谷川連峰主脈縦走(平標山~谷川岳)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 2,398m
- 下り
- 2,065m
コースタイム
- 山行
- 9:25
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 10:55
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:谷川岳ロープウェイからバス「水上駅」下車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・岩場、鎖場あり ・水場は平標山の家のみ。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
調理器具
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
|
---|
感想
谷川連峰主脈縦走、行ってきました!
やーーっと歩けた。これでもう今年のソロ山行は思い残すことは無い。
…と昨日は思っていたけど、今日はひたすら馬蹄形や俎瑤涼録泙鯆瓦戮討い泙靴拭笑
杓子もいつか歩いてみたい…!!
なんなら山に登らなくても、天神平を散策したり一ノ倉沢も見てみたいし、ずっと遊べそうですねこの近辺。
と言う訳で(?)、長くなりますが書き殴り登山日記です↓
〈1日目〉
小雨降る中、越後湯沢駅からバス乗車。
ここで平標登山口を通過されるというトラブル!!笑
降車ボタンが壊れていました。結局折り返して30分ロス…でも雨はほぼ止み結果オーライ。
おまけに苗場プリンスホテルのとこに良さげなキャンプ場の看板も発見できた😎
苗場山に行く時はここを候補にしよう。
今回は午前中の雨と、体力温存も考えて平元新道から。
山の家に着く頃には青空。けど平標〜仙ノ倉はガス…。
前回の反省を踏まえて避難小屋泊にしたので、山の家で受付。すると小屋番さんが「一度来られましたよね」と覚えて下さってました。
避難小屋はもう一名のみ。夜は小屋番さんを交えて晩酌されていました。
私は寝る準備しながらお話を聞かせて頂いて、楽しい夜でした。
「さすがに明日は天気大丈夫なんじゃないかなあ?」と小屋番さんお墨付き。
「明日まで信用しません!笑」とひねくれ者の私ですが(?)、お陰で安心できました。
〈2日目〉
2時頃に目が覚め、恐る恐る窓を覗く。ガス無し?
こそこそと準備していたら、もう一名の方が起きてしまった。申し訳ない…。
「音とか気にせず準備して下さい!」と夜中にも関わらず爽やかだった。
ほぼ予定通りの時刻に出発。
前日は強かった風も落ち着いていて、全然寒くなかった。
正直仙ノ倉辺りまでは、今日歩くかどうか決めかねていた。決して体調が良くはなかったのと、2週間振りの登山がこれ。
今や体調万全の日なんて年に数日しかないしな😀と言い聞かせてやってきた。笑
ちょっぴり不安を抱えて、とぼとぼ階段を上がる。
後ろを振り返ると、ぼんやり月と、少しの雲海と町灯り。薄ら明るい仙ノ倉の向こう側。
少しづつ元気になる。
平標山に着くと、丁度日の出が見えた。
ここからは仙ノ倉より向こう側はまだ見えない。歩く山の一座でもガスが掛かっていたら、どうしようか。
この辺りはシャクナゲが咲いていた。
お花たちを眺めながら仙ノ倉に到着。
ガスを被っているピークは一つもない。歩く道がくっきり見えた。
ここから景色を見てようやく歩く決意を固めることができた。いざ、未到の地へ。
ここからテンションぶち上げ⤴︎⤴︎
…という感じでもなく、とりあえずペースを乱さない様に気持ちゆっくり進んで行く
(今思えば終始緊張してました)。
仙ノ倉の向こう側は九十九折りの激下り。
道自体は歩き易いけれど、前回あのガスの中進んでいなくて本当に良かった…!!
後ろを振り返ると、山の家と三角山が見えた。前回も今回も、出会った方はあそこをオススメしてくれた。今度行ってみよう。
激下り終盤には一つ目の避難小屋。そこを超えるとエビス大黒ノ頭。山頂までは思っていたより岩々していた。
このピークを超えると、今回最鞍部? の毛渡乗越まで下りて行くのですが、最初は下が見えず、どんだけ下るねんと一発目の一人ツッコミ(調子が出てきた)。
倒れた看板のところが一番低い所。右側に見える岩肌がかっこいい。
ここからしばらくはなだらかな登り。少し上がると二つ目の避難小屋がある。
そしてそこを超えた所で初めてスライド。お兄さんも今日初めて人に会ったと仰っていた。
日帰りとも言っていたけど、谷川か万太郎(土樽)どっちから来たんだろう…てか早っ。
ゆるゆるした道を登って行くと、沢を中心に残雪がたくさん見えた。
暑かったから雪は殆ど無いと思っていたけど、この時期にくるなら一番見たかった光景が見られた。季節が入り混じっているのが好きだ。
この辺りから万太郎へ行くまでに何名かスライド。そろそろ主脈の真ん中だけど、みんな早いな〜。
そして8時くらいなのに既に暑い。気温は丁度良いが風が殆ど無いので、とりあえずおしゃぶり昆布👶と梅味の柿ピーで凌ぐ。
山頂手前はシャクナゲに挟まれた細い尾根。
抜けると万太郎に到着。
山頂は虫が多くてそそくさと退散した。2,3分ほど行った所に良さげな場所があったので、そこで休憩。
といってもこんな日差しの中じゃ体は休まらないので、とりあえず水を詰め替えて、もそもそと行動食を摂って出発。
ここで間近の仙ノ倉とはお別れかな。
そしてここでようやく谷川岳が見えた。
時間的には3時間30分で着くんだけど、果たして…!?
