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Yamareco

記録ID: 6848976
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

檜洞丸+α(源蔵尾根分岐、金山谷乗越)

2024年05月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:40
距離
12.5km
登り
1,493m
下り
1,493m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:49
休憩
0:49
合計
6:38
距離 12.5km 登り 1,493m 下り 1,493m
9:40
9:43
36
10:19
10:20
38
10:58
49
12:03
12:16
5
12:21
12:22
30
12:55
13:02
3
13:05
13:11
46
13:57
13:59
4
14:03
14:19
13
15:06
25
15:31
41
16:12
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
2024年05月25日 12:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
5/25 12:07

感想

20240525檜洞丸+α(源蔵尾根分岐、金山谷乗越)・行程
https://youtube.com/shorts/TWZctil6Qos?feature=share
20240525檜洞丸+α仝衆トイレの案内
https://youtu.be/m0loa9inEy0
20240525檜洞丸+α檜洞丸
https://youtu.be/dZDUw0paiUc
20240525檜洞丸+α川を渡る
https://youtu.be/t3jtH0XyuDQ
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下見
西丹沢ビジターへ行き檜洞丸のシロヤシオの質問をすると、専門家らしい人が対応してくれ、シロヤシオはちょうど今が見頃であること、去年に比べて咲いていないこと、今の時期は混んで進めなくなることがあること、山小屋が少ないので基本は食料と飲料水は自分で用意すること、シーズンが過ぎると人が少なくなって怪我して身動きが取れなくなっても誰も通らない可能性があることなどを教えてもらう。施設には花の状況や、気温などの情報が書かれていてトイレもある。また市販のアイスが売っていて、外に飲み水が入れられる場所がある。
箒杉の水という場所で水を汲んで飲んでみる。都会の水道水の嫌な味がしない。左に「奥丹沢鬼嫁倶楽部」と書かれたマークがある。何なんだろう。「焼津ボートのりば」と書かれた案内板を見て、静岡県の焼津市を思い浮かべるが、きっと関係はないだろう。「カレーとカフェ創作」が気になる。
道の駅山北の南側の上の方に高架が建設されている。おそらく原付は通れない道路なので、興味が沸かない。道の駅の売店には野菜や惣菜、パンなどが置いてある。休憩スペースの上の方にいくつかツバメの巣があり、子育ての様子が観察できる。ふきのとうが入ったふき味噌と半額になった炊き込みご飯を買って帰宅する。

