【南ア深南】寸又峡〜諸沢山〜合地山〜中ノ尾根山〜三又山〜白倉山〜朝日山〜兵越峠〜青崩峠〜水窪
- GPS
- 80:00
- 距離
- 58.2km
- 登り
- 4,733m
- 下り
- 4,992m
コースタイム
- 山行
- 9:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 9:50
- 山行
- 8:55
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:15
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:50
- 合計
- 11:55
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:00
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り時々晴れ、午後からガスと強風、急激に気温低下 3日目 快晴、強風 4日目 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
[下山] 水窪町バス停から水窪ふれあいバスで遠鉄西鹿島駅へ(800円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
深南部でもかなりの難コース。全体的に踏み跡は薄くヤブもあり、滑落危険個所も多く油断ならない。 ●千頭ダム〜諸沢尾根南取り付き 日向林道が危なすぎて使えないので、時間はかかるが代替案として左俣林道まで上がるルートを使った。先月にカエルさんが利用したルートをそのまま参考にした。大きな問題は無かったが、最後に林道に下るポイントと長い梯子が見つけられず、どんどん西に進んでどん詰まりまで行ってしまった。林道の真上なのに三方とも崖で降りられず困ったが、北側にわずかながら傾斜の緩い箇所を見つけて降りた。 ●諸沢尾根南取り付き〜アンテナ尾根取り付き 逆河内沿いの林道は荒れていて崩れは無数にあるが、踏み跡がはっきりしているので、それほど危なくはない。途中3つある小屋すべての前後の沢で水が取れるので、アンテナ尾根直前にある3つ目の小屋のところで取るとよい。2つ目の小屋の直後に大崩落があり、鉄骨の一本渡しを渡るが、ここは相当に危険なので十分注意。 ●アンテナ尾根取り付き〜諸沢山 尾根は急だが、滑落すると大事になるような箇所は無かった。ただし深南の尾根としては異常なほど岩が多いので、足元が悪くスピードがなかなか上がらない。アンテナ尾根取り付きから20分ほど登ったところに快適な平地があり、数張幕営可能。そのあとは主稜線に出るまで幕営適地はない。私は幸運にも標高1530mの地点で尾根に挟まれた窪地を見つけて幕営できたが、ここを狙って登るのは難しいと思う。 ●諸沢山〜合地山〜中ノ尾根山 このルートの核心部で、細尾根の厳しい登降が続き滑落の危険も伴う。ヤブもあるので体力が必要。両側が切り立った細尾根で真ん中に大木がある箇所が結構多く、難儀する。時間も想像以上にかかるので余裕をもって臨みたい。中ノ尾根山の取り付き直前で南に下るとタケナギ沢源頭で水が取れた。詳細は後述する。 ●中ノ尾根山〜三又山〜朝日山 割と多くの人が歩いているルートなのであまり問題は無いが、中ノ尾根山とドームの間のガレは強風時は十分注意(私は今回2回目だったが2回とも体を持っていかれるほどの強風で肝を冷やした)。県境尾根は意外と尾根が複雑で迷いやすいので注意。特に平森山と朝日山前後は要注意なのでGPSがあったほうがよいと思う。 ●朝日山〜兵越峠〜青崩峠 朝日山から少し下ると道がとても良くなり、マーキングも多いので安心である。ただ地形が複雑で尾根も何度も消失するので厄介である。マーキングが無ければなかなか厳しいルートだろう。青崩峠手前の水場は涸れていて焦ったが、1〜2分下って落ち葉をよけると少し流れていて助かった。ただ、青崩峠から水窪方面に5分程度下ると水の湧いている箇所があった。こちらの方が確実。 [タケナギ沢源頭の水場] かなり厳しい水場なので参考情報まで。慣れた人以外はお勧めしない。懸垂下降用のハーネスやロープは不要だが、急な笹原の登降はスリップ&滑落の危険があるので、十分注意のこと。 中ノ尾根山から合地山に向かう途中に2186標高点がある。中ノ尾根山と2186の間の最低鞍部からほぼ南に、笹原の獣道をたどってトラバース気味に下る。イメージとしては右斜め下に中ノ尾根山の横っ面を巻きながら下っていく感じ。3分ほど下ると小さな涸れ沢を横切る。この涸れ沢の下流のガレで水が出ているが、倒木で埋まっていて下れないので、いったん沢を渡る。