黒戸尾根と日向八丁で甲斐駒周回登山。 鋸は敗退‥。
- GPS
- 37:29
- 距離
- 28.0km
- 登り
- 3,569m
- 下り
- 3,567m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 5:08
- 山行
- 12:02
- 休憩
- 4:20
- 合計
- 16:22
天候 | 1日目 晴れ のち 雨 2日目 曇り のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■水場 七丈小屋、六合小屋(私は行ってませんが) ■トイレ 七丈小屋のみ ■登山道 ・黒戸尾根 序盤は歩きやすい。中盤からアップダウン少々あり。終盤は岩場・鎖場あり。 ・甲斐駒〜烏帽子分岐 それほど難しくないが烏帽子分岐手前は稜線ルートを外さないように。 ・烏帽子〜第二高点 アップダウン激しく、ガレ場歩き経験の少ない人は入らない方がよい。 ・烏帽子〜大岩山 ルートは明瞭だが長く、歩きにくい場所もある。大岩山の登りは腕力必要。 ・大岩山〜日向山 歩きやすいが日向山の手前はアップダウンと岩場があり要注意。 |
その他周辺情報 | ■温泉 尾白の湯 800円 かけながしは露天の一つのみ。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
装備
個人装備 |
ツェルト
ミズノ ベルグテックEXストームセイバー(雨具防寒兼用)
モンベル ウルトラライトダウン(防寒具)
Snow Peak GigaPower
ギガパワーマイクロマックス
プリムス クッカー コッヘル
BlackDiamond ReVolt(ヘッデン)
予備電池
食事2食分
行動食3食
非常食2食分
水2L
スポーツドリンク(薄め)0.5L
カップラーメン
PENTAX K-5(一眼)
トレッキング フォトポール
|
---|
感想
三連休でバリルート予定が遅い台風のせいで予定がつかず。
日月で歩き甲斐のありそうな甲斐駒周回へ。一日周回もありなのでしょうが‥
今回は鋸も入れ一泊行程。通常この場合岩小屋に泊まりでしょう。
が、相方がシェラフなしのため、七丈小屋泊に。
朝早くでてしまったため、今日の行程は短いのですが、黒戸尾根前半はサクサク。
ゆっくり目に歩きましたが、11時前についてしまった。
小屋で宿泊手続き。早すぎるでーと小屋番さんに言われてしまいました。
しかし、ついたと同時に雨が降りだし、僕ら的にはベストタイミングでした。
雨ですることもないので就寝‥(とはいえ日中なので小屋内は騒々しい)。
この点、やはり自由なテントは良いねぇ。でもテン場も大混雑だったようですね。
翌朝は2時早出のため晩御飯食べ、再び就寝。
翌朝、風が強いが出発。ヘッデンで岩稜を越えていく。ガスが晴れたりかかったり。
ゆっくり目に行ったが日の出より早くついた。山頂で日の出を待つ。
綺麗に焼けなかったが、これもまた良い日の出だ。
縦走路へ向け出発。岩小屋までは順調。
が、以前単独でもはまった六合小屋〜烏帽子分岐ではまる。
地図は稜線なのに??なぜか谷側に入ってしまう。
テープも踏み後もけっこうあったのだが‥ともかく烏帽子分岐到着。
鋸へ出発。中ノ川乗越からガレガレをクリアし、第二高点は無事到着。
しかし、この先でルートに迷う。ガレ場を下るのか、地図どおり進むのか??
地図どおり進むとピンクテープがあるが、下ると崖に行きづまる(大ギャップだった)。
どうやら旧ルートか、クライミングルートのようだ。
対面の崖には長いロープがたくさんかかっていたが、残置ロープ?
だがこちら側には何もない。
国土地理院さんお願いしますよ‥。稜線沿いには進めませんので要注意。
山と高原地図は洗いがガレ場を下るようなルートになっていた。
(第二高点からガレ場へ矢印があったようですが全く気づかず)
第二高点へ登り返すと相方の心が折れ、自分もピストンすると時間がやばいかなー?
と思っていたので、鋸は敗退となった。結果的にこれは正解。
カップラーメン食べたり色々まったりする。
烏帽子分岐へ戻るが、ガレ場の下りで相方が遅れる。
思えばこれが予兆だった。相方に食料を少し渡し、烏帽子で栄養補給。
下山へ向かう。と言っても、ここから先もピークを越えるのでアップダウンが続く。
地図上にはルートありませんが、目印はしっかりしており道迷いリスクはありません。
が、大岩山の登りが凄い。突然のロープ、鎖、そして梯子!そこからも鎖場の連続。
すごい斜度でどんな登山道かと思ってはいたが、やっぱりそうなるのね。
回り込んだ長い鎖もあり、すれ違いや先行者との譲り合いや声掛けが必要です。
よくぞここまで整備したものです。体には堪えましたが、楽しい登りでした。
三角点で休憩。あとはひたすら稜線を進むのみ!それほど難しい場所もなく‥
と思ったら最後の日向山も思わぬ岩の直登や巻き道あり、削られる。
すると日向山を下山中、相方が脱水症状?エネルギー不足になり、極端に遅くなる。
非常食のアミノバイタルとグミなどを与える。
少し改善したので、水分をもってあがると伝え、荷物を二人分もって先行下山する。
が、登山口には何もなし(水場は林道の奥側で勘違いしていた)。
下山してきた人に水をわけていただき(本当にありがとうございました)、
少し戻ると無事に相方が下ってきていたので渡す。
林道登山口で食料を渡し、一人で走って下山。
ジュースを買って車で日向山の登山口に戻ると、相方も回復していた。
ということで無事に温泉に入って帰ることができました。
水場もなかったため、相方は水分・食事の補給が不十分だったようです。
余裕がなければ日向山を越えず、遠回りでも水場もある林道に入るべきでした。
自分も水がなかったものの、下山するだけの余裕はあり事なきを得たが、
一歩間違えば重大トラブルになりかねず、深く反省。
鋸はまたリベンジしたいと思います。
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