伊豆ヶ岳 (正丸峠で鹿と出会う)
- GPS
- 04:28
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 593m
- 下り
- 601m
コースタイム
- 山行
- 3:30
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 4:26
天候 | 曇天。涼しい。正丸駅の山小屋食堂では暖房入れてた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
正丸駅から正丸峠経由で伊豆ヶ岳に登り、伊豆ヶ岳から亀石経由で正丸駅に戻ってきました。
ポピュラーなコースですが、意外に人がいなくて、静かな山を楽しめました。
正丸駅に9時半頃到着。同じ電車で20人くらい降りました。ランの人、ハイクの人ですが、団体はいなくて、皆さん駅前でトイレに行ったり、スポーツドリンク買ったりしてから、バラバラに出発してゆきました。
最初は人家横を通る林道を30分ほど行きます。これがウォームアップになります。そして馬頭観音のほこらのあたりから山道です。これも歩きやすい。おさるこうというほこらの先で道が二手に分かれます。西武鉄道のハイキングマップは右ですが、これは林道に出て楽々正丸峠に着くルートです。今回は左の谷筋のコースを登りました。
沢は水が少なく、でも道はしっかり濡れていて滑りそう。何回か沢を渡っているうちに高度を上げて行きます。駅から1時間ほどで正丸峠。標高差300mほどを登りますが、道はしっかりしてるし歩きやすく、迷うところなし。
正丸峠の茶店の手前で鹿に出会いました。山で鹿に会うときは大抵何頭かのグループなのですが、今日は一頭だけ。しかも防護柵の中。ルートのすぐそばですが、我々が近づいてもチラリとこちらを見ただけで、悠然と食事を続けていました。
尾根に出て、右に回り込めば正丸峠ですが、今日は寄らずに左に折れて伊豆ヶ岳に向かいました。
尾根の道は広くて快適。南側斜面はぶな、北側斜面は杉の植林です。いずれの側も眺望ありません。駅から1時間半ほどで小高山山頂です。ここからは横瀬二子山が見えます。武甲山が見えれば良かったんですが手前の尾根が邪魔で見えません。今回のコースで眺望といえば、ここだけです。しっかり堪能しました。
さて、いよいよ今日の核心部。男坂は何年も前から立ち入り禁止になってるのは知ってましたが、女坂もダメとは知らなかった。その中間の道経由というなんとも曖昧な道標が示すルートを行きました。最後の10分ほどは急坂です。巻道もあるがあまり変わらない。ロープ張ってありますが、ロープに頼らずに行った方が確かです。がれ場のようなところがあるので、落石しないよう気を使いました。
この最後の登りは短いのですが、山に登った感が得られるので、なかなかいいです。途中で小さな子供が両親と登っていたので、励ましたら、にっこりしてくれました。
伊豆ヶ岳山頂付近はなだらかになっていて、お湯を沸かしてカップラーメン食べるグループや、木々の隙間から遠く関東平野を見透かそうとする人など様々に過ごしていました。
伊豆ヶ岳山頂から正丸峠に戻りました。途中でも2箇所ルート間違えやすいところがあります。一つ目は伊豆ヶ岳と小高山の間の尾根から正丸駅に降りる分岐の箇所。五輪山山頂の分岐は、道幅が広い立派なルートでしたが、荒れているとの情報があったのでパス。小高山手前の分岐は、尾根の道が2本あって、ひとつは巻道でそちらに行ってしまうと分岐を通り過ぎて小高山に戻ってしまうので注意。尾根伝いに登ったところに分岐の標識があります。
二つ目は、先の分岐から急坂をどんどん降って行く途中、ずっと尾根を降って行くのですが、途中で右の谷に降りて行きます。まっすぐ尾根を進めるような道があるようですが、ここは地図通り谷に降りて行く。ヤマレコの足跡見ると尾根を行く人もいるが途中で途絶えてる。谷に降りるとそこに亀石というとても大きな岩があってそれが先の尾根を形成している感じ。尾根をいくといずれ岩の先の崖に出るのかもしれない。
亀石過ぎれば40分ほどで正丸駅です。伊豆ヶ岳山頂からの下りは1時間半ほど。いい感じのハイキングでした。
なお、花は、フタリシズカが全コースで咲いていたのと、麓でマルバウツギが見られました。そして一株だけですが、クリンソウが咲いていました。
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