逆河内～タケナギ沢～中ノ尾根山～中ノ尾根山南東尾根～合地山三峰西尾根～諸ノ沢山

2024年08月12日(月) ~ 2024年08月14日(水)

• GPS: 34:07
• 距離: 70.2km
• 登り: 6,149m
• 下り: 6,146m

コースタイム

1日目

• 山行: 13:38
• 休憩: 0:05
• 合計: 13:43

3:21 スタート地点
3:28 3:28 寸又峡温泉バス停
3:30 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
3:32 3:33 寸又峡温泉
3:40 3:40 飛竜橋
3:42 3:42 尾崎坂展望台
4:18 4:19 千頭ダム
4:36 4:36 天地第一吊橋
5:40 5:45 天地第三吊橋
6:16 逆河内営林署宿舎1
14:23 14:24 日向林道アケ河内出合
17:08 宿泊地

2日目

• 山行: 6:13
• 休憩: 1:22
• 合計: 7:35

6:51 宿泊地
8:27 9:40 火打沢・岳薙沢出合
12:54 13:02 中ノ尾根山
14:27 火打沢・岳薙沢出合

3日目

• 山行: 9:48
• 休憩: 0:14
• 合計: 10:02

14:27 火打沢・岳薙沢出合
8:39 8:40 合地山�景�
8:51 8:59 合地山�曲�
9:09 9:09 合地山�景�
9:23 9:23 合地山�己�
10:02 10:02 1782m標高点
10:37 10:37 1548m標高点
12:11 12:13 諸沢山
13:04 13:04 アンテナ尾根取付き
13:09 13:10 逆河内営林署宿舎3
13:47 13:47 逆河内営林署宿舎2
13:50 13:51 唐沢橋
13:58 無想吊橋
14:18 14:19 逆河内営林署宿舎1
14:29 14:29 諸沢山南尾根取付き
14:45 14:45 寸又橋
15:55 15:56 千頭ダム
16:23 16:25 尾崎坂展望台
16:40 16:40 飛竜橋
16:48 沢口山(日向山コース)登山口
16:50 沢口山(猿並平コース・如意輪観音堂)登山口
16:50 16:50 寸又峡温泉バス停
16:53 ゴール地点

天候

◎1日目・・・晴れのち雨

◎2日目・・・晴れのち雷雨

◎3日目・・・晴れのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

◎千頭ダムまで自転車

コース状況／危険箇所等

◎逆河内
とにかく長い！柿取沢からアケ河内まで予定以上に時間がかかりました。
逆河内の大きく湾曲したゴルジュ帯は自分がどの方向を向いているのか分からなくてなります。
ゴルジュが土砂で埋まり気味なのか、水線通しで歩ける箇所が多く、大沢先の滝、牛首先端先のゴルジュ内蔵滝の2ヶ所が難所でした。
当然ながらゴルジュ帯は水量次第で難易度が大きく変わります。

◎タケナギ沢（アケ河内二俣以降）
登れない滝が多く、巻きも悪いので個人的には逆河内より難易度が高かった。
出合から1時間で釜淵。ここは連続した滝が続き直登不可。左岸巻き。
その先で再び登れない滝も左岸を150m大高巻き。古いトラロープがありますが信用出来ないので更に上部を巻く。ここは巻きが悪いので注意。
巻きから沢への下降の見極めが難しく自分達は小沢を下り沢へ復帰しました。
降りた直ぐの左岸に幕営適地あり。（1日目）
タケナギ沢大滝を左岸から巻くと火打沢出合。出合付近に幕営適地（2日目）
出合からタケナギ沢に入ると勾配が一気に上がり小さな滝が増えます。登れる滝が多く楽しい。
水流が切れると合地山との稜線に出てひと登りで中ノ尾根山山頂。

