25
日向山(ひなたやま)が見える
富士山、立派な笠をかぶってらっしゃる‥
2015年07月19日 08:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/19 8:29
富士山、立派な笠をかぶってらっしゃる‥
刃利天狗
2015年07月19日 08:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/19 8:43
刃利天狗
長い梯子
2015年07月19日 09:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/19 9:28
長い梯子
上からだと梯子っぽくないな
2015年07月19日 09:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/19 9:29
上からだと梯子っぽくないな
2日目、甲斐駒山頂から
2015年07月20日 04:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
7/20 4:31
2日目、甲斐駒山頂から
摩利支天の雲が良い
2015年07月20日 04:34撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
7/20 4:34
摩利支天の雲が良い
晴れたり曇ったり・・
2015年07月20日 04:35撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
7/20 4:35
晴れたり曇ったり・・
南アの山々も雲がかかってます
2015年07月20日 04:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 4:41
南アの山々も雲がかかってます
地蔵と富士
2015年07月20日 04:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
7/20 4:41
地蔵と富士
太陽はちゃんと見えませんでした
2015年07月20日 04:45撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 4:45
太陽はちゃんと見えませんでした
鋸へ
2015年07月20日 05:15撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 5:15
鋸へ
あそこに天使でも降臨してるん?
2015年07月20日 05:21撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 5:21
あそこに天使でも降臨してるん?
石小屋までの唯一の岩場らしい岩場
2015年07月20日 05:34撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 5:34
石小屋までの唯一の岩場らしい岩場
前回時間切れでリタイア地点 ひたすらガレ場を登る
2015年07月20日 07:57撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 7:57
前回時間切れでリタイア地点 ひたすらガレ場を登る
第二高点到着
2015年07月20日 08:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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7/20 8:38
第二高点到着
大ギャップに行き詰る
2015年07月20日 09:19撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
7/20 9:19
大ギャップに行き詰る
甲斐駒の東側は一日雲がかかっていた
2015年07月20日 09:42撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
7/20 9:42
甲斐駒の東側は一日雲がかかっていた
鳥が気持ちよさそうに飛んでいた
2015年07月20日 10:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 10:08
鳥が気持ちよさそうに飛んでいた
甲斐駒ズーム
2015年07月20日 10:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 10:08
甲斐駒ズーム
時間切れのため中ノ川乗越に戻ってきた。
2015年07月20日 10:50撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 10:50
時間切れのため中ノ川乗越に戻ってきた。
烏帽子分岐 烏帽子を0.4hとするなら、鋸1.4hはないわ‥。
2015年07月20日 11:53撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 11:53
烏帽子分岐 烏帽子を0.4hとするなら、鋸1.4hはないわ‥。
2015年07月20日 12:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 12:28
烏帽子。ここで一人日向から来たかたとすれ違う。ここから日向まで誰にも会わず。
2015年07月20日 12:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
7/20 12:30
烏帽子。ここで一人日向から来たかたとすれ違う。ここから日向まで誰にも会わず。
甲斐駒東側はまだガスですね
2015年07月20日 12:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 12:38
甲斐駒東側はまだガスですね
黒戸尾根 小屋と思ったら岩だった。
2015年07月20日 12:38撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 12:38
黒戸尾根 小屋と思ったら岩だった。
大岩山のコルからの激登。等高線の間隔はすごいと思ったが‥ロープ・梯子・鎖の連続‥。聞いてないよーーー
2015年07月20日 14:13撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
7/20 14:13
大岩山のコルからの激登。等高線の間隔はすごいと思ったが‥ロープ・梯子・鎖の連続‥。聞いてないよーーー
久々に鎖をフル活用させていただきました‥。
2015年07月20日 14:30撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 14:30
久々に鎖をフル活用させていただきました‥。
大岩山
2015年07月20日 14:54撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 14:54
大岩山
鞍掛山分岐を過ぎ、たまに開けた景色が
2015年07月20日 16:00撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 16:00
鞍掛山分岐を過ぎ、たまに開けた景色が
日向山より
2015年07月20日 16:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
7/20 16:55
日向山より
日向山より 良い景色だー。
2015年07月20日 16:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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7/20 16:55
日向山より 良い景色だー。
山頂碑
2015年07月20日 16:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
7/20 16:55
山頂碑
撮影機器:

