扇沢から天空の地:五色ヶ原へゆるゆる山行〜
- GPS
- 10:17
- 距離
- 26.6km
- 登り
- 2,231m
- 下り
- 2,585m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 5:59
天候 | 1日目:☁ときどき☀ 2日目:☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
am5:30に扇沢駅に一番近い無料駐車場(50台位)が満車! で、ちょっと降りた無料駐車場(50台位)へたまたま整地されてない場所が運良く空いていて停めました。ここも結局この後直ぐ満車に! 26日朝戻ってきたら、相変わらず満車のままで、空きスペースはすべて埋まってました。(驚! ◆25日 扇沢駅(始発7:30)〜 トローリーバス 〜 黒部湖〜 ケーブルカー 〜黒部平駅 ◆26日 黒部湖駅(始発8:05)〜トローリーバス〜扇沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山届 いつもネットで登山届提出してるので場所はよく判りません。 ◆危険場所 特にありませんが、雪渓渡りも今の時期は凍結してないので、キック使えば特に問題無しです。 |
写真
感想
今回は今年行ってみたい所のひとつだったのもありま
すが、先々週赤牛岳山頂から五色ヶ原が実際見えて、
「雲ノ平みたい。これは行くしかない!行きたい!」
ってことで、扇沢起点にループルートで行くことにな
りました。
《DAY1》
◆扇沢駅
朝から無料駐車場は満車でいきなり戦意喪失となり
ますが、取り敢えず何とか停車できて、5:30から切
符売り場前、6:50から販売開始。
で始発7:30まで待機。(もう、うんざり↓↓↓)
◆黒部平駅〜東一ノ越
黒部平駅でようやくヒトゴミから開放されますが、
「さて、登山口へはどう行けば。。。」
近くのスタッフらしき方に聞いて、売店奥を抜けて
外に出られるらしい。
で、「そこから藪藪なので気をつけてください。」と
のことでした。
外に出ると標識は一目瞭然。登山道も最初のうちは
藪もなく行けますが、しばらくすると笹がいっぱい生
えていて、確かに藪藪でした。
でも、ルートははっきりしてるので迷うことなく進
めます。
頭上にはロープウェイで楽々大観望へ行く皆さん。。。
さぁ、張り切って登り上げます。
途中、何度か雪渓渡りがありますが、つぼ足でも不
安無くザクザクと歩けます。
そして、東一ノ越辺りが見え始める広いカール状の
場所に着くと、そこから30mくらい雪渓を登り上げま
す。先月の針ノ木雪渓を思い出します。
最後の100m位は角板の段が作られていて登り易く
なります。
下を振り返ると、3人のグループ登山者が自分と同じ
ルートを登り上げていました。
◆東一ノ越〜一ノ越山荘
東一ノ越へ乗り上げると素晴らしい、でもいかつい
3岳(龍王、鬼、獅子)が出迎えてくれます。
その迫力に目を奪われました。
3岳を横目に見ながら、快適な岩ゴロ道を進むと、
鞍部に一ノ越山荘が見えます。
到着してみると、子供からお年寄りまでどこから
来たの?っていうくらいの混み具合。そこからさら
に雄山へ向けて蟻のように連なる登山者の姿。。。
休憩もそこそこに出発です!!
◆一ノ越山荘〜獅子岳〜ザラ峠
ここから登山者は居なくなると思いきや、流石に
夏山シーズンゆえ、行き違う方も、同じルートを行
く方もたくさんいました。
ま、でも混雑するほどのものでもないので、追い
抜きもそれほど気を使うこと無く行けます。
龍王岳-鬼岳間と鬼岳-獅子岳間で大きな雪渓のト
ラバースがありますが、関係者の方が綺麗に雪の階
段や道を切ってくれているので、つぼ足で歩行でき
ました。
獅子岳山頂ではたくさんの方が昼食休憩していま
したが、良いペースで来てるのでそのまま進みます。
ザラ峠へは結構な急降下で滑り易いザレ道なので、
慎重に降りて行きます。
途中ご年配の方20名くらいのパーティを追い抜き
ますが、皆さん健脚で羨ましい限り。(^_^)
◆ザラ峠〜五色ヶ原山荘〜キャンプ地
登り返して、いよいよ台地にぽつんと山荘が見え
ます。
「とうとう来ました。なんとも言えない不思議な
雰囲気です。」
木道を進んで山荘でキャンプの受付。で、食事は
できるか聞いてみたところ、
うどんならできるとういことでビールと一緒に注文。
「ここでは宿泊者以外は基本食事はできないのか
なぁ。。。」
今日もサイコーのぷしゅ〜(^_^)vです。
食事の後はまたビールを買って、キャンプ地へ。
キャンプ地は既に10張りくらいあって、スペース
は岩が多いところなのであるようであまり無いです。
雪渓下の平らなところに張って、早速またぷしゅ〜
(^_^)v
適当に眠くなったところで眠りに就きました。
《DAY2》
◆キャンプ地〜平ノ小屋
am2:00起床。まだ周りのテントは明りが点いて
ない。
テント内で簡単に食事して、テント撤収。
まだちょっと肌寒いのでダウンを引っ掛けて、
いざ出発!
うっすらと空が白みだした頃の稜線は何度見ても
美しい!!
「これが見たくて山に来てるようなもんかも。。。」
登山道は最初木道で、続いて岩ゴロで歩きづらい
感じ。でもルートは明瞭。
次第に急坂になると、樹林帯に入ったり、抜けた
りを繰り返して、時折黒部湖を見ながら降りていき
ます。
ただ、昨日の疲れなのか左足裏に鈍い痛みが歩き
出しから取れなくて、気にしていたら浮き石にスリ
ップダウン。。。
身体はなんとも無かったけど、買ったばかりのス
トックの頭部がもげた。。。ショック
水の音がし出した頃に黒部湖が近づいてきて、犬
吼えが聞こえてきたらそこは平ノ小屋でした。
小屋の方に「渡し船乗りますかぁ?」って聞かれ
ましたが、時間的に始発が出る頃だからかな?あま
りこの時間帯に登山者が来ることは無いようです。
◆平ノ小屋〜黒部湖駅
始発のトローリーバスに乗りたいので、先を行き
ます。
ここからは標高差があまり無いので楽かなぁって
思ったのは間違いでした。
先々週と同じ。丸太の橋に階段の登下降の連続。
登山道も全体的に狭く、さらに地味なアップダウ
ンが続くので、思ったより体力消耗します。
後半はやっと丸太も無くなって、スピードウォー
クでペースを上げて、ロッジくろよんに到着!
ここで自販機のジュースを買って飲んで早々に出
発しますが、黒部ダム方面と黒部平・東一ノ越方面
の分岐を間違えてロスト。
直ぐに気付いてさらにスピードアップ!
最後ギリギリで黒部ダム駅に到着。階段を駆け上
がって始発に滑り込みセーフ!
「ジャスト2分前、しかも5台のバスのうち乗客
自分一人〜♪」
貸切で扇沢駅に到着。
無事今回も怪我無く、ほぼ予定通りに終了!!
良い旅がまたひとつできました!(^o^)!
それにしてもこの酷暑は山行にとって大敵です
ねぇ。 今後の予定を考えなくては。。。
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