チュクンリ〜カラパタール〜ロブチェ東峰・・エベレストには届かず(泣
- GPS
- 248:35
- 距離
- 218km
- 登り
- 12,416m
- 下り
- 9,933m
コースタイム
- 山行
- 9:04
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 9:14
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 3:05
- 合計
- 9:15
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:40
- 山行
- 12:52
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:52
- 山行
- 12:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:05
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:04
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:36
- 山行
- 8:00
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 8:45
- 山行
- 7:56
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:56
- 山行
- 14:36
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 14:36
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:16
- 山行
- 2:05
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:05
- 山行
- 4:07
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:07
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:38
- 山行
- 10:27
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:27
- 山行
- 5:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:10
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:04
- 山行
- 9:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:12
- 山行
- 5:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:00
- 山行
- 9:05
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 9:24
天候 | 天気は全般に昨年同時期より良かったですが、C(キャンプ)3〜C4の吹雪&霧とC4からのサミットプッシュ開始時間帯の暴風が残念 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
飛行機
*アクセスやエベレスト街道の現地状況は、昨年のレコ参照 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5476102.html https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5476429.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
EBC(エベレストベースキャンプ 5300m)〜C1(5900m)は崩落した氷河の中を縫って進むアイスフォールの通過で、クレバスのジャンプ、梯子、ユマーリングと懸垂下降の垂壁などまさに氷のフィールドアスレチック・・筋肉に余裕がある登りはワクワクでしたが、疲労で筋肉が弾力を失った下山時は命最優先の苦行ルートに C1〜C2(6300m ABC)のウェスタンクームは、クレバスを迂回しつつ進む緩斜面 C2の先からのローツェフェースはフィックスロープをユマーリングで登る急坂・・立っているだけで消耗していく斜度で、上部は岩雪ミックスのイエローバンド |
写真
感想
昨年同時期に向ったヒマラヤへ今年も行ってきました。何をカン違いしたか、今回のターゲットは世界最高峰のエベレストです。
EBC(5300m)〜C3(7000m)まではほぼ予定通り順調でしたが、本格的に酸素吸入して上がれるC3からが大苦戦に。
長年放置してきた鼻炎による鼻づまり(酸素マスクで鼻かみどころか手鼻もままならぬ口呼吸で空気取り込み大幅減)で息苦しい状態。さらにはメガネ(メインメガネのフレームが直前に破断していてフィット悪いサブメガネ)とサングラスが酸素マスクと干渉してズレ、霧もあって足元見えずイエローバンドなどの岩場でも大幅スピードダウン。
鼻と目のチョットした弱点に、ここまで足を引っ張られるとは予想できませんでした。
急坂での筋持久力不足の露呈もあり、結局7千m付近からのC3〜C4(7925m)で予定CTを5時間以上オーバーする13時間超かかり、自分史上最も苦しい1日となってしまいました。
ガイド(シェルパ)に懇願してC4からのサミットプッシュ開始を深夜1時に遅らせてもらったものの、その時間帯はテントが飛ばされそうな暴風でスタートできず。
さらに“ハエが手をする足をする”で翌日の再チャレンジをお願いするも、クライアントの我がままを聞いて3人死亡させたことがあるガイドには、(山頂へ2km程ながら)サウスコルC4で2泊するデスゾーンへの進入は拒否されて万事窮す。
結局、C4手前ローツェフェース上部のジェネバスパーで辛うじて8千m越えたのが今回の最高到達地点で、サスガ世界最高峰、ラストチャンスと思って臨んだチャレンジは見事に跳ね返されてしまいました。
しかし、自分史上最も苦しい7日間だったもののチャレンジできて気分はスッキリで、「やれることは全てやった清々しさ」でイッパイです。
再スタートをさせてくれず下山決定時は少々恨めしく思ったガイドにも、「生きていればまた山を楽しめる」と感謝の気持ちに変っている所です。(耳にしただけで本年のエベレスト・プレモンスーン期での死亡者8名、合掌)
コメント
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8000mのデスゾーン、あと少しで山頂なのに、様々な思いがこみ上げた事でしょうが、無事下山が何よりだったと思います。
ガイドの判断は良かったのではないでしょうか。
映画エベレストでは、ガイドが登山客の強い登頂要請に負けて悪天候が予想される中 山頂に向かい、結果生き残ったのはただ一人だけ、ガイドも死亡したという事実に基づく内容でした。
私は4300mで高山病にかかりました。8000mなんて想像を絶します。
お疲れさまでした。
早速御覧頂きありがとうございます
力不足、高所経験不足で恥ずかしいレコですが、いい経験ができました。
確かに、気持ちだけで突っ込んで行けば無事に帰れたか未知数で、ガイドの判断は正しかったと思います。
おかげでこれからも山を楽しんで行けますものね!
遅ればせながらのコメント、失礼します。
C4での撤退の口惜しさ、ひしひしと伝わってきました。
でも無事が何よりです。
登頂か撤退かは紙一重、エベレストの女神がほほ笑むかどうかです。
チャレンジされたことが自身の勲章です!
再挑戦があるか否かにかかわらず今後も自分の山を楽しんでください
お疲れさまでした
暖かいお言葉をいただきありがとうございます
力不足で登頂はできませんでしたが、悔いを残さぬためにチャレンジして良かったと思っています。
帰国時のボロボロの姿は家族に驚かれましたし、生きて帰れて山を楽しめるのをありがたく感じているところです。
天災にも負けず登頂されたsumiさんのレジェンドには改めて感服しますし、本当にサスガですね
ありがとうございました
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