記録ID: 6824629
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無雪期ピークハント/縦走
東海
~合地山逆尾根~逆河内~不動岳北尾根大沢左岸稜~
2024年05月18日(土) ~
2024年05月19日(日)
体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 23:52
- 距離
- 51.8km
- 登り
- 5,145m
- 下り
- 5,137m
コースタイム
1日目
- 山行
- 13:47
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 14:15
距離 29.6km
登り 3,084m
下り 2,582m
4:05
1分
スタート地点
18:24
宿泊地
2日目
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 9:30
距離 22.2km
登り 2,070m
下り 2,567m
天候 | ◎1日目・・・晴れ ◎2日目・・・雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・トイレのある駐車場は電子決済専用になっていました(1日500円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎諸沢山アンテナ尾根 諸沢山への最短尾根。 ◎合地山逆尾根 合地山三角点ピークから派生しているように見えますが、実際は一般ルート1980m辺りから分岐して尾根に乗ります。ここは倒木も多く結構分かりにくいです。 尾根に乗ってしまえば順調に下れますが、防鹿ネットが出てくると馬酔木、シラビソ藪が煩くなります。 林道下降点も崩壊気味で電気コードが木に巻き付けられていたのでそれを使って降りましたが長さが足りないので自分のロープを使うべきでした。 林道は両方行とも崩壊地でホテルアケ河内・アンテナ尾根へ林道通しで行く事は恐らく不可能だと思います。←私レベルでは 林道から逆河内へ下降尾根は意外にも明瞭な踏み跡があります。 最後の下降点が悪く、20mロープで2回ゴボウ懸垂。重い荷物でゴボウでは少し厳しさがあるので下降器で懸垂が正解でした。 ※ raki2338さんの記録を参考にさせていただきました。貴重な記録ありがとうございました。 ◎不動岳北尾根大沢左岸稜 本当は尾根末端の半島状から登りたかったのですが、水量がそこそこ多い逆河内ゴルジュ帯に入れず大沢左岸から強引に取り付きました。 地形図の通り半分崖のような斜面が50~60m続きました。ここはミスれないののでロープを出して安全に登っています。 尾根に乗ると大木が多く雰囲気の良い尾根になりますが長くは続かず倒木帯と幼木のブッシュになり煩わしくなります。 1791で尾根が合流すると多少歩きやすくなり、次第に笹原となって不動岳山頂になります。 ◎不動岳東尾根 標高差1500mの長い尾根。 取り付き(下降も同じ)へは尾根末端まで降り逆河内を渡渉して対岸のトラロープを使って丸盆岳東尾根に乗って、トラバース道を使った方が安全で早いです。 |
写真
感想
奥深いと言われる深南部。
その中でも特に奥深いのが合地山~不動岳付近。
今回歩いた逆尾根は日向林道の崩壊により現在取り付きが陸の孤島状態となっていますが、更に困難となるのが逆河内という存在。
深南部の中でも悪渓として有名な沢で、その中でも逆尾根基部はゴルジュ帯になっており下降点の選択や幕営地の選定は計画段階でとても悩みました。
ヤマレコで唯一raki2338さんの記録を参考にさせていただき、下降方法と下降地点の渓相が分かったのでとても助かりました。
合地山まではアプローチ。
ここから不動岳までが今回の登山の核心部でした。
実際に歩いてみると大木だらけの樹林帯、貴重な花、密藪、大沢の圧巻の滝、最高の幕営地、そして緊張を強いられた逆河内への下降と大沢左岸取り付き。
2日目は予報より随分早い雨になりましたが、数年前から自分の中で深南部で1番の課題を歩き今年最高の登山が出来た事は間違いありません。
ご一緒してくれたqurousagiさん、ありがとうございました!
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