当日
予定通り、シロヤシオを見に行くことにする。去年の6月26日は蕎麦粒山の山頂よりちょっと手前でシロヤシオをギリギリ見ることができた。こちらのシロヤシオはどんなものなのか、比べてみよう。 昨日は職場の歓送迎会があり、帰って3,40分散歩をし、いつのまにか寝落ちしていて、いつものように早起きしてしまった。多分3時間も寝ていないのだが、まぁなんとかなるだろう。
9時より少し前、道の駅で調理パンを一つ買う。西丹沢ビジターセンターの駐車場は車でいっぱいだがバイク置き場はまだ隙間がある。なぜかどのバイクも後ろから駐輪している。わたしは一台分は入るスペースに前から突っ込んで止める。登山の準備をし、トイレを済ませると、飲み水を汲めるところの前を通って川の方へ行こうとしていたグループに、施設の人がそっちには道がないと呼び止めている。出発したばかりだと言うのに心配な集団だ。私はFacebookに出発の記事を投稿して、ヤマレコとYAMAPとRUN TRIPのアプリの計測を開始してから出発する。職場の人には、道志の方から縦走できるとか、下の方から上がる道があるとか別のルートを教えてもらっていたが、当初予定していたルートで歩くことにする。キャンプ場の施設を過ぎ、少し歩いたところの右側に道標があり、クマ注意の板が設置されている。いきなり沢沿いのなんだか山道らしい道になり、これが西丹沢かとワクワクする。道が濡れているので慎重に登る。しばらくしてなだらかな道が続き、下からの道へ行ける分岐がある。帰りはこっちから帰ろう。しばらく歩くと、川の音と人の声が聞こえる。十数人のグループが川を渡ろうとしていて、年配の女性がポールで支えながら川の岩の上を歩いている。まだ数人いるので、周りの景色を撮影したり、ルートを確認したりする。最後のしんがりを務めている男性の後を歩き、川を渡り、川下の方の写真を撮り、奥へ行くと、別のグループが休んでいる。もう一つ川を渡ると、他のグループも休んでいて、引率の人が、ここから急になると伝えている。ここからは経験者向きの道になると言ったことが書かれている。前に人が見えなかったので、念の為しばらく熊鈴を鳴らしながら登っていく。鎖を掴みながら登ったり、確かに初心者向きではない道を登っていく。老人たちのグループや5,60代の夫婦、女性二人組を抜かしていく。展望台に着くが、展望がよくない。曇り空だからか、葉が茂って景色を遮っているのかはわからない。地図には展望園地とあるが、左側の上の方に山が見えるくらいだ。何組もの集団を抜かし、右側の紫色のツツジやほとんど枯れたシロヤシオを撮影し、少し歩くと左側に一本だけまぁまぁシロヤシオが咲いている。順番を待って撮影をする。平坦な木の道になり、道が2本になっていたりするが、両方とも別のグループが歩いていて抜かせない。仕方ないので列の後ろに着いて周りの景色の写真を撮りながら歩く。道の下には大きな葉の植物が咲いている。以前、甘利山の小屋の年配の女性に黄色い花が咲くと聞いたことがある植物に似ているが、その植物かわからない。木の道を過ぎた後もしばらく列の後ろを歩いていたが、なんとか追い抜いて、檜洞丸へたどり着く。山頂は人が多く、落ち着いて撮影ができない。道の駅で買った調理パンを食べ、少し歩いてから戻って、時間をずらすことにする。公衆トイレや青い小屋を過ぎ、どんどん下って行くと、サングラスをつけ、2本のポールを持った20代くらいの女性が降りて来たので、追い抜いてもらおうと待っていると、女性にこれから蛭ヶ岳へ行くのかと聞かれたので、スクーターをビジターセンターに置いて来たので行けるところまで行って帰ってくるつもりだと伝える。追い抜いてもらったあと、これからどこへ行くのか聞いておけばよかったと後ろ姿を見ながら思う。少しして40代くらいの紫の厚手のコットン生地のTシャツの男性に追い抜いてもらい、源蔵尾根の分岐まで行くと木陰で男性が座って休んでいる。私もこの辺りで休みたいのだが1人の空間を邪魔したくないので通り過ぎる。分岐の道標は「源蔵おね」と「おね」がひらがなだ。何か意味があるのだろうか。「おね」と言えば、豊臣秀吉の正室の名前ではなかったか。関係はないだろう。小さな「ぇ」をあとにつけたら愉快な感じになりそうだ。そこからハシゴがあったり、橋のような道があったり、急な岩場になっていたりして難易度が上がる。前に追い抜いた女性が上のハシゴで苦戦している。そんなに差がついていなかったのか、どこかで一休みしていたのかわからない。こういった岩場はポールを持たない方がいいのに、見ていて心配になる。勢いよく降りていただけで、まだ慣れていないのかもしれない。