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記録ID: 6819918
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無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

前毛猛山 (北尾根登り・大鳥沢下降)

2024年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:35
距離
4.7km
登り
571m
下り
573m

コースタイム

日帰り
山行
5:51
休憩
0:43
合計
6:34
距離 4.7km 登り 571m 下り 573m
7:02
129
951m峰
9:11
9:54
82
11:16
63
二股(815m)
12:19
六十里越登山口
・新たな発見
大鳥沢の標高850m付近に存在するトイ状のナメ滝。整った曲線を描く優美な滝は、まさに自然の造形美!
前回訪問時(2020年5月上旬)は残雪に覆われナメ滝の全貌を見ることができなかった。

天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道252号の六十里越トンネル(福島・新潟県境)は通り抜け可能
コース状況/
危険箇所等
北尾根は登山道のない薮尾根(951m峰から先は薮の中にうっすら踏み跡あり)
大鳥沢は沢登りのグレードとしては優しい沢だが800mより下部ではデブリ(大量の雪崩堆積物)や雪渓が頻繁に現れ通過に難あり
その他周辺情報 寿和温泉ドリームタウン(温泉と温水プールの複合施設)は現在、解体工事中!
露天風呂の棟のみ営業中(\700)
登山前に六十里越トンネルを越えて福島県側を偵察
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登山前に六十里越トンネルを越えて福島県側を偵察
融雪水と村杉半島の峰々
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融雪水と村杉半島の峰々
これから目指す前毛猛山、東面は急峻な岩壁
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これから目指す前毛猛山、東面は急峻な岩壁
六十里越トンネルの新潟県側の駐車場からスタート
六十里越トンネルの新潟県側の駐車場からスタート
まずは大鳥沢の支流を下る。巻き道があり入山者は結構いるようだ。
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まずは大鳥沢の支流を下る。巻き道があり入山者は結構いるようだ。
大鳥沢本流に出合い本流を遡行
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大鳥沢本流に出合い本流を遡行
すぐに支流(右俣)へ逸れて北尾根(大鳥沢左岸尾根)を目指す
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すぐに支流(右俣)へ逸れて北尾根(大鳥沢左岸尾根)を目指す
まもなく雪渓や滝が現れ登攀要素が強くなってくる。
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まもなく雪渓や滝が現れ登攀要素が強くなってくる。
険しいV字沢
源頭部は薮が濃くなり
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源頭部は薮が濃くなり
隣りの沢へトラバース、思った以上にきついコース、お薦めできない。
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隣りの沢へトラバース、思った以上にきついコース、お薦めできない。
大鳥沢の対岸に黒々と福島県境稜線が連なる
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大鳥沢の対岸に黒々と福島県境稜線が連なる
源頭部の密薮を突き進み尾根に出る
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源頭部の密薮を突き進み尾根に出る
尾根のセンターより西側にうっすらと踏み跡が現れる。昔のゼンマイ径だろうか。
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尾根のセンターより西側にうっすらと踏み跡が現れる。昔のゼンマイ径だろうか。
前毛猛山方面が初めて見える。まだまだ遠い!
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前毛猛山方面が初めて見える。まだまだ遠い!
福島県境稜線上部
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福島県境稜線上部
毛猛山塊の核心部が見え、元気をもらう。
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毛猛山塊の核心部が見え、元気をもらう。
前毛猛が近づくにつれ薮こぎも厳しくなる
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前毛猛が近づくにつれ薮こぎも厳しくなる
ようやく前毛猛山の直下へ、雪渓が残っていて助かる。
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ようやく前毛猛山の直下へ、雪渓が残っていて助かる。
強引に薮の薄そうな窪地形から這い上がる。
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強引に薮の薄そうな窪地形から這い上がる。
辿ってきた北尾根(大鳥沢左岸尾根)を振り返る
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辿ってきた北尾根(大鳥沢左岸尾根)を振り返る
丸い山頂部に出る
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丸い山頂部に出る
前毛猛山は周囲の薮丈が低く、とても眺望が良い
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前毛猛山は周囲の薮丈が低く、とても眺望が良い
三角点の周りだけ地面が露出
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三角点の周りだけ地面が露出
浅草岳方面
田子倉湖、村杉半島パノラマ(元サイズ)
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田子倉湖、村杉半島パノラマ(元サイズ)
豊富な融雪水を湛える田子倉湖
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豊富な融雪水を湛える田子倉湖
村杉半島、燧ケ岳、未丈ヶ岳方面パノラマ(元サイズ)
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村杉半島、燧ケ岳、未丈ヶ岳方面パノラマ(元サイズ)
越後三山、毛猛山塊方面パノラマ(元サイズ)
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越後三山、毛猛山塊方面パノラマ(元サイズ)
守門岳、浅草岳方面パノラマ(元サイズ)