さっきよりもこちらの方が残雪が多い。見たかった景色なので頑張れる。
しかし大障子ノ頭まではまあまあ急な岩場。鎖は無いし雨で濡れていて歩きにくかった。これ下りだったら危なかったな。
少し下りると三つ目の避難小屋。
計画ではここで長めの休憩入れる予定だったけど、そんなことすっかり忘れて出発してしまった。
そして案の定ここから足がキツくなり、ややペースダウン。
最後の避難小屋に到着するも、行動食いくつか食べておしまい(何やってんだ〜!)。
ここから先は肩の小屋まで登り。
最後の難所、長めの鎖場に差し掛かる。疲労もあって少し時間が掛かった。
今年は五竜〜唐松、西穂もそろそろチャレンジしてみたいな、なんて思っていたけれど、これじゃ無理ってことなのかも知れない。
下りてから見るとほぼ垂直だった。終盤でこれは緊張感がある。
逆方向から来る人の方が多かったけど、これは先にクリアするのが正解かなと思う。
その後も谷川っぽい岩の道が続く。
お花はここもハクサンイチゲでいっぱい。
やっと肩の小屋に到着。ここまで来れば安心、と当初は思っていた…。
歩いてきた道を前にお昼休憩。カップ麺は暑いかなと思ったけど、この辺りの方が風が吹いていたので丁度良かった。
トマの耳だけにしようかなと思っていたけど、いざピークを目の前にすると両方寄らずにはいられなかった。ここへは3年振り。
茂倉岳方面もすごく良い道。次は馬蹄形を歩きたいな、白髪門も行ってみたいし。
あとは下山のみ。
肩の小屋直下の残雪は一応チェーンスパイクを持ってきたけど、みんなツボ足で歩いてるっぽい。だいぶ小さいので落ちても平気ではあるけど。
横着して自分もそのまま行ったら怖かった。最後1m程尻セードして着地。
その後はサクサク下山…という訳にもいかず、だいぶ疲労が溜まって超スローペースで歩く。
一度歩いたことあるし大丈夫だろうと思っていたけど、とても長く感じた。ロープウェイが遠い。こんなに険しかったっけ!?
特に今日は柔目のソールの靴で来たので、終盤の岩場は堪えた。
今日は人が少なかったので渋滞はなく、それは救いだった。
樹林帯が近付くにつれて、横目に見えていた俎瑤眞福垢噺えなくなって行く。
お馴染みの熊穴沢避難小屋に到着。えーここからあと30分、、😭
ふらふらで天神平に到着…。
ここにサンカヨウが咲いてると聞いたので(しかも雨上がりで透明になっていたそう)、楽しみにしていたが探す気力もなくそのまま下山することに。
丁度水上駅までのバスが来る時間だったので、そのままさくっと帰路に着きました。
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そして三日後の現在も筋肉痛やらかして歩行困難。笑
今回の反省
・3週振りの登山
・肩の小屋までの大休憩休憩をすっ飛ばしてしまった上に小休止も足りなかった。
・谷川岳で煽りおじさんに遭遇し、意地になって撒いてしまったw(これで足を使い果たす
自分を褒めたいポイントは、水を多めに持って行った事。朝、さすがに多いから減らそうかなと一瞬迷ったのですが、結果的に万太郎で丁度半分飲み干していました。ピッタシでした。
さてさて、しばらくソロはまったりしますか。
今までの経緯も知ってるので、ようやくって感じでなんだかこちらも感慨深いです🥹
主脈の稜線本当カッコいいですよねー。何度も振り返るのめっちゃわかります…
何はともあれ晴れて良かった!次は馬蹄形ですかね🐴
ありがとうございます!! ずっと谷川連峰主脈…って言うてましたからね😂笑
ちょっと歩くだけで毎回違って見えるので、何度も立ち止まっちゃいますよね。バテはしましたが暑すぎず良い時に来られました☀️
次は馬蹄かと思っていましたが、土樽からのコースも気になり始めててまだまだ遊びに来たい感じです…!!
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