更にトラバースを続けると、もう一本涸れ沢がある。ここも水が出ていそうな沢だが、私の時は残念ながら涸れていた。2本目の沢は渡らず、真下に下ると、左手に茶色い巨大なガレが見えてくるので、そのガレに向けて安全そうなところを下る。登り返しできないんじゃないかと不安になるくらい急なので十分注意。基本ジグザグの獣道があるので、それを利用する。茶色い巨大ガレには滝つぼのような傾斜が緩くなるところがあり、そこに少し水が溜まっている。滝つぼ内入れる踏み跡がなんとか1か所ある。おそらく獣たちが水飲みに使っているのだろう(木の枝には熊の爪跡がはっきり残っていた)。溜まり水を取ろうかと思ったが、ガレまで降りてみると溜り水の少し上で水が流れだしていた。とても美味しい湧き水が取れた。 標高にして稜線鞍部から70〜80M下る。下り10分、登り20分のなかなか厳しい水場である。中ノ尾根山や合地山では水の取れる箇所が皆無なので、とても貴重だと思う。 |
その他周辺情報 | 水窪は温泉がないので浜松市街の「おゆぎわ浜松市野」に立ち寄った。850円。遠鉄の自動車学校前で下車し徒歩25分くらい。食堂の肉すいおにぎり定食が美味しかった。 |
写真
感想
南ア深南部で私がまだ行っていないまとまった地域は合地山である。合地山尾根を縦走してみたく、数年前から計画は頭にあったが、危険も伴うので躊躇していた。数年前に友人のkiha58さん、今年はヤマレコ記録で見つけたカエルさんが挑戦していて、それらの記録を参考に自分でも計画をたて、イメージを膨らませてみた。4連休あればなんとか行けるだろう。その4連休が運よく今年めぐってきた。
体力を温存したいので、千頭の福住館に前泊することにした。新幹線で静岡まで行き、JRと大井川鉄道と代行バスで千頭入りした。温泉にゆっくりつかって英気を養った。
◆11/23(木) 晴れ
朝5:50に宿を出た。まだ真っ暗である。おばあさんがわざわざ見送りに起きてくれて「どうかお気をつけて」と送り出してくれた。寸又峡までのバスは乗客私一人。マイクロバスでなくてハイエースだった。
寸又峡温泉を出発し、夢のつり橋を観光客と一緒に渡った。林道に入ると人っ子一人おらず、結局青崩峠までで会った登山者は一人だけだった。それ以外は中電の監視の人と会っただけ。何とも人少ないエリアだ。
寸又峡〜千頭ダム〜お立ち台までは一度歩いたことのあるコースで特に問題は無かった。ここから左俣林道を15分ほど上流方面に歩き、また寸又川に向けて下る。このルートは道がないことになっているが、黄色と黒のケーブルがあり、踏み跡もあって細々と利用者もいるようだ。ただ、最後林道に降りる箇所が私は発見できず、尾根のどん詰まりまで行ってしまった。三方は崖でとても降りられそうもないと焦ったが、よくよく見まわると北側になんとか降りられそうな箇所を発見した。最後はガレをずるずる滑りながらだましだまし降りた。後日わかったが、尾根のもっともっと手前の鞍部に長い梯子があって南側に降りられるが、わかりにくいとのことだった。
降りたところから、林道を延々アンテナ尾根取り付きまで歩く。諸沢山の南取り付きから尾根に取り付いた方が短いのだが、水が取れないのでそのためだけにアンテナ尾根経由にしたのだ。ただ、逆河内沿いになってから林道は荒れ放題になり、2番目の小屋の直後の大崩落を見て正直引き返そうかと思った。斜度は60度はありそうなガレの空中に30センチ幅の鉄骨が一本渡してあるだけで手すりも何もない。落ちたら上がってこられないだろう。なんとか渡り切ったが、ここが縦走で一番の難所だったかもしれない。あとで思い返したが、1番目の小屋で水を取って、また南取り付きまで引き返しても良かった。たぶん水取りには30分くらいかかるだけだ。
アンテナ尾根取り付きについたのは14:50。そこから20分登るとちょうどいい平坦地があった。もうここで幕営しても良いくらいだ。しかし、明日の難所を前にできるだけ高度を上げておきたい。なんとかなるだろう、とさらに登って行ったが、岩だらけの急な稜線が続き、テントを張れるような箇所が全然ない。これは真っ暗になってから稜線で張るしかないかな?と焦り始めたころ、標高1530mに沢地形があり、テントがなんとか張れる窪地を見つけた。少し上で2つの尾根が合流している。その2つの尾根に挟まれた奇跡的な平坦地だった。考えている暇はもうない。ここに幕営することにした。ライトが必要なギリギリになんとか設営完了。助かった。
風が少し強くなっていたが、窪地地形ではテントには風は全く当たらず快適な場所だった。樹間に差す月明かりがとてもきれいで感動して外を眺めた。とても暖かい夜だったが、動物も現れなかった。初日からハードでハプニングもあり疲れたが、快適で美しい場所に満足して眠った。