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守門岳、浅草岳方面パノラマ(元サイズ)
出発した六十里越トンネル入口の駐車場と大鳥沢
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出発した六十里越トンネル入口の駐車場と大鳥沢
左から、毛猛山、中岳、百字ヶ岳、太郎助山
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左から、毛猛山、中岳、百字ヶ岳、太郎助山
荒沢岳、ひときわ白い兎岳、、中ノ岳、越後駒ヶ岳
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荒沢岳、ひときわ白い兎岳、、中ノ岳、越後駒ヶ岳
平ヶ岳、荒沢岳、手前に未丈ヶ岳
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平ヶ岳、荒沢岳、手前に未丈ヶ岳
大展望を満喫後、山頂を後にする。県境稜線方面を下り始めると薮の下にうっすらと踏み跡が現れる。
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大展望を満喫後、山頂を後にする。県境稜線方面を下り始めると薮の下にうっすらと踏み跡が現れる。
途中から左の薮斜面を下り大鳥沢源頭へ。強靭な根曲がり潅木の密集地。
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途中から左の薮斜面を下り大鳥沢源頭へ。強靭な根曲がり潅木の密集地。
下ってきた薮斜面
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下ってきた薮斜面
雪渓を拾いながら下る。尾根と違ってやはり涼しい。
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雪渓を拾いながら下る。尾根と違ってやはり涼しい。
所々、デブリで荒れている
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所々、デブリで荒れている
下ってきたナメ状滝
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下ってきたナメ状滝
優しい滝ばかりでどんどん下っていく
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優しい滝ばかりでどんどん下っていく
徐々に傾斜が緩くなる
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徐々に傾斜が緩くなる
釜も出てくる
天然のウォータースライダー
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天然のウォータースライダー
小さな釜を伴ったウォータースライダー
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小さな釜を伴ったウォータースライダー
最後は大きな釜へドボン。
 自然の造形美。
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最後は大きな釜へドボン。
 自然の造形美。
左岸から巻いて釜へ降りる
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左岸から巻いて釜へ降りる
釜から見上げる、糸のように美しい滝
前回訪問時、このあたりは残雪に覆われていて、気付かなかった場所。
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釜から見上げる、糸のように美しい滝
前回訪問時、このあたりは残雪に覆われていて、気付かなかった場所。
右岸は荒々しい雪崩浸食による地形
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右岸は荒々しい雪崩浸食による地形
再び雪渓で埋まる
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再び雪渓で埋まる
先の雪渓はもちろん上から通過
流れる水がきれい、癒しの沢。
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先の雪渓はもちろん上から通過
流れる水がきれい、癒しの沢。
日影が涼しい沢
この雪渓も巻いて上から通過
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この雪渓も巻いて上から通過
再びウォータースライダー現れる、楽しい沢!
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再びウォータースライダー現れる、楽しい沢!
しかし、この先は急勾配になり滝がありそうだ
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しかし、この先は急勾配になり滝がありそうだ
なんとか左岸から直下降し振り返る
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なんとか左岸から直下降し振り返る
大鳥沢は変化があってワクワク感と癒しを持ち合わせる沢。それでも沢である以上、最後まで気は抜けない。
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大鳥沢は変化があってワクワク感と癒しを持ち合わせる沢。それでも沢である以上、最後まで気は抜けない。
ようやく駐車場へ向かう支流分岐へ
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ようやく駐車場へ向かう支流分岐へ
下山後は入広瀬(魚沼市穴沢)にある寿和温泉へ、こちらはヘルスセンターだった施設を改修して新たな寿和温泉に。
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下山後は入広瀬(魚沼市穴沢)にある寿和温泉へ、こちらはヘルスセンターだった施設を改修して新たな寿和温泉に。
隣接する寿和温泉ドリームタウン(温水プール、スライダー、露天風呂の複合施設)は老朽化のため解体工事中、残念。
隣接する寿和温泉ドリームタウン(温水プール、スライダー、露天風呂の複合施設)は老朽化のため解体工事中、残念。
寿和温泉の裏を静かに流れる破間川
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寿和温泉の裏を静かに流れる破間川
寿和温泉の近くから、毛猛山塊を望む
 ・・・おわり・・・
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寿和温泉の近くから、毛猛山塊を望む
 ・・・おわり・・・

装備

個人装備
長靴&チェーンスパイク

感想

・前毛猛山の北尾根はほぼ薮こぎ
特に日当たりの良い場所は根曲がりの潅木薮が多くうっすら踏み跡があっても通過に苦労。残雪は山頂直下の窪地に少々広がる程度。

・新緑の山頂からは秘境 村杉半島や奥只見、尾瀬方面に展開するゼブラ模様の山並み、山麓に広がる豪雪地帯の水甕、エメラルドブルーの田子倉湖に癒される。

・大鳥沢は概ね勾配は緩やかで明るく開けて優しい沢。ただ下流部では大量のデブリ(雪崩と土砂の堆積物)に覆われることがあり、通過時は崩落や踏み抜きのリスク、高巻き時の滑落リスク有り。

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