大学に入ってから登山を始めたくらいだろうか。ということは20歳前後くらいだろうか。目を凝らしてよく見てみると若く見える。そういえば、神奈川に越して来て山に登るとき、一度もポールを持って来ていない。以前怪我をしたとき、もしもの時のために一本くらいは持ってくるべきだったと痛感したはずなのにまた忘れている。まぁでも丹沢くらいなら大怪我しても自力でなんとか帰ってこられそうな気がする。急な道を登り、平坦な木陰の道になる。もう少し先に進んでから帰っても暗くなることはないが、1時とキリがいいし、降りて来た道を登らないとならないので、この辺りで引き返すことにする。危ない道を降りて、源蔵尾根の分岐に戻ると先ほど休んでいた人が立って三脚がついたカメラを持って写真を撮ろうとしていたので、後ろからどこへ行って来たのかと質問する。車で広河原の方まで来て一周回って来たらしく、昔は蛭ヶ岳も回っていたと言う。それから、昔は誰もいなかったのに、今は人が多くて困るとか、お年寄りが多いとか、小屋に入ったら老人ホームかと思ったとか、横浜から来ていて、16号や246号が混むらしく、橋本あたりからは脇の道を走っているとか、昔は250ccのバイクで走っていたとか自分のことを話しだす。勢いよく話すので話に入っていけない。話を聞いていると、少し私の考えやスタイルに近い人であることがわかってくる。私も今住んでいる地域の交通事情や、時間をずらして登って撮影する話などをする。挨拶をして山頂の方へ登っていくと、お年寄り4人組とすれ違い、女性2人組に話しかけられ、今日は蛭ヶ岳の小屋で泊まって、明日鍋割山へ行く予定だけど、歩くルートを今日考えると言うので、以前に県民の森の駐車場から、鍋割山に登って、金冷しから降りて、堀山の家から駐車場の方まで歩いた話をしていると、お年寄り1人が降りて来て通り過ぎる。女性たちにお気をつけてと挨拶され、お互いにと返す。少し歩くと、先ほど彼女たちには自分の話しかしておらず、金冷しから大倉に降りれるという話をしなかったことを思い出して後悔する。公衆トイレが150m先にあるという案内板のところで撮影し、小屋に着くと、お年寄りの集団が小屋の前にいて中に入ろうとしている。トイレを見学し、山頂に戻るとグループが標柱の前で撮影をしてビジターセンターの方へ降りて行く。あんなに人がいた山頂が貸切状態になり、ゆっくり撮影をするが、ときどき2人組が蛭ヶ岳の方から歩いて来て、撮影の妨げになる。2組目の2人組が去った後は長い間一人になり、心も体もリフレッシュされていく。降りる準備をしていると、ビジターセンターの方から男性が一人やってくる。ザックを見るとキャンプでも出来そうな装備だが、今夜はどうするのだろう。しばらく誰もいない道を降りて行き、途中から何グループも追い越し、川を渡って、分岐の下の方の道を降りて行き、再び川を渡って歩いて行くと、車が見え、トイレや他の建物が見える。どうやらキャンプ場のようだ。出入り口を出てビジターセンターの方を見ると富士急のバスが止まっている。ビジターセンターに入り、トイレを借り、スクーターで着替えて、スクーターを入り口近くの駐車場に停めて水を汲む。やはり、この辺りの水は静岡の水と同じで変な味がしない。神奈川の水道水の変な味の境目はどこなのだろう。調べてみよう。酒屋に寄り、お土産になる者はないか見てみるが、欲しいものがなく、足柄茶の漢のボトル緒購入し、レジに置いてあった地図などをもらって、女性の店員に、この辺りの山を登って行きたいと思うが、おすすめの山はないか質問すると、山庭詳しくなかったようで、近くにいた女性のお母さんらしき店員さんに助けを求めるがわからない様子で、「お父さん」と外にいたかなり年配の男性を呼んでくれ、地図と外に出て、湖の奥に見える大野山を紹介してもらい、地図で不老山も教えてもらう。大野山は山頂付近までスクーターで行けてしまうみたいなので、登山を楽しむことはできないかもしれないが、いつもとは違う楽しみ方ができるかもしれない。情報収集をして計画を練ろう。道の駅山北に一休みするため入ると、駐車場に大型のバイクが2台止まっている。この辺りを走るのも気持ちが良さそうだ。たまには登山をしない旅をするのもいいかもしれない。
今回はちゃんとシロヤシオが見られなかったので、比較ができない。来年リベンジしよう。余裕があれば、蕎麦粒山の奥の高塚山のシロヤシオを見にいきたいものだ。大札山に寄らなければ、一息で行けるだろう。山犬段の小屋に泊まってもいいかもしれないが、今の家からは遠いので一泊するのは考えものだ。

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