◎中ノ尾根山南東尾根
下降点付近が分かりにくく、火打沢寄りに降りると崖になっているので注意。

◎合地山三峰西尾根
何ヶ所か馬酔木藪があるものの難所らしい難所はなくすんなり山頂へ。

※ゴルジュ内でログが飛んでいるので距離・累積標高は多く表示されています。

写真

8/12 3:32

カモシカ君にご挨拶して出発

8/12 4:18

千頭ダム到着

8/12 4:31

まだ暗いけど河原歩き開始

8/12 5:22

上西河内出合

8/12 6:43

いつの間にか夢想吊橋

8/12 6:45

だんだん楽しくなってきました♪

8/12 7:15

綺麗な淵

8/12 8:07

岩小屋。
3人くらいは横になれる

8/12 8:39

次第に南向きになってきました

8/12 8:50

柿取沢？

8/12 9:03

めっちゃ綺麗

8/12 9:12

春の幕営地

8/12 9:18

大沢。
ここから本格的なゴルジュ帯

8/12 9:43

ゴルジュに入ると早速滝が見えてきました。

8/12 9:45

8/12 9:51

クライマーbombjack君の目が輝きます

8/12 9:52

最後が悪く右岸に変えて登り切りました

8/12 10:12

ここは難しかった

8/12 10:26

8/12 10:26

泳ぎも入り夏を満喫

8/12 10:30

何でもあり

8/12 10:51

8/12 10:53

8/12 10:58

へつりから落ち口手前を登坂。
自分的にはヌメりもあってここが1番手こずった

8/12 11:23

凄いゴルジュ

8/12 12:15

ゴルジュは続きます

8/12 12:34

巻き

8/12 12:37

ここは懸垂1ピッチ

8/12 13:04

8/12 13:24

左岸から合地沢

8/12 14:23

アケ河内に到着
明日の行程に余裕を持たせたいので、あと2時間ほど進むことにしました

8/12 14:49

釜淵。
ここは水線通しは無理。この上もねじれ滝が続くのでまとめて高巻き

8/12 15:18

これも水線通しは無理。
左岸から高巻きに入りトラロープが垂れてましたが劣化して信用出来る代物では無いので大高巻き。
強い雨が降りだし泣きっ面に蜂とはこの事か。

8/12 15:20

これがトラロープ。
4メートルほどですが切れたら大滑落。命を預けられません。

8/12 15:24

巻いた滝の上部にも直登不可の滝。まとめて巻くしかありません。

8/12 15:41

緊張する高巻き150m。朝からの疲れもあり今回の山行で1番の核心はこの大高巻きでした。

8/12 16:40

手前の小沢から奥に見えるタケナギ沢へ復帰。
タケナギ沢は既に増水して濁り始めていた。
10分程で良い幕営地が見つかりここで本日は打ち切り。
疲れた。

8/12 17:51

幕営地には数匹のカエル君がいました。
捕まえると悲しげな鳴き声を発するので直ぐに仲間の元へ返しました。元気でね。

8/13 6:51

昨夜の濁流が嘘かのように落ち着き今日も遡行を続けられそうで一安心。

8/13 7:03

本日最初の滝

8/13 7:04

14クライマーに任せっきり

8/13 7:19

8/13 7:23

滑滝

8/13 7:32

なんて楽しそうなんだ！

8/13 7:43

登れる滝が多いと楽しい

8/13 7:44

タケナギ沢大滝

8/13 7:46

タケナギ沢大滝40m
高さは勿論ですが水量、見事な凹状に貫禄を感じました。

8/13 7:51

8/13 7:49

左岸巻きは容易。沢への下降は少し厄介ですが懸垂すれば問題ありません。

8/13 8:29

落ち口。
怖くて覗けない。

8/13 8:33

大滝から直ぐに火打沢出合

8/13 9:22

火打沢左岸に幕営適地。
タープを張ってからタケナギ沢へ

8/13 9:41

タケナギ沢遡行続行

8/13 9:51

良い所

8/13 10:17

快適に登ります

8/13 10:28

大滝以降登れる滝が増えて楽しい

8/13 10:31

8/13 10:35

とっても元気なサンショウウオ

8/13 10:37

8/13 10:43

8/13 10:48

2段の滝

8/13 10:56

ここは最後のホールドが乏しく困難。
諦めて左岸巻き

8/13 11:32

源流の様相になってきました

8/13 11:33

8/13 11:44

bombjack君が作ってくれた炊き込みご飯。何から何まで本当にありがとう！

8/13 12:06

合地山が見えます。

8/13 12:15

トリカブト

8/13 12:16

あれだけの水量があった逆河内最初の一滴。
ここで水を汲んで稜線へ

8/13 12:17

逆河内最初の一滴

8/13 12:23

ザレ登り

8/13 12:29

いよいよ笹藪。
沢地形から稜線までの距離はごく僅か

8/13 12:32

合地山からの縦走路に出ました。少し登れば中ノ尾根山

8/13 12:40

合地山と信濃俣

8/13 12:55

やったー！
逆河内完全遡行できました！

8/13 13:10

幕営地の二俣へ戻ります

8/13 13:48

展望地から合地山

8/13 19:37

18時過ぎから雨。
短時間の夕立かと思っていたら22時過ぎまで雷雨。
火打沢が増水して荒れ狂ってました。

8/14 6:44

◎3日目
穏やかになったものの濁りが残ったタケナギ沢

8/14 6:49

取り付き。
当然ながら急坂

8/14 7:14

ひたすら急坂

8/14 7:23

イワカガミ大群生地
ここまでの群生地はなかなかお目にかかれない。

8/14 7:53

おひさしぶりのメガシャキ。
最終日が1番元気でした。4日目を試してみたかった。

8/14 8:18

合地山らしい景色

8/14 8:18

素晴らしい。

8/14 8:36

あと少し

8/14 8:38

合地山三峰に到着。

8/14 8:42

中ノ尾根を眺めて

8/14 8:51

空荷で合地山ニ峰へ

8/14 8:52

合地山ニ峰山頂

8/14 8:59

山頂に新しい標識

8/14 9:23

三角点ピーク

8/14 9:23

三角点

8/14 9:31

不動岳は雲の中

8/14 10:06

コシアブラ

8/14 10:12

痩せ尾根のど真ん中に陣取る木

8/14 11:14

諸ノ沢山への登り。疲れた身体にはキツい

8/14 11:35

黙々と登る

8/14 11:55

諸ノ沢山

8/14 11:59

今日もbombjack君の炊き込みご飯（泣）
ありがたやー

8/14 12:53

アンテナ尾根馬酔木区間

8/14 12:53

アンテナ尾根より

8/14 13:04

無事着地

8/14 14:45

寸又川本流も昨晩の大雨で濁っている

8/14 15:28

千頭ダム下降点に到着。林道歩き長かった～

8/14 15:45

疲れたー
この後、自転車区間は雷雨に捕まる。更に自転車のパンクおまけ付き笑笑
色々あったけど全て楽しい思い出になる事間違いなし！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

kaikairei

いつかは行きたいと思っていた逆河内。
泳ぎのある沢登りは季節が限られるうえに天候、水量などの影響を受けるのでチャンスは限られているアクティビティ。
実際、2日目夕方からの雷雨で翌日夕方まで増水して濁りが残っていたので2日遅かったら全行程歩く事はは無理だったと思います。
天候にも恵まれた3日間でした。
そして何よりbombjack君が同行していなければ成立しない沢行でした。
何から何まで本当にありがとう！