◆11/24(金) 曇り時々晴れ、午後から強風で気温が急激に低下
4時に目を覚ますと真っ暗だった。本当に真っ暗なのだ。目を開けたのに何も見えない。こんなことは今まで一度も経験がない。パニックに陥った。外を見ても月はとっくの前に沈んで、天気も曇ったので星明りすらないのだった。目が慣れてもうっすら森の様子が分かるだけだ。こんなこともあるのだ。ライトをつけてようやくホッとした。
30分登ってようやく平坦な主稜線に出た。この間幕営適地は全くなかった。昨晩の幕営地は本当にラッキーだった。諸沢山まで来てライトを消した。諸沢山の山頂部の広さはなかなかのものだ。大根沢山と少し雰囲気は似ている。たぶん、深南部で一番来にくいピークはどこかと聞かれたら、このピークだろう。
諸沢山を過ぎてから合地山を越え、合地のコルまでがこの縦走で一番きつくて危険な箇所だった。緊張を強いられ心理的余裕がないので、写真もあまりない。意外だったのはずっと細尾根が続くことだった。アップダウンも多く、合地山がなかなか近づかず疲れ果ててしまった。天気がよかったらまだマシだったかもしれないが、上空はガスがかかり風は強まり、気温が急激に低下してきた。手袋と帽子を装着する。1782を過ぎてしばらく行くと、kiha58さんが水を取ったコルが見えてきた。合地山己から斜めに落ちる斜面がなかなかダイナミックで、降りるのは勇気がいりそうだ。今日はラストにタケナギ沢もあるので、そちらで取ることにしてスキップした。
合地山己の登りはキツく、キリがないほど休憩しまくった。10時過ぎには着けるかなと思っていたが、1時間くらいオーバーて到着した。斜度が急でヤブが酷いだけならやりようがあるのかもしれないが、滑落の危険もあるので手を抜けない。集中力との闘いであった。己は標高は曲に譲るが、三角点がありピークとしては一番風格を感じた。それなりに登りたいとこだわっていた山にようやく登れた。嬉しかった。
景曲喫と進むがスピードはますます遅くなる。しかも標高2100mから上は先週降ったと思われる残雪も出始めてスリップ注意の状態だった。タケナギ沢への下降点に着いたときはもうヘロヘロだったが、今日は何が何でもここで水を得なくてはならない。意を決して笹薮を下って行った。非常な苦労をして美味しい水3.5Lを得ることが出来た(詳細は上述のコース状況の欄を参照)。
中ノ尾根山の山頂になんとか到着。本当は三又山まで行く予定だったが、ハードな水取りで精魂尽き果てたため、ここで泊まることにした。山頂部は凄まじい烈風だったが、幸いにも風が当たるのは木の上だけであって、地面は時々思い出したように強風が抜ける以外は微風程度だった。苦も無くテントは張れたが、いかんせん寒い。山頂の木に温度計が括り付けてあるので見てみるとマイナス2度だ。このあと、テントに避難して一歩も外に出ることなく夜を過ごしたのだった。
◆11/25(土) 快晴、強風
強風は夜中中吹き荒れて音が凄かった。ただ、昨夕に覆っていた一面のガスは夜中には晴れて快晴になった。鹿もクマも避難していた?ようで、動物も何も出なかった。あまり熟睡出来ずに朝を迎えた。すさまじく寒く、水筒の水が半分近く凍っている。起きるのが億劫だが、なんとか心を鬼にして出発準備する。
今日は出発直後が一番の難所だ。中ノ尾根山から三又山までは一度歩いているが、その時も強風で、ドーム前後のガレは怖かった。しかし今回は前回以上の烈風で、とんでもないことになっていた。しかも真っ暗で周囲確認もしにくい。ときどき耐風姿勢で停止しないと、飛ばされそうになってしまう。三又山まで来るとようやく風が当たらなくなった。40分の真剣勝負だった。三又山で荘厳な朝焼けを満喫したが、先を急ぐので、日の出前に出発した。
ここから先はウソのように平和なハイクになった。笠松山を過ぎ、白倉山近くまで来ると電波もつながるようになった(合地山尾根はまったく通じない!)のでFBに写真アップしたり各所にLINEを送って無事を伝えた。平森山周辺は森が美しく、感動して眺めた。県境尾根で一番良いところは平森山周辺かもしれない。
朝日山からは急に道が良くなり、ピンクテープも頻繁に現れるので安心して歩ける。一気にスピードが上がった。順調に来ているので水梨山でラーメンを作る。寒い日は暖かいものが本当にうまい。兵越峠から先は更に道が良くなりハイキングコースだ。青崩峠に向けて下ると水場の沢を横切るが、なんと涸れている! 困った、今晩は水無しか?と焦ったが、少し下ると水が出ている箇所があった。助かった!ただ落ち葉に埋もれているので、それをよけないとわからなかった(ただ、翌日気づいたが、青崩峠から水窪方面に5分ほど下ると水が出ている箇所があった)。
青崩峠に到着する寸前、この山行で初めて登山者にお会いした。この辺の山を1泊で周回するそうだ。私が寸又峡から縦走してきましたというと、合地山を越え、県境を歩いてきたのかとおっしゃる。異常にこの当たりの山に詳しい。合地山はそもそも名前を知っている人すら少ないマイナーな山だ。しかも話していると、先月に合地山から柴沢に下り、千頭山やダルマ崩れを通過したのだという。もう明らかにピンとくるものがあり「あのすみません、ひょっとして先月その記録をヤマレコに上げてませんか?」と聞いてみた。YESだという。なんとこの方、カエルさんだったのだ。
もちろん、初めてお会いした方である。今回の私の縦走は、カエルさんの記録が無ければ実現しようとはそもそも思わなかった可能性が高い。その意味で、あの記録を上げてくださったことにとても感謝していたのだが、まさかそのご本人に直接お会いできるとは思わなかった。大いにお礼を言って別れたのだった。
青崩峠のウッドデッキにテントを張った後、熊伏山を登りに行った。体力的に限界をすでに超えていたが、どうしても熊伏山から最後に深南部の山並みを眺めたかった。ただただ無心で登って降りてきた。山頂からみる夕日に染まる山並みは絶景以外の何物でもなかった。下山の最後の10分はヘッデン歩きになってしまったが、大満足でこの快晴の1日を終えた。
◆11/26(日) 曇り時々晴れ
夜中の青崩峠は物音一つしなかった。これ以上ないほど熟睡でき、快適な目覚めで朝を迎えた。15分下ると車道に出て、さらに下り続けると足神の水という湧き水があった。ここでたっぷり水を飲んだ。
今年開通した青崩峠トンネルの入り口がどこだか探してみたが、よくわからなかった。トンネルまでの道路も全然整備されていない。穴は開いたとは言え、道路の開通まではまだまだ時間がかかりそうだ。
3時間ピッタリで水窪町のバス停に到着した。バスと遠鉄で浜松に出た。温泉に入って食事した後、モンベル浜松店に立ち寄った。大井川源流部で知り合ったIくんが働いているので、顔を出そうと思ったのだが、お仕事中なのに1時間近くも立ち話をしてしまった。申し訳ないのでガス缶も買った。
浜松からは新幹線で小田原まであっという間だった。小さなアクシデントはいろいろあったが、致命的な事故なく無事に縦走を終えることが出来て本当に良かった。
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この縦走を計画・実現するにあたっては、カエルさんとkiha58さんの記録を参考にさせていただきました。深くお礼を申し上げます。私もまだまだ深南部の山を登っていきたいです。
カエルさんの記録:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6063349.html
kiha58さんの記録:
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2601986.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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このあたりの山は憧れでいつか歩きたいと思っているからか、記録を読むのにドキドキします。
好む山域が似ると、山で出会うのは必然のようになってきますね。
以前寸又のほうで山好きな伯父とばったり会い、驚いたことがあります。
ありがとうございます。とりあえず疲れましたが合地山は面白かったです。タケナギ沢で水場を発見出来たのもいい経験でした。
私も深南部で同じ人に数年たって2回お会いしたことあります。初対面かと思ったら、あなたにお会いしたことがある、と言われてちょっと怖かったです。類は友を呼ぶというやつですね😅
スライドした後、熊伏まで行ったんですね。青崩峠のウッドデッキも天幕にgoodです。
また、深南部でお待ちしてます!
何とも奇遇でした。お目にかかれて光栄です。水は3.5リットルで2日間持つかなと思ってましたが、全然足りませんでした。2日目の前半までは結構気温も高かったので。タケナギ沢は深南に慣れている方ならそれほど苦労なく水は取れると思います。少なくとも大根沢山のブナ沢や六呂場の水場よりは距離が短くて楽でした。ただ獣密度が濃そうなので、ちょっと気になります。
青崩のウッドデッキのテントはめっちゃ快適でした。あまり大きな声では言えませんが😅 写真を取ったのですが炎上したら嫌なので載せません。
また晩秋に深南部に行こうと思っておりますのでよろしくお願い致します。この度は本当にありがとうございました。
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