装備

個人装備
ツェルト ミズノ ベルグテックEXストームセイバー(雨具防寒兼用) モンベル ウルトラライトダウン(防寒具) Snow Peak GigaPower ギガパワーマイクロマックス プリムス クッカー コッヘル BlackDiamond ReVolt(ヘッデン) 予備電池 食事2食分 行動食3食 非常食2食分 水2L スポーツドリンク(薄め)0.5L カップラーメン PENTAX K-5(一眼) トレッキング フォトポール

感想

三連休でバリルート予定が遅い台風のせいで予定がつかず。
日月で歩き甲斐のありそうな甲斐駒周回へ。一日周回もありなのでしょうが‥
今回は鋸も入れ一泊行程。通常この場合岩小屋に泊まりでしょう。
が、相方がシェラフなしのため、七丈小屋泊に。

朝早くでてしまったため、今日の行程は短いのですが、黒戸尾根前半はサクサク。
ゆっくり目に歩きましたが、11時前についてしまった。
小屋で宿泊手続き。早すぎるでーと小屋番さんに言われてしまいました。
しかし、ついたと同時に雨が降りだし、僕ら的にはベストタイミングでした。
雨ですることもないので就寝‥(とはいえ日中なので小屋内は騒々しい)。
この点、やはり自由なテントは良いねぇ。でもテン場も大混雑だったようですね。
翌朝は2時早出のため晩御飯食べ、再び就寝。

翌朝、風が強いが出発。ヘッデンで岩稜を越えていく。ガスが晴れたりかかったり。
ゆっくり目に行ったが日の出より早くついた。山頂で日の出を待つ。
綺麗に焼けなかったが、これもまた良い日の出だ。

縦走路へ向け出発。岩小屋までは順調。
が、以前単独でもはまった六合小屋〜烏帽子分岐ではまる。
地図は稜線なのに??なぜか谷側に入ってしまう。
テープも踏み後もけっこうあったのだが‥ともかく烏帽子分岐到着。
鋸へ出発。中ノ川乗越からガレガレをクリアし、第二高点は無事到着。
しかし、この先でルートに迷う。ガレ場を下るのか、地図どおり進むのか??
地図どおり進むとピンクテープがあるが、下ると崖に行きづまる(大ギャップだった)。
どうやら旧ルートか、クライミングルートのようだ。
対面の崖には長いロープがたくさんかかっていたが、残置ロープ?
だがこちら側には何もない。
国土地理院さんお願いしますよ‥。稜線沿いには進めませんので要注意。
山と高原地図は洗いがガレ場を下るようなルートになっていた。
(第二高点からガレ場へ矢印があったようですが全く気づかず)
第二高点へ登り返すと相方の心が折れ、自分もピストンすると時間がやばいかなー?
と思っていたので、鋸は敗退となった。結果的にこれは正解。
カップラーメン食べたり色々まったりする。

烏帽子分岐へ戻るが、ガレ場の下りで相方が遅れる。
思えばこれが予兆だった。相方に食料を少し渡し、烏帽子で栄養補給。
下山へ向かう。と言っても、ここから先もピークを越えるのでアップダウンが続く。
地図上にはルートありませんが、目印はしっかりしており道迷いリスクはありません。
が、大岩山の登りが凄い。突然のロープ、鎖、そして梯子!そこからも鎖場の連続。
すごい斜度でどんな登山道かと思ってはいたが、やっぱりそうなるのね。
回り込んだ長い鎖もあり、すれ違いや先行者との譲り合いや声掛けが必要です。
よくぞここまで整備したものです。体には堪えましたが、楽しい登りでした。
三角点で休憩。あとはひたすら稜線を進むのみ!それほど難しい場所もなく‥
と思ったら最後の日向山も思わぬ岩の直登や巻き道あり、削られる。

すると日向山を下山中、相方が脱水症状?エネルギー不足になり、極端に遅くなる。
非常食のアミノバイタルとグミなどを与える。
少し改善したので、水分をもってあがると伝え、荷物を二人分もって先行下山する。
が、登山口には何もなし(水場は林道の奥側で勘違いしていた)。
下山してきた人に水をわけていただき(本当にありがとうございました)、
少し戻ると無事に相方が下ってきていたので渡す。
林道登山口で食料を渡し、一人で走って下山。
ジュースを買って車で日向山の登山口に戻ると、相方も回復していた。

ということで無事に温泉に入って帰ることができました。
水場もなかったため、相方は水分・食事の補給が不十分だったようです。
余裕がなければ日向山を越えず、遠回りでも水場もある林道に入るべきでした。
自分も水がなかったものの、下山するだけの余裕はあり事なきを得たが、
一歩間違えば重大トラブルになりかねず、深く反省。

鋸はまたリベンジしたいと思います。

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