八ヶ岳縦走(権現岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳)

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)

• GPS: 56:00
• 距離: 18.8km
• 登り: 1,766m
• 下り: 1,859m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:10
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:10

10:30 観音平
11:30 11:30 雲海
13:40 青年小屋

2日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 1:10
• 合計: 6:30

7:40 青年小屋
8:10 8:10 のろし場
8:50 9:00 権現小屋
9:10 9:10 権現岳
10:00 10:00 ツルネ
10:40 10:50 キレット小屋
11:40 11:40 天狗尾根の頭
12:50 13:40 赤岳頂上
14:10 赤岳天望荘

3日目

• 山行: 4:40
• 休憩: 2:00
• 合計: 6:40

7:30 赤岳天望荘
8:20 8:30 横岳
9:20 9:40 硫黄岳小屋
10:00 10:20 硫黄岳頂上
10:40 10:40 赤岩の頭
11:30 12:30 赤岳鉱泉
13:10 13:20 美濃戸山荘
14:10 美濃戸口

天候

初日:雨のち曇り　二日目:晴れのち雨　三日目:晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路:新宿よりスーパーあずさで小淵沢下車。
小淵沢よりタクシーで観音平へ(タクシー料金3600円)。

復路:美濃戸口よりバスで茅野へ。
茅野より甲府経由〜スーパーあずさで新宿下車。

コース状況／危険箇所等

・最も危険な箇所はキレット小屋からのルンゼのガレ場の急登。
　前後に登山客がいる場合は落石に細心の注意をはらう事。
　中途半端な大きさのもろい岩が多く不安定な急登が続く。

・天狗尾根ノ頭のトラバースは想像よりも危険ではない。
　取り付くハシゴの一歩目は慎重に。

・赤岳〜横岳の間は険しい岩場が続くが整備は行き届いている。
　ただし雨風が強い場合は地蔵尾根を降りたほうが無難。

・三日通して風速8m〜15mほどの強風が吹いていた。
　特に西からの横風には岩場でバランスを崩さない様に。

写真

7/17 10:29

タクシーで観音平へ。
今回は大名登山(笑)。

7/17 10:39

小雨交じりの樹林帯を行く。

7/17 11:31

「雲海」到着。周囲はガスの中。

7/17 13:40

青年小屋着。あたりは静けさに包まれている。

7/17 16:48

編笠山上部はガスに覆われていた。今回は頂上アタックはパスして明日以降に備える。

3/7 4:04

夕日を浴びる富士山。

7/18 17:59

青年小屋の夕食。
ボリューム満点(^o^)

こちらは青年小屋の朝食。
シュウマイが大変美味。

7/18 7:36

「遠い飲み屋」の提灯。夜の宴は10時過ぎまで続いた。

7/18 7:40

小屋の前にある【ラブランコ】。
1人で乗ったら転げ落ちそうになった(^_^;)。
どうやらカップル専用のブランコらしい(笑)。

7/18 7:45

翌朝。小屋を出発。編笠山山頂が顔を見せ始めた。

7/18 8:11

【のろし場】到着。
戦国時代にここで煙を焚き、敵からの襲撃に備えていたらしい。

7/18 8:38

ギボシの登り。権現岳山頂が近い。

7/18 8:49

権現小屋着。

7/18 9:07

権現岳山頂にて。

7/18 9:16

権現岳を越えるといきなり現れる61段の「ゲンジー梯子」。
見た目ほど怖くはない。

7/18 9:50

ツルネ方面を望む。

7/18 9:54

清里方面を見下ろす。

7/18 10:02

ツルネに到着。
【ツルネ】とは連峰の意味。

7/18 10:12

キレット鞍部に下り続ける。

7/18 10:43

キレット小屋到着。

7/18 10:48

大天狗がいかめしい。

7/18 10:53

ツルネと権現岳を振り返る。

7/18 10:56

本日の核心部に突入。400m一気の登り。
(人の小ささに注目)

7/18 11:11

ルンゼ状の岩場をつめてゆく。

7/18 11:16

不安定な岩場の連続で登り辛い。

7/18 11:20

ガレ場の急登が連綿と続く。
感覚的には北穂高岳の急登(大キレットから)よりハード。

7/18 11:40

天狗尾根の頭を通過。渦を巻いている風が見えた。

7/18 11:45

難所通過中。

7/18 12:48

赤岳直下で冷たい雨に打たれる。
慌てて頂上小屋に飛び込んだ。

7/18 13:05

赤岳頂上小屋特製・激辛カレー。
辛さで体の冷えがどこかにすっ飛ぶ(笑)

こちらは赤岳天望荘の夕飯。
バイキング取り放題♪
Ψ(￣∇￣)Ψ

7/19 6:37

翌朝。ガスと強風の中、7時過ぎまで小屋で待機。
ようやくガスが晴れてきた。

3/8 16:50

地蔵の頭。

3/8 16:47

横岳に向かう。

3/8 16:57

二十三夜峰付近。ハシゴ付近は渋滞。

3/8 16:53

富士山が美しい。

3/8 16:55

友人G。

3/8 16:58

日の出岳へと向かう。

3/8 17:25

西側のトラバースは強風のため一気に体感温度が下がる。

3/8 17:36

ハシゴの連続。

3/8 18:09

三点支持は確保しましょうね。
(^^;)))

7/19 8:43

横岳山頂到着。

3/8 18:22

危険地帯はここまで。
硫黄岳への気持ちいい稜線が続く。

3/8 18:38

硫黄岳山荘。
トイレのキレイさにびっくり(ウォシュレット完備)。

3/8 18:47

白コマクサが咲いていた。

7/19 10:10

登ってきた道を振り返る。

7/19 10:10

硫黄岳山頂まであと僅か。

3/8 19:41

硫黄岳に到着。

7/19 10:27

恒例の三角点踏み。

3/8 19:21

横岳・赤岳・権現岳・阿弥陀岳。
八ヶ岳の最強布陣。

3/8 19:21

主峰・赤岳

3/8 19:21

怪獣・横岳

3/8 19:21

孤高の阿弥陀岳

3/8 19:22

遥か遠くに権現岳。
あの山を越えてきたのか…と達成感に浸る。

3/8 19:17

爆裂火口に驚愕。

3/8 19:17

天狗岳、蓼科山方面。

3/8 19:57

赤岩の頭にて。
ここから先は樹林帯を下り赤岳鉱泉へ。

3/8 20:46

苔むした樹林帯を行く。

3/8 20:49

赤岳鉱泉に到着。

3/8 21:02

昼のランチメニュー。

7/19 11:51

マレーシアカレーを注文。

「今日の夕食はステーキだ！」と、
この夜宿泊する人達から歓声が上がってた。

3/8 21:53

赤岳鉱泉を出発。
すでに上空はガスがかかっている。

3/8 22:11

ジメジメして下りにくい南沢はパス。
下りは北沢を選択。景観もこちらの方が良い。

3/8 23:24

美濃戸山荘に到着。涌き出る水が冷たくて美味しかった。
(*´∇｀*)

撮影機器：

PowerShot S120 CANON

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

Sirozou

去年に引き続いて八ヶ岳縦走。今回はグレードを上げて権現岳からキレットを越えて、赤岳〜横岳〜硫黄岳と縦走しました。

初日は青年小屋泊。「遠い飲み屋」の愛称通り居酒屋を思わせる夜の宴でしたが、翌日縦走を控えている方はお酒はほどほどにしましょうね(((^^;)

二日目、肝心のキレット越えは緊張の連続。いつもは冗談を言いながら登る小生と相方もこの時は集中してひたすら無言で登り続けました。常に落石を警戒しながら登る危険なルートです。

三日目、夜中から朝にかけて台風並みの強風とガスに覆われ、多くの登山客が早々に出発する中、小生共は祈る様な思いで出発時間リミットまで小屋で待機。
すると次第にガスが晴れ一気に視界が広がりました＼(^o^)／
これもひとえに日頃の精進のお陰か(⬅違う)。

硫黄岳から先は、越えてきた八ヶ岳の稜線を左手に眺めながら凱旋気分で下山しました。
やっぱり八ヶ岳は面白い！